旅行・山行記録

スリランカ旅行 2017

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ジャフナ Jaffna

1月18日(水)〜20日(金)

              

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© 2016 Kengo Tachibana
Created: December 23, 2016
Updated: February 19, 2017


ball_magenta2.gif 第10日目 1月18日(水):マンナールからジャフナへ、ジャフナ市内観光
  • 天候:晴
  • 起床:6時
  • 朝食:7時15分
  • 移動
  • 宿08:55[Tk]マンナール民営Bsターミナル09:40[Bs、122km、185円]
    12:30ジャフナBsスタンド[Tk]⇒レストラン"Cosy Hotel & Restaurent"(昼食)[Tk]14:10宿
  • 滞在・訪問:ジャフナ Jaffna
  • 観光:15時20分〜17時20分、Tkチャーター、ジャフナ市内
  • :地図画像をクリックすれば、別ウィンドウ拡大地図。)
  • 夕食:宿の部屋にて、カロリーメイト、ヤキトリ缶詰、ビール
  • 就寝:22時
  • 宿泊:ジャフナ Jaffna "Kais City Guest House"
  • 日誌
    • この日から3泊4日、スリランカ北部のジャフナに滞在し、近辺を訪問する。これは今回の旅行の目的の一つである。楽しみだった。マンナールからバスはほぼ海岸線に沿って北上する。車窓から見える風景はスリランカ中央もしくは南部のそれとは大いに異なり、荒涼とした平地が広がり、所々背の高い椰子の木が立ち並ぶ。ジャフナ半島に近づくと水辺が現れ、やがて浅瀬の海に新しく作られた一直線の長い車道をいくつか渡り、半島に入る。内戦後道路の整備が急ピッチでなされているようだが、未だでこぼこの古い道も残っている。
    • スリランカ内戦と戦後(参考:ウィキペディア)
    • スリランカ北部を旅行する場合、1983年から26年間続いた内戦の終結が2009年(今から8年前)である、という事実を知っておいた方がいいだろう。この内戦はスリランカ政府とスリランカからの分離独立を掲げるタミル・イーラム解放のトラ (LTTE) による戦いであるが、スリランカ政府軍がLTTE支配地域を制圧して26年にわたる内戦は終結した。内戦中、マンナール北方20kmくらいから北の地域一帯はLTTEの支配地域で、ジャフナ半島はLTTEが領有を主張していた。内戦終結後、荒廃したその地域とLTTEが一時支配していた東部沿岸地域の復興が進められている。例えば、鉄道がジャフナの北カンケサントレーまで延びているが、これはつい最近復旧したばかりである(今回私はジャフナからこの路線を南下した)。線路は枕木がコンクリート製など最新の設備で、新築の駅や駅舎は明るいオレンジ色で統一されている。観光資源、遺跡、寺院なども復元・修理されつつあるものが多い。宿泊施設は観光客が困らない程度に整えられているようだが、全般的に未だ十全とは言い難いと思う。魅力的な地域であるだけに、早急に復興がなされるよう期待している。
    • さて、ジャフナ訪問第一日目はマンナールからジャフナへのバスでの移動と、Tkをチャーターしてジャフナ市内を回るだけである。ジャフナ着は12時半だったが、町のレストランで昼食を摂ったり、宿の位置を探すのに時間をくったりして、宿に着いたのは午後2時を過ぎていた。しかし、それからでも市内観光のための時間は十分ある。
    • まず、オールド・パークの横にある県庁跡を訪ねた。ここは内戦の傷跡がそのまま保存されている。次いで、宿から北東のマ
      ンドゥリ・マナイ、サンギリ・トプ、サンギリ像を見た。いずれもジャフナ国王サンギリに関わる遺跡である。それから町中の方へ戻り、有名なヒンドゥー教寺院ナッルール・カンダスワミ見学。黄土色の壮大な楼門(ゴープラム、gopuram)がいくつも建つ大きな寺院だ。楼門は日に照らされると黄金色に輝くように見える。堂々たる形の大変立派な本堂は中を見ただけで、その中へ入るのは遠慮した。写真撮影が禁止されていたためである。
    • 最後に、海辺のジャフナ・フォート見学。ポルトガル、オランダ、イギリスなど西洋列強諸国の砦として威力を発揮したようだが、内戦中の爆撃で破壊された。オランダの援助を得て復元中とのことだが、進捗状況ははかばかしくないようだ。いっそのこと、このまま手をつけず保存しておいてもいいのではないかと、勝手に思ってしまった。私個人としては、植民地時代の遺物・遺跡を訪れたり、見たりするのはあまり気がすすまない。これはあのペルー・クスコのインカ王宮跡見学の時に感じた何とも言えない負の感情と同じである。
    • ジャフナの宿(安めの宿に泊まる時は注意を要する)
    • ジャフナの宿は町の中心から近いのだが、ブッキング・コムの地図も宿から渡されたカードの地図も間違っていた。そのため、その位置確認に苦労した。周辺を歩いて、やっとはっきり位置が分かった。また、この宿では朝7時から午後5時過ぎまで女性マネージャーが客の対応をするが、それ以外の時間は警備もしくは夜警の若者がいるだけである(彼は夜、ロビーの床に寝ていた)。彼はお湯をポットに詰めたり、コーヒーを淹れたりというようなサービスはしない。宿の食事提供はなく、彼が朝食や夕食を近くの食堂から運んでくるということはしてくれた(妙な話だが、専門店の食事なので、大変美味しかった)。廊下に冷蔵庫が置かれており、客はそこに自分の飲物、食料、ビールなどを保管しておくことができる(冷蔵庫は鍵がかかっているが、そのキーは客の分かる所に置いてある)。自分の宿の位置の間違った示し方や、夜お湯が手に入らないことに腹が立ち、最初の日の夜、次の日から宿を変わろうとさえ思ったのだが、2日目この宿の方式にもすぐ慣れ、宿変更はしなかった。この宿は町の中心から近く(歩いて10分以内)便利である。食事と飲物を自分で準備すれば、安く宿泊できるだろう。
  • 画像とコメント
  • :各画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)

    【マンナールからジャフナまで】

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    朝食
     
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    ジャフナ行民営バス
     
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    民営バス・スタンド
     
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    バスの中
    相当古い
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    後部乗降口に線香
    薄い煙を上げていた
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    バス・スタンド風景
     
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    バス・スタンド風景
     
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    ジャフナ行にも乗客がぼちぼち
     
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    マンナール島を離れジャフナへ
    橋の上からダッチ・フォートに別れを告げる
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    浅瀬の人工の道を通り
    本土へ戻る
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    ここで左折
    車掌が降りて祈りを捧げていた
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    あるバス停と道標
     
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    車内風景
    車掌は気のいい若者だった
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    荒涼たる感じの平原を走る
    平原の向こうは海のはずだ
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    例によってバスは乗客を拾って行く
     
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    これは学校
     
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    その学校の建物
     
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    国道から脇道に入ると道が悪い
     
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    これはマーケット
     
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    とある町のバス停
     
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    乗客が多くなった
     
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    水辺を通るようになる
    ジャフナ半島が近い
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    かなり大きな町を通過
     
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    新しい国道のようだ
    全般的に北東部一帯は各種整備が盛んだ
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    砂地、沼をよく見るようになる
     
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    これも新設らしい海の中の国道
     
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    一直線に伸びる海の中の国道を
    いくつか渡る
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    ジャフナ半島に入ると
    すぐはでこぼこ道
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    これまた出来たての鉄路を越える
     
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    ジャフナに近づくと道が良くなる
     
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    ジャフナ市内、県庁跡側通過
    ここはこの日、後で見学
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    県庁跡に隣接のオールド・パーク
     
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    公園の出入り口通過
    ジャフナ・バス・スタンドに着いた

    【動画】(サイズが大きいので、ダウンロードに時間を要します。ご注意ください。)
    @マンナール・バス・スタンド風景(29.0MB)
    Aスリランカ・北西部海岸を走る(19.6MB)
    A本土からジャフナ半島へ(18.9MB)

    【旧県庁】

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    バス・スタンドからTkで
    レストラン"Cosy Hotel & Restaurent"へ
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    ここで昼食
    ヌードルと果物のサラダ
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    そこから、またTkで宿へ
    この宿を見つけるのに苦労した
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    宿に手配してもらい
    Tkでジャフナ市内観光をした
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    まず、バスで来る時見たオールド・パーク
    次いで県庁跡
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    以下、No.057まで県庁跡
    ここは内戦中の爆撃の傷跡が生々しい
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    県庁跡にて
     
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    警備員と
     

    【マンドゥリ・マナイ、サンギリ・トプ、サンギリ像、ナッルール・カンダスワミ寺院】

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    マンドゥリ・マナイ
    ジャフナ国王サンギリの宮殿跡
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    以下、No.066までマンドゥリ・マナイ
     
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    結婚記念写真撮影が行われていた
     
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    写真家が色々ポーズの注文を出す
     
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    ことわって、私も1枚撮った
     
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    付添の二人の女性
     
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    花嫁・花婿の車
     
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    サンギリ・トプ
    サンギリの宮殿、または庭園の門
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    この門の先のないのが残念
     
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    サンギリ像
     
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    説明板
     
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    サンギリ像の前にて
     
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    ナッルール・カンダスワミ寺院
    以下、No.081までこのヒンドゥー教寺院
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    本堂内部の写真撮影は禁止
    これは外からズームで撮った

    【動画】(サイズが大きいので、ダウンロードに時間を要します。ご注意ください。)
    ナッルール・カンダスワミ寺院風景(18.7MB)

    【時計塔(ロータリー)、図書館、ダッチ・フォート】

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    時計塔ロータリーの騎馬像
     
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    この像も金色に輝く
     
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    時計塔
     
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    図書館
     
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    図書館玄関前、純白の像
     
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    ダッチ・フォート
    オランダが建造、面積2ha
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    以下、No.111までダッチ・フォート
    全体の形状は函館五稜郭のようだ
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    ここも内戦中、破壊された
     
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ball_magenta2.gif 第11日目 1月19日(木):ナーガディーパ島観光、宿

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ball_magenta2.gif 第12日目 1月20日(金):キーリマレー・カンケサントゥレー訪問、ジャフナ散策

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