旅行・山行記録

エベレスト街道・トレッキング

ルクラ

11月25日（金）

ホームページへ戻る

トレッキング⑦：モンジョからルクラまで、12.7km、全行程8時間20分、実歩行約7時間

モンジョMonjo08:00→12:00ガート（昼食、"Lama Lodge"にて）13:15→16:20ルクラLukla

夕食：18時45分

就寝：21時頃

宿泊：ルクラ Lukla "Sherpa Lodge & Coffee Shop Lukla"

日誌

トレッキング第7日、最終日、モンジョからルクラまで12.7km。長い距離の歩きだったが、きつさは左程感じなかった。モンジョから軽いアップダウンを繰り返しながら谷間を歩く。途中上りでも寄ったベンカルの"Hotel Waterfall"で休憩。その後も度々休みを入れながら下り、トレッキング第1日目に泊まったパクディンを通過、正午ガートのロッジ"Lama Lodge & Retaurant"に到着、そのレストランで昼食。1時間あまりこのロッジで過ごし、その後ルクラまでの最後のトレッキングである。ガート(2,500m)からは上りになる。吊り橋を渡ってタドコシ(2,580m)、チェプルン(2,660m)、タルシャロア(Thalsharoa 2,687m)と少しずつ高度が上がり、そこからルクラまではやや坂がきつく、約150m上る。この最後の上りはややしんどいが、これでトレッキングが終わると思うと、元気が出る。喘ぎながらルクラの町に入る峠の門に到着すると、皆思わず両手を挙げ「バンザイ！」。この峠でしばし休憩、息を整えつつこれまでのトレッキングのことを思い出す内に、何とも知れぬ達成感がこみ上げてくるようだった。
峠からルクラの町中を下っていく。飛行場を右に見て少し進み、7日前ここに着いた時休んだターミナル前の"Sherpa Lodge & Coffee Shop Lukla"に到着した。到着は16時20分、モンジョを8時に発って12.7km、全行程8時間20分、実歩行約7時間の最後のトレッキングであった。
この宿には広間が二つあり、中庭も広々して部屋数も多い。隣接してドイツパンの店を開き、そこではビールなどを注文するこ

この日の夕食は特別にお箸付きの「うどん」が出された。味は日本のそれと変わらない。身体が温まり、美味しくいただいた。また夕食後、トレッキング最後の夜ということでシェルパの人たちが村の踊りに誘ってくれて、隣の広間で彼らと参加者一同輪になってネパール・シェルパのダンスを楽しんだ。私は長距離歩いた後だったので、さすがに疲れがたまり、その輪に加わる気力がなく、ただ見学し写真を撮っただけ、後は隣室広間のストーブの側で休んだ。
かくして、7日間にわたる我々のエベレスト街道トレッキングは終了した。私個人にとっては非常に思い出深い山歩きであり、すべてが新鮮、貴重な体験であった。

画像とコメント

（注：各画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。）

【モンジョからガートまで】

20161125_001.jpg
モンジョ"Welcome Sherpa Lodge"の部屋
　

20161125_002.jpg
廊下
　

20161125_003.jpg
食堂兼ロビー
　

20161125_004.jpg
ロッジ全景
谷間なので夜明けは遅い

20161125_005.jpg
今日はトレッキング第7日最終目
12.7km、ルクラまで戻る

20161125_006.jpg
7日前通った道である
　

20161125_007.jpg
建築現場
材料はすべて人馬が運ぶのだろう

20161125_008.jpg
"Hotel Waterfall"で休憩
　

20161125_009.jpg
ここは上りでも寄って休んだ
　

20161125_010.jpg
ポーターさんたちも何だか嬉しそうだ
最終日だからだろう

20161125_011.jpg
急坂を下る
　

20161125_012.jpg
森の中の道
　

20161125_013.jpg
谷底通過
　

20161125_014.jpg
谷底からひと登りして休憩
どことなくのんびりした感じ

20161125_015.jpg
このルートで初めて「車」を見た
若者が2人、広場で自転車を走らせていた

20161125_016.jpg
吊り橋を渡るラバの列
対岸で、ラバが通る過ぎるまで人々は待つ

20161125_017.jpg
橋を渡って一休み
　

20161125_018.jpg
集落に入った
パクディンか？

20161125_019.jpg
この先ルクラまで集落が連続する
　

20161125_020.jpg
マニ車が多くなる
　

20161125_021.jpg
集落の中を下っていく
　

20161125_022.jpg
経文碑の左側を通ることに慣れたようだ
　

20161125_023.jpg
集落の中の道
平らな石畳、歩きやすい

20161125_024.jpg
ガート(Ghat)のロッジ到着
　

20161125_025.jpg
このロッジで昼食
　

20161125_026.jpg
ロッジ"Lama Lodge & Retaurant"
標高2,600m

20161125_027.jpg
食事はスパゲッティ・トマトソース
ジャガイモ、ツナと野菜サラダ

【ガートからルクラまで】

20161125_028.jpg
ガートからルクラへ
最後のトレッキング

20161125_029.jpg
集落の中を歩く
道は平坦だ

20161125_030.jpg
荷を運ぶ動物たち
彼らに道を譲るのにも慣れた

20161125_031.jpg
ドゥード・コシへ注ぐ支流に架かる橋
対岸はタド・コシ(Thado Koshigaon)だ

20161125_032.jpg
ここでも小休憩
陽が当たって気持ちがいい

20161125_033.jpg
トレッキング再開
　

20161125_034.jpg
ルクラまでかなり長い坂道の上りだ
　

20161125_035.jpg
組み立てた鉄筋を運ぶシェルパ
またまた驚いてしまう

20161125_036.jpg
かなり上ってきた
　

20161125_037.jpg
ここで一息つく
　

20161125_038.jpg
山羊が草をむしり食べていた
　

20161125_039.jpg
最後のひと登り
あの先はルクラだ

20161125_040.jpg
峠到着
皆さん、思わず「バンザイ！」

20161125_041.jpg
7日間にわたるトレッキング終了
この峠で一休み

20161125_042.jpg
一仕事やり遂げた
というような顔つきである

20161125_043.jpg
ルクラの町を宿へ向かう
　

20161125_044.jpg
登山用具店
　

20161125_045.jpg
散髪屋さん
　

20161125_046.jpg
犬が2頭、のんびり昼寝中
　

20161125_047.jpg
ルクラの通り
　

20161125_048.jpg
ルクラ飛行場
滑走路

20161125_049.jpg
駐機場
　
　

20161125_050.jpg
宿"Sherpa Lodge & Coffee Shop Lukla"
到着時にもここで休んだ
　

20161125_051.jpg
古いポスターがあった
毎年スイス隊が
アイランドピーク登山をするとのこと

20161125_052.jpg
ゾッキョたちが運んでくれてた我々の荷
彼らがいたならば
塩を舐めさせてやりたかった

20161125_053.jpg
この"Café"ドイツパンなどがある
ビールなども飲める
残念ながら閉店が午後7時30分

20161125_054.jpg
この店の案内
　
　

20161125_055.jpg
このロッジのメニュー
表紙

20161125_056.jpg
メニュー
１RS.＝1円と考えればよい

20161125_057.jpg
メニュー
とても安い、というわけでもない

20161125_058.jpg
メニュー
"Buff Steak"を食べてみたかった

20161125_059.jpg
玄関に掲げられた"DIAMIR"の看板
ドイツの旅行会社である

20161125_060.jpg
トレッキングを終え
皆さん、心から寛いでいます

20161125_061.jpg
ショウガの飲物が美味しかった
　
　

20161125_062.jpg
夕食の食事の一つ「うどん」
身体が温まる
　

20161125_063.jpg
夕食後、食堂隣の広間にて
シェルパの人たちとダンスパーティー
私は風邪気味、見て写真を撮っただけ