山行記録

花切山・双石山(針ノ耳神社)

―2014年11月28日(金)〜29日(土)―

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© 2014 Kengo Tachibana
Updated: December 01, 2014
Last modified: December 15, 2020


ball_magenta2.gif 山行概要
  • 山名(読み方、標高):花切山(はなきりやま、669.2m)、双石山(ぼろいしやま、509.3m)・針ノ耳神社
  • 県名/山地・山群・地域:宮崎県/宮崎市南部
  • 山行期日:2014年11月28日(金)〜29日(土)
  • 山行形態:単独、一泊二日
  • 全日程
    • 第1日目:2014年11月28日(金)
      • 移動:自宅から椿山キャンプ場先駐車場(遊歩道入口)まで、4時間00分
        自宅06:15⇒野芥ランプ⇒[福岡都市高速]⇒(太宰府IC)⇒[九州自動車道、宮原PAで朝食]⇒(えびのJct)⇒[宮崎自動車道]⇒(清武南IC)⇒[一般道] ⇒[県道27号]⇒[林道]⇒10:15椿山キャンプ場先駐車場(遊歩道入口)
      • 登山:10時30分〜16時25分
      • 移動:「清武温泉」まで、約30分
      • 宿泊:「清武温泉」
    • 第2日目:2014年11月29日(土)
      • 移動:「清武温泉」から(双石山)小谷登山口まで、15分
      • 登山:09時00分〜10時40分
      • 移動:小谷登山口から宮崎市のホテルまで、約40分
  • 山行全体
    • 11月末、宮崎市に所用で行くついでに、市南部・鵜戸山地北端の花切山と双石山(針ノ耳神社)に登ることにした。花切山は新しく「九州百名山地図帳」に加えられた。双石山は数年前登ったが(2011年3月6日(日))、その時は九平登山口からの登山道を利用したので、この山の魅力の「針ノ耳神社」の奇岩群を見ず、また、尾根縦走もできなかった。今回、花切山初登頂はできたのだが、双石山は時間的制約のため、奇岩の「針ノ耳神社」見学だけになった。
    • 双石山と花切山・斟鉢山(徳蘇連山)の間を流れる加江田川に沿って、かつての加江田森林鉄道(トロッコ)が走っていたとのこと。その長い軌道敷跡が遊歩道として整備されている。今回の花切山登山はその遊歩道の西端、椿山キャンプ場はずれの駐車場から登り始めたのだが、その東端・丸野駐車場からの加江田渓谷遊歩道歩きと花切山・斟鉢山・双石山登山を組み合わせれば面白い山行ができるように思われる。
    • 花切山は深山の趣があり、新鮮であった。しかし、天気は悪く、平日ということもあったのか誰一人登山客に会わなかった。そもそもこの山に入る人が少ないのか、道がかなり荒れていた。特に、下りの「滝コース」は大雨のためか倒木、道の崩落などが多く危険。ちょっと古い資料になるが、『新分県登山ガイド』(山と渓谷社、2004年)によると、この山の登山コースは丸野駐車場からの登山道が紹介してある。そして、今回の椿山キャンプ場駐車場からのルートは「……初心者向きではない。」と書かれているが、確かにそれほど標高がないにもかかわらずずいぶん手強いと思った。
    • 双石山は、土曜日、晴天、大勢の登山客。尾根に出ての稜線歩きはさぞ快適であったろう。
    • ところで、登山口までのアプローチであるが、福岡・えびの方面からの場合、自動車道を清武で降りることになる。前回は宮崎自動車道から「清武JCT」で東九州自動車道に入り、すぐの「清武IC」で降りた。ところが、今回「清武南IC」が新しく設けられていることが分かったので、そちらに降りてみた。結果はかえって時間がかかってしまった。「清武IC」で降りた方がよい。
    • 第一日目の宿は「清武温泉」。サービスなど気にしなければ、適当な宿泊費で、この辺りの登山の宿としては最適と思われる。

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ball_magenta2.gif 第1日目登山記録:花切山
  • 概要
    • 天候:曇、一時小雨
    • 行程:遊歩道入口から花切山一部時計回り周回往復、全行程5時間55分、実歩行5時間10分
  • コース地図・時間



    【トラックデータ】カシミール3D GDBファイル:20141128_花切山.gdb
    【トラックグラフ】距離・標高


    遊歩道入口10:30→[25]→10:55下の滝ルート分岐→[尾根ルート、1:30]→12:25上の滝ルート分岐→[45]→13:10花切山(昼食)13:45→[45]→14:30上の滝ルート分岐14:40→[滝ルート、1:05]→15:45鏡洲万葉の滝→[20]→16:05下の滝ルート分岐→[20]→16:25遊歩道入口

    【登山状況・画像@】―上り―
  • 登山状況
    • 「清武南IC」で自動車道を降り、車の「ナビちゃん」の指示に従い県道27号へ。県道を南下、三つの双石山登山口を過ぎ、椿山峠を越え、下りきって左鋭角に椿山キャンプ場への車道へ。この車道は現在東九州自動車道建設作業道路となっており、建設現場まで幅広く整備されている。しかし、大型ダンプカーなどの通行が盛んで要注意。また、時折「発破」が行われるらしく、その情報掲示にも気をつける必要がある。椿山キャンプ場に近づくと道は未舗装になるが、走行に不自由なし。車道のどん詰まりは広い駐車場になっており、そこが遊歩道入口、かつ花切山登山始点でもある。かつてはこの辺りまで、森林鉄道のトロッコが走っていた。この軌道跡の遊歩道のことを知り、2013年、見立鉱山跡を訪ねた山行を思い起こしてしまった。
    • 駐車場に私の車一台だけ。あたりは実に静かである。駐車場加江田川側に建つ東屋でゆっくり登山準備。ゲート前に「諸注意」があり、花切山登山道は倒木・崩落で「通行困難」とのこと。しかし「不可」・「禁止」ではないので、登ることにした。ただし、登りの「尾根ルート」はまだしも、下りの「滝ルート」は確かに「困難」であった。
    • 遊歩道入口から花切山登山口までは渓谷美を楽しみながら歩く。この遊歩道(かつてのトロッコ軌道跡)は加江田川に沿い、その渓谷の中を縫って丸野駐車場まで続くのだが、10分ほどで花切山登山口、右の登山道へ。その先も加江田川支流沿いの平坦な道を進む。ただ、道が少々荒れているのが気がかりではあった。
    • やがて、「尾根ルート」と「滝ルート」の分岐に至る。登りは尾根、下りは(少し不安ではあったが)滝に決め、「尾根ルート」へ向かう。
    • 「尾根ルート」に入っても谷筋のなだらかな道だが、涸れ谷を対岸へ渡り、少し進むと道が左折、山腹の急登になる。尾根に出るまできついが、その尾根の道も急傾斜。
    • ふっと傾斜が緩み、「赤子淵分岐」までしばし、だがその先はまたもや急登、傾斜はさらに増すように感じる。上の「滝コース」分岐で一休み、山頂まで「ヒッシマメタン」、途中の「大岩展望所」は無視、ひたすら登り、花切山山頂到達。祝福するかのように、いきなり雨が降り出した。慌てて雨具を身に着けたが、すぐ雨は去り、昼食。ワンタンスープが美味しかった。
  • 画像
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    椿山キャンプ場への車道(林道)
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    車道終点駐車場
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    遊歩道入口
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    加江田川沿いの遊歩道
    加江田森林鉄道軌道敷跡
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    花切山登山口
    直進:遊歩道、右:登山道
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    登山道、幾分荒れている
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    渓流沿いの登山道
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    木製橋を渡る
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    すぐ滝コース分岐
    左の尾根コースへ
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    道脇の花
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    キノコも
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    なだらかな登山道
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    谷を渡る
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    対岸の道標
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    右岸を少し歩く
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    山腹の急登
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    尾根に登る
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    尾根の急登
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    梯子を登る
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    広場
    猪のヌタバか遊び場?
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    傾斜が緩む
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    赤子淵分岐
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    再び急坂
    岩も多くなる
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    上の滝コース(右)分岐
    花切山へは直進
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    道はさらに厳しさを増す
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    赤い木の実が鮮烈
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    断崖の前を右折
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    トラバース
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    尾根に出て、最後の登り
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    山頂到着
    展望はない


    【登山状況・画像A】―下り―
  • 登山状況
    • 下り、時折小雨が落ちてくるのでレインスーツを身に着けた。登りでパスした「花切展望所」に寄ってみたが、ガスと樹木のため展望は得られなかった。
    • 『九州百名山地図帳』によると、上の滝コース分岐―花切山山頂間、登り45分、下り25分とされている。だが下りは登りと同じくらい、あるいはそれ以上時間がかかる。急坂である上、登山道は木の根や岩が多いためである。急ぐと極めて危険。滝コース分岐まで下りて一息つく。雨が止んだので、レインスーツの上着を脱いだ。
    • 分岐から滝コースを下るが、谷に降りきるまでの山腹の道は傾斜が急であるものの危険ではない。ただ、落ち葉が多く、踏分不明確、テープや赤い矢印の道標を確認しながら下る。
    • 谷筋の道は傾斜が緩むが、倒木が道をふさぐ箇所が多い。やがて、谷が深くなり、谷を大きく巻いたり、崖っぷちの狭い道となる。倒木や崩落などがあり、確かにこの道は歩行「困難」である。神経を集中して「鏡洲万葉の滝」まで降りる。
    • ここまで来れば一安心。きつかった。滝を写真に収め、滝の先の木橋を渡れば、後は下の滝コース分岐まで安全な道、途中で小休憩。
    • 分岐から先は登ってきた道である。駐車場までゆっくり戻った。
    • このコースで花切山に登る場合、下りも「尾根コース」にすべきであろうと思った。「滝コース」は危険箇所が多く、今後一雨ごとに倒木、崩落が発生するはずだからである。
    • 九州百名山の一つに登ったということになるが、かなりきつい思いをした。少々冒険気味の単独山行でした。
  • 画像
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    登りはパスした展望所へ
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    花切展望所
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    ガスと樹木のため眺望はよくない
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    木の根に注意
    慎重に降りる
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    振り返ると急坂である
    岩と木の根の道できびしい
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    滝コース分岐を左折
    自然林の急坂を下る
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    テープが見える
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    登りの道標
    矢印の逆に下る
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    「谷」に降りきる
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    谷筋を下る
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    このコースは荒れているようだ
    人の歩いた気配がない
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    道に迷いそう
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    倒木が道をふさぐ箇所も多い
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    道標にほっとする
    ここは右の岸へ渡る
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    また倒木
    下をくぐり抜ける
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    ロープ場の急坂
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    山腹を巻く箇所もある
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    また対岸(左岸)へ渡る
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    崖っぷちの狭い道
    滑落注意!
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    一番の難所、崩落箇所
    左の崖の下を通る、冷や汗!
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    だが、谷の景色は素晴らしい
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    梯子
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    倒木
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    やっと滝まで下った
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    鏡洲万葉の滝
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    滝のすぐ先、木橋を渡る
    その先は平坦、安全な道
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    ちょっと一休みして
    下の滝コース分岐に出る
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    遊歩道出合
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    遊歩道入口到着
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    「清武温泉」から南彼方
    右:双石山、左奥:花切山

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ball_magenta2.gif 第2日目登山記録:双石山(針ノ耳神社)
  • 概要
    • 天候:晴
    • 行程:小谷登山口から双石山・針ノ耳神社時計回り周回、全行程1時間40分、実歩行1時間30分
    • 双石山登山コース図

      双石山の登山コースは左の図の通り。今回は時間の関係で、針ノ耳神社まで行き、下山した。

      緑の部分が今回の登山図で、下にその拡大図を示す。

      なお、トラックデータファイルとトラックグラフは省略。
  • コース地図・時間



    小谷登山口09:00→[55]→09:55針ノ耳神社(休憩)10:05→[35]→10:40小谷登山口

  • 備考
    • 前日とは大違い、この日は上天気、気温が高い。午後、宮崎市内で用事があり、登山のための時間は午前中だけなので、双石山の「針ノ耳神社」まで往復することにした。小谷登山口から塩鶴登山口経由、周回である。
    • 小谷登山口に駐車し、県道を清武の方へ戻り、塩鶴登山口から登り始めると、広大な伐採地に出た。日射しが強く、汗が噴き出した。
    • 再度植林の中、急坂を登ると自然林に変わり、大岩展望所に着く(社が建っている)。ここは木々が生い茂り、展望はよくない。この展望所の下に小谷登山口への登山道が分岐している(下山はこちらに進んだ)。
    • 展望所から岩道をちょっと登ると、また分岐があり、左は「針ノ耳」経由、右は直接尾根の「第二展望所」へ至る。左へ進む。
    • やがて上に奇岩が見えてくる。期待感が増す。「針ノ耳」は聞きしに勝る奇岩である。針ノ耳神社の小さな社殿がこの奇岩の基部に建っている。そのせり出している岸壁の下では落石の危険があるので(その標識もある)、その脇で休憩した。
    • 下りは、大岩展望所下、分岐を左折、小谷登山口へ向かう。多くの登山客と出会ったが、皆さん専らこの登山道を登っておられるようだ。こちらの方が趣があり、より快適。登山口に駐車場もあるし、時間的にも有利である。今度訪れる時はこの道を利用することにしようと思った。
    • 尾根歩きができなかったし、山頂に立つこともなかったが、あの奇岩を存分に眺め、楽しめて満足の山歩きでした。
  • 画像
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    「清武温泉」から
    双石山を眺める
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    小谷登山口駐車場
    帰ってきたら満杯であった
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    県道27号を少し戻る
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    塩鶴登山口
    ここに駐車地はない
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    登山開始
    植林帶をちょっと登る
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    広大な伐採地を登る
    日射しが強い
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    再び植林帶へ
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    林の急坂
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    自然林となる
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    大岩展望所
    しかし、樹木が生い茂り展望なし
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    岩の急坂を登る
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    登山道分岐
    左、「針ノ耳」へ
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    上に奇岩が見える
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    何とも印象的な「針ノ耳」
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    奇岩の道が上に続く
    しかし今回はここまで
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    落石を避け、奇岩の右で休憩
    岩が張り出しているのが分かる
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    奇岩の下の「針ノ耳神社」
    可愛らしい社殿
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    大岩展望所まで戻り
    その下を左折、小谷登山口へ下る
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    この登山道は快適
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    落ち葉の道、足にやさしい
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    登山道分岐
    左:この道を下ってきた
    右:「針ノ耳」を経由せず尾根に出る
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    植林帶の中へ
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    その手前の岩
    「カエル岩」とのこと、なるほど!
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    谷筋の道を緩やかに下る
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    岩の多い箇所に注意
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    小谷登山口に到着
    周回終了
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    登山口の案内板

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