旅行・山行記録

スリランカ旅行

2015年8月16日(日)〜8月27日(木)

旅行資料・情報

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Copyright © 2015, Kengo Tachibana. All rights reserved.
Created: September 23, 2015
Updated: November 02, 2015


ball_magenta2.gif 両替・お金のこと
    • 両替
    • コロンボ・バンダラナイケ国際空港に到着して、諸手続きを済ませ、ロビーに出ると、正面に両替所がある。その内の一つ「セイロン銀行」で日本円/JPYをスリランカルピー/Rs.に両替した。米ドルはそのまま使えるということなので、とりあえず3万円両替、30,000JPY=31,071Rs.であった。
      【両替の書類】
    • お金のこと
    • コロンボのホテルを除き、宿代をクレジットカードで支払うことができず現金(主として米ドル)で支払ったため、米ドルが残り少なくなり、ルピーも足りない、ということで、シーギリヤの宿代と自動車運賃は宿に相談して「日本円」で決済してもらった(この時の計算は、1円=1Rs.)。このことが前もって分かっていたら、空港であと5〜6万円両替していたであろう。また、コロンボのホテルではクレジットカードが使えたので本当に助かった。そうでなかったら、現金不足の状態に陥っていたはずである。もっとも、クレジットカードを使ってATMで現金を入手することはできたであろうが。旅する時、お金のことは重要である。今回は、この点反省しなければならない。

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ball_magenta2.gif 名所・旧跡などのチケット
    「3日目 8/18(火)」の日誌でも触れたように、スリランカの名所・旧跡見学などの入場料・拝観料(チケット)は外国人観光客料金が設定されており、かなり高額、場合によっては宿泊費とほぼ同じで、注意を要する。以下、手元にあるいくつかの例。

    【ピンナワラの象の孤児院】 2,500Rs.


    【シーギリヤ・ロック】 30米ドル


    【ポロンナールワ博物館・遺跡群】 25米ドル


    【アヌラーダプラ遺跡群】 25米ドル


    【ミヒンターレの最古の仏教伝来遺跡】 500Rs.


    以上の他、キャンディーの仏歯寺とダンブッラの石窟寺院拝観料は1,500Rs.だったと思う。また、ヌワラ・エリヤ近くのホールトン・プレインズ国立公園入場料は2,700Rs.である。

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ball_magenta2.gif タクシーとトゥクトゥク
  • タクシー
  • スリランカでは私が体験した限り、日本でのようなメーター制のタクシーはないようである。また、いわゆる「流し」も見なかった。今回タクシーを大いに利用したが、直接運転手と交渉した例はなかった。初日、コロンボ空港ではタクシー案内・紹介所で手配をしてもらった他、その後の都市間長距離移動は、すべて宿にタクシー手配を頼んだ。タクシーがよそから来たことが多かったが、宿の自動車がタクシーとして利用される場合もあった。後者では、専門の運転手が雇われたり、宿の人が運転したりであった。初日を除き、いずれも運転手がガイドも務めた。タクシーでの移動をまとめると以下の通りである(時間は運転手の案内・待機時間を含む、料金はチップ別)。
    • コロンボ空港→ネゴンボの宿:案内所紹介のタクシー、14.2km/20分、1,500Rs.
    • ネゴンボの宿→[ネゴンボ魚市場見学]→キャンディーの宿:宿手配のタクシー、約120km/約4時間、60米ドル
    • キャンディーの宿→[ピンナワラ「像の孤児院」見学]→キャンディー「仏歯寺」門前:宿の車(雇い運転手)、往復約80km/4時間30分、70米ドル
    • キャンディーの宿→[ダンブッラ見学、昼食]→シーギリヤの宿:宿の車(宿の人運転)、約90km/5時間10分、80米ドル
    • シーギリヤの宿→[ポロンナールワ見学]→シーギリヤ:宿の車(雇い運転手)、往復約110km/4時間40分、70米ドル
    • シーギリヤの宿→アヌラーダプラの宿:宿の車(宿の人運転)、75km/約3時間、75米ドル
    • アヌラーダプラの宿→コロンボのホテル:タクシー、約220km/5時間30分、135米ドル
    • コロンボのホテル←[往復]→コロンボ空港:ホテル手配のタクシー、往復約60km/約3時間、往復35米ドル(+高速道料300Rs.x2)
    • コロンボのホテル→[途中山岳地帯の見学]→ヌワラ・エリヤの宿:ホテル手配のタクシー、約160km/6時間40分、135米ドル
    • コロンボのホテル→コロンボ空港:ホテル手配のタクシー、約30km/1時間、25米ドル(+高速道料300Rs.)
    • 以上、タクシー走行距離合計約960km、料金合計90,550円(1米ドル=130円として計算)である。待機時間やガイド料金を考えず、走行距離と料金だけ計算すると、100km約1万円ということになる。これは自動車で自動車道を利用して福岡市から熊本市まで、あるいは山口県下関の北はずれまで走る距離とほぼ同じである。日本でこのような長距離をタクシーで走ったことがないので正確には言えないが、恐らくスリランカのタクシー料金は少なくとも日本のそれの半額以下であろうと思われる。
    • 宿やホテルでタクシーを手配してもらう場合、その代金は行き先と時間などによっておおむね決まった金額があるように思われた。そのためか、値下げの交渉はほとんどできないようだ。但し、鉄道やバスの駅前などでタクシーを「拾う」時、どうなのかについてはよく分からない。
    • スリランカのタクシーは日本車がほとんどである(プリウスも多い)。しかも立派な車である。運転手も遺跡や町のガイドを務めるだけの知識を持っている。思うに、この国において、タクシードライバーはかなり高級な職業ではないだろうか。だから、彼らはそれなりの誇りを持って車を走らせ、我々を案内してくれているように感じられた。
  • トゥクトゥク
  • 短距離の移動では"Tuktuk"(トゥクトゥク、スリーウィラー、インド製の3輪オープン軽自動車)が安くて便利であった。かなりの距離走っても、チップ込みで1,000円を超えることはまずないであろう。以下、いくつかの例を挙げてみる。いずれも、料金の他にそれなりのチップを受け取ってもらった。
    • シーギリヤで、宿からシーギリヤ・ロック往復:シーギリヤ・ロック登山中待機、2時間30分、700Rs.
    • アヌラーダプラで、市内遺跡およびミヒンターレ観光:案内付き、4時間20分、700Rs.
    • コロンボで、市内観光:案内付き、1時間45分、700Rs.
    • ヌワラ・エリヤの宿から鉄道のナヌオヤ駅まで:9km、600Rs.

    以上のように、日本人から見れば、料金は極めて安いのであるが、スリランカ鉄道のナヌオヤ駅からコロンボ・フォート駅間(207km)、特急列車3等座席指定チケットが460Rs.の安さである、ということを考えると、ずいぶん高いとも言える(今回は利用しなかったが、バス料金は驚くほど安い)。ひょっとしたら、遺跡見学料と同じく、タクシーやトゥクトゥクにも外国人料金のような慣習があるのかも知れない(これを我々外国からの観光客は目くじら立てることなく、認めるべきであろう)。しかし、バスや鉄道などの公共交通機関の場合、スリランカの人々と外国人(観光客)とで差をつけるのはさすがに難しいので、我々から見るとその料金がびっくりするくらい安いという結果になるのだろう。スリランカを旅行する場合、交通費を低く抑えようとするならば、タクシー利用などの贅沢をせず鉄道・バスに乗ればいいし、2〜3キロメートルくらいの移動はトゥクトゥクに乗らず、自分の足で歩けばいいだけのことである。

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ball_magenta2.gif コロンボのレストラン、クレジットカード
  • コロンボのレストラン
    "Restaurant"Raja Bojun" +94 11 4 716171
    Liberty Arcade, No:282R A De Mel Mawatha Colombo 03 スリランカ
  • クレジットカード
  • 普段使っているVisaカードを持っていった。しかし、コロンボに着くまで全く使うことができなかった。宿代はカードでの支払いの予定であったが、これは宿の予約をしてくれたRisaとの連絡が不十分で、コロンボのホテルを除き、現金支払いであった。そのため、十分準備していたつもりの現金(日本円と米ドル)が不足するのではないかと心配した。しかし、コロンボのホテル"The Saffron"で、そこの宿泊・食事・飲物代、それにホテル手配のヌワラ・エリヤまでのタクシー代、そこから帰りの鉄道チケット代まですべてカード決済することができたので、現金不足の心配がなくなり、ほっとした。今回の経験から、三つ星ホテル以上での宿泊ならばカードでの支払ができるであろうが(ちなみに、"The Saffron"は三つ星)、それ以外の安いホテル、ロッジ、民宿などの場合、現地通貨ルピーを十分用意しておかねばならない、ということが分かった。また、現金はルピーの他米ドルの方が便利で、日本円は自由に使えないことが多い。

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ball_magenta2.gif ヌワラ・エリヤとホールトン・プレインズ国立公園
  • ヌワラ・エリヤの気温
    標高1800mの山岳地帯の高地に位置するため、昼夜の温度差が大きく、日中の気温は15〜20℃、朝夕は5〜15℃。防寒衣類を準備した方がいい。
  • ホールトン・プレインズ国立公園
    標高2,000m。濃霧、小雨、晴など天気はめまぐるしく変化するため、防寒具はもちろん、雨傘、レインスーツ必携。気温は日中15℃以下、早朝は冷え込む。風はおおむね西から、かなり強く吹くことがある。トレッキング 9.6km、約3〜4時間ほど。ヌワラ・エリヤから公園入口まで約30km、タクシーで1時間〜1時間20分。早朝暗いうちに移動するので、トゥクトゥクで行けないこともないであろうが、タクシー利用が無難。タクシー代は4,000Rs.前後。2〜3人連れならば問題ないが、単独旅行の場合、今回の私のように、他のお客さんと同行することができれば大幅に経費節約できる。
    【参考地図】(今回の移動は左の灰色のルート)

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ball_magenta2.gif スリランカの鉄道
  • スリランカ鉄道路線図と諸都市・観光地など
  • :クリックで拡大、新規ウィンドウ。)


  • ナヌオヤ(ヌワラ・エリヤ近くの駅)からコロンボまでの鉄道
    • 鉄道時刻表(予め旅行前に日本で調べていた資料)


    • 実際はこれとやや異なり、以下の通り。
      • 上の時刻表では「1等車、2等車、3等車」となっているが、実際は1等車はなく「2等車、3等車」のみである。
      • 運賃はこの資料より値上がりしている。3等車:240Rs.→400.00Rs.+手数料60.00Rs.
    • 8月23日(日)にホテルで予約・手配してもらったチケット(8月26日乗車、ナヌオヤ駅→コロンボ・フォート駅、3等車座席指定)
    • :左の項目と右のスタンプの内容が上下ずれているため、主要事項について赤線・文字で対応させている。)
  • 座席指定特別車両運行会社
  • 上記スリランカ鉄道路線の内、主要路線を二つの「私鉄」車両が運行している。いわば「特等列車」とでも言うべきサービスが期待できるが、料金は(日本と比べれば)極めて安い。しかし、本数は1日1本であり、座席数も限られており、事前の予約とチケット購入が必要である。詳細は次のサイト(英語)参照。

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