旅行・山行記録

ペルー・ボリビア旅行

2016年2月21日(日)〜3月5日(土)

リマ
02/21・22・23
マチュピチュ
02/24・25
    クスコ    
02/26
    プーノ    
02/27
 ラ・パス@ 
02/28
  ウユニ  
02/29・03/01
 ラ・パスA 
03/02
ダラス
03/03・04・05

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Copyright © 2015, Kengo Tachibana. All rights reserved.
Created: October 13, 2015
Updated: March 30, 2016


ball_magenta2.gif はじめに
  • この旅行について
  • 昨年(2015年)1月から2月初めにかけて初めて南米旅行に参加した。ベネズエラのギアナ高地、ロライマ山登山とエンジェルフォール見学が主な目的の15日間のツアーで、西遊旅行社の企画である。今回2度目の南米旅行も14日間の西遊旅行のツアー参加で、ペルーとボリビアを訪れた。主たる目的はナスカの地上絵、マチュピチュ(ワイナピチュ登山)、チチカカ湖、ウユニ塩湖など、いずれもよく知られた名所である。自主旅行もチラッと頭をかすめたが、飛行機や宿の予約を取ったり、事前に調べて必要な各種チケットの手配をする必要があり面倒、彼の地の治安状況があまりよろしくないということで、このツアーに参加させてもらった。
    やはり結果的にはこの方がよかった。日本からの移動も含め14日間でこれだけの「観光」ができたのは専門家によるツアープランのおかげであると思う。それに重要なポイントでは連泊することになっていたのも大いに助かった。ナスカの地上絵見学ではリマで3連泊(日本から長い一日をかけてやっと着いた移動の疲れを癒やすことも考慮されたものと思われる)、マチュピチュとウユニ塩湖観光基地のコルチャニ2連泊である。
    その他、行くまでよく知らなかった遺跡、名所、何気ない風景、小さな町や村、それに人々などなど、心に残るものやことは多い。詳細は宿泊地区分別各ページで述べたが、今回の旅は素晴らしい天気に恵まれ、楽しかった。ただ、いきなり3千メートル以上の高地に移動して数日、高山病というほどのことはないがお腹の調子が狂った。しかし、このような難儀も今となってはよき思い出の一つで、これは登山での様々な苦しみと同じである。 ところで、この旅行記録を一応アップし終えて全体を見てみると、画像の多さが気になる。優に合計千枚を超えている。しかし、私的なサイトの一つの記録ということで、再度の選定はしないことにした。
  • 旅行先
  • 【ペルー】
    日本語表記:正式名称「ペルー共和国」、通称「ペルー」
    英語表記:公式名称 "Republic of Peru"、通称 "Peru"
    【ボリビア】
    日本語表記:正式名称「ボリビア多民族国」、通称「ボリビア」(または「ボリヴィア」)
    英語表記:公式名称 "Plurinational State of Bolivia"、通称 "Bolivia"
  • この旅行で訪れる世界遺産
  • (訪問順、最後のカッコ内は登録年。)
    【ペルー】
    ペルーには10の世界遺産がある。その内、この旅行で訪れたのは次の4つである。
    • 「リマ歴史地区」Historic Centre of Lima:文化遺産(1988年〜1991年)
    • 「ナスカ 地上絵とフマナの地上絵」The Lines and Geoglyphs of NASCA and Pampas de JUMANA:文化遺産(1994年)
    • 「クスコ」City of CUSCO:文化遺産(1983年)
    • 「マチュピチュの歴史保護区」Historic Sanctuary of MACHU PICCHU:複合遺産(文化、自然の両者の価値を兼ね備えた遺産)(1983年)
    【ボリビア】
    ボリビアには7の世界遺産がある。その内、この旅行で訪れたのは次の1つである。
    • 「ティワナク:ティワナク文化の宗教的・政治的中心地」Tiwanaku: Spiritual and Political Centre of the Tiwanaku Culture:文化遺産(2000年)

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ball_magenta2.gif 旅行概要
  • 主要事項
    • 参加者:17名+添乗員1名(女性)、計18名(男性6名、女性12名)
    • 集合:2月21日(日)、成田国際空港
    • 解散:3月5日(土)、成田国際空港
  • 旅程
    • 旅行全図


    • 南米大陸地図


    • ペルー旅行地図(クリックで拡大、別ウィンドウ)


    • ボリビア旅行地図(クリックで拡大、別ウィンドウ)


    • 日程表
    • 日次月/日
      曜日
      移動
      航空機、自動車、鉄道
      (記号は他のページでも同じ)
      滞在
      訪問地
      観光・見学・見物 宿泊地
      ホテル
      1 02/21
      福岡
      成田国際空港集合・発
      ダラス(米国、乗り継ぎ)
      マイアミ(乗り継ぎ)
      リマ(ペルー)
      リマ リマ Lima
      Hotel Britania Miraflores
      2 02/22
      リマ市内 リマ リマ歴史地区
      (世界遺産)
      リマ Lima
      Hotel Britania Miraflores
      3 02/23
      リマ
      ピスコ
      ナスカ(遊覧飛行)
      ピスコ
      リマ
      リマ ナスカ地上絵
      (世界遺産)
      リマ Lima
      Hotel Britania Miraflores
      4 02/24
      リマ
      クスコ
      オリャンタイタンボ
      マチュピチュ村
      クスコ
      マチュピチュ村
      クスコ市内
      (世界遺産)
      クスコ近郊
      マチュピチュ村 Machupicchu
      Inti Punku Machu Picchu Hotel
      5 02/25
      マチュピチュ村
      マチュピチュ遺跡
      マチュピチュ村
      マチュピチュ村
      マチュピチュ遺跡
      マチュピチュ遺跡
      (世界遺産)
      ワイナピチュ登山
      マチュピチュ村 Machupicchu
      Inti Punku Machu Picchu Hotel
      6 02/26
      マチュピチュ村
      オリャンタイタンボ
      クスコ
      マチュピチュ村
      オリャンタイタンボ
      クスコ
      ウルバンバ渓谷
      オリャンタイタンボ遺跡
      (Ollantaytambo)
      クスコ Cusco
      Taypikala Hotel Cusco
      7 02/27
      クスコ
      プーノ
      クスコ、プーノ チチカカ湖 プーノ Puno
      Hotel Hacienda Puno
      8 02/28
      プーノ
      ラ・パス(ボリビア)
      プーノ
      ラ・パス
      ティワナク遺跡
      (ボリビア)
      (世界遺産)
      ラ・パス La Paz
      Hotel Presidente
      9 02/29
      ラ・パス
      ウユニ
      コルチャニ
      ラ・パス
      コルチャニ
      ウユニ塩湖 コルチャニ Colchani
      Palacio de Sal
      10 03/01
      コルチャニ
      ウユニ塩湖
      コルチャニ
      コルチャニ ウユニ塩湖 コルチャニ Colchani
      Palacio de Sal
      11 03/02
      コルチャニ
      ウユニ
      ラ・パス
      コルチャニ
      ラ・パス
      ウユニ塩湖
      ラ・パス市内
      ラ・パス La Paz
      Hotel Presidente
      12 03/03
      ラ・パス
      「サンタクルス経由」
      マイアミ(米国、乗り継ぎ)
      ダラス
      ラ・パス
      ダラス(米国)
      ダラス Dallas
      Dallas/Fort Worth Airport Marriott
      13 03/04
      ダラス
      [成田へ]
      機中泊
      14 03/05
      成田国際空港着・解散
      福岡着

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ball_magenta2.gif 準備・装備について
  • 準備全般
    • 今回は旅行社のツアー参加なので、移動、食事、宿泊などの手配は不要。準備:装備・荷物などは昨年の「ベネズエラ旅行」「スリランカ旅行」の時と基本的に同じ。この二つの旅行体験から、余計なものをかなり省いた。
    • にもかかわらず、今回も余ったものがある。第一に食料品の類い。どうしても山登りの感覚があって、万一のことを考え、カップ麺とアルファー米を準備したが結局後者を帰りのマイアミ空港で昼食にしただけだった。色々な酒のつまみはほとんど口にしなかった。晩酌にと思ってペットボトル2本に入れ替えて運んだ焼酎は、リマで飲んだだけ、後は高所だったこともあり、まったく飲む気にならず破棄した。チョコレートや飴玉、菓子類もワイナピチュ登山に少し持っていっただけで、ほとんど余った。その他色々あるが、クスコからプーノへ向かう旅前半最後の日、ガイドのMさんに一部を除きまとめてプレゼントした。日本のタバ
      コ(ピースなど)も含めほとんど現地では手に入らないものだったので、喜んでもらえたようだ。ツアー参加の場合、日本食のことなど添乗員さんが工夫してある程度準備してくれている。あまり綿密に考えて持っていく必要はないと反省した。
    • それから薬類と救急用品。薬は常用のものを除き、胃腸漢方薬「センブリ」を飲んだだけで、幸いなことにというべきだが、消毒薬、解熱剤、抗生物質などなど、また包帯やガーゼなのどの用品も使うことはなかった。ただ、これらはツアー参加の場合は不要かも知れないが、単独旅行の時は万全の準備をしておくべきであろう。また、これは薬品というわけではないが、今回の旅行地域は乾燥しており、高所のため日射しと紫外線は強烈である。リップクリーム、日除けクリームは必要、サングラスは必携。

  • 衣類について
    • 訪れる各地の標高と2月末〜3月初めの気温
    • 訪問地リマナスカクスコマチュピチュプーノラ・パスウユニ
      標高(約)5m600m3,300m2,400m3,800m3,600m3,600m
      最高気温(℃)27271720161320
      最低気温(℃)1820785310
    • リマとナスカは何の問題もない。日本(九州)の初夏と同じ。
    • 問題はクスコとその先である。まずその標高、ほとんど3,000m以上。富士山登山の八合目(標高約3,100m)の上である。「高山病」のことは措くとして、この辺りの気温は平地よりも18℃以上低いことになる(標高100mごとに0.6℃低くなる)。
    • この区間はアンデス山脈の中、「南米」のイメージとは異なり低温である。九州の晩秋〜初冬のつもりで装備を準備し、日本(九州)で言えば、春夏秋冬の旅行・山行の準備・装備とほぼ同じとなった。結果はどうだったか。
    • この時期あちらは夏ということもあり、防寒対策に神経をあまり
      使わなくてもいいように思った(初冬の九州の山の方が格段に寒い)。朝晩は冷え込むが、それでも薄手のダウンジャケットとフリース、それにウィンドブレーカーのようなものがあれば十分。ただし、レイン・スーツは持っていくべき。また、ウユニ塩湖に出て夕日、星空、夜明けを見る場合、さらに一枚防寒具を身に着けた方が無難である。私はこの時だけのために厚手のダウンジャケットを持っていった(スーツケースの大型ポケットに平らに広げて入れておいた)。おかげで寒い思いをしなくて済んだ。

  • 履き物について
    • 履き物について少々迷った(飛行機やホテル内、町の散策のためのサンダルはいつもの通り)。問題はマチュピチュ遺跡見学である。その見学だけならばかなり頑丈なスニーカーでも大丈夫。ただ、その先のワイナピチュ登山はマチュピチュ遺跡から、標高差約300m、直線距離約1km、相当な急峻、岩場もあるということなので、やはり登山靴を履くことにした。ただ、登山靴をスーツケースの中に入れるとかさばるので、スニーカーをスーツケースに入れ、登山靴を福岡から履いていった。
    • しかし、スニーカーを履いたのはリマの観光の時だけで、後は軽登山靴。ということはスニーカーは不要ということである。または、ワイナピチュ登山もスニーカーでOK。ということは、どちらか一つでよいということになる。旅行から戻って、登山用品専門店に行き、履き物について調べた。トラベルシューズ、スニーカー、軽登山靴を合わせたような靴が各種あることが分かっ
      た。これが一番適切であろう。
    • ところで、今回の旅行の「目玉」の一つは「ウユニ塩湖」の2泊3日体験。雨期のこの時期、そのために「ゴム長靴」が必携、旅行社推薦の「日本野鳥の会 バードウォッチング長靴」を準備した。旅行社に前もって、ホテルにレンタル長靴がないかどうか尋ねた時の答えは「ない」ということだったのでこれを購入したのだが、しかし行ってみると、ホテルには(少なくとも我々が滞在したコルチャニの「塩のホテル」"Palacio de Sal")にはレンタルゴム長が(沢山)用意されていた。借り賃は3日間5ドルだったと思う。衛生面を気にしなければこのレンタル長靴が便利である。ゴム長はかなり重いし、かさばるから運ぶのは気が重い。レンタルバイク(自転車)もあった(これに乗って塩湖上を走るらしい)。

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ball_magenta2.gif 参考・関連ウェブサイト

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リマ
02/21・22・23
マチュピチュ
02/24・25
    クスコ    
02/26
    プーノ    
02/27
 ラ・パス@ 
02/28
  ウユニ  
02/29・03/01
 ラ・パスA 
03/02
ダラス
03/03・04・05

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