山行記録

宮崎県中部三座(石堂山・地蔵岳・尾鈴山)山行

地蔵岳

―2012年5月25日(金)―

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© 2012, Kengo Tachibana
Updated: May 27, 2012
Last modified: December 26, 2020


ball_magenta2.gif 山行概要
  • 山名(読み方、標高):地蔵岳(じぞうだけ、1089.4m)
  • 県名/山地・山群・地域など:宮崎県/尾八重・九州山地
  • 期日:2012年5月25日(金)
  • 日程
    • 移動(車)
    • 民宿(西米良・村所)7:05→[国道219号、瓢丹淵の先左折]→トンネルを抜け左折→[村道(?)、1km弱で左折]→[尾八重川沿林道、舗装、15kmほどか]→8:10「地蔵岳」登山口
    • 登山:地蔵岳、8時25分〜12時35分
    • 移動(車)
    • 「地蔵岳」登山口13:15→[国道219号]→[地方道]→14:20高鍋町役場(地域振興課、ホテル予約)→14:50「ホテル」
    • 宿泊:高鍋「亀の井ホテル」
  • 日誌
    • 2泊3日の「宮崎県中部三座(石堂山・地蔵岳・尾鈴山)山行」、第2日目。
    • 第1日目山行記録は「石堂山―2012年5月24日(木)―」、第3日目山行記録は「尾鈴山―2012年5月26日(土)―」
    • 村所から国道219号を西都市へ向かって走る。ガイド本によると「『一五番』から尾八重川沿いの道を走る」とあるが、今では瓢丹淵の先を左折し、真新しいトンネルを抜ければこの尾八重川沿いの道に出ることができる。その先1km、さらに道が分かれており、左の林道へ進む。この川沿いの林道は離合不可能な狭い舗装道路である(もっとも、所々道幅が広い箇所があって、そこで離合できる)。なお、この道は落石も多いので慎重な運転が必要。尾八重川左岸のこの林道を15kmほど進むと橋がありそのすぐ先が地蔵岳登山口である。村所から登山口まで1時間少々。
    • 前日の石堂山と同じく、この山も山頂まで登り坂である。やせ尾根・岩の小ピーク、急傾斜などのため距離の割には時間がかかる。また、照葉樹の初夏の落葉がはげしく、落ち葉が登山道を埋め尽くす。特に、打越分岐―山頂間は落ち葉で滑らないよう注意しなければならない。この下りで、慎重に下りていたのだが、軽く2〜3回滑りこけてしまった。
    • 山頂にはこの山名の通り地蔵様の石像がある。お賽銭をあげ、雨が降らないようにお願いした。そのおかげか、天気は曇り空のまま。
    • 五合目「高野槇の背」から六合目「高野槙の肩」、登山道の尾根筋には「コウヤマキ」の大木が多く直立している。初めて見たが、凛とした感じの姿である。
    • 一人きりの登山かと思っていたが、下山時、登山口近くの植林の中で一人の若い男性登山者と出会った。挨拶を交わした際、山頂から下の落ち葉について注意した。「オサレ山」について尋ねられたが、この山のことは全く知らない。帰宅して調べてみるとこの山は地蔵岳の北西にあり、標高1151.7m、あまり登られていないようだ。彼、あの時間でまさかこの「オサレ山」まで行ったはずはない。
    • 下山後車中で昼食。高鍋町に宿泊すべく、1時間ほど走り、高鍋町役場に行った。そこの地域振興課でホテルを紹介・予約してもらい、午後3時近くにはホテルに着いた。ゆっくり風呂に浸かり体をほぐした。風呂上がりのビールがおいしかった。夕食はホテル隣接のレストランで焼き肉バイキング、張り切っていたがそんなに肉は食べられない。むしろ、ラーメンやサラダ、果物、ショートケーキ(!)がおいしかった。生ビールも注文したのだが、おかしなことに半分ほど飲んだらもう十分(こんなことは珍しい)、残してしまった。
    • 疲れていたせいもあっただろうが、この日は早めに就寝、翌日の「尾鈴山登山」に備えた。 ぐっすり眠れた。

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ball_magenta2.gif 地蔵岳登山記録
  • 概要
    • 期日:2012年5月25日(金)
    • 天候:曇
    • 行程:地蔵岳登山口から地蔵岳往復、全行程4時間10分、実歩行3.5km、3時間30分
  • コース地図・時間


  • 【トラックデータ】カシミール3D GDBファイル:20120525_地蔵岳.gdb
    【トラックグラフ】距離・標高

    :上りのログがなく、データファイル、グラフ共に下りのみ。上りはこの逆コース。)

    地蔵岳登山口(駐車地)8:25→[「尾八重大橋」を渡ってすぐ、右の登山道へ、10]→8:35尾八重川渡渉登山道合流→[40]→9:15四合目9:25→[12]→9:37五合目「高野槙の背」9:45→[15]→10:00六合目「高野槙の肩」→[13]→10:13七合目→[10]→10:23打越分岐10:30→[10]→10:40八合目→[15]→10:55地蔵岳山頂11:05→[20]→11:25打越分岐11:30→[55]→12:25登山道合流→[10]→12:35地蔵岳登山口(駐車地)(車中で昼食)

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ball_magenta2.gif 登山状況と画像
  • 地蔵岳登山口に駐車した。登山口からいったん尾八重川へ下り、渡渉して対岸の登山道を登る、というのが本来の登山ルートらしい。しかし登山口に張り紙がある。「無理して川を渡らなくても、橋の先を右に入れば登山道に着きます。」とのこと。この情報はありがたかった。なぜなら、ガイドブックに「徒渉地点付近ではヤマヒルの被害にあうこともある。」と載っていたからである。この危険を避けることができるのである。むしろこの迂回路の方を正式のルートとし、登山口も橋(「尾八重大橋」)を渡った右側にした方がいいのではないかと思われる。また、登山口の林道脇にはせいぜい2台くらいしか駐車できないのに対し、橋の向こうには5・6台駐車可能のようである。
  • さて、橋を渡って右の「新登山口」から登山開始。よくあることだが、今回も山腹植林帶の中、ジグザグの急坂、これが尾根筋まで続く。その後、植林(左)と自然林(右)を分ける尾根筋の登山道を登る。かなりの急坂である。
  • 五合目「高野槇の背」から六合目「高野槙の肩」までがこのルートのハイライトと言うべきか。コウヤマキの大木のそばを通りながら、岩の急傾斜を登る。やがて、傾斜が緩み、「打越分岐」に至る。ここは峠で、風が通り涼しい。休憩するのに適当な場所である。
  • この分岐から道の傾斜が少し緩くなり、岩道もほとんどない。その代わり登山道にはうずたかく落ち葉が積もっていて危険。落ち葉のない時期は気持ちよく歩けるのではないかと思う。
  • お地蔵様の祀られた山頂から展望はない。西側に展望所があるらしいが、この日は曇り、それに時間を節約したい、ということで、これはパス、山頂10分で下山開始。
  • 山頂から打越分岐まで、滑らないように本当に神経を使った。にもかかわらずちょっと滑りこけた。道も2・3箇所間違えかけた。すべて落ち葉のせいである。くれぐれも要注意。
  • いつものように、下山は1回の休憩を取っただけで、登山口へ。
  • 植林帶で一人の男性単独登山者と出会った。彼「こんちには、地蔵岳はまだまだですか。」、私「こんにちは、まだまだですよ。下りで、落ち葉に注意して下さい。」、彼「はい、分かりました。オサレ山をご存じですか。」、私「いえ、知りません。では、行ってらっしゃい。」、彼「ありがとうございます。」
  • 「オサレ山」はこの時初めて聞いた。帰宅して調べてみることにした。

    【画像】
    :各画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)
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    村所の「民宿」にて
    大きいが、良いクモさんです
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    尾八重川添いの林道
    狭く、離合困難
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    尾八重大橋到着
    この先20m、登山口
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    登山口
    簡単な案内板
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    張り紙
    大いに助かった
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    登山口に駐車
    少し戻る
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    尾八重大橋を渡る
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    橋から徒渉する川を見る
    ヤマヒルが出るらしい
    渡らずにすんでよかった
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    橋を渡って右手
    「新登山口」、道標なし
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    登山道
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    正規の登山道と合流
    右は正規ルート、左へ登る
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    植林帶の登山道
    山腹、急坂
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    尾根筋に出る
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    四合目
    一休み、着替え
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    ロープ場
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    「高野槇の背」
    また休憩
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    この「背」は五合目
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    狭い岩場を登る
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    岩の小ピークを越える
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    谷間の展望
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    高野槙の大木
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    六合目
    高野槙の肩
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    さらに登る
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    七合目の岩場通過
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    平らな打越分岐、休憩
    そよ風が心地よい
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    今度は山腹を斜めに
    やや坂が緩む
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    その代わり、落ち葉がいっぱい
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    八合目通過
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    あと10分!
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    「人吉・かめさん」
    お久しぶりです
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    山頂が近い
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    山頂到着
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    山頂にて
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    お地蔵さん
    雨が降らないことを
    お賽銭をあげてお祈り
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    下り、落ち葉が危険
    2・3回こけました
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    目印のテープ
    助かります
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    尾根の下り
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    ここは危険
    要注意
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    植林帶の中へ
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    唯一出会った登山者
    行ってらっしゃい!
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    登山道合流地点
    右へ
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    橋の脇、新登山口へ出る
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    橋を渡って
    駐車地へ戻る

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