山行記録

十坊山

2021年4月22日(木)

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© 2021 Kengo Tachibana
Updated: April 22, 2021
Last modified: April 24, 2021


ball_magenta2.gif 山行概要
  • 山名(読み方、標高):十坊山(とんぼやま、535.5m)
  • 県名/山地・山群・地域など:佐賀県・福岡県/背振山地
  • 山行期日:2021年4月22日(木)
  • 山行形態:単独、日帰り
  • 日程
    • 移動:車で佐賀県側十坊山南登山口まで
    • 十坊山登山:11時40分〜14時05分
    • 移動:佐賀県側十坊山南登山口から車で
  • 日誌
    • ここ数日、大きな高気圧がほぼ日本全体を覆い、居座り続けている。そのため、各地25℃以上の夏日である。福岡県もこの日30℃近くまで気温が上がるという予報であった。
    • そこで、久し振りに私が「二丈四座」と呼んでいる四座(いくつかのサイトでは「糸島四座」という)の内、背振山地最西端の十坊山に登ることにした。
    • 福岡県側から上るのはしんどいので、南の佐賀県側七山村南登山口から反時計回り周回、実歩行約1時間半の軽登山である。
    • 南登山口から上ったのは、多分私一人である。山頂で、福岡の中村登山口から上ってきた若者たち数名、福岡・佐賀県境の白木峠から縦走してきた数名と出会った。平日なので登山者は少なかった。
    • 福岡県糸島市から十坊山南登山口へのアプローチについては、次のウェブページを参照してください。
    • 2020年5月27日(水)浮嶽[付]佐賀県側十坊山南登山口へのアプローチ

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ball_magenta2.gif 十坊山登山記録
  • 天候:晴、山頂の気温 約30℃前後(山頂標識の柱に設置の気温計によると、何と「36℃あまり」。日光が当たっていたので高くなったのだろうが、体感では30℃足らずのようだった。)
  • 行程:南登山口から十坊山山頂、大白木越(峠)経由、反時計回り周回、全行程2時間25分、実歩行2.8km/1時間25分、休憩等1時間
  • コース地図・時間
  •   南登山口 11:40→[10分]→11:50林道出合(休憩10分)12:00→[林道歩き15分、山菜採り15分]→12:30十坊山(休憩・軽食35分)13:05→[20分]→13:25大白木越(410mピークまで往復15分)13:40→[10分]→13:50大白木登山口→[林道歩き、15分]→14:05 南登山口
    【トラックデータ】カシミール3D GDBファイル:20210422__十坊山.gdb
    【トラックグラフ】距離・標高


  • 登山状況
    • 南登山口から登山道を登り始めると、直ぐ汗をかき始めた。長袖シャツを脱ぎ、半袖Tシャツ1枚にした(下山するまでそのまま)。それでも汗ばむほどの陽気である。植林帯の中で、日が射さないので25℃前後だったと思われる。
    • 一汗かいたので、林道出合で一休みした。その先、今回は登山道を縦走路出合へ上らず、林道を歩くことにした。ただ、この林道はかなり傾斜が強い。汗が噴き出さない程度に、ゆっくり登った。
    • 十坊山山頂台地に飛び出すと、空が広く開け、日差しが強くてまぶしいほどだ。山頂台地の基部を反時計回りに林道終点までちょっとトラバースして後、急坂を上って縦走路に出た。この間、山菜摘みを楽しんだ。
    • 縦走路を山頂方面に登り始めると右に展望岩があるので、寄ってみた。眼下に山間の吉井村落、海の方に福吉の集落と漁港が見渡せた。ここから坊主岩がひときわ目立つ山頂は直ぐである。
    • 山頂からは360度、海と山の展望が開ける。何度見ても、その度新鮮だ。
    • 山頂標識の支柱に備え付けられた温度計をふと見ると、何と「36度あまり」。確かに陽を遮るものが何一つなく、日光を浴びているし、時刻は12時半、それもありかと思ったが、体感としては30℃前後だった。
    • 日差しが強すぎるので、坊主岩の北側に回って、日陰で休憩、彼方の唐津湾を眺めながら軽食を摂った。
    • 山頂で35分過ごした後、尾根筋を西へ下山開始。植林帯の登山道入口まで山頂台地の草地を下る。道や踏分はないが、入口が見えるので、適当にルートを取ってなだらかに下る。
    • 植林帯に入ってもしばらく道はなだらかだが、その後急坂の尾根の下りとなる。尾根の鞍部「大白木越」まで明確な道はなく、踏分もほとんど消えている。所々設置された古いテープを頼って下る。ここでルートをはずれるとやっかいだ。ただ、おおむね尾根筋を、テープを確認しながら下ればよい。
    • 大白木越からその登山口へ向かう前に、尾根を直進してすぐ先の410mピークに上ってみた。そこには新しく七山村地籍標識の低い石柱が設置されていた。
    • 大白木越に戻り、トラバースの平坦な道を南西の大白木越登山口へ向かって進む。植林帯の中の道も踏分は不鮮明であり、テープの目印にしたがって歩く。登山口手前の50〜100メートルの区間、道が分からないほど荒れている。初めてここを通る登山者は不安になるだろう。
    • この登山口から平坦な林道歩き、15分で南登山口に戻ってきた。

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ball_magenta2.gif アルバム
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    十坊山南登山口
    佐賀県唐津市七山村
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    南登山道
    倒木が取り除かれていた
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    林道出合、10分休憩
    山頂まで林道を上る
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    傾斜がかなり強い林道
    ゆっくり登る
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    スミレの一種
     
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    別種のスミレか
     
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    開けた山頂台地到着
    前方上方、山頂の坊主岩
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    アザミ
    この辺りで山菜摘み
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    山頂直下、林道終点
    2017年、ここまで車で来たことがある
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    山頂のすぐ下、展望岩から
    北方面の眺め
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    山頂、坊主岩
    展望岩から直ぐ
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    東方面の眺め
    十坊山も含め二丈四座と呼ぶ
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    西、唐津湾
     
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    北東、眼下
    福吉漁港、大入港
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    その彼方、可也山
    春霞のためぼんやりと見える
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    南西、唐津の鏡山
     
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    南、手前山塊の右は城山
    背後彼方、七山の山並
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    山頂にて
    上々の天気、だが日差しが強過ぎる
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    下山開始
    山頂を振り返り、見る
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    台地の草むらを西へ
    踏分はない
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    植林帶への登山道入口
    雑木が塞いでいるので分かりにくい
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    植林帯に入ると道は明瞭
    最初はなだらか
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    やがて急坂の下りとなる
    ここから登山道・踏分不鮮明
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    設置されたテープの目印が頼り
    ザレ場が続く
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    テープを確認しながら下る
     
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    尾根筋鞍部、大白木越(峠)到着
    一旦西に直進、410mピークへ
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    倒木などあって、道は荒れている
    しかし、ピークまでは近い
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    410mピーク
    円形に下草など切り払われていた
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    七山村の地籍調査標識のためらしい
     
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    ピークのユニークな木の姿
     
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    大白木越に戻る
     
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    南東へ向かう
    道は不鮮明、しかしほぼ平坦
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    ここでもテープの目印が有り難い
    私自身設置のテープもある
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    大白木越登山口が見えた
    最後は道がなく、極めて分かりにくい
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    登山口の道標
     
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    後は林道歩きである
    しばらく、車走行の形跡なし
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    林道らしくなる
    林道分岐
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    左は山頂へ通じる林道
    今回、この上部を山頂まで歩いた
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    右に進み、南登山口へ戻る
     

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