山行記録
くじゅう
稲星山・鳴子山
オオヤマレンゲ
―2013年6月27日(木)―
「山行記録―大分県―」へ戻る© 2013 Kengo Tachibana
Updated: June 28, 2013
Last modified: December 06, 2020
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目次
山行概要
- 山名(読み方、標高)：稲星山(いなぼしやま、1774.0m)・鳴子山(なるこやま、1643m)
- 県名／山地・山群・地域など：大分県／九重山群
- 山行期日：2013年6月27日(木)
- 山行形態：単独、日帰り
- 日程
- 移動：自宅から赤川登山口駐車場まで、4時30分～6時45分、2時間15分 自宅04:30⇒野芥ランプ⇒[福岡都市高速]⇒(太宰府IC)⇒[九州自動車道]⇒(鳥栖JC)⇒[大分自動車道]⇒(九重IC)⇒[四季彩ロード]⇒筋湯⇒[やまなみハイウェイ]⇒瀬の本⇒[国道442号]⇒06:45赤川登山口駐車場
- 稲星山・鳴子山登山：赤川登山口駐車場から南登山道経由、往復、7時05分～16時
- 移動：赤川登山口駐車場から牧ノ戸峠・長者原・九酔峡経由九重ICまで、あとは往路と同じコース、16時30分～18時30分、2時間
- 日誌
- 昨年同時期同コースで久住山・稲星山（2012年6月29日(金)）に登った。鳴子山のオオヤマレンゲを見るためだったが稲星から先で道を見失い、鳴子まで行けず引き返した。
- 今回は下調べを綿密に行い、気負い込んで出かけたが、南登山道がやはり難路で、しかもここを往復したため大変きつかった。この登山道を歩くのは秋から春にかけて、木々が葉を散らし、ススキなどの草も枯れ果てた頃がいい。梅雨時期から秋口までは避けた方が無難である。ちなみに、踏み跡から判断すると、この日この登山道を利用したのは私一人だったようである。
- 鳴子山から稲星越まで戻り、そこでたまたま昼食を一緒にとったベテランの方の話しによると、オオヤマレンゲを見るために鳴子山へ登る場合、ほとんどの人たちは沢水からの登山道を利用する、もしくは牧ノ戸峠から往復するとのこと。なるほどそうであろうと納得した。
- その鳴子の花であるが、私は初めてなので、登山道脇ばかり探し、いくつか見つけた。しかし、ベテランの方にお聞きすると、花たちは別の箇所に開いているそうである。
- 今回の登山も昨年同様時間がかかった。山に入っていたのは約9時間、スタートの赤川登山口駐車場から神明水間、登り3時間、下り2時間30分であった。
- 飲み水は1.5リットル費やした。日射しがなかったので、これで済んだが、炎天下であれば、2リットル以上準備する必要があるだろうと思う。もっとも、神明水で水の補給はできるが、水質に若干不安がある。
- それにしても、我ながらよく歩いたと感じる一日でした。
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- 概要
- 天候：曇
- 行程：赤川登山口駐車場から往復、全行程8時間55分、実歩行6時間45分
- コース地図・時間
- 画像・備考(1)―赤川登山口駐車場から神明水まで― （注：各画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。）
- 画像・備考(2)―神明水から稲星山・稲星越・鳴子山・十字路経由、赤川登山口駐車場まで―
（注：各画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。）
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稲星山へ登る
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稲星山山頂到着
山頂からの眺望
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山頂からの眺望
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山頂からの眺望
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山頂からの眺望
祖母山
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山頂からの眺望
阿蘇山
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山頂にて
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白口岳、ズーム
登山者たちが見える
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稲星越へ下る
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かなりきびしい道
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灌木林の中を下る
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稲星越
五つの登山道交差地点
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右、本山登山道は進入禁止
左、鳴子山へ
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鳴子への道はきびしい
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登山道から左下
天池、水を湛えていた
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オオヤマレンゲ
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鳴子山山頂にて
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山頂から、稲星山方面
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稲星越への途中
振り返り見る、鳴子山
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下りの南登山道
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下りの南登山道
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下りの南登山道
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菩薩像
登りで気づかなかった
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展望岩にて
久住高原と阿蘇山
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下りの南登山道
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渡渉地点に戻る
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南登山道出合地点
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再び、植林帶を戻る
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林道へ
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駐車場到着
神明水から稲星山に向かう。あの尾根歩きに比べれば格段に快適である。辺りの景色を楽しみながらゆっくり登る。
稲星山山頂からの眺望が素晴らしい。くじゅうの山々、坊ガツル、祖母、阿蘇。山頂で20分も過ごしてしまった。
稲星山から稲星越へ向かう。昨年、この辺りで道を見失ったので慎重に方向を確かめながら下る。
稲星越は5つの登山道合流地点である。降りてきた稲星山からの道、沢水（展望台）からの本山登山道、鳴子山への道、白口岳への道、中岳への道。
注意すべきは「本谷登山道」は崩落箇所があり通行不可ということである。それと、鳴子山への道標がないのでちょっと困った。ちょうどベテランらしき人が来たので尋ねると、鳴子への道は、本山登山道左脇へ進むと教えてもらった（「画像0043」参照）。
この鳴子山への尾根道は距離は短いが難路と言えよう。大きな岩が多く、戻りはストックをリュックに収め、使わなかった。
山頂から少し先まで行き、念願の鳴子の「天女の花」に会うことができた。
稲星越まで戻り、昼食。ここで、ベテランの方から色々くじゅう情報を聞く事ができた。
稲星越からは中岳への道を十字路まで進み、盆地を横切るような形で神明水までのんびり歩いた。
今回は久住山経由は避け、神明水から往路を戻ることにした。
登り苦労した尾根道は、下りの方が要注意。滑りこけたり、けつまずいたりする危険がある。
駐車場に到着して、長い登山を終え、ほっとしました。全行程約9時間でした。
【トラックデータ】カシミール3D GDBファイル：20130627_稲星山_鳴子山.gdb
【トラックグラフ】距離・標高
① 赤川登山口駐車場07:05→[30]→07:35南登山道出合→[55]→08:30展望岩08:35→[1:30]→10:05神明水
② 神明水10:20→[20]→10:40稲星山11:00→[15]→11:15稲星越11:25→[15]→11:40鳴子山12:00→[20]→12:20稲星越（昼食）13:10→[十字路経由、25]→13:35神明水→[1:15]→14:50展望岩15:00→[1:00]→16:00赤川登山口駐車場
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温泉「赤川荘」手前の赤川登山口駐車場に到着した7時50分、車は私の1台のみ。この時期、久住の南側のいくつかの登山道を登る人は極めて少ないようである。 駐車場から車道をほんの少し下ると東側に林道ゲートがあり、その脇を抜けて、林道を上る。 約10分ほど歩くと、左に大きくカーブ地点の右手に登山道入口がある。草が茂っているので、初めての人は躊躇するかも知れないが、その先は踏み分けが明確である。 久住山の山裾、植林帶をなだらかに東へ向かう。途中自然林になり、竹林を抜けると、南登山道に出る。ここを左折し、長い長い登り道となる。 南登山道出合のすぐ上に新しい林道が走っており、それを横切って登山道が続く。 旧参道の雰囲気を持つ道を登ると、猪鹿狼寺跡がある。植林の中をなだらかに進むが、小さな谷川に架かる丸太橋を越える辺りから、自然林の急坂となる。 やがていわゆる「七曲がり」になり、傾斜はますますきびしくなる。ジグザグに高度を稼ぎながら歩きにくい道を登っていく。 展望岩まで、登山道は鬱蒼たる森の中、見晴らしは全くない。それだけに、この展望岩からの眺めはうれしい。久住高原、阿蘇山などの眺望が得られるはずなのだが、この日はガスが一面広がり、それを眺めて一休みするだけ。 その先、急坂をひと登りすると、森を抜け、広々とした尾根に出る。やれやれである。 尾根道は中低木と草の中、坂はそれほどではない。しかし、久住山山塊の麓まで距離がある。おまけに、久住名物クロボクの道で滑りやすい、灌木や草が伸びて道をふさいでいる箇所が多く、顔や腕をひっかく､草で道の様子が分かりづらい、岩だらけのところもある、湿っぽい道に小さな虫たちが湧いているなどなど、この時期は難路である。 長い尾根道を登り詰めると、樹木がなくなり、道は久住山塊を反時計回りに迂回するように神明水へ向かう。少々歩きにくいが、坂はなだらか、眺望があり、気分が晴れる。 稲星山の姿が見えると間もなく神明水である。駐車場から約3時間かかった。 神明水に着く頃、低い雲は晴れて、南に遠く祖母の山々が見えた。ここで15分の大休憩。小雨がぱらぱら落ちてきて、気温も低下したのでレインスーツ上着を身に着けた。 |
