- 曲淵の方から県道56号へ右折、右手(東側)の「旧三瀬街道」案内板の示す小道(これ自体が旧街道らしい)に入り、すぐ先左手の空き地に車を駐めた。
- 登山準備をして9時10分歩きはじめる。これまたすぐ林道ゲートである。ここでは「林道」としているが、正確には「福岡水道局管理道路」で、曲淵ダム管理用道路と思われる。ゲートの金網扉の左に「金武宿・飯場峠」の道標がある。
- そのすぐ下に丸太橋があり、それを渡るのだが、この橋の丸太が少し朽ちておりこれを通るのは危険、その左を徒渉する。徒渉ではあるが、流れは極めて細く、渡るのは容易である。
- 渡って直進、ゴロタ石急坂の道をひと登りすると(ここまで旧街道であったのかどうか不明)、普通の登山道のような旧街道である。ただ、道幅が広く、深くえぐられているのが旧街道の雰囲気を漂わせる。また、旧街道らしく、道の傾斜が緩い。
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- やがて飯場峠に着く。峠は十字路になっている。上ってきた道とそれに連なる金武宿への下りの旧街道、それと鋭角に交叉する西山への尾根登山道と展望所への上り道(これは伐採地の急坂を下り、下の林道ゲート脇の丸太橋に至る)である。
- 峠から金武へ旧街道を下る。植林帯の中をしばらく下ると谷間を通るようになり、所々旧街道の縁石や敷石の残骸、昔の暗渠などが現れる。
- 道は細い谷川に沿って延びている。しかし、かなり下流の土管がむき出しになっている所(この上に街道が通っていたはず)から道はない。つまり、街道脇を流れていた谷川が道を崩し、両者が一つの沢と化してしまったのであろう。沢の道ではあるが、石がゴロゴロしてはいるものの、水量は乏しいので、歩く際石に気をつけさえすればよい。
- やがて沢の道は本来の道と谷川に分かれるが、道にはゴロタ石のような昔の敷石だらけである。その先、右手にコンクリート縁石が現れると間もなく西山登山口に至る。
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20210301_iibatoge_001.jpg 駐車地 5〜6台駐車できる |
20210301_iibatoge_002.jpg 県道56号から入って直ぐ その入口に「旧三瀬街道」の道標 |
20210301_iibatoge_003.jpg 県道の反対側、林道ゲートが見える この時たまたま開いていた |
20210301_iibatoge_004.jpg 林道ゲート脇の道標 左へ進む |
20210301_iibatoge_005.jpg 丸木橋は古くなり、渡るのは危険 橋の左を徒渉し、直進 |
20210301_iibatoge_006.jpg ゴロタ石の道をひと登り |
20210301_iibatoge_007.jpg 普通の登山道になる 傾斜は緩い |
20210301_iibatoge_008.jpg イノシシの罠 |
20210301_iibatoge_009.jpg 幅広く抉れた道 旧街道の風情 |
20210301_iibatoge_010.jpg 左手に伐採地が見える |
20210301_iibatoge_011.jpg 上の方が明るい 峠近くだ |
20210301_iibatoge_012.jpg 飯場峠、十字路 上ってきた方面 |
20210301_iibatoge_013.jpg その反対側 10分休憩後、左金武へ下る |
20210301_iibatoge_014.jpg 最初は普通の登山道 |
20210301_iibatoge_015.jpg やがて細い流れ沿いの道 |
20210301_iibatoge_016.jpg アオキの赤い実 |
20210301_iibatoge_017.jpg 旧街道の縁石や敷石の残骸だろう |
20210301_iibatoge_018.jpg 旧街道は谷間を通っている |
20210301_iibatoge_019.jpg クロスカントリーの練習か 真新しいバイクの轍 |
20210301_iibatoge_020.jpg 旧街道だけに傾斜は緩い |
20210301_iibatoge_021.jpg 右側の崖 ユニークな杉の姿 |
20210301_iibatoge_022.jpg 谷川に沿って下る |
20210301_iibatoge_023.jpg 所々縁石が残っている |
20210301_iibatoge_024.jpg 暗渠を渡る |
20210301_iibatoge_025.jpg この辺りは歩きやすい |
20210301_iibatoge_026.jpg また暗渠 倒木は放置されたままだ |
20210301_iibatoge_027.jpg この辺り旧街道の跡をとどめている |
20210301_iibatoge_028.jpg ここから道が崩れ、沢となる 敷石が乱れてむき出しになっている |
20210301_iibatoge_029.jpg 土管がむき出し 昔この上を街道が通っていたはずだ |
20210301_iibatoge_030.jpg やがて、道から水の流れは消える |
20210301_iibatoge_031.jpg ゴロタ石の道 |
20210301_iibatoge_032.jpg 縁石がはっきり残るところ |
20210301_iibatoge_033.jpg 右手に西山登山口 旧街道歩きはここまで、10分休憩 |
20210301_iibatoge_034.jpg 西山登山口から尾根に向かう 一度通った傾斜のやや強い上り |
20210301_iibatoge_035.jpg 見覚えのある倒木 |
20210301_iibatoge_036.jpg 上方が明るい この先、左を巻く |
20210301_iibatoge_037.jpg 直ぐ尾根登山道出合 左は西山へ |
20210301_iibatoge_038.jpg 「←西山」の道標 道標の右は進入不可 |
20210301_iibatoge_039.jpg 道標の手前、右の尾根道へ |
20210301_iibatoge_040.jpg 植林と自然林の混じる尾根道 |
20210301_iibatoge_041.jpg 小ピークの一つ 木々が切り倒されていた |
20210301_iibatoge_042.jpg かなり大きな杉の並木 |
20210301_iibatoge_043.jpg 赤リボンが目印 |
20210301_iibatoge_044.jpg あるピークの大木 |
20210301_iibatoge_045.jpg 明るい広々とした尾根道 いかにもイノシシが出そうだ |
20210301_iibatoge_046.jpg 果たして、イノシシのヌタ場があった |
20210301_iibatoge_047.jpg 飯場峠近く、最後のピーク 右へカーブ |
20210301_iibatoge_048.jpg 飯場峠へ戻ってきた 10分休憩 |
20210301_iibatoge_049.jpg 飯場峠にて |
20210301_iibatoge_050.jpg この先の下りは直進する 左へ下りれば、上ってきた道 |
20210301_iibatoge_051.jpg 峠からしばらく登る |
20210301_iibatoge_052.jpg 登り切ると道は左へ急カーブ |
20210301_iibatoge_053.jpg 直ぐ展望所 折りたたみ椅子が置いてある |
20210301_iibatoge_054.jpg 南西方面の展望が開ける 伐採地の向こうに県道が見える |
20210301_iibatoge_055.jpg 伐採地を下る 道や踏分はほとんどない |
20210301_iibatoge_056.jpg 林道跡らしきところを選んで下りる 所々、急坂のショートカット |
20210301_iibatoge_057.jpg かなり下まで下りてきた 左手に小さな沼 |
20210301_iibatoge_058.jpg 沼の下手の踏分らしき道へ |
20210301_iibatoge_059.jpg イノシシの足跡がいっぱい |
20210301_iibatoge_060.jpg 小さなヌタ場もある |
20210301_iibatoge_061.jpg 下から伐採地を見返す ずいぶん急坂のルートだった |
20210301_iibatoge_062.jpg この「難路」を下りきる 林道ゲートが見えた |
20210301_iibatoge_063.jpg 丸太橋の脇に出る 展望所からしんどい下りであった |
20210301_iibatoge_064.jpg 丸太橋と二つのルート 旧街道ルートの方が明確、容易、安全 |
20210301_iibatoge_065.jpg 振り返り、林道ゲートを見る この時、ゲートは閉まっていた |
20210301_iibatoge_066.jpg 駐車地に戻った 峠から25分、上りより時間がかかった |