山行記録

糸島半島の山

可也山

親山虚空蔵堂登山道

―2019年11月1日(金)―

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© 2019 Kengo Tachibana
Updated: November 01, 2019
Last modified: November 22, 2020


ball_magenta2.gif 山行概要
  • 山名(読み方、標高):可也山(かやさん、365m)
  • 県名/山地・山群・地域など:福岡県/糸島市・糸島半島
  • 山行期日:2019年11月1日(金)
  • 山行形態:単独、日帰り
  • 日程
    • 移動:車で親山虚空蔵堂まで
    • 登山:10時50分〜14時
    • 移動:親山虚空蔵堂から車で
  • 日誌
    • 2月20日(水)、可也山親山虚空蔵堂登山道を調べ、登山口(と思われる)地点を確認していた。その登山道を登ってみたかったが、ステンドグラスパネル「ミュシャ:月桂樹」の作成(4月〜7月)、夏の猛暑などのためこの登山ができなかった。
    • 今回、秋の1日、「虚空蔵堂登山道」と林道を反時計回りに周回し、可也山に登った。
    • 親山虚空蔵堂までの移動については「2月20日(水)、可也山虚空蔵堂登山道調査、芥屋大門、一ノ岳」参照(別ウィンドウ)。
    • この日快晴・無風、上々の登山日和であった。しかし、虚空蔵堂登山道登山口から可也山展望台まで、可也山北面山腹の涸れた谷川と支尾根の傾斜のきつい直登で、この上り全ルートは植林と自然林に覆われて薄暗く、展望は全くない。
    • さらに、展望台に近くなると、道と踏分がなくなり、おまけにそれまで設置されていたピンクリボンを見つけるのが難しくなった。展望台直下では急傾斜のため右へ回り込むが、岩場があったり、ヤブコギ状態で難儀する。
    • 展望台へ飛び出すと、天が広々と開け一気に気も晴れる。しかし、北面のこのルートは薄暗く、景色も見えない傾斜のきつい直登で、登山道も明確ではなく、ピンクリボンがなければ道に迷いそうだ。などなどのため、このルートは山登りを楽しみたい人たちにお薦めできない。師吉登山口からの尾根登山道に比べると快適な歩きではない。

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ball_magenta2.gif 可也山登山記録
  • 概要
    • 天候:晴
    • 行程:親山虚空蔵堂から反時計回り周回・往復、全行程3時間10分、実歩行3.6km/2時間10分、休憩等1時間

  • コース地図・時間


  • 【トラックデータ】カシミール3D GDBファイル:20201101_可也山.gdb
    【トラックグラフ】距離・標高


    親山虚空蔵堂10:50→[1時間10分]→12:00可也山展望台13:00→[1時間]→14:00親山虚空蔵堂

  • 登山状況
    • 親山虚空蔵堂に車を駐め、登山開始。境内を通り抜け先の林道を進む。5分ほどでこの林道は終点となり(砂防堤がある)、右上方にピンクリボンが見え、ここが登山口である(これは2月20日の調査の時確認していた)。
    • かなりの傾斜の涸れた谷川左岸をしばらく登ると、道は涸れた谷川に入る。大雨の時は雨水が流れ、歩くことができないかも知れない。
    • 点々とリボンが設置されているので安心だが、これがないと先へ登るのが不安になるだろう。リボン設置の方に感謝。途中、左(東)山腹を走る林道(上の地図「林道登山口」から「分岐@」まで)近くの地点で一服休憩。下山は「分岐@」からこの林道を下り、「分岐A」からこの休憩地点へ戻る予定である。
    • さらに谷川を登り続けると、谷川がいよいよ細くなり、その先端付近で右側の尾根へ登る標のリボンがある。すぐ支尾根に取り付き、尾根道を登る。傾斜が一段ときつくなる。
    • 可也山展望台に近づくと踏分がなくなり、リボンが頼りのヤブコギ状態の上り。急傾斜の岩場混じりの道なき道を右へ巻きながら上り、最後にブッシュをかき分け展望台へ飛び出した。
    • 展望台から南方面を除き大展望が開ける。2羽の鳶が空を舞う展望台で昼食を摂り、景色を楽しみながら1時間過ごした。上りでは誰とも出会わなかったが(このルートはあまり使われていないようだ)、展望台や山頂尾根で数人の登山者と挨拶を交わした。次の日からの3連休中、可也山は大勢の登山者で賑わうことだろう。
    • 下山は登ってきたルートを戻らず、予定通り周回することにした。平坦な山頂尾根を東へ快適に歩き、分岐Aから左折、林道を下る。林道にしては相当な傾斜がある。これを登るときついだろう。
    • 最初舗装道路だが、途中から未舗装となる。しばらく下り、GPSで上り休憩地点に最も近い「分岐A」を確認、そこから上りのルート・休憩地点へ向かった。距離はほんの50m足らずだが、道や踏分はなく、ヤブコギしなければならない。
    • 見覚えのある休憩地点へ出てひと安心、再び一服休憩。ここから登ってきた道を下り、林道終点登山口を通って虚空蔵堂へ戻った。

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ball_magenta2.gif アルバム
    :画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)

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    親山虚空蔵堂
    スタート・ゴール地点
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    虚空蔵堂境内を抜け
    短い林道を進む
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    5分ほどで林道終点到着
    先の谷に砂防堤
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    右手、谷の左岸が登山口
    ピンクのリボンが見える
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    左岸をしばらく登る
    道は明白
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    やがて道は涸れた谷川へ
     
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    リボンに導かれ、谷を登る
    岩や枯れ枝で歩きにくい
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    谷の最上部
    右手の支尾根へ登る
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    尾根道は直登・急坂
     
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    可也山展望台のすぐ下
    踏分がなくなり、ヤブコギ状態
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    テープ・リボンがありがたい
    急坂、岩場もあり、時間がかかる
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    最後のブッシュをかき分け登る
    展望台に出た
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    展望台からの眺望
    南西方面、二丈四座
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    西方面
     
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    北から北東方面
     
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    東方面
     
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    可也山展望台にて
    快晴・無風、快適、1時間過ごした
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    可也山山頂
    展望なし、通過
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    途中の展望所
    南彼方に背振山系の山並
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    可也神社
    参拝
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    快適な山頂台地の道
    平坦な登山道
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    上の地図の「分岐@」
    ここを左折する
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    分岐地点の道標
    親山虚空蔵堂へ下る道
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    最初はコンクリート舗装林道
     
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    やがて未舗装になる
     
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    かなり傾斜が強い
    これを登るのは相当難儀だろう
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    上の地図の「分岐A」
    上りの道に向かう
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    道や踏分はない
    GPSを見ながら進む
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    約50mほどで上りの道に出合う
    ここで上りの時と同様、休憩・一服
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    後は登りと同じ道を下る
    下りは上り以上に慎重に
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    林道終点広場(登山口)到着
     
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    林道をのんびり歩く
     

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    虚空蔵堂の水場、ポンプ
    顔を洗い、タオルで汗を拭った
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    虚空蔵堂、ツワブキの花
     
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    サザンカのつぼみ
     
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    堂から村道を300m下ると林道登山口
    「分岐A」から林道を下ればここに出る

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