旅行・山行記録

スリランカ旅行

2015年8月16日(日)〜8月27日(木)

予算と準備

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ネゴンボ
16(日)
キャンディ
17(月)/18(火)
シーギリヤ
19(水)/20(木)
アヌラーダプラ
21(金)
コロンボ
22(土)/23(日)
ヌワラエリヤ
24(月)/25(火)
コロンボ
26(水)/27(木)

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Copyright © 2015, Kengo Tachibana. All rights reserved.
Created: September 13, 2015
Updated: September 13, 2015


ball_magenta2.gif 予算と実際の経費
  • ビザ・航空券・ホテル予約など
    • ビザ
      私は短期(30日間以内)旅行用ビザ(ETA)をオンライン申請で取得した。"Entry Type: Double"とあるから、ある期限まで2回有効なのであろう。申請料金は30米ドル。旅行者は、スリランカ空港到着時にもビザ取ができる。リサは日本でビザを取得していなかったので、コロンボ空港でその手続きをしたが、実に簡単だった(ただし、その申請料金は35米ドル)。
      オンライン申請は、パスポート、しかるべきクレジットカードがあれば比較的簡単に行うことができる。空港に着いてからビザを取得する手間と時間のことを考えれば、事前に取得しておく方がよりよい。
    • 航空券
      自分で手配することも可能であったが、Kentaだけではなく、Risaの分(しかも彼女の場合、スリランカ旅行の後、インド・ムンバイ往復が加わる)もあり、手続きが面倒ということで、福岡の「プラニングツアー」にお願いし、発券したもらった。スリランカへは成田からコロンボ国際空港へのスリランカ航空直行便で、その日の夕方7時(現地時間)過ぎに到着する。国内便・国際便、手数料も含め、1人約15万円(Risaのコロンボ−インド・ムンバイ間往復を含む)、2人分合計約30万円。
    • ホテル
      宿泊のホテルはすべて"Booking.com"を利用し、予約した。ホテルの選定と予約は、最後のkenta単独旅行(ヌワラエリヤ)を除いてRisaに任せた。それらの「宿」は、コロンボの"The Saffron"だけが、例えばクレジットカード使用が可能な「ホテル」だったが、他は全てロッジ、プチホテル、ペンションといった風の、部屋数が4〜8の「宿」であった。人気の観光地、例えばキャンディーやシーギリヤの宿代は高めだったように思う。詳しく計算していないが、平均1人1泊5,000円、合計(延べ17泊)85,000円くらい(10万円以下であることは間違いない)。
      ところで、スリランカ旅行は人気があるのか、7月上旬の時点で、8月後半のホテルのいくつかが「空き室なし」とのことである。特に、8月23日(日)から30日(日)、キャンディーの「ペラハラ祭」(Perahara)の期間中、宿の予約は早めにした方が無難のようだ。
  • 交通費
      移動手段は鉄道、バス、(チャーター)タクシー、トゥクトゥク(Tuktuk、スリーウィラー、三輪軽自動車)であるが、結局、リサとの二人連れ旅行中、大きな移動は全てタクシー(チャーター)を利用した。kenta単独旅行でも、コロンボからヌワラ・エリヤまではタクシー。そのコロンボまでの帰路、初めて列車に乗った。列車も混んでいて、このヌワラ・エリヤからコロンボまでの特急列車のチケット予約を事前にホテルで手配してもらったところ、1・2等車は売り切れ、かろうじて3等車の席を確保できた。特急列車のチケットは、日本の旅行社に前もって手配してもらっておくべきであると思われる。座席が確保できていないと、すし詰めの3等車に、立ったまま数時間移動しなければならない羽目になるだろう。これは悲惨である。というわけで、交通費はかなり高めになった。とは言え、高めに設定していた当初の予算11万円を超えることはない。
  • 飲食費
      飲食費の予算は、平均1人1日3,500円、合計(延べ19日)66,500円だったが、実際の経費は微々たるものであった。その理由の一つは、各種カップ麺やアルファー米などを多めに持っていったことにもよる。これは大変便利であった。宿で魔法瓶に熱湯を準備してもらっておきさえすれば、いつでもどこでも食事に困ることがない。例えば、キャンディーの仏歯寺見学後、一人で町を散策したが、その途中、池端の公園でカップ麺で昼食としたし、ヌワラ・エリヤからコロンボへの列車の中で、アルファー米「五目飯」を食べた。また、夜中小腹が空いた時など、小型カップ麺が美味しかった。スリランカのカリーは安くて美味しいが、これが続くとややしんどい。そんなとき、携帯・即席日本食で腹を癒やすことができる。
      それから、飲み水に困ったことは一度もなかった。どこでもペットボトルの飲み水が安く手に入る(量にもよるが、おおむね30〜100Rs)。ただ、これは「ミネラルウオーター」ではなく「Drink Water」。
  • その他
    以下の予算内で収まった。
      * 各種観光・入場料:2,500円/1件 x 10件 x 2人、合計50,000円
      * 各種チップ:ホテル・Tx・Tkなど、合計10,000円
      * 買い物:飲物・お菓子・果物など、合計20,000円(これは合計2,000円以内)
      * お土産:合計20,000円(帰路、コロンボ国際空港で余ったルピーをほとんど使い切るため、紅茶やスパイスなど買い足したので、数千円オーバーしたかも知れない。ちなみに、日本に持ち帰ったのは60ルピー=60円。)
  • 以上総計(ビザ申請料金を除く)
    予算として、 航空券+ホテル代+交通費+飲食費+その他=661,500円(1人約33万円少々)を見込んで準備していたが(その内航空券代金は日本で支払い済み)、これで十分であった。

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ball_magenta2.gif 準備・装備・荷物―実際は?―
(注:パスポート、イエローカード、クレジットカード、現金、各種資料など、通常の海外旅行で準備すべきものを除く。)
  • スーツケース・リュックなど
    • スーツケース1個:ソフトケース、容量60g(25x40x60cm)、鍵付き。
      航空機の機内預け荷物、目印と安全のためスーツケース用ベルトを準備したが、これはよかった。
    • リュックザック1個:Jack Wolfskinの旅行用リュック、25gくらい。
      最初、普段の山行で用いているドイター(32g)にするつもりだったが、今回は本格的山登りをする機会がなく、せいぜいシーギリヤ・ロックの岩登りとホールトン・プレインズ国立公園のトレッキングだけなので、このリュックを利用することにした。このリュックのよさは、底部に履き物を収める十分なスペースが確保されており、この中にスニーカー、サンダル、スリッパなどを収納できることである。通常の観光用、トレッキング用として用いたが、これで十分だった。飛行機に乗る際は、機内持込手荷物とした。
    • ダッフルバッグ1個:防水、40g、鍵付き。
    • Risaのインド滞在のためと、スリランカ旅行中のために、各種インスタント日本食・缶詰類、その他多めに持って行くため、スーツケースだけではスペースが足りず、このダッフルバッグにも荷物を詰めた(航空機機内預け荷物)。後で触れるように、不要なものがかなりの量あったので、次回スリランカ旅行をするとすれば、恐らくこのバッグは必要ないであろう。ただ、予備のバッグとして持っていく方がいいと思う。例えば、今回、Risaと別れ、2泊3日のヌワラ・エリヤ単独旅行をしたが、スーツケースをコロンボのホテルに預かってもらい、このバッグとリュックを利用した。この時、ヌワラ・エリヤからコロンボへの戻りで列車を利用したが、このような公共交通機関に乗る場合、スーツケースは大きすぎるからである。この場合、20〜30gの容量で十分かも知れない。
    • トートバッグ1個:中くらいの大きさ
    • 登山靴、登山用靴下・帽子、スパッツ、登山用小物などを詰め、スーツケースに収めたが、バッグそのものは用いることがなかった。予備として、もっと簡単な布製のトートバッグを準備すれば十分。
    • ウェストバッグ:普段の登山用
    • ベルトにデジタルカメラ収納小型バッグを取り付け、常に用いた。非常に便利である。ただし、大型は避けた方がいいのではないかと思われる。ちなみに、Risaはウェストバッグではなく、小型のショルダーバッグをたすき掛けにしていた。
    • 防水バッグ・スタッフバッグ・ビニール袋各種
    • 荷物の整理用に用いたが、登山旅行ではなかったので、防水バッグ・スタッフバッグは不要。中身の見えるビニール袋、洗濯用ネットなどの方がいいかも知れない。
  • 靴など
    • 軽登山靴
    • ホールトン・プレインズ国立公園のトレッキングの時だけ履いた。このトレッキングではスニーカーでも十分であるが、所々大きな石のころがっていたり、滑りやすい箇所があるので、登山靴の方が安心できる(現地の人々の多くはスニーカーやサンダルも履かず、ビーチサンダルで「トレッキング」していた)。しかし、登山靴はかさばるので、このトレッキングだけのために登山靴を持ち歩くのもしんどい。他に、サファリなどに参加するのであれば、持っていくべきであろう。なお、シーギリヤ・ロックへの上り下りでは登山靴は不要。スニーカー、あるいはサンダルで十分。
    • スニーカー
    • 今回、私はスニーカーをほとんど履かなかった。履いたのは福岡→成田→コロンボ間の往復とシーギリヤ・ロックの時だけである。
    • アウトドア・トレッキング用サンダル:丈夫な底、ベルト付き
    • 今回最も多く用いた。移動中、通常の観光、散策などで。特に、寺院などを見学する際、履き物を脱ぎ、帽子を取らなければならないが、サンダルであればその脱着が簡単である。
    • 室内履きスリッパ
    • ホテルや飛行機の中で用いた。飛行機の中では上記のサンダルでも十分。ホテルや宿では裸足、もしくは靴下だけでもいい。現地の人はほとんど裸足である(町中でも裸足の人をよく見かけた)。
    • 結論
    • スリランカ旅行では、極端な話し、丈夫なサンダルだけでも何とかなる(長い町歩きや、徒歩で遺跡巡りなどする場合はスニーカーを加える)。トレッキングやサファリに参加する場合は、虫やヘビ、ヒルも出る可能性があるので、軽登山靴を履いた方がいいでしょう。室内用スリッパは、まあ、個人の好みというところ。
    • 福岡からスリランカ往復:通常の夏服
    • 夏期登山用ズボン、半袖開襟シャツ、ステテコ、アンダーシャツ。
    • 防寒用(ヌワラ・エリヤ滞在用):薄手ダウンジャケット、フリースジャケット、ウィンドブレーカー
      これは航空機の中が冷え込むので、機内持込手荷物のリュックに入れておくべき。特に、成田→コロンボ間はひどく寒く、機内に準備されている毛布だけでは不十分(毛布にくるまっても震え上がっている人が何人もいた)。ジェット機の中は真冬並み、と思った方がよい。また、機中では靴下は厚手の長いものにすべき。足もとから冷え込むからである。
    • 帽子:普通の登山帽および日除け付帽子
    • 日除け付帽子が役立った。スリランカの昼間の日射しは強い。女性の場合は、現地で薄手のきれいなスカーフを手に入れ、それで頭部と首筋を覆うのもしゃれている。
    • シャツ:薄手長袖2着、半袖シャツ・ポロシャツ各1着、Tシャツ2枚
    • 長袖シャツは1着、半袖シャツは着ていくもの1着で十分。ポロシャツは1着あった方がいい。半袖Tシャツ2着は何かと便利。
    • ズボン(パンツ):夏期登山用1着、夏期登山用(セパレーツ)1着、ゴアテックス雨具兼用パンツ1着
    • 夏期登山用1着は着て行くものだが、これは福岡→スリランカ往復の時と、コロンボで夜町に出てレストランで食事した時に身に着けただけ。その他は全期間夏期登山用セパレーツパンツ(下半分をジッパーで取り外し、半ズボンになる)で過ごした(半ズボンにすることはなかったが)。これは速乾性に優れ、洗濯して一晩で乾くので便利。ゴアテックスのズボンは雨具兼用でホールトン・スプリングスのトレッキング用。
    • 下着類:原則、身に着けていくもの+各2着以内(ランニングシャツ、ブリーフ、すててこ)
    • これは多すぎた。各1着でいい。その都度洗濯すれば事足りる。
    • 靴下:身に着けていくもの+2足(アウトドアサンダル用の厚手)、トレッキング用2足
    • 実は靴下を洗濯した時、乾きの遅いことを考え、4足持って行ったのだが、やはり2足で十分だった。履かずじまいが2足だった。また、トレッキング用も1足で十分。
    • ヌワラ・エリヤ滞在用(上記防寒用の他):防寒用下着上下1着、登山用インナー
    • ヌワラ・エリアは標高1800mの山岳地帯の高地に位置するため、昼夜の温度差が大きく、日中の気温は20〜25℃、朝夕は5〜15℃で、防寒対策が必要である。この準備はよかった。寒い思いをしなくて済んだからである。
    • 水着・ゴーグル・水泳用帽子(念のため持って行く)
    • 高級ホテルに泊まるなら必要であるが、今回は全く不要。余計な荷物になりました。
    • パジャマ・部屋着など
    • パジャマは持っていかなかった。スリランカでは寝間着は通常不要、ステテコとTシャツで十分。部屋着として薄手のトレーニングパンツが役にたった。宿では専らこれを履き、Tシャツで過ごした。しかし、ヌワラ・エリヤでは事情が異なる。その最初の夜、冬用下着を身に着け、さらにこのパンツと登山用インナーを着て寝た(薄っぺらな掛け布団しかなかったので)。翌日は少し慣れたのか、気温が高めだったのか、トレーニングパンツは脱いで寝た。
  • ホールトン・プレインズ国立公園トレッキング
    • 上記リュックザック(レインカバー)、登山靴・靴下、長袖シャツ、日除け帽子など春・秋登山普通装備
    • 防寒衣類:薄手ダウンジャケット、ウィンドブレーカー(標高2,000mなので、午前中のトレッキング休憩中などのために)
    • ズボン:上記ゴアテックス雨具兼用パンツ
    • これは大変役にたった。ベネズエラ・ギアナ高地のロライマ山の時もそうであったが、濃霧、小雨、強風、低気温、はげしい天気の変化などが確実な場合、これを履くことによって、レインスーツのズボンを脱いだり履いたりする面倒がないし、安心である。もっとも、現地の人々は雨具も着けずに、傘をさしたり、ビニール風呂敷みたいなものを頭部にかざして歩いていた。
    • トレッキング用具:ストック(シングル)、スパッツ、レインスーツ上着
    • 日本食としてカップヌードル・アルファ米各種・缶詰類・インスタントスープ類・梅昆布茶・粉末緑茶など、旅行・トレッキングの行動食としてチョコレート・各種飴類・チョコバーなど持っていった。
    • 準備した量が多すぎ、かなりの量、日本に持ち帰ることになった。準備はほどほどにすべきであると、反省。
    • しかし、これらは非常に便利であったし、重宝したことも事実である。どこの宿でも朝食付であったが、これはごく普通の洋式ブレックファーストで、日本と変わらない。昼食と夕食はどうしてもスリランカ風、ということは原則「カリー」(ライスかヌードル)となる。カリーはチキン、ミート、シーフード、野菜など色々あって、どれも美味しいのだが、これが続くと少々しんどくなる。そのような時、カップ・ヌードルがよかった。これは公園の木陰などでも簡単に調理し、食することができ助かった。また、何度かアルファー米と缶詰で済ませた。
  • 虫対策
    • 虫除け剤スプレー・虫刺されかゆみ止め剤
    • 万全の準備をしていたが、ほとんど使うことがなかった。サファリなどに参加すると必要なのかも知れない。
    • 蚊取線香(かなり強烈なもの)と携帯用器具、および虫除けネット薬剤
    • ネットなどで調べると、スリランカに蚊が多いということであったが、ネゴンボ、キャンディーではほとんどいなかった。シーギリヤ、アヌラーダプラ、コロンボでは蚊取線香を焚いたが、蚊がわんさか飛び交うということはなかった。むしろ我が家の庭の方が多い。これは数年来実施されたスリランカにおける蚊撲滅運動の成果かも知れない。予想通り、ヌワラ・エリヤで蚊の出没は全くなかった。というわけで、かなり沢山準備した蚊取線香を使い切れず(使わないというので、Risaのために準備した一缶も含め)、持ち帰るのも間が抜けている、全部コロンボのホテルに寄贈した。
    • 頭部防虫ネット(トレッキング用)
    • これは全く不要。
    • 予防接種
      「厚生労働省検疫所FORTH 国別情報」でスリランカを見ると、「受けておきたい予防接種」としてA型肝炎、B型肝炎、破傷風の予防接種が挙げられている。しかし、今回は短期の旅行なので予防接種はしなかった。食事・飲物などに十分注意をすればいいと思う。
    • マラリア予防薬
      スリランカは「マラリアの感染が起こっている国および地域」の一つなので、「抗マラリア薬の予防内服を行うことが望ましい」とのこと。しかし、今回これはしなかった。あまり心配しないでいいのではないかと思う。
    • 毎日服用している薬4種は多めに準備していった。
    • その他の薬として、栄養剤、風邪薬、胃腸薬、正露丸、抗生物質薬、鎮痛剤、湿布薬(フェイタス・チック)、芍薬甘草湯(ツムラ)、うがい薬(イソジン)、目薬、傷薬(アクリノール)、酔い止め薬などを準備していたが、ほとんど使うことはなかった。再度スリランカに行く時は大幅に削減することになるだろう。
    • (弾性)包帯、綿棒、体温計、救急絆創膏、ピンセットなど、応急処置用品一式なども持っていったが、全く使うことはなかった。幸いにというべきであろうが、何だか無駄な荷物であったという感じがしないでもない。
  • 衛生用品
    • 歯磨き等口腔用具・薬色々は、私の口腔事情のため必要であった。
    • 日焼け止め、リップクリームは全く使わずに済んだ。
    • 殺菌作用のある石けん、シャンプー、リンス、クリーム、ヘアトニックなど
    • 石けんは持っていった方がよい(しかるべきホテル泊ならば不要であろう。)。洗髪は石けんで済ませた。リンスは不要。クリーム・ヘアトニックは使用した。
    • アルコールを含む「消毒液」および「消毒用スウェットティッシュ」
    • 消毒液は不要。スウェットティッシュは何かと便利で、よく使った。
    • ハンカチ、ポケットティッシュ、ティッシュペーパーおよびトイレットペーパー
    • ハンカチ3枚、ポケットティッシュ3個(水に溶けるもの)で十分。ティッシュペーパー1箱、トイレットペーパー半巻きを持っていった方がいい。
    • 携帯ウォシュレット(TOTO)はなかなか便利であった。
    • マスク、タオル数枚
    • マスクは特に喉の弱い人でない限り不要。タオルであるが、バスタオルが用意されている宿もあったが、日本でよく使うサイズの「フェイスタオル」はないので、2枚くらい持っていくべき。トレッキング・サファリ参加の場合は必要である。
    • その他
  • その他
    • 折りたたみ傘
    • 常時リュックに入れていた。キャンディーで突然驟雨の時、その他数回利用した。
    • スチール魔法瓶(0.8g)
    • よく利用した。毎日、朝・晩、宿に頼んで熱湯を満杯にしてもらった。カップ麺やアルファー米の仕込み、熱い緑茶などが欲しい時など非常に便利である。0.8〜1.0gくらいの容量が適当と思われる。
    • コップ(チタン):主としてトレッキング用
    • これも常時リュックに入れ、よく使った。宿にコップを置いていない場合が多かったので、歯磨きや、焼酎のお湯割りを作る時など、これを利用した。
    • 携帯トイレ、エマージェンシーシーツ:トレッキング用
    • 不要である。
    • 布ガムテープ:これは何かと便利
    • テント泊ではないので、使うことはなかった。持っていく必要なし。
    • 予備メガネ・サングラス:破損・紛失に備えて
    • メガネ汚れ落とし・くもり止め
    • くもり止めは要らない。汚れ落としは何度も使った。
    • 防水デジタルカメラ
    • 特に「防水」は不要。普通のカメラで十分である。
    • 筆記用具・記録用メモ帳:通常の山行と同じ
    • これらは常識の範囲で。ボールペンを3本用意したが、1本でよかった。
    • 腕時計、目覚まし時計
    • 毎日早起きしたので、目覚まし時計は要らなかった。ただ、この多機能時計の「気温表示」は役にたった。しかし、この時計を旅の後半、アヌラーダプラの宿に置き忘れてしまった。ベッド側の小さなテーブルに置いていたので注意が逸れたためである。小物の点検に注意しなければならない。
    • 電気製品:ひげ剃り器(電池式)、携帯電話、ヘッドランプ、懐中電灯、各種充電器・予備電池、全世界対応プラグ
    • ひげ剃り器は2日に1回くらいの割りで使用。携帯電話は成田でスイッチオフ、成田に戻ってスイッチオン、その間は電源を切ったまま。懐中電灯は使わなかったが、妙な具合にヘッドランプ(登山用、強弱切り替え)が役にたった。今回泊まったどこの宿でも、部屋の電灯が暗かったためである。夜、記録のメモの整理をしたり、地図を見たり、PC作業の際、ヘッドランプの明かりを必要とした(日本では考えられないような妙な話であるが、宿のオーナーに、客室内の電灯の明かりが足りないことを注意した、せめて電気スタンドでもあればいいのにと思ったことである)。ただし、三つ星以上のホテルならば、まさかこんなことはないであろう。
      日本の電気製品はほとんどが各種電圧(100〜240ボルト)に対応しているので「変圧器」は不要であるが、プラグはまちまちなので対応するプラグ変換器が必要。「全世界対応プラグ」は便利であった。充電器・予備電池(カメラの予備電池も)は当然。
    • PC
    • 今回の旅行を機に、前から欲しかったモバイル小型パソコンを、旅行出発2週間前に購入した。使い慣れているNEC製である。Windows8搭載、厚さ15mm/重さ700〜800g。どの宿でもWi-Fiが無料で利用可能だったので、非常に便利であった。自由に、日本と同じようにPCを使えたからである。メール交換はもちろん、撮ったばかりの画像を(サイズを小さくして)、利用しているレンタルサーバにアップし(そのための非公開ウェブページを設けた)、家族の者たちに見てもらうことができた。スリランカの携帯電話・Wi-Fiなどの状況は予想以上に進んでいると思った。誰もが携帯電話・スマホを持っており、盛んに利用している。その利用事情は日本以上であるかも知れない。しかし、私自身が自分の携帯電話を使うことはなかった。使おうと思えば使えたのであるが(そのように設定しておいた)、通信費が非常に高くなる可能性があるので、使うのを止め、携帯電話の電源は切りっぱなしにした。これで不自由ということはなかった。メールが無料で使えたからであり、日本との連絡は専らメールで行った。
    • その他小物
      十徳ナイフは使った。小型ナイフは無駄だった。小手鏡は不要。爪楊枝は多めに、いつでも使えるようウェストバッグのポケットに入れていた。
    • その他 ―酒とタバコ―
    • スリランカではお酒類を自由に買い求めることができない。宿でビールを注文することはできたが、コロンボの宿ではビールさえ置いていなかった。この不自由さは前もって知っていたので、焼酎を500mlペットボトル2本持っていった。しかし、これは4晩くらいで飲んでしまい、後は宿のビールだけ。物足りなかったが、健康的ではあった。
      タバコは、驚いたことにスリランカでは20本入り一箱1,000Rs.!1本50円!他と比べれば、これはべらぼうに高い。彼の国でタバコを吸っている人をほとんど見かけなかったが、この値段ではさもありなん、と納得した次第。私はタバコをたしなむ。そのため、馴染みの品種を1カートン(20本入り10箱)+2箱、スーツケースに入れて持っていったが(1日1箱、12日間の計算)、日本でのように吸うわけにもいかず、あまり気味であったので(変な言い方であるが)、宿の従業員、トゥクトゥクやタクシーの運転手、町の人などに1〜3本プレゼントした。ところが、皆さん、その場でそのタバコをふかすということをしない。ある人は、「昼間は吸わない。夜、家で静かにふかすのだ。」と言った。何となく納得できた。この事情を知っていたら、あと1カートン持ってきて、タバコ好きで、世話になった人に1箱プレゼントしたのに、と思ったことである。

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