旅行・山行記録

• 概要
• 天候：晴 朝（6時30分）20.3℃
• 起床：6時
• 朝食：7時
• 移動：宿08:20⇒［Tk］⇒08:40ブドゥルワーガラ石仏⇒宿10:10→ウェッラワーヤBS⇒［以下、移動は小型Tx］⇒12:10ティッサの宿12:30⇒シトゥルパウワ僧院群⇒15:15ティッサ（レストランで食事）⇒16:00宿
• 昼食：遅めの15時過ぎ、ティッサのレストランにて
• 観光：ブドゥルワーガラ石仏（ウェッラワーヤ）、、シトゥルパウワ僧院群
• 夕食：19時、宿にて、チキンスープとトースト3枚
• 就寝：21時
• 滞在・宿泊：ティッサ Tissamaharama "City Guest House"
＊ 宿泊料：1泊 4,900ルピー（2,940円）、朝食1日 425ルピー（約255円）

• 日誌・アルバム
＊ 参考地図 ―ティッサ4泊5日間全図―
注：「スリランカ 詳細オンライン地図」をもとに作図。


【宿の朝、ブドゥルワーガラ石仏】

ウェラワーヤからティッサマハーラーマ（以下「ティッサ」と略）へ移る前に、Tkで9kmほど離れたブドゥルワーガラまで往復した。（前ページ「ウェラワーヤ」の地図参照。） 9世紀前後の作とされる巨大岩壁に刻まれた大乗仏教の石仏を見学するためである。石仏群は一つの巨石断崖面中央に仏陀像、その左右にそれぞれ3体の像（中央：観世音菩薩像、その両側：菩薩像）が配置されている。

美しい穏やかな笑みを浮かべるようにも見える磨崖仏たちは、現在アヌラーダプラやポロンナルワで見られる上座部（＝小乗）仏教の遺跡の仏の像とは印象が異なり、大乗仏教の国の日本人にも親しみが湧くように思う。 また、ダム湖のある静かな境内は清掃がよくなされ、周囲の自然と相俟って独特の雰囲気が漂うようだ。

（注：各画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。）

20200129_tissa_001.jpg バイク3人乗りで学校へ	20200129_tissa_002.jpg ウェラワーヤの朝	20200129_tissa_003.jpg 朝食 パパイヤジュース注文
20200129_tissa_004.jpg Tkでブドゥルワーガラへ	20200129_tissa_005.jpg この角を右折	20200129_tissa_006.jpg 未舗装道路を走る
20200129_tissa_007.jpg 遺跡事務所 入場券購入	20200129_tissa_008.jpg 仏教寺院	20200129_tissa_009.jpg 参道を進む
20200129_tissa_010.jpg 小さな橋を渡る	20200129_tissa_011.jpg 清められた参道をさらに進む	20200129_tissa_012.jpg 説明板
20200129_tissa_013.jpg ブドゥルワーガラ石仏 9世紀前後の作	20200129_tissa_014.jpg 左の3体 中央：観世音菩薩、左右：菩薩	20200129_tissa_015.jpg 中央、高さ約15m 仏陀立像
20200129_tissa_016.jpg 右の3体 左の3体と同じ	20200129_tissa_017.jpg 右3体全体像	20200129_tissa_018.jpg 右側から見た石仏全体
20200129_tissa_019.jpg 境内は静まりかえっていた	20200129_tissa_020.jpg 小川の魚たち 日本のフナに似ている	20200129_tissa_021.jpg 小川と石橋
20200129_tissa_022.jpg 湖 以下、No.028まで	20200129_tissa_023.jpg	20200129_tissa_024.jpg
20200129_tissa_025.jpg	20200129_tissa_026.jpg 目の覚めるような睡蓮の花	20200129_tissa_027.jpg 湖水の上にて
20200129_tissa_028.jpg 大イグアナ 悠然と泳いでいた	20200129_tissa_029.jpg ダーガバがひっそりと	20200129_tissa_030.jpg カワセミか ピンぼけ

【ウェッラワーヤからティッサマハーラーマへ、シトゥルパウワ僧院群】

ブドゥルワーガラからウェラワーヤの宿に戻り、あらためてティッサに行くためにBSへ歩いて行った。しかし、ティッサへの次の直通バスの発車まで3時間以上待たなければならない。数回乗換を繰り返せば行けるとのことではあるが、それは面倒すぎるし、時間もかかる。 そこで、バス情報を教えてくれた運転手の小型タクシーを利用することにした。彼は信用できる。例えば、Tkの料金は1km50ルピーが標準であるということを教えてくれた。朝のブドゥルワーガラ往復Tk料金（2,500ルピー＝1,500円）を伝えると、高すぎる、待ち時間料金を入れても1,500ルピーが相場だ、と憤慨していた（ちなみに、このTkは前日と同じ）。 インド・タタ製の小型タクシーは国道を快適に走り（約70km）、2時間もかからず、ティッサの宿に12時10分に着いた（料金は5,000ルピー＝3,000円）。バスでの移動に比べれば高くついたが、やはりずいぶん早い。好人物だったので、この日の午後の市内観光の予定を変更、同じタクシーでシトゥルパウワまで往復・ガイドしてもらった（料金5,000ルピー＝3,000円）。

シトゥルパウワについては、今回の旅行でも参考にした「地球の歩き方」（ダイヤモンド社）では記事がない。しかし、ヤーラ国立公園全体の一部にある（有名なヤーラ・サファリは海岸近くの限られた区域内でしかない）。そもそもこの地域のジャングルの中に聳える多くの岩山では、古代大勢の僧たちが自然と一体になり孤独な修行をしていたということだが、シトゥルパウワはその中心的遺跡であるらしい。 ティッサからキリンダの方へしばらく走り、左折して未舗装道路をシトゥルパウワへ向かう。これはもう完全なサファリである。次々と動物たちが現れる（象は出なかったが）。 シトゥルパウワは、寺院・遺跡がいくつもの岩山の山腹・頂上にある。今回、主要な遺跡群を見たが、全部は回りきれなかった。また、大きな池のクロコダイル発見、最後の仏陀座像を祀る岩窟見学の後現れた野生の象との遭遇など、思いもかけぬ体験をした。

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20200129_tissa_031.jpg ウェラワーヤの宿の女将さん お世話になりました	20200129_tissa_032.jpg ウェラワーヤBSからタクシーで移動 ティッサ直通バスの本数は少ない	20200129_tissa_033.jpg Txは小型ながら快適に走る
20200129_tissa_034.jpg 頼んで、途中休憩 柑橘類ジュースは元気が出る	20200129_tissa_035.jpg ティッサ到着、宿に寄る 身支度を調えて、シトゥルパウワへ	20200129_tissa_036.jpg シトゥルパウワへの未舗装道路 ほとんどサファリだ
20200129_tissa_037.jpg 鹿	20200129_tissa_038.jpg	20200129_tissa_039.jpg シトゥルパウワが見えた
20200129_tissa_040.jpg クジャク	20200129_tissa_041.jpg 駐車場 野生の豚が寄ってくる	20200129_tissa_042.jpg 人工の池 脇を上る
20200129_tissa_043.jpg ここも岩山だ	20200129_tissa_044.jpg 向こうのストゥーパを見上げながら 急傾斜の岩の道を登る	20200129_tissa_045.jpg ちょっと休憩
20200129_tissa_046.jpg また一息入れる 景色は抜群	20200129_tissa_047.jpg かなり登ってきた 景色を眺める	20200129_tissa_048.jpg 眼下に大きな池
20200129_tissa_049.jpg 遺跡を見下ろす	20200129_tissa_050.jpg 遺跡の在りようがよく分かる	20200129_tissa_051.jpg 対岸岩上の仏陀像
20200129_tissa_052.jpg 頂上に着いた 山頂のダーガバ	20200129_tissa_053.jpg 道は先へ延びている	Video シトゥルパウワ岩上から 44.3MB （サイズが大きいので、 ダウンロードに時間を要します。 ご注意ください。）
20200129_tissa_054.jpg この岩山はヤーラ国立公園内にある 左は「岩のダーガバ」と呼ばれる	20200129_tissa_056.jpg 下の池全体が見える	20200129_tissa_057.jpg クロコダイルが泳いでいた ズームアップでパチリ
20200129_tissa_058.jpg ユニークな形状のダーガバ	20200129_tissa_059.jpg 遺跡の一つ	20200129_tissa_060.jpg 先へ進む
20200129_tissa_061.jpg ここを下る 戻りは登らなくてはならない	20200129_tissa_062.jpg 菩薩像	20200129_tissa_063.jpg 巨大岩窟寺院
20200129_tissa_064.jpg 中に釈迦涅槃像 これはその背後の画像	20200129_tissa_065.jpg 同所に建つ礼拝堂 仏たちが並ぶ	20200129_tissa_066.jpg 頂上から見た遺跡群
20200129_tissa_067.jpg 遺跡には靴を脱いで入る	20200129_tissa_068.jpg Tx運転手さんは熱心な仏教徒らしい	20200129_tissa_069.jpg 磨り減ったムーンストーン どれだけ多くの人が訪れたのだろう
20200129_tissa_070.jpg 以下、No.075まで遺跡群	20200129_tissa_071.jpg	20200129_tissa_072.jpg
20200129_tissa_073.jpg	20200129_tissa_074.jpg	20200129_tissa_075.jpg 遺跡に象の落とし物 ちょっと驚く
20200129_tissa_076.jpg 果たせるかな、彼方に象が現れた これはズームアップで撮った画像	20200129_tissa_077.jpg 池の堰堤部を通り抜け 対岸に渡る	20200129_tissa_078.jpg その山腹石窟の仏陀座像 参拝
20200129_tissa_079.jpg 戻ろうとすると象が帰り道に現れ 草を食みながらこっちへ向かってくる	Video 象�@ 50.3MB （サイズが大きいので、 ダウンロードに時間を要します。 ご注意ください。）	20200129_tissa_081.jpg さらに堰堤を渡って近づいてきた 慌てて石窟の仏陀像の陰に隠れた
Video 象�A 61.9MB （サイズが大きいので、 ダウンロードに時間を要します。 ご注意ください。）	20200129_tissa_083.jpg 象は石窟の手前で池の反対側へ曲がり ジャングルの中に姿を消した	20200129_tissa_084.jpg 少し急いで、来た道を戻った
20200129_tissa_085.jpg 小さな池の鳥 何とも精悍な面構え	20200129_tissa_086.jpg 大きな池では クロコダイルがまだ泳いでいた	20200129_tissa_087.jpg 駐車場へ戻ってきた この頑丈な鉄柵は象除けとのこと
20200129_tissa_088.jpg 野生の豚	20200129_tissa_089.jpg 帰りもサファリだった クジャクやその他の鳥などを見た

【ティッサに戻って】

ティッサに戻るまで二人とも昼食を摂っていなかった。運転手さんも私も腹ぺこ状態。そこで、ティッサに着いて運転手さんお馴染みの食堂へ直行、15時過ぎかなり遅めの昼飯を食べた。運転手さんはチキン・フライドライスを注文。私の方は空腹だが食欲はあまりないという変な状態。

フルーツサラダにし、チキン・フライドライスを少し分けてもらった。代金は（コーラも飲んだように思うが）580ルピー（348円）、あまりの安さに唖然とした。食堂は土地の人と一緒に行くのがいいと思った。

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20200129_tissa_090.jpg 運転手さんと遅めの昼食 チキンフライドライス、果物サラダ	20200129_tissa_091.jpg 食事はこの食堂"New Hotel Sawsiri"で こちらでは"Hotel"は食堂のこと	20200129_tissa_092.jpg 夕食は軽く、スープとパンだけ
20200129_tissa_093.jpg 宿が用意してくれた蚊取線香	20200129_tissa_094.jpg こちらは私の蚊取線香 部屋前の喫煙所で焚いた

• 概要
• 天候：晴 朝（4時）25.0℃
• 起床：4時
• 朝食：サファリのはじめ、ジープの中でバナナとサンドウィッチ1個
• 移動：宿（サファリジープのピック・アップ）04:50⇒05:40ヤーラ国立公園エントランス06:00⇒［サファリ］⇒10:00休憩所10:50⇒11:50宿
• 昼食：10時、サファリ終了後休憩所にてランチボックス（サンドウィッチとバナナ）
• 観光：ヤーラ国立公園サファリ
• 夕食：19時、宿の部屋にて、カップ麺（うどん）・サンドウィッチ1枚
• 就寝：21時
• 滞在・宿泊：ティッサ Tissamaharama "City Guest House"
• 日誌・アルバム
＊ 参考地図（上の「ティッサ3泊4日間全図」参照）



前日、ティッサに着いてすぐ宿に行く前に、運転手さんの友人の会社で翌日のヤーラ国立公園サファリ参加を申し込んでいた。国立公園入園料5,000ルピー、参加料（6人相乗り）2,500ルピー、合計7,500ルピー（4,500円）である。代金は相場通りだと思う。 午前4時半会社のサファリ・ジープが宿まで来て、ピックアップしてくれることになっている。朝のコーヒーを飲み、宿で準備してくれたランチ・ボックスをナップザックに入れて待つ。宿のオーナーが通りに出て、ジープの来るのを見てくれる。お客のサファリの早朝の弁当準備や世話など、ティッサの宿では普通行われることのようだ。つまり、ティッサではこのサファリが観光の目玉の第一ということであるらしい。 約束の時間より20分遅れでジープが来た。私が最後6人目の参加者。ジープに乗り、ヤーラへ向かう。座席は吹きさらし、ジープは飛ばす。気温は25℃前後だったが、長袖シャツを身に着けていたものの、天蓋の他何もない吹きさらしの1時間ほどのジープ走行で身体が冷えた。 午前中のヤーラ国立公園サファリでは、ジープ走行中（特に早朝）ウィンドブレーカー（＋薄手のダウンジャケットもしくはフリースジャケット）を身に着けるべき。もちろん、日が高く昇ると暑くなるので、半袖シャツで十分。 サファリそのものは左程の感激はない。それに費用が高すぎる。クジャク、鳥、水牛、野生豚、鹿などはこれまで見飽きるほど見たし、象は前日濃厚な遭遇を体験した。

この日サファリで新鮮だったのは、オオトカゲ、マングース、ベア（熊）、それに強いていえば象の親子、くらいなもの。 レオパードに会えれば嬉しかっただろうが、それはなかなか難しいようだ。目当ての動物たちが現れると、ジープ間で連絡し合うようで、その地点に車が集まり、混雑する。何とも騒々しい。 結局、私の場合、今回のサファリは労多くして役なし、と言わざるを得ない。 ジープが宿まで送ってくれた。早朝のドライブは寒かった、サファリでは未舗装、でこぼこの道をかなりのスピードで走り回る、ということなどのため、疲れ果て、座骨神経痛が悪化し腰から右の大腿部にかけて痛みがひどくなった。宿の部屋に入ると、シャワーを浴び、ベッドに横たわって一眠りした。 目を覚ますと体調がおかしい。少し寒気がする。慌てて体温を測ると37.8℃、解熱剤のトンプクをのみ、身体が冷えないよう少し厚着をして（この地方では掛け布団はない）再度ベッドに横たわった。 夕刻7時に起きて体温を測ると36.8℃に下がっていた（その後数回食後風邪薬を服用した）。翌日早朝の体温37℃、朝方になると平熱に戻った。

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20200130_tissa_001.jpg 早朝4時過ぎ、朝のコーヒー 朝食・昼食の弁当を用意してもらった	20200130_tissa_002.jpg 5時前、サファリジープが迎えに来る ヤーラへ向け出発	20200130_tissa_003.jpg ヤーラ国立公園開園6時まで待つ 待機の車列
20200130_tissa_004.jpg 6時、公園エントランス通過	20200130_tissa_005.jpg 土埃を舞い上げ、ジープが走る 以下、No.027までサファリ	20200130_tissa_006.jpg
20200130_tissa_007.jpg	20200130_tissa_008.jpg	20200130_tissa_009.jpg
20200130_tissa_010.jpg 何かを待つ	20200130_tissa_011.jpg このオオトカゲだった 全長40cmくらい	20200130_tissa_012.jpg
20200130_tissa_013.jpg マングース	20200130_tissa_014.jpg	20200130_tissa_015.jpg
20200130_tissa_016.jpg	20200130_tissa_017.jpg 象	20200130_tissa_018.jpg
20200130_tissa_019.jpg ジープが集まっている	20200130_tissa_020.jpg 象の親子だ	20200130_tissa_021.jpg
20200130_tissa_022.jpg ベア現る また車が集まる	20200130_tissa_023.jpg	20200130_tissa_024.jpg ジャングルの中へ消えた
20200130_tissa_025.jpg またまた車集合 何を待っているのか不明	20200130_tissa_026.jpg 水牛の群れ そう珍しくもない	20200130_tissa_027.jpg 象
Video 象 48.6MB （サイズが大きいので、 ダウンロードに時間を要します。 ご注意ください。）	20200130_tissa_029.jpg 約4時間あまりのサファリ終了 休憩所に車が集まる、トイレあり	20200130_tissa_030.jpg この樹上にサルの群れ 画像で猿は分からない
20200130_tissa_031.jpg 休憩所そばの海岸	20200130_tissa_032.jpg 美しいビーチである	20200130_tissa_033.jpg 私たちのジープ
20200130_tissa_034.jpg ジープの前で	20200130_tissa_035.jpg 同乗者の中国の若い女性たち（3人） 他に東欧からと思われる男性2名	20200130_tissa_036.jpg 11時過ぎ 国立公園を後に、ティッサへ戻る

• 概要
• 天候：晴、朝7時 25.7℃
• 起床：6時30分
• 朝食：8時30分
• 移動：Tｋチャーター
• 昼食：12時、部屋で、トースト2枚・缶詰（ヤキトリ）・バナナ2本・コーヒー
• 観光
  10時〜12時：ティッサ市内（ティッサ・マハーラーマ、サンダギリ・ストゥーパ、ピリマゲヤ・イメージハウス、ティッサ湖畔、ヤータラ・ダーカバ、マニック・ダーカバ
  14時〜16時30分：キリンダ（ナーガマハー寺院＆ボディマハー寺院、マハー・デーヴィ寺院、キリンダ・ラジャーマハー寺院、キリンダ・ビーチ、キリンダ漁港、ウダカンダラ寺院）
• 夕食：19時30分、宿にて、チキンフライドライス
• 就寝：8時30分
• 滞在・宿泊：ティッサ Tissamaharama "City Guest House"
• 日誌・アルバム
【宿 "City Guest House"】

この宿に4連泊した。宿からティッサ・メインバススタンドまで300m、ロケーションは抜群と言えよう。家族経営の「民宿」で、和やかに過ごせる。 部屋は広く、ゆったりできる｡食事はまあまあだが、朝食にパパイア付きというのが嬉しかった。

追加料金でエアコンと冷蔵庫を利用できるプランに変更した。ただ、エアコンが温度設定通りに機能しないようだ。また、温水シャワーの水温が低すぎた。

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20200131_tissa_001.jpg 宿表通りの看板	20200131_tissa_002.jpg 宿の入口	20200131_tissa_003.jpg アプローチ 右手に広々とした食事部屋
20200131_tissa_004.jpg 一番左手が私の部屋	20200131_tissa_005.jpg 部屋の前の喫煙・休憩所	20200131_tissa_006.jpg 部屋
20200131_tissa_007.jpg 玄関側 長い机が使いやすかった	20200131_tissa_008.jpg バスルーム、温水シャワー 清潔、設備・備品も十分満足	20200131_tissa_009.jpg この日の朝食 別棟の食堂でいただく

【ティッサ市内観光】
＊ 参考地図 ―ティッサ市内観光―
注：「スリランカ 詳細オンライン地図」をもとに作図。



前日熱が出たが、薬服用のおかげでこの日の朝にはほぼ平熱に戻った。そこで、Tkで午前中ティッサ市内観光、午後キリンダ観光。 市内観光は宿近くのティッサマハーラーマ寺院、サンダギリストゥーパ、ピリマゲヤ・イメージハウスを見学後、ティッサ湖畔南（堰堤？）を西へ向かってドライブ、右へ曲がって湖畔で休憩、この人工湖の景色を眺めた。

その後、マニック・ダーガバとヤータラ・ダーガバを見て宿に戻った。 どの地点でもたっぷり時間を取って見学した。当初の予定通りこれらを歩いて訪問したならば、疲れ切ってしまっていただろう。

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20200131_tissa_010.jpg 午前中、Tkで市内観光	20200131_tissa_011.jpg ティッサ・マハーラーマ寺院 最も重要な仏教巡礼地16ヵ所のひとつ	20200131_tissa_012.jpg 仏陀座像
20200131_tissa_013.jpg 子どもの参拝者たち	20200131_tissa_014.jpg 仏塔（ストゥーパ、ダーガバ） ブッダの聖なる歯とおでこの骨が 収められているとのこと	20200131_tissa_015.jpg 仏陀立像
20200131_tissa_016.jpg ストゥーパを一周する	20200131_tissa_017.jpg 様々な像が立ち並ぶ	20200131_tissa_018.jpg 熱心に祈りを捧げる信者
20200131_tissa_019.jpg 金色の菩薩像（と思われる）	20200131_tissa_020.jpg ラジャーマハー・デヴィ像（？）	20200131_tissa_021.jpg これはヒンドゥーの神 以下、No.024まで
20200131_tissa_022.jpg	20200131_tissa_023.jpg	20200131_tissa_024.jpg
20200131_tissa_025.jpg サンダギリ遺跡 菩提樹	20200131_tissa_026.jpg ダーガバ 以下、No.039までサンダギリ遺跡	20200131_tissa_027.jpg
20200131_tissa_028.jpg	20200131_tissa_029.jpg	20200131_tissa_030.jpg
20200131_tissa_031.jpg	20200131_tissa_032.jpg	20200131_tissa_033.jpg このダーガバは端正な姿である 堂々たる風格がある
20200131_tissa_034.jpg	20200131_tissa_035.jpg	20200131_tissa_036.jpg
20200131_tissa_037.jpg	20200131_tissa_038.jpg	20200131_tissa_039.jpg
20200131_tissa_040.jpg ピリマゲヤ・イメージハウス 以下、No.048まで	20200131_tissa_041.jpg	20200131_tissa_042.jpg
20200131_tissa_043.jpg	20200131_tissa_044.jpg 印象的なガードストーン	20200131_tissa_045.jpg
20200131_tissa_046.jpg	20200131_tissa_047.jpg	20200131_tissa_048.jpg 仏陀立像 独特の雰囲気がある
20200131_tissa_049.jpg ティッサ湖畔	Video ティッサ湖畔を走る 54.2MB （サイズが大きいので、 ダウンロードに時間を要します。 ご注意ください。）	20200131_tissa_051.jpg ここで休憩 湖面に茂る大木たちがユニーク
20200131_tissa_052.jpg 牛が放たれていた	20200131_tissa_053.jpg ヤータラ・ダーカバ	20200131_tissa_054.jpg 基壇を囲む煉瓦の象たち
20200131_tissa_055.jpg 四方の蓮池とのコントラストが美しい	20200131_tissa_056.jpg ダーガバ上部 菩薩のレリーフが珍しい	20200131_tissa_057.jpg マニック・ダーカバ ヤータラ・ダーガバの近くに建つ
20200131_tissa_058.jpg こちらはしなやかなダーガバ	20200131_tissa_059.jpg 少し小ぶりであるがきれいだ	20200131_tissa_060.jpg 向かいの寺院

【キリンダ観光】
＊ 参考地図 ―キリンダ観光―
注：「スリランカ 詳細オンライン地図」をもとに作図。



キリンダ観光は、まずキリンダの手前、ヨーダ湖南端の二つの寺院訪問。二つとも観光客はほとんど来ないと思われるような普通の庶民的仏教寺院である。ボディ・マハー寺院前のヨーダ湖で水浴びする子どもたちや洗濯の人たちを見るのが楽しかった。 南下してキリンダ到着。巨大な目立つ仏陀立像を右に見ながら岩山を少し登り、マハー・デヴィ夫人にまつわる二つの寺院見学後、土地の人たちと共に休憩・展望所からインド洋を眺めた。海風が吹き抜け涼しく、心地よかった。 岩山から下り、キリンダ・ビーチに行ってみた。椰子の葉で覆って陽を遮る区域には大勢の人たちがいたが、海水浴はできないので、彼らは一体何の目的でそこにいるのかよく分からない。

突堤にインド洋を眺めているだけの人たちがいたから、ただ海と荒波を眺めるだけのために集まっていたのかも知れない。 Tkドライバーが大きなペットボトルでそこの海水を汲んでいた。宿の人から頼まれたとのこと。この浜の海水には何かを清めるような力があると信じられているようだ。 キリンダ漁港にも寄ったが、見物するためには入場券を買わなければならない。その理由がよく分からない。ひょっとしたら海軍の関係かも知れない。 帰路、少し遠回りになるが、シトゥルパウワへ通じる道にあるウダカンダラ寺院を訪れた。斬新なデザインの本堂が建つ、花の植栽が見事な非常にきれいな仏教寺院だった。

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20200131_tissa_061.jpg 午後、Tkでキリンダ観光 ヨーダ湖畔を南へ走る	20200131_tissa_062.jpg ヨーダ湖南端、右手（西） ナーガマハー寺院	20200131_tissa_063.jpg ガードストーンは新しいのだろうが 背後のダーガバと調和している
20200131_tissa_064.jpg きれいなダーガバだ	20200131_tissa_065.jpg 寺院内をヨーダ湖からの水が流れる 静かな雰囲気	20200131_tissa_066.jpg ヨーダ湖南端右手（東） ボディマハー寺院
20200131_tissa_067.jpg こちらは寺院全体明るい	20200131_tissa_068.jpg 親しみが持てる	20200131_tissa_069.jpg ストゥーパも可愛らしい
20200131_tissa_070.jpg 寺院前の水浴び場	20200131_tissa_071.jpg 泳いだり、洗濯したり	20200131_tissa_072.jpg 何とも和やか 余裕があれば一緒に泳いでみたかった
20200131_tissa_073.jpg キリンダのマハー・デーヴィ寺院 巨大な仏陀立像	20200131_tissa_074.jpg 岩を登っていく	20200131_tissa_075.jpg 登るにつれ、眼下の眺望が広がる
20200131_tissa_076.jpg この門をくぐり抜けると 寺院境内だ	20200131_tissa_077.jpg 寺院の建物内部	20200131_tissa_078.jpg ここからの眺望が素晴らしい
20200131_tissa_079.jpg 仏陀立像の真横である	20200131_tissa_080.jpg マハー・デーヴィ像 美しい	20200131_tissa_081.jpg その夫、カヴァン・ティッサ王 夫人に比べ何だか軽い感じ
20200131_tissa_082.jpg これはヒンドゥー教の神に模したものか	20200131_tissa_083.jpg とすれば、こちらが王様？	20200131_tissa_084.jpg ここも津波の被害があったらしい
20200131_tissa_085.jpg 岩山最上部の御堂	20200131_tissa_086.jpg 中の仏陀座像	20200131_tissa_087.jpg 仏陀にまつわる伝説の像が並ぶ
20200131_tissa_088.jpg 御堂を守る象たち	20200131_tissa_089.jpg 休憩・展望所	20200131_tissa_090.jpg インド洋の眺望が雄大である
Video 岩上展望所からの眺望 60.2MB （サイズが大きいので、 ダウンロードに時間を要します。 ご注意ください。）	20200131_tissa_092.jpg 白い花が咲いていた テンプルフラワー（プルメリア）	20200131_tissa_093.jpg 先のダーカバまでは行かなかった 前日のサファリの疲れが取れない
20200131_tissa_094.jpg ラグーンの水場風景 ここも何とも和やか	20200131_tissa_095.jpg キリンダ・ビーチ 日除けの下で皆さん和気あいあい	20200131_tissa_096.jpg きれいなビーチ しかし、今は波が高く、海水浴は危険
20200131_tissa_097.jpg ビーチはずれの突堤 私も行ってみた	20200131_tissa_098.jpg Tk運転手君が海水を汲んでいる 宿のオーナーから頼まれたとのこと ここの海水は何か薬効でもあるのか？	20200131_tissa_099.jpg 先ほど登った寺院が見える
20200131_tissa_100.jpg 現地の人と共にインド洋を眺めた	20200131_tissa_101.jpg キリンダ・ビーチにて	20200131_tissa_102.jpg 魚の干物売り、美味しそう 小魚はイリコと同じ匂いだった
20200131_tissa_103.jpg 漁港に寄った 入場料を払わねばならない	20200131_tissa_104.jpg 大きな漁船	20200131_tissa_105.jpg 小さな漁船
20200131_tissa_106.jpg 色々な舟が舫っていた	20200131_tissa_107.jpg 落ち着いた漁港である	20200131_tissa_108.jpg 港整備で日本の援助があったらしい
20200131_tissa_109.jpg 帰路、寄り道して ウダカンダラ寺院を訪問した	20200131_tissa_110.jpg 非常にきれいな仏教寺院だ これは菩提樹	20200131_tissa_111.jpg 開放的な本殿 ジェフリーバワのデザインを思わせる
20200131_tissa_112.jpg 本殿内部 美しい	20200131_tissa_113.jpg 四辺基部を象が守る	20200131_tissa_114.jpg ぐるりと釈迦にまつわる像が並ぶ 中心にストゥーパというデザイン
20200131_tissa_115.jpg 境内は掃き清められ 各種の花が咲く	20200131_tissa_116.jpg 境内を歩くのが心地よい	20200131_tissa_117.jpg 池の睡蓮の花
20200131_tissa_118.jpg 紫の美しい花	20200131_tissa_119.jpg 池に、お釈迦様の伝説の像 どのような伝説かは知らず	20200131_tissa_120.jpg これはブーゲンビリア
20200131_tissa_121.jpg 夕暮れ迫るヨーダ湖を眺めながら ティッサへ戻った	20200131_tissa_122.jpg お世話になったTkとドライバーさん 楽しい一日でした	20200131_tissa_123.jpg 夕食 チキンフライドライス

• 概要
• 天候：晴、7時20分 25.5℃
• 起床：6時30分
• 朝食：8時
• 移動：バスでティッサ―カタラガマ往復
• 昼食：13時30分、部屋で、トースト2枚・バナナ2本・インスタント吸物
• 観光：カタラガマ神殿、キリ・ヴェヘラ寺院
宿→ティッサ・メインバススタンド09:15⇒［Bs］⇒09:45カタラガマBS→［カタラガマ神殿など］→12:15カタラガマBS 12:25⇒［Bs］⇒12:50ティッサ・メインバススタンド→宿
• 夕食：19時、宿で、小エビのフライ・塩ゆでポテト・野菜
• 就寝：20時
• 滞在・宿泊：ティッサ Tissamaharama "City Guest House"
• 日誌・アルバム
＊ 参考地図 ―カタラガマ―
注：「スリランカ 詳細オンライン地図」をもとに作図。


午前中、カタラガマを訪問した。 カタラガマの歴史（「地球の歩き方　スリランカ」2014年7月4日　ダイヤモンド社、183-184ページより） カタラガマは聖山スリー・パーダと並ぶスリランカきっての聖地である。カタラガマ神はもとはヒンドゥー教神話に登場する、シヴァ神の息子とされるムルガン（筆者：スカンダ？）という戦士の神だ。クジャクに乗った青年の姿をした美しい神である。 カタラガマが聖地とされたきっかけは、島の先住民族であるウェッダー族の山岳信仰に遡る（筆者：この点スリー・パーダと全く同じ）。彼らは土着神である山の神サマンとして、カタラガマにある7つの峰をあがめていた。シンハラ人が入島し、さらに南インドからヒンドゥー文化が流入するにいたって、もともと山に宿るとされるシヴァ神の信仰と結びついたという。その後、15世紀頃のムルガン信仰の流行がきっかけとなって、カタラガマはスリランカ有数の聖地としてあがめられるようになった。

スリランカ独立後、……カタラガマ神殿の北にキリ・ヴィハーラという巨大なダーガバ（仏塔）が造られる。これをきっかけとしてシンハラ仏教徒たちがここへ押し寄せるようになった一方、タルミ・ヒンドゥー経徒は激減していく。 現在、政府はここにイスラム教などを含む宗派を超えた一大宗教公園都市の建設をはじめている。（筆者：しかしこの計画は、原因は色々あるが未だ成功しているとは言えないようだ。） カタラガマでは強い日射しのもと相当歩いたので、とてもしんどく、疲れた。体温が心配だったが、昼寝をしたのち、夕刻測ってみると36.6℃、ひと安心。ただ、疲れが溜まっているように感じた。それに、足腰の痛みが取れないのもつらい。これは神経痛なので、湿布薬を張っても痛みがいくらか軽減されるものの、すっかり消えるというわけではない。

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20200201_tissa_001.jpg ティッサBS 宿から約300m、歩く	20200201_tissa_002.jpg このバスに乗車 カタラガマへ	20200201_tissa_003.jpg カタラガマの町 門前町の風情
20200201_tissa_004.jpg 神殿への参道 お土産屋などが並ぶ	20200201_tissa_005.jpg この橋を渡り対岸へ	20200201_tissa_006.jpg 左岸を歩く 右岸は沐浴の場
20200201_tissa_007.jpg やがて神殿参道 裸足の人も多い	20200201_tissa_008.jpg カタラガマ神殿の門	20200201_tissa_009.jpg さらにもう一つの門 こちらの方が重厚で、いよいよという感じ
20200201_tissa_010.jpg 神殿内へ ここは祈りの場である	Video カタラガマ神殿の祈り 49.2MB （サイズが大きいので、 ダウンロードに時間を要します。 ご注意ください。）	20200201_tissa_011.jpg 神殿を通り抜け、裏門から出る 皆さん裸足である
20200201_tissa_012.jpg さらに参道が真っ直ぐ延びている	20200201_tissa_013.jpg 象がいた	20200201_tissa_014.jpg 仏教寺院キリ・ヴェヘラへの参道 参道両側は広々とした緑豊かな公園である
20200201_tissa_015.jpg 猿も沢山いる	20200201_tissa_016.jpg 参道には色々な売店が並ぶ	20200201_tissa_017.jpg 参道終点、ここから脱帽、裸足
20200201_tissa_018.jpg 左手に菩薩像	20200201_tissa_019.jpg 寺院正面 驚くほど巨大なストゥーパ	20200201_tissa_020.jpg 仏陀像
20200201_tissa_021.jpg 祈りを捧げる人々 その信仰の篤さに圧倒される	20200201_tissa_022.jpg カタラガマ神殿への参道を見渡す この道を戻る	20200201_tissa_023.jpg サルの群れ
20200201_tissa_024.jpg 参道風景	20200201_tissa_025.jpg 神殿裏門	20200201_tissa_026.jpg 神殿内
20200201_tissa_027.jpg 神殿本殿の鐘	20200201_tissa_028.jpg 神殿の神々	20200201_tissa_029.jpg 神殿に祈りと供物を捧げる信者の列
20200201_tissa_030.jpg 博物館 見学した	20200201_tissa_031.jpg 以下、No.040まで博物館展示物	20200201_tissa_032.jpg
20200201_tissa_033.jpg	20200201_tissa_034.jpg	20200201_tissa_035.jpg
20200201_tissa_036.jpg	20200201_tissa_037.jpg	20200201_tissa_038.jpg
20200201_tissa_039.jpg	20200201_tissa_040.jpg	20200201_tissa_041.jpg カタラガマ神殿と キリ・ヴェヘラ寺院の説明板
20200201_tissa_042.jpg 神殿前 非常に多くの信者と観光客	Video 祈りの行列 74.6MB （サイズが大きいので、 ダウンロードに時間を要します。 ご注意ください。）	20200201_tissa_043.jpg 沐浴場 必ずしも清潔ではない
20200201_tissa_044.jpg 帰路は右岸 こちらがメインのようだ	20200201_tissa_045.jpg ティッサへ戻るバス バスはピカピカだ	20200201_tissa_046.jpg この日の夕食 エビとポテト