山行記録

日之影・大崩山地三座(五葉・夏木・鹿納)山行

五葉岳

ブナの三差路・お姫山・乙女山

―2012年5月17日(木)―

ao4.gifホームページへ戻る

ao4.gif「山行記録―宮崎県―」へ戻る


© 2012, Kengo Tachibana
Updated: May 20, 2012
Last modified: December 26, 2020


ball_magenta2.gif 山行概要
  • 山名・ピーク(読み方、標高):五葉岳(ごようだけ、1569.7m)、お化粧山(おけしょうやま、1450m)、ブナの三差路(ぶなのさんさろ、1571m)、お姫山(おひめやま、1550m)、乙女山(おとめやま、1517m)
  • 県名/山地・山群・地域など:宮崎県/大崩山地
  • 期日:2012年5月17日(木)
  • 「油山会」定例山行:参加者 5名
  • 日程
    • 移動(車):福岡市城南区「サニー北片江店」からお化粧山登山口、九州自動車道「北熊本SA」での買い物・朝食時間を含め、4時間5分
    • (:帰福の移動については19日(土)の山行記録「鹿納山―2012年5月19日(土)」の該当箇所参照。)

      「サニー北片江店」(集合)5:45→野芥ランプ→[福岡都市高速]→太宰府IC→[九州自動車道、「北熊本SA」で買い物・朝食]→7:05益城熊本空港IC→[県道36号]→小谷→[県道206号]→小森→[県道28号]→高森→[国道325号]→8:30高千穂→[国道218号]→「平底トンネル」手前→[県道237号]→8:30日之影→[県道6号]→9:20仲村橋→[日隠林道]→9:50お化粧山登山口

    • 登山:五葉岳反時計回り周回、10時10分〜16時5分
    • 移動(車):お化粧山登山口から民宿「河鹿荘」まで45分
    • お化粧山登山口16:15→[日隠林道]→仲村橋→[県道6号]→17:00民宿「河鹿荘」
    • 宿泊:民宿「河鹿荘」
  • 日誌
    • 油山会「日之影・大崩山地三座(五葉・夏木・鹿納)山行」、第1日目。
    • 第2日目山行記録は「夏木山―2012年5月18日(金)―」、第3日目山行記録は「鹿納山―2012年5月19日(金)―」
    • 福岡からお化粧山登山口までは、前週の下見調査山行と同じルート、所要時間もほぼ同じ。
    • それにしても、グループ山行で、「日隠林道」は長く、きびしいということをつくづく感じた。今回の三座山行ではこの林道を三日間往復する。Kさん、本当に運転ご苦労様でした。
    • この日も含め、3日間山中で誰一人出会わなかった。三座、油山会独り占めというところ。花の時期は大賑わいなのに、それを過ぎるとこうも静かになるものなのか、初夏の新緑も魅力的であるのに、と思う。特に2・3日目は時間的に余裕があったので、適当な地点で長い休憩を取り、静かな深山の森の霊気ともいうべきものを心ゆくまで味わうことができた。
    • 宿泊は下見山行と同じく「河鹿荘」。そのご主人から登山ルートの詳しい情報を得、実に味わい深いルート設定ができた。また、「見立」の歴史や過去の状況などの話も興味深かった。ありがとうございました。
    • 夕暮れ時、日之影川河畔「河鹿荘」の部屋の窓を開けると、目の前を清流が適当な水量で流れ下り、その瀬音に混じって河鹿の声が聞こえる。何とも言えない安らぎを覚える。
    • 三日間天候に恵まれ、心ゆくまで誠に充実した山登りを楽しめました。

ao1.gifこのページのトップへ戻る

ball_magenta2.gif 五葉岳登山記録
  • 概要
    • 天候:晴
    • 行程:お化粧山登山口から「ブナの三差路・お姫山・乙女山・大吹登山口」経由、周回、全行程 5時間55分、実歩行 4時間35分
  • コー図地図・時間


  • お化粧山登山口10:10→[1:05]→11:15お化粧山11:30→[30]→12:00ブナの三差路(昼食)12:30→[20]→12:50お姫山13:00→[15]→13:15乙女山13:20→[20]→13:40お姫山直下・登山道分岐13:45→[25]→14:10五葉岳14:25→[「五葉岳直登コース」、1:05]→15:30大吹登山口→[35]→16:05お化粧山登山口

ao1.gifこのページのトップへ戻る

ball_magenta2.gif 登山状況と画像
  • お化粧山登山口到着9時50分、登山準備、ストレッチの後、10時10分、登山開始。
  • 「登山道入口」から植林帯の中、山腹の急坂が続く。ジグザグの坂道、崩落した斜面を横切る危険箇所もある。しかし、前週の下見調査山行の時と違って(登山初心者さんが連れでした)、今回はしんどいながらも程よいペースで登る。
  • 尾根に出る手前、涸れ沢のヤマシャクヤクは残念ながらすべて花が散り、小さな実を膨らませていた。
  • 今回は「お化粧山」の確認ができた。写真も撮った。予想通り、前週の昼食の箇所だった。
  • ここからブナの三差路まで、「参考タイム」通りの時間で到着。登山口からひたすら登りずめだったからであろう、あのブナの老大木を見ると安堵感に満たされる。これは初めての時はもちろんであるが、毎回そのようである。「ブナの三差路」はこの辺りでは一番の標高(1571m)であり、そこに凝然と立つブナの巨木、ここに至ると不思議な安らぎ覚える。ここは一種の「パワースポット」なのかも知れない。
  • ブナの三差路から五葉岳の途中の「お姫山」とその脇に突きだした「乙女山」。この二つとも、その名のイメージとは大違い、あまり可愛らしくない岩山である。それとも、これは両者の本質を象徴しているのか
  • 五葉岳はアケボノツツジの名所とのことであるが、今回は全く見ることができなかった。山頂に立つと風が強く、あまり長居をせずに下山開始。
  • 下りは「五葉岳直登コース」(「河鹿荘」主人による)。下りはじめからしばらくの間、タンナトリカブトの群生にびっくり。このすべての根っこを煎じ、煮詰めたら、一体どのくらいの人数を……、なんてことを夢想してしまった。
  • この登山道(直登コース)は、上の方はガレ場、下の方は植林伐採地、あまり楽しくない、と思った。
  • 大吹登山口に近づくと「自然林コース」と出合う。そこから登山口まではすぐである。
  • 登山口到着後、翌日の夏木山登山のために、兜巾岳への登山道入口を確認した。林道を少し上り、今は廃道となった林道支線入口の適当な駐車スペース、さらに廃道を登って登山道入口を確認した。
  • 大吹登山口からお化粧山登山口まで、林道を歩く。

    【画像】
    :各画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)
    120517_0001.jpg
    120517_0001.jpg
    お化粧山登山口駐車地
    準備・ストレッチ後出発
    120517_0002.jpg
    120517_0002.jpg
    登山道入口
    下見の時見過ごした
    今回は大丈夫
    120517_0003.jpg
    120517_0003.jpg
    30分ほど登って
    着替えの小休憩
    120517_0004.jpg
    120517_0004.jpg
    登り始めてから約1時間
    お化粧山到着
    120517_0005.jpg
    120517_0005.jpg
    お化粧山にて
    120517_0006.jpg
    120517_0006.jpg
    ブナの三差路
    なぜか、みんなニコニコ
    120517_0007.jpg
    120517_0007.jpg
    右、鹿納山
    彼方に大崩山
    120517_0008.jpg
    120517_0008.jpg
    これから登る
    五葉岳
    120517_0009.jpg
    120517_0009.jpg
    急坂を下る箇所もある
    120517_0010.jpg
    120517_0010.jpg
    五葉岳を背景に
    お姫山にて
    120517_0011.jpg
    120517_0011.jpg
    鹿納山を背景に
    お姫山にて
    120517_0012.jpg
    120517_0012.jpg
    山頂の陰に
    ヒカゲツツジ
    120517_0013.jpg
    120517_0013.jpg
    乙女山に向かう
    案外きびしい
    120517_0014.jpg
    120517_0014.jpg
    乙女山山頂
    お姫山と同じく岩山
    120517_0015.jpg
    120517_0015.jpg
    大崩山のワク塚
    すぐ近くに見える
    120517_0016.jpg
    120517_0016.jpg
    お姫山の基部を右へ巻き
    登山道から五葉岳を仰ぐ
    120517_0017.jpg
    120517_0017.jpg
    五葉岳への急坂
    120517_0018.jpg
    120517_0018.jpg
    五葉岳山頂にて
    120517_0019.jpg
    120517_0019.jpg
    五葉岳山頂にて
    120517_0020.jpg
    120517_0020.jpg
    ただ一輪
    アケボノツツジ
    120517_0021.jpg
    120517_0021.jpg
    山頂から少し戻り
    直登コース分岐
    ここから大吹登山口へ下る
    120517_0022.jpg
    120517_0022.jpg
    すぐトリカブトの大群生地
    120517_0023.jpg
    120517_0023.jpg
    道はガレ場で歩きにくい
    120517_0024.jpg
    120517_0024.jpg
    やがて植林帯
    120517_0025.jpg
    120517_0025.jpg
    伐採地を下り
    下に見える森の中へ
    120517_0026.jpg
    120517_0026.jpg
    そこにはまたまた
    トリカブト
    120517_0027.jpg
    120517_0027.jpg
    自然林コース分岐地点を過ぎ
    大吹登山口へ
    120517_0028.jpg
    120517_0028.jpg
    登山口から林道を上り
    翌日の兜巾岳登山口確認
    120517_0029.jpg
    120517_0029.jpg
    再び大吹登山口に戻り
    120517_0030.jpg
    120517_0030.jpg
    林道を下る
    120517_0031.jpg
    120517_0031.jpg
    林道脇に
    ヤマフジ
    120517_0032.jpg
    120517_0032.jpg
    お化粧山登山口に到着

ao1.gifこのページのトップへ戻る

ao4.gifホームページへ戻る

ao4.gif「山行記録―宮崎県―」へ戻る