旅行・山行記録

ドイツ・バイエルン旅行 2017

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ミュンヘン@
München
12(Do)〜14(Sa)
オーバーアマガウ
Oberammergau
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München
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Helsinki

オーバーアマガウ Oberammergau

10月12日(木)〜14日(土)

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© 2017 Kengo Tachibana
Updated: October 06, 2017
Last modified: October 30, 2017


ball_magenta2.gif 第5日目 10月12日(木):ミュンヘンからオーバーアマガウへ、ニンフェンブルク城、シュタルンベルク湖
  • 天候:晴、気温22℃
  • 起床:7時30分
  • 朝食:8時30分
  • 移動:Sさんの車でオーバーアマガウへ
  • 昼食:スナックなど
  • 滞在・宿泊地:オーバーアマガウ Oberammergau
  • 観光:ニンフェェンブルク城(Schloss Nymphemburg)、シュタルンベルク湖(Starnberger See)
  • 夕食:20時、Sさん宅
  • 就寝:23時
  • 宿泊:Sさん宅(別荘)
  • 日誌
    • オーバーアマガウは10年に一度村人総出のキリスト受難劇が催される村(町という方がふさわしい)として有名である。Sさん夫妻は通常月曜日〜木曜日ミュンヘンで過ごし、木曜日にオーバーアマガウへ移動、日曜日にミュンヘンに戻る、ということである。オーバーアマガウのお宅は謂わば別荘ということになるが、この家はSさんのご両親が建てられ、彼が生まれ育ったふる里の家である。この町にSさんが通った小学校もあった。
    • この家のほとんどすべての設えは主として無垢の材木を素材として、(家具)大工であった父上の制作とのことである。素晴らしい細工で美しい。Sさんはこれらをこよなく愛しておられることがよく分かった。彼はミュンヘンのアパルトマンの部屋よりも、ふる里のこの家で過ごす方が楽しそうであった。
    • 居間には陶板で被われたクラシックな形の暖炉があり、その燃料は裏山から切り出した木材で、きれいに切りそろえ、適当な大きさに割って庭の小屋(車庫兼農作業用具倉庫)の外壁際に整然と積まれていた。家は古いが(私の見るところ少なくとも築後50年以上は経っている)、設備は新しく、生活は快適で、住み心地は誠によい。庭には林檎、西洋梨などの果樹、トマト、
      各種ハーブ、花の咲く木々などが育ち、よく手入れされている。
    • ドイツの家屋の特性について記すと長くなるので、これ以上述べないが、また、多くの本や数々のウェブサイトで詳しく説明されているが、とにかく、一言で言えば「Alles in Ordnung」(すべてキチンと)である。なお、この家の画像はプライバシー保護に関わるので、掲げない。我々はこのオーバーアマガウのSさんのお宅にホームステイさせてもらった。M.とL.は2泊、私は3泊である。
    • さて、この日はミュンヘンからオーバーアマガウへ行く。途中、ニンフェンブルク城見物後、Sさん夫人と合流(木曜日、夫人はこの城の近くでお仕事)、5人揃って、シュタルンベルク湖に寄り、湖畔散策、オーバーアマガウへ向かった。
    • ニンフェンブルク城(宮殿)とシュタルンベルク湖について、ここで述べることなし、下に画像を掲げるのみ。詳細は、例えばネットで検索してみてください。
    • オーバーアマガウに近づき、車窓から夕日に映えるアマガウアー・アルプスの山々やツークシュピッツェが見えた時、何となく心が騒いだ。
  • アルバム
  • :各画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)

    【ニンフェンブルク城】

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    ミュンヘン市街から
    ニンフェンブルク城へ向かう
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    街路樹が黄葉、美しい
     
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    ニンフェンブルク城到着
    以下、No.036まで城の敷地内
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    宮殿前庭
    沢山鳥たちがいた
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    宮殿正面
    右側から中に入る 
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    真っ直ぐ、広い道が通る
     
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    宮殿裏側
     
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    道両側に花壇
     
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    ギリシャ神話の神々の像が並ぶ
    ここで記念写真
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    人工の池
    ただし、この島は自然を模しているようだ
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    これは広い自然の池だろう
    森がきれいだ
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    森の中の道を進む
    宮殿から見て右側
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    若い人たちも多い
     
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    別の小さめの池
     
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    パゴダ館(Pagodaburg)、以下、No.022まで
    外観は洋風
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    案内板
     
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    説明板
     
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    内部の壁は陶板
     
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    すべてシナの意匠に満ちている
     
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    階段室
     
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    この絵もシナ風だ
     
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    館から外に出ると
    かわいい白い花が咲いていた
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    屋外の気温19℃
    寒さは感じない
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    何だろう?
     
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    小川に架かる橋の上にて
     
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    宮殿から見て左側へ
    宮殿の方へ戻る
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    池の対岸にパゴダ館が見える
     
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    花壇と鳥
     
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    宮殿を守る獅子像
    左右に2体
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    宮殿敷地内のレストランで休憩
     
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    宮殿脇の花壇
     
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    宮殿前の庭園
     
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    庭園の花
     
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    宮殿全景
     
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    池の白鳥
     

    【シュタルンベルク湖、オーバーアマガウ】

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    シュタルンベルク湖
    かのルートヴィッヒ2世が溺死した湖
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    湖の西岸を散策
     
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    ある桟橋の先まで行ってみた
     
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    対岸、ベルク城
    ルートヴィッヒ2世はここに幽閉された
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    別の桟橋先端にて
     
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    岸辺の家
    きれいだ
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    森の中のそぞろ歩き
    駐車地へ戻る
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    日が射してきたので
    再度桟橋の先へ
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    湖面が明るい
     
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    水辺の木々が夕日に映える
     
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    湖の南遙か彼方
    バイエルンの山々
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    黄葉を楽しみながら
    湖岸の散策、以下、No.053まで
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    オーバーアマガウに近づく
    以下、車窓から
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    アマガウアー・アルプスの山
     
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    左手に見えるのはラーバーだろう
    翌日登る予定
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    前方の高山はツークシュピッツェ
    ドイツ最高峰、2,962m

    【動画】(サイズが大きいので、ダウンロードに時間を要します。ご注意ください。)
    シュタルンベルク湖(19.4MB)

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ball_magenta2.gif 第6日目 10月13日(金):オーバーアマガウ、ラーバートレッキング、リンダーホーフ城、エッタール修道院

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ball_magenta2.gif 第7日目 10月14日(土):オーバーアマガウ、ダニエルトレッキング
  • 天候:気温
  • 起床:7時30分
  • 朝食:8時30分
  • 移動(M.& L.のみ):鉄道・バスで、ミュンヘン経由、パッサウへ
  • ダニエル(Daniel)登山:アルム小屋(Tuftlalm)まで、9時50分〜16時40分
  • 昼食:12時30分、アルム小屋
  • 滞在・宿泊地:K.:オーバーアマガウ Oberammergau、M.& L.:パッサウ Passau
  • 夕食:19時30分頃、Sさん宅
  • 就寝:22時頃
  • 宿泊:K.:Sさん宅(別荘)、M.& L.:"Hotel Wilder Mann" in Passau
  • 日誌
    • この日M.とL.はパッサウへ行く。ここの大学生でSさんの次男U君と会うためと、このオーストリアとの国境に近い独特の美しさを有する町の観光が目的である。また、Sさん夫妻がこの町訪問の際の定宿ホテル"Wilder Mann"に泊まるのも楽しみのようだった。朝、この二人を鉄道のオーバーラウ(Oberau)駅まで送り、そこからドイツの国道2号・23号を走り、国境を越え(といっても何もなし、そう言われないと全く気づかない)オーストリア・チロル州に入り、レルモースのダニエル登山口近くに駐車した。
    • その駐車地からSさん夫妻と私のダニエル登山であるが、私はSさん夫妻と行動を共にすることはできない。山道を歩くスピードが全く違うからである。そこで、Sさんはダニエル往復、私は途中のトゥフトゥルアルムという中腹の高原までの往復、S夫人はこの高原の先までSさんと同行、途中から引き返して高原でSさんを待ち、一緒に下山ということにした。私の方が先に山を下りることになるので、登山口のベンチで二人の下山を待つことになる。このトレッキングの詳細は下の「ダニエル(Daniel)トレッキング」参照。素晴らしい天気で、ゆっくり、のんびり、多くの写真を撮りながら、かつ適度に(もしくは過度に)休憩しながら、ドイツ・アルプスのトレッキングを楽しむことができた。
    • オーバーアマガウに帰り着いた時は夕闇が迫っていた。Sさんが墓地に寄って、家族のお墓の植木に水をやるというので、私もご一緒させていただいた。その墓地は岩峰コーフェルを見上げる所に位置し、墓碑銘にはSさんの祖父母、ご両親の名が刻まれている。私も墓石や植物に水をかける手伝いをさせてもらったが、これは得がたい体験であった。ただし、この墓所の画像を掲げることは控える。
    • オーバーアマガウ最後の日の夕食に、ドイツのニシン料理「マチェス」が出された。これは、ずいぶん昔バイロイトのレストランで真夏食べたマチェスの美味しかかったことや、学生たちの研修旅行の付添で1ヶ月ほど滞在したハンブルクのニシン料理のことなど話したのを夫人が覚えておられて、私のために特別に準備していただいたのではないかと思い、恐縮した。しかし、美味しかった。それに、毎晩ヴァイスビーアを出していただいたことに対しても感謝の極みである。
    • 3日4泊の短いオーバーアマガウ滞在であったが、Sさんのお宅のホームステイとSさんのご案内のおかげでこの地を体感できた。通常の観光旅行ではこのような経験はできないだろう。今度は、いい季節に「自力で」この地方を訪れ、少し長く滞在してみたいと思った。
  • ダニエル(Daniel)トレッキング
    • ダニエル・ツークシュピッツェ周辺地域地図 ―KOMPASS: Füssen/Außerfern(1:50 000)による―(日本語表記はkenta山人。)
      :クリックで、別ウィンドウ拡大)


    • コース・時間 ―KOMPASS: Füssen/Außerfern(1:50 000)による―(日本語表記はkenta山人。)



    • 今回のトレッキング

      * 全行程7時間20分、実歩行4時間45分、休憩等2時間35分
      * アルム小屋でゆっくりした。

      レルモース駐車地09:50→[10分]→10:00登山口ベンチ10:10→[2時間20分]→12:30展望台12:40→[5分]→12:45トゥフトゥルアルム小屋1496m(レストランで昼食)14:10→[再度展望台経由、35分]→14:45牧場ベンチ(休憩・仮眠)15:15→[1時間25分]→16:40登山口ベンチ側の牧草地(休憩、Sさん夫妻を待つ)17:00→[10分]→17:10レルモース駐車地

      :左地図のコースは概念的であり、正確ではありません。)
    • 登山状況
      • レルモースは冬期スキーを楽しむ客が多いようで、周囲の山々の山腹にゲレンデが多く、また大小のホテルが沢山建っている。そのような村の道脇に車を駐め、駐車地からしばらく村道を歩く。途中鉄路を横切り左折、線路に沿って少し進むとキリスト像、ベンチと道標があり、そこがダニエル登山口である。この日天気が大変よく、気温も高かった。ここまで来ただけで身体が温まり、汗ばんできたのでコートを脱いで一休みした。Sさん夫妻とはここで別れ、先に登ってもらった。私はここから中腹のトゥフトゥルアルムまで往復、下山して、このベンチで二人を待つ。
      • 南面の山腹はヨーロッパトウヒの林に被われているが、至る所に開けた草地があり、日本の杉や桧の植林帶とは異なって、全体明るい。陽当たりのよいその草地には色々な花が咲いており、彼女らを見たり写真を撮ったりしながら登るのも楽しい。登山道は所々車道と交差しており、トゥフトゥルアルムまで車で行けるようだ。ラーバーの登山道と同じく、所々ベンチがあるが、頑丈で手入れがよくなされており、快適に一休みできる。
      • また感心したのは、要所要所に設置された道標が金属製でしっかりしており、指示、マークと文字が極めて明確であるということだ。加えてそれらの道標の形式は統一されている。さらに、日本の(特に九州の)山道でよく見かける「テープ」は全く見当たらなかった(樹木や岩のペンキの印はいくつかあった)。
      • 登山道は下ることなく、登りだけである。トゥフトゥルアルムまで傾斜は全体緩やかで、急な山腹では道がジグザグに設けられている。そのため、登山者はそれぞれの体力と脚力に応じて、一定のテンポで登ることができる。疲れればベンチで一息つく。トウヒの林の中や草地を登ると牧場の標識と柵があり、その先に広々した草原が現れる。後で知ったのだが、この牧場はずれの高台がコールベルク(Kohlberg、1419m)である。牧場の中の登山道脇にこの山のスタンプ台が設けられていたので、下山中手帳に押して記念にした。
      • この牧場をなだらかに登り詰めると、前方に展望台が見える。トゥフトゥルアルムの高原は近い。この先断崖の基部をトラバースの後、急な丸太階段をひと登りすると、広大な高原に飛び出し、着いた、という気持ちが湧き、たちまち気が晴れる。まず、高原に出てすぐの崖っぷちから突き出た展望台へ。日本晴れならぬ、アルプス晴れ、もしくはチロル晴れとでも言うべきか、雲ひとつない晴天、ツークシュピッツェとチロルの山々、その下の谷間に広がる緑の森や草原、町並み、村落、などなど、そこからの眺めは言葉も出ないほど素晴らしい。わざわざこのトレッキングを案内してくださったSさんの意図がはっきり分かった。
      • しばらくこの展望台からの眺望を楽しんだ後、高原の中の平坦な道をトゥフトゥルアルム小屋へ向かった。小屋に着いてみると、レストランのテラスは登山客で賑わっていた。ほとん
        どのテーブルにビールジョッキが置かれている(真っ昼間のこの風景は日本では見られないと思う)。下山ということがあるから、少し驚いた。ラーバーでも皆さんビールを楽しんでいた。そこはロープウェイで降りることができるので、何となく納得していたが。
      • 下の画像で分かるように、ほとんどの人が半袖シャツ姿である。それほどの陽気、日射しであった。私はそれを避けて、室内で昼食を摂ることにした。セルフサービスなので、カウンターはビールや食事を注文する人が絶えない。大忙しだ。私が注文したレバーソーセージ・茹でジャガイモ・ザウアークラウトがテーブルに来るまで少々時間がかかった。しかし、ヴァイスビーアは注文すればすぐジョッキに注いで出してくれる。私もビールを飲んだが、喉の渇きもあって、最高に美味しかった。実は2日前の晩、S夫妻と山登りの話しになり、私が昼間山歩き中ビールなどは飲まないと言うと、S夫人は「そうよね」という顔つきだったが、Sさんは「なぜだ、山歩きで休憩して、ビールを飲まないでどうする」という意見であった。この小屋で美味しくビールを味わい、Sさんの見解を納得した。
      • 食事を終え小屋の外に出ると、小屋横のベンチに座るS夫人に気づいた。彼女はここから先、ダニエルへの登山道途中までSさんと一緒だったが、そこから引き返し、ここで彼が降りてくるのを待っているとのことだった。しばらくお話をして、私は先に下山することにした。何しろ彼らに比べ、私は脚が遅いし、ゆっくり、休み休み降りたかった。高原を少し散策し、再び展望台に寄り、登りと同じ道を下った。
      • 下の牧場のベンチで休んでいる内、昼食時飲んだビールのせいか気持ちがよくなってうたた寝をしてしまった。この30分ほどの仮眠で元気を取り戻し、後は快適に下山した。登山口のベンチそばの草地に銀マットを敷き、横になって日の傾く景色を眺めていると、「日本人が寝ているぞ」と声がし、Sさん夫妻が笑みを浮かべて現れた。ダニエルの標高2340m、トゥフトゥルアルムは約1500m、レルモース約1000m、Sさんはやはり健脚である。
      • スタンプ
        左:トゥフトゥルアルム(約1500m)(S夫人からいただいた)
        右:コールベルク(牧場ベンチそばの山、1419m)

  • アルバム
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    【オーバーアマガウからダニエル登山口へ移動、展望台まで】

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    朝日に輝くコーフェルの岩峰
    抜けるような青空
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    Sさん夫妻と3人、車で
    ダニエルの登山口レルモースへ
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    ツークシュピッツェ右(西)の麓を回る
     
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    南下するにつれ
    ツークシュピッツェの姿が変化する
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    これはチロルの山だろう
     
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    オーストリア・チロル州
    レルモースに近づく
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    レルモース到着
     
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    この画面右手道路脇に駐車
    ここから徒歩で
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    黄葉真っ盛りの木
     
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    馬の牧場
     
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    まず村の中を進む
    道標
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    線路を渡り、左折
    線路脇を駅の方へ歩く
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    道標とゴミ箱
     
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    レルモースの家並み
    チロルの村だ
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    キリスト像とベンチ、この登山口で休憩
    Sさん夫妻は先にスタートしてもらった
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    10時10分、登山口スタート
    はじめはヨーロッパトウヒ林の中の道
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    アザミの花
     
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    開けた草地に出た
    南斜面で陽当たり良好
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    色々な花が咲いていた
    マツムシソウ
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    これはキンポウゲの一種だろう
     
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    キノコも多く見かけた
     
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    水場
    幾筋かごく小さな流れもあった
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    非常にきれいな花
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    トゥフトゥルアルムへの道標
    道標はしっかりしており、指示は明確
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    登山道脇のベンチ
    ゆっくりなので、ここは通過
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    スミレの花?
     
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    大木が多くなった
     
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    緑の中に黄葉が映える
     
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    木の根の張出た道は日本と同じ
    ここにもベンチ、ちょっと休んだ
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    「双子杉」のような木
    左に十字架、右に何かのマーク
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    元気な若い女性が追い越していった
    軽く挨拶を交わした、彼女の足は速い
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    牧場入口の柵
     
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    すぐ広く開けた気持ちのいい牧草地
    森の彼方にダニエルが見えた
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    牧草地を登り切ると
    前方に展望台が現れる
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    振り返って牧草地を見下ろす
    彼方にチロルの山々
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    その反対側にツークシュピッツェ
     
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    展望台とトゥフトゥルアルムへの道標
     
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    崖の基部をトラバース
     
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    最後に、丸太階段を登る
     
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    崖っぷちの小さな花
     
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    突然広大な高原状の牧場に出る
     
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    まず展望台へ
    360度、素晴らしい眺望が展開する
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    展望台にて
    ツークシュピッツェを背景に

    【動画】(サイズが大きいので、ダウンロードに時間を要します。ご注意ください。)
    オーバーアマガウからダニエル登山口へ、車窓から(79.1MB)
    アルム小屋手前の展望台からの眺望(76.8MB)

    【アルム小屋から登山口まで】

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    心も軽く、アルム小屋へ向かう
    彼方にダニエルが白く輝く
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    アルム小屋到着
    大勢の登山客で賑わっていた
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    小屋の中で昼食、セルフサービスだ
    小屋の中にいるのは土地の人たち
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    レバーソーセージ、ザウアークラウト
    ジャガイモ、ヴァイスビーア
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    至る所でパラグライダーを見かける
    上天気で、気持ちよさそう
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    小っちゃなチャペル
    この側の道がダニエル山頂に通じる
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    牧草の高原を少し散策
    ツークシュピッツェが目の前に聳える
     
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    皆さんも高原散策を楽しんでいるようだ
     
     
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    下山も展望台に寄り
    その下の牧草地ベンチで休憩
    気持ちがよくなって30分仮眠
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    綿毛が光り輝いていた
     
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    下り、この辺りは要注意
    しかし、濡れていないのでまず安全
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    日本でも見たことがあるような花
     
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    落ち葉の積もる道
    快適に下る
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    上り追い抜かれた若い女性とまた出会った
    彼女アルム小屋まで2往復するとのこと!
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    樹間のレルモースとチロルの山
    絵になる風景である
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    追い抜いていった登山者
    こちらでは半ズボン姿が多いようだ
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    夕日に映えるチロルの山並
    本当に素晴らしい景色だ
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    またきれいな花
     
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    この花にはセセリチョウが
     
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    花の群落
     
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    登山口ベンチそばの草地で休憩
    Sさん夫妻の下山を待った
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    レルモースの村が山陰に被われる
    列車が通過した
     
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    下の道を馬たちが行く
     
     
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    夕日に輝くばかりのツークシュピッツェ
    その姿を目に焼き付け
    オーバーアマガウに戻った

    【動画】(サイズが大きいので、ダウンロードに時間を要します。ご注意ください。)
    アルム小屋前にて(166MB)

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