山行記録

日之影山行

新百姓山・桧山・兜巾岳・傾山

見立鉱山跡

―2013年3月29日(金)〜31日(日)―

ao4.gifホームページへ戻る

ao4.gif「山行記録―宮崎県―」へ戻る



ball_magenta2.gif 山行概要
  • 山名(読み方、標高):新百姓山(しんひゃくしょうやま、1272.5m)、桧山(ひのきやま、1297m)、兜巾岳(とっきんだけ、1480m)、傾山(かたむきやま、1602m)
  • 県名/山地・山群・地域:宮崎県/大崩山地・祖母傾山地
  • 山行期日:2013年3月29日(金)〜31日(日)
  • 山行形態福岡油山会定例山行、民宿2泊3日
  • 参加者:5名
  • 全日程
    • 第1日目:2013年3月29日(金)
      • 移動:サニー北片江店から杉ヶ越登山口まで、4時間00分
        (集合)サニー北片江店06:00⇒堤ランプ⇒[福岡都市高速]⇒(太宰府IC)⇒[九州自動車道、基山PAで朝食・買物]⇒(鳥栖Jct)⇒[大分自動車道、別府湾SAで休憩]⇒大分米良IC⇒[国道10号] ⇒久原⇒[国道326号]⇒ととろ入口⇒[県道6号、落水多目的集会施設で登山準備]⇒10:00杉ヶ越登山口
      • 登山:杉ヶ越登山口から新百姓山・桧山往復、10:05〜15:20、全行程5時間15分
      • 移動:民宿「河鹿荘」まで、約20分
      • 宿泊:民宿「河鹿荘」 〒882-040 宮崎県西臼杵郡日之影町大字見立2052 TEL 0982-89-1112
    • 第2日目:2013年3月30日(土)
      • 移動:民宿「河鹿荘」から見立・兜巾岳登山口まで、5分
      • 登山:見立・兜巾岳登山口から見立鉱山跡・兜巾岳経由、大吹鉱山跡駐車地まで、08:00〜14:55、全行程6時間55分
      • 移動:大吹鉱山跡駐車地から民宿「河鹿荘」まで、約30分
      • 宿泊:民宿「河鹿荘」
    • 第3日目:2013年3月31日(日)
      • 移動:民宿「河鹿荘」から傾山登山口手前黒仁田林道駐車地まで、約40分
      • 登山:駐車地から傾山往復、08:25〜13:50、全行程5時間25分
      • 移動:黒仁田林道駐車地14:10⇒19:40頃サニー北片江店
        往路と同じコース、途中、木浦鉱山「木浦銘水館」、国道10号で夕食
  • 日之影・見立渓谷全図
    :画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)
  • 備考
    • 今回の油山会定例山行参加者は昨年5月の日之影山行とほぼ同じメンバーである。つまり、日之影山行第二弾。今回の目玉は、見立からの兜巾岳登山とその途中の見立鉱山跡である。
    • 第1日目新百姓山・桧山登山口が県道6号杉ヶ越であるため、アプローチは東ルートを取ることにした。
    • このルートは国道326号を通る。この道から見える山々の桜が満開で、美しかった。
    • 杉ヶ越登山口の駐車スペースが狭いことが分かっていたので、峠の手前「落水多目的集会施設」で登山準備などを済ませる。ここには広い駐車場・トイレ・水場があり、便利である。なお、脇に「子連れ水晶地蔵尊」が祀られているが、何やら木浦鉱山との関わりを感じる。
    • 3日間の登山はやはり手強かった。日之影・見立渓谷から登る山はいずれも手軽ではないということを、あらためて思い知った。
    • 福岡への帰路も往路と同じコース。途中、木浦鉱山の「木浦銘水館」に浸かり、汗を流した。お腹が空いたので、国道10号の何とかいう店でラーメンなどを食べた。
    • 昨年と同様、今回も民宿「河鹿荘」のお世話になった。特記すべきことがある。
      第2日目兜巾岳登山で、見立・兜巾岳登山口からのピストン往復を避けて下山地点を大吹登山口にするべきであると考えた。そのためには、前もって私の車を大吹鉱山跡広場に回しておかねばならない。山行前に、このことを「河鹿荘」のご主人に相談した。その結果、前日夕刻、河鹿荘と私の車2台で大吹鉱山跡広場に行き、そこに私の車を置き、私も河鹿荘の車で戻る、翌朝、登山者5名を2回に分け、河鹿荘の車で見立・兜巾岳登山口までピストン輸送してもらう、ということになった。
      このような時間のかかる面倒なことをしていただき、ご主人のご厚意に対し参加者一同心より感謝いたします。おかげで、この第2日目の兜巾岳登山・見立鉱山跡見学は、実に充実した楽しいものになりました。
    • 昨年の日之影山行もそうであったが、3日間の今回の山行は、平均年齢約70歳、5名のパーティとして少々ハードであったかも知れない。しかし、その内容の濃さにもかかわらず、時間的にはゆとりがあり、全体ゆっくり山登りを味わい、楽しめたという感じもする。

ao1.gifこのページのトップへ戻る



ball_magenta2.gif 第1日目登山記録:新百姓山・桧山
  • 概要
    • 天候:晴
    • 行程:杉ヶ越登山口から新百姓山・桧山往復、全行程5時間15分、実歩行4時間30分
  • コース地図・時間



    杉ヶ越登山口10:05→[2:05]→12:10新百姓山(昼食)12:35→[30]→13:05桧山13:15→[30]→13:45新百姓山13:55→[1:25]→15:20杉ヶ越登山口
    :実歩行時間は小休憩時間込み)

  • 画像・備考
    :画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)

    ■ 杉ヶ越登山口から新百姓山まで

    shinhyakusho_0001.jpg
    shinhyakusho_0001.jpg
    杉ヶ越登山口
    shinhyakusho_0002.jpg
    shinhyakusho_0002.jpg
    山腹を登る
    shinhyakusho_0003.jpg
    shinhyakusho_0003.jpg
    T字形に登山道出合
    左:傾山、右:新百姓山
    shinhyakusho_0004.jpg
    shinhyakusho_0004.jpg
    杉ヶ越大明神
    shinhyakusho_0005.jpg
    shinhyakusho_0005.jpg
    尾根の道
    shinhyakusho_0006.jpg
    shinhyakusho_0006.jpg
    大ブナのピーク
    shinhyakusho_0007.jpg
    shinhyakusho_0007.jpg
    傾山が見える
    shinhyakusho_0008.jpg
    shinhyakusho_0008.jpg
    岩尾根の道
    shinhyakusho_0009.jpg
    shinhyakusho_0009.jpg
    急坂
    shinhyakusho_0010.jpg
    shinhyakusho_0010.jpg
    ミツバツツジ
    shinhyakusho_0011.jpg
    shinhyakusho_0011.jpg
    また急坂
    shinhyakusho_0012.jpg
    shinhyakusho_0012.jpg
    バイケイソウ
    shinhyakusho_0013.jpg
    shinhyakusho_0013.jpg
    ヒメシャラの尾根
    shinhyakusho_0014.jpg
    shinhyakusho_0014.jpg
    自然林の尾根
    shinhyakusho_0015.jpg
    shinhyakusho_0015.jpg
    ヒメシャラの美林?
    shinhyakusho_0016.jpg
    shinhyakusho_0016.jpg
    ちょっと休憩
    shinhyakusho_0017.jpg
    shinhyakusho_0017.jpg
    あと5分、でも、なかなか
    shinhyakusho_0018.jpg
    shinhyakusho_0018.jpg
    新百姓山、山頂到着



    杉ヶ越トンネルの見立渓谷側入口脇に登山口がある。ここから植林帶斜面を登り尾根筋に出ると、登山道がT字形に出合う。

    左(北)は傾山、右(南)は新百姓山への登山道である。今回は右へ。

    すぐ杉ヶ越大明神で、その先は尾根の道をひたすら歩く。

    あらかじめ地図を見て、新百姓山までいくつかのピークを越えていかねばならないことは分かっていた。

    ところが、主なピークだけでも4つあり、そのアップダウンが思っていたよりきつかった。

    また、各ピーク間も平坦な箇所が少なく、新百姓山まで時間がかかった。

    新百姓山に近づくとヒメシャラが多くなる。ガイドブックに「美林」とあったが、細い若木が多すぎて、驚いた。これらすべての木々が新芽を出すと、見事なのかも知れない。

    山頂は平凡で、特徴はない。昼食を摂り、早めに次のピーク桧山へ向かった。

    ■ 新百姓山から桧山まで

    shinhyakusho_0019.jpg
    shinhyakusho_0019.jpg
    桧山へ
    shinhyakusho_0020.jpg
    shinhyakusho_0020.jpg
    軽くダウンアップ
    shinhyakusho_0021.jpg
    shinhyakusho_0021.jpg
    桧山を見る
    shinhyakusho_0022.jpg
    shinhyakusho_0022.jpg
    かめさん、ありがとう
    shinhyakusho_0023.jpg
    shinhyakusho_0023.jpg
    でも、きびしい急坂
    shinhyakusho_0024.jpg
    shinhyakusho_0024.jpg
    それを乗り切り
    shinhyakusho_0025.jpg
    shinhyakusho_0025.jpg
    山頂へ
    shinhyakusho_0026.jpg
    shinhyakusho_0026.jpg
    着いた!
    shinhyakusho_0027.jpg
    shinhyakusho_0027.jpg
    記念写真



    新百姓山からいったん下り、桧山へ登り返す。

    この間もヒメシャラが多い。特に尾根筋に幼木が生い茂っている。何故これほど尾根にヒメシャラの幼木が密生しているのか、分からない。

    桧山は鋭くとんがった山頂の岩峰で、最後は岩場と急傾斜の登りである。

    山頂到着、これで片道。記念写真を撮った。

    ■ 桧山から杉ヶ越登山口まで

    shinhyakusho_0028.jpg
    shinhyakusho_0028.jpg
    桧山からの下り
    ヒメシャラのブッシュ!
    shinhyakusho_0029.jpg
    shinhyakusho_0029.jpg
    慎重に降りる
    shinhyakusho_0030.jpg
    shinhyakusho_0030.jpg
    新百姓山に戻る
    shinhyakusho_0031.jpg
    shinhyakusho_0031.jpg
    下山の尾根道
    shinhyakusho_0032.jpg
    shinhyakusho_0032.jpg
    ブナの巨木
    shinhyakusho_0033.jpg
    shinhyakusho_0033.jpg
    うれしくなる
    shinhyakusho_0034.jpg
    shinhyakusho_0034.jpg
    再会
    shinhyakusho_0035.jpg
    shinhyakusho_0035.jpg
    ミツバツツジ
    shinhyakusho_0036.jpg
    shinhyakusho_0036.jpg
    尾根を下る
    shinhyakusho_0037.jpg
    shinhyakusho_0037.jpg
    杉ヶ越大明神
    shinhyakusho_0038.jpg
    shinhyakusho_0038.jpg
    植林帶を下る
    shinhyakusho_0039.jpg
    shinhyakusho_0039.jpg
    登山口到着
    shinhyakusho_0040.jpg
    shinhyakusho_0040.jpg
    見立渓谷の桜
    shinhyakusho_0041.jpg
    shinhyakusho_0041.jpg
    見立渓谷の桜
    shinhyakusho_0042.jpg
    shinhyakusho_0042.jpg
    桜の脇の花?



    登山口から桧山までの上りは約2時間半かかったが、下りは上りより30分ほど早かった。



    登山を終え、県道6号を見立・上川の民宿「河鹿荘」へ向かった。

    途中、「あけぼの荘」向かいの広場の桜が満開だったので、車から降りてしばし鑑賞。

    白い花が緑に映え、美しかった。

ao1.gifこのページのトップへ戻る



ball_magenta2.gif 第2日目登山記録:兜巾岳
  • 概要
    • 天候:晴
    • 行程:見立・兜巾岳登山口から見立鉱山跡、兜巾岳経由、大吹鉱山跡駐車地まで、全行程6時間55分、実歩行5時間50分
  • コース地図・時間



    見立・兜巾岳登山口8:00→[見立鉱山跡見学、2:50]→10:50第1トンネル・採鉱事務所跡・第2トンネル11:00→[1:25]→12:25昼食13:00→[45]→13:45兜巾岳14:05→[50]→14:55大吹鉱山跡駐車地
    :実歩行時間は小休憩時間込み)

  • 画像・備考
    :画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)

    ■ 見立・兜巾岳登山口から見立鉱山跡起点まで

    tokkin_0001.jpg
    tokkin_0001.jpg
    「河鹿荘」前
    tokkin_0002.jpg
    tokkin_0002.jpg
    県道6号を5分走る
    tokkin_0003.jpg
    tokkin_0003.jpg
    見立・兜巾岳登山口
    見立鉱山跡への入口
    tokkin_0004.jpg
    tokkin_0004.jpg
    古い道
    tokkin_0005.jpg
    tokkin_0005.jpg
    谷川に沿って登る
    tokkin_0006.jpg
    tokkin_0006.jpg
    道が崩壊、なくなっている
    tokkin_0007.jpg
    tokkin_0007.jpg
    沢登り
    tokkin_0008.jpg
    tokkin_0008.jpg
    橋が流失、渡渉する
    tokkin_0009.jpg
    tokkin_0009.jpg
    苔むした道
    tokkin_0010.jpg
    tokkin_0010.jpg
    石垣
    tokkin_0011.jpg
    tokkin_0011.jpg
    山腹の迂回路
    tokkin_0012.jpg
    tokkin_0012.jpg
    人工の平地が現れる
    この辺り鉱山跡起点



    「河鹿荘」から見立・兜巾岳登山口(ここは見立鉱山跡入口でもある)までは車で5分。

    前日、私の車をこの日の下山場所である大吹鉱山跡広場に置いてきたので、「河鹿荘」のご主人にこの日の登山口まで送ってもらった。

    登山口からしばらく、昔の道を気持ちよく歩く。自然林がそのまま残されており、谷川の縁を歩くのは快適である。

    ところが、それは長く続かない。

    5〜10分ほど進むと、道は大きく崩壊してなくなっており、谷川に降りて谷の大岩を乗り越えて行かねばならない。

    また、橋も完全に破壊されて、跡形もない。そのため、渡渉箇所もある。

    谷川の中をしばらく進むと、再び昔の道に出る。道の石は苔むしており、通る人は少ないようだ。

    石垣も現れるが、一体は植林されており、薄暗い。気分は晴れない。

    道が崩壊しているところもあり、今度は山腹杉林の急斜面を大きく迂回することになる。

    また昔の道に出ると、道の左右に狭い平地が段々畑のように続くようになる。

    どうもこの辺りが鉱山跡の始まりのようだ。そこで、ここを私の判断で「見立鉱山跡起点」とした。


    ■ 見立鉱山跡起点から第2トンネルまでは、より詳細な地図と共に下記「第2日目記録:見立鉱山跡」にまとめました。


    ■ 第2トンネルから兜巾岳まで

    tokkin_0013.jpg
    tokkin_0013.jpg
    第2トンネルを抜ける
    兜巾岳を見る
    tokkin_0014.jpg
    tokkin_0014.jpg
    ここにも鉱山の痕跡
    tokkin_0015.jpg
    tokkin_0015.jpg
    道の痕跡もある
    tokkin_0016.jpg
    tokkin_0016.jpg
    涸れ沢、登山道らしくなる
    tokkin_0017.jpg
    tokkin_0017.jpg
    ヤマシャクヤク
    花芽が出ている
    tokkin_0018.jpg
    tokkin_0018.jpg
    涸れ沢から山道へ
    急坂
    tokkin_0019.jpg
    tokkin_0019.jpg
    岩場の始まり
    tokkin_0020.jpg
    tokkin_0020.jpg
    ここをよじ登る
    tokkin_0021.jpg
    tokkin_0021.jpg
    かなりきびしい
    tokkin_0022.jpg
    tokkin_0022.jpg
    ロープを頼って登る
    tokkin_0023.jpg
    tokkin_0023.jpg
    ここのミツバツツジは
    未だ蕾み
    tokkin_0024.jpg
    tokkin_0024.jpg
    最初の岩場を登り切り
    昼食、エネルギー補給
    tokkin_0025.jpg
    tokkin_0025.jpg
    登山再開
    tokkin_0026.jpg
    tokkin_0026.jpg
    目の前に頭巾のような山塊
    兜巾岳
    tokkin_0027.jpg
    tokkin_0027.jpg
    岩のやせ尾根
    tokkin_0028.jpg
    tokkin_0028.jpg
    慎重に進む
    tokkin_0029.jpg
    tokkin_0029.jpg
    頂上への岩場
    ここもきびしい
    tokkin_0030.jpg
    tokkin_0030.jpg
    岩場をクリア
    傾斜が緩む
    tokkin_0031.jpg
    tokkin_0031.jpg
    マンサクの出迎え
    tokkin_0032.jpg
    tokkin_0032.jpg
    兜巾岳到着
    しんどかった
    tokkin_0033.jpg
    tokkin_0033.jpg
    山頂にて
    tokkin_0034.jpg
    tokkin_0034.jpg
    遠くに祖母山
    tokkin_0035.jpg
    tokkin_0035.jpg
    右手、傾山
    tokkin_0036.jpg
    tokkin_0036.jpg
    山頂で記念写真



    鉱山跡の最上部「第2トンネル」をくぐり抜けると空が一気に開け、陽がさんさんと降り注ぐ。

    広い涸れ沢の彼方に兜巾岳の、その名の通りの特徴ある姿が見える。

    トンネルの近くには採鉱機器類の残骸が散らばっており、ここは鉱山の最先端部であったらしい。

    涸れ沢を登って行くと、やがて石ころがなくなる。ヤマシャクヤクが葉を広げ、花芽を出している。

    傾斜がきつくなり、登り詰めると最初の岩場になる。

    この岩場はかなり長く、登り切るまで時間がかかったし、疲れた。

    山頂を左に巻いて小さな尾根に出たところで昼食を摂り、休憩することにした。

    予定では兜巾岳山頂で昼食であったが、ここまで予定より時間がかかったことと、空腹を感じたことなどのために、予定を変更した。



    昼食後、やせ尾根を急登、第2の岩場直下に至る。

    この岩場もなかなか手強い。山の北面で、濡れており、滑りやすい。

    慎重に、時間をかけてゆっくり登る。

    岩場の上は小さな広場のような空間で、ほっとする。ここにマンサクが咲いていた。

    急な斜面を少し登ると兜巾岳山頂に着いた。

    予定より大幅に時間オーバー、きつかった。

    それだけに、皆さん、大変うれしそうでした。

    ■ 兜巾岳から大吹鉱山跡駐車地まで

    tokkin_0037.jpg
    tokkin_0037.jpg
    大吹登山口へ
    tokkin_0038.jpg
    tokkin_0038.jpg
    登山道分岐、右へ
    直進は五葉岳へ
    tokkin_0039.jpg
    tokkin_0039.jpg
    下りは楽です
    笑顔です
    tokkin_0040.jpg
    tokkin_0040.jpg
    植林帶を下る
    tokkin_0041.jpg
    tokkin_0041.jpg
    林道が見える
    tokkin_0042.jpg
    tokkin_0042.jpg
    大吹登山口
    tokkin_0043.jpg
    tokkin_0043.jpg
    もう一つの登山口通過
    tokkin_0044.jpg
    tokkin_0044.jpg
    鉱山跡駐車地到着
    前日置いていた車
    tokkin_0045.jpg
    tokkin_0045.jpg
    この日の登山を記念して
    達成感と満足感



    兜巾岳から大吹登山口までは昨年5月に通った道、しかも下りである。

    倒木の多さを不思議に思いながらも、楽に降りることができた。

    大吹登山口から林道を鉱山跡広場まで歩いた。この日の山歩きのクールダウンという感じ。

    広場に私の車が待っていた。

    それにしても、前日車をここに回しておいて、本当によかった。兜巾岳から見立・兜巾岳登山口まで下りずにすんだからである。

    あの上りのルートを、また下る、思っただけでぞーっとする。若い人たちならば何と言うこともないであろうが、年寄りにはこのピストン往復はまず無理であろう。

    日隠林道を車で下りながら、この日の登山ができたのは、時間を割いて車を回す手伝いをしてくださった「河鹿荘」のご主人と林道のおかげであると、心の中で感謝した。

    夕刻、一風呂浴びたあとのビールが、ことさら美味しく感じられた。

    大満足の一日だった。

ao1.gifこのページのトップへ戻る



ball_magenta2.gif 第2日目記録:見立鉱山跡
  • 備考
    • 見立鉱山は見立渓谷・藤谷から兜巾岳の方へ切れ込んでいる谷間の渓流沿いに古くからあったらしい。その歴史は戦国時代末期までさかのぼる。
    • 詳細は文献などにあたって確かめなければならないが、この谷間に現存する無縁墓群の墓碑によると、それらは江戸時代のものであるから、その頃にはすでに大いに栄えたらしいことが分かる。
    • 近代に入ると設備・技術が進歩し、規模が拡大した。太平洋戦争終戦後も鉱山として発展し、最盛期にはたくさんの人々がこの谷間や見立渓谷で働き、生活した。「河鹿荘」ご主人の話によると小・中学校の生徒だけでも500人以上(今、正確には分かりません)いたとのこと。
    • この鉱山で採鉱されたのは主として錫であったらしい。その他銅、銀、金などの鉱石も産出したことが分かっている。
    • 鉱山町としての賑わいも昭和40年頃の閉山と共に消え失せ、ほとんど人々は去り、渓谷は無人となった。しかし、鉱山設備・機材類の多くが破棄され、撤去されることなく残った。また、人々の生活空間も廃墟となった。
    • この渓谷の谷間を縫うように道や橋が作られていたことが今でも確認できる。その道を、かつて人々が行き交い、馬が機材や物資を運んでいた。
    • 道や、家屋・作業などのための平地は石垣で築かれている。その痕跡は、見立渓谷のこの谷間への入口から、谷の奥深く、下に掲載した地図の第2トンネルを出た辺り、かなりの高度に至るまで見られる。
    • この鉱山跡を約3時間かけて歩いた。登山だけであればこれほど時間はかからないであろう。しかし、今回はこの鉱山跡の見学・見物も山行目的の一つである。じっくり見て回ったし、写真のために時間がかかった。
    • しかし、時間がかかった最大の理由は道・橋の崩壊である。昔人馬の通った道や橋も、この谷が廃墟になると共に、放棄された。その後数十年、度々の台風・洪水で橋はすべて流され、道は崩壊し、寸断されてしまった。というより、昔の道の痕跡が所々残っているというべきであろう。そのため、何回か谷川を渡渉しなければならなかった。また、谷川沿いに岩を乗り越えたり、あるいは谷の山腹を迂回した。昔の道が健在であれば、この谷間の歩きはさぞ気持ちのいいことであろうと思った。
    • 驚いたことがあった。この谷間の至る所に見られる平地は、石垣を積んで人の手によって作られたものである。人々はその狭い空間に家や長屋を建て、共同浴場や作業場を設けた。この貴重な平地に、さらに道に、べらぼうにも、植林!
    • ここでは、この谷の鉱山跡の現れる辺りを起点とし、鉱山最先端と思われる第2トンネルまでをまとめた。ただし、その先にも採鉱の痕跡はあった。
    • 何はともあれ、この鉱山跡の体験は感慨深いものになりました。


  • 地図
    :画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)



  • 画像・備考 ―見立鉱山跡起点から第2トンネルまで―
    :画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)

    kozan_0001.jpg
    kozan_0001.jpg
    この道辺り、起点
    kozan_0002.jpg
    kozan_0002.jpg
    割れたガラス瓶
    酒か、焼酎か?
    kozan_0003.jpg
    kozan_0003.jpg
    立派な道、右に長屋跡
    ここに植林とは!
    kozan_0004.jpg
    kozan_0004.jpg
    何が建っていたのか?
    kozan_0005.jpg
    kozan_0005.jpg
    長屋のかまど?
    kozan_0006.jpg
    kozan_0006.jpg
    石碑
    kozan_0007.jpg
    kozan_0007.jpg
    石垣と道
    kozan_0008.jpg
    kozan_0008.jpg
    比較的健在な道
    kozan_0009.jpg
    kozan_0009.jpg
    水道管?
    kozan_0010.jpg
    kozan_0010.jpg
    共同浴場
    kozan_0011.jpg
    kozan_0011.jpg
    「能率ボイラー」
    当時は最新式か
    kozan_0012.jpg
    kozan_0012.jpg
    男風呂?
    4尺5寸四方
    kozan_0013.jpg
    kozan_0013.jpg
    風呂の施設
    上に手動ポンプ
    kozan_0014.jpg
    kozan_0014.jpg
    鉄管とガイシ
    kozan_0015.jpg
    kozan_0015.jpg
    鍋、アルミ、アルマイト?
    kozan_0016.jpg
    kozan_0016.jpg
    ふと見ると
    ミツバツツジ
    kozan_0017.jpg
    kozan_0017.jpg
    大銀杏と無縁墓
    kozan_0018.jpg
    kozan_0018.jpg
    見立無縁墓群
    kozan_0019.jpg
    kozan_0019.jpg
    奉納大乗妙典一字一石供養塔
    元和三(1617)年三月二十六日建立
    kozan_0020.jpg
    kozan_0020.jpg
    無縁墓の
     余命を知るや
      大銀杏
    kozan_0021.jpg
    kozan_0021.jpg
    崩壊地を渡る
    kozan_0022.jpg
    kozan_0022.jpg
    内風呂跡
    kozan_0023.jpg
    kozan_0023.jpg
    鉱山上役屋敷跡?
    kozan_0024.jpg
    kozan_0024.jpg
    谷川を登る
    kozan_0025.jpg
    kozan_0025.jpg
    崩れたかつての道
    kozan_0026.jpg
    kozan_0026.jpg
    鉱石運搬施設跡
    kozan_0027.jpg
    kozan_0027.jpg
    550尺坑
    kozan_0028.jpg
    kozan_0028.jpg
    苔むした石垣
    kozan_0029.jpg
    kozan_0029.jpg
    昔の電柱の屍
    kozan_0030.jpg
    kozan_0030.jpg
    さすがに、植林なし
    kozan_0031.jpg
    kozan_0031.jpg
    神社への石段
    kozan_0032.jpg
    kozan_0032.jpg
    鉄の重し、25kg?
    持ち帰るには重すぎる
    kozan_0033.jpg
    kozan_0033.jpg
    トロッコの車輪
    持ち帰るには重すぎる
    kozan_0034.jpg
    kozan_0034.jpg
    水道管か?
    kozan_0035.jpg
    kozan_0035.jpg
    管が延びている
    kozan_0036.jpg
    kozan_0036.jpg
    ずいぶん登ってきた
    kozan_0037.jpg
    kozan_0037.jpg
    鉱山施設の痕跡あり
    kozan_0038.jpg
    kozan_0038.jpg
    崩壊した道
    kozan_0039.jpg
    kozan_0039.jpg
    そこを登る
    kozan_0040.jpg
    kozan_0040.jpg
    第1トンネル
    進入禁止!
    kozan_0041.jpg
    kozan_0041.jpg
    運搬用施設?
    kozan_0042.jpg
    kozan_0042.jpg
    平坦地、基礎が残る
    kozan_0043.jpg
    kozan_0043.jpg
    そこは採鉱事務(所)跡
    kozan_0044.jpg
    kozan_0044.jpg
    こんなとこまで!
    しばし、呆然
    kozan_0045.jpg
    kozan_0045.jpg
    この廃墟の側
    ミツバツツジ
    kozan_0046.jpg
    kozan_0046.jpg
    塞がれた坑道
    kozan_0047.jpg
    kozan_0047.jpg
    その右脇を登る
    kozan_0048.jpg
    kozan_0048.jpg
    石垣の道
    kozan_0049.jpg
    kozan_0049.jpg
    第2トンネル
    kozan_0050.jpg
    kozan_0050.jpg
    入口で記念写真
    kozan_0051.jpg
    kozan_0051.jpg
    トンネルを抜ける
    kozan_0052.jpg
    kozan_0052.jpg
    日射しがまぶしい

ao1.gifこのページのトップへ戻る



ball_magenta2.gif 第3日目登山記録:傾山
  • 概要
    • 天候:晴
    • 行程:登山口手前黒仁田林道駐車地から傾山往復、全行程5時間25分、実歩行4時間00分
  • コース地図・時間



    登山口手前黒仁田林道駐車地8:25→[10]→8:35登山口→[25]→9:00水場9:05→[10]→9:15九折越9:25→[1;00]→10:25標高1500m地点10:30→[20]→10:50後傾山10:55→[15]→11:10傾山(昼食)11:50→[25]→12:15標高1500m地点12:20→[45]→13:05九折越13:20→[25]→13:45登山口→[05]→13:50登山口手前黒仁田林道駐車地
    :実歩行時間は小休憩時間込み)

  • 画像・備考
    :画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)

    ■ 民宿「河鹿荘」、登山口手前黒仁田林道駐車地から傾山まで

    katamuki_0001.jpg
    katamuki_0001.jpg
    「河鹿荘」前にて
    katamuki_0002.jpg
    katamuki_0002.jpg
    「河鹿荘」前にて
    katamuki_0003.jpg
    katamuki_0003.jpg
    「河鹿荘」前にて
    katamuki_0004.jpg
    katamuki_0004.jpg
    登山口手前
    黒仁田林道駐車地
    katamuki_0005.jpg
    katamuki_0005.jpg
    登山口
    katamuki_0006.jpg
    katamuki_0006.jpg
    古い林道跡を歩く
    katamuki_0007.jpg
    katamuki_0007.jpg
    ゴロタ石の道
    katamuki_0008.jpg
    katamuki_0008.jpg
    水場
    katamuki_0009.jpg
    katamuki_0009.jpg
    水場から10分、九折越
    いつ来ても、気持ちがいい
    katamuki_0010.jpg
    katamuki_0010.jpg
    長めの休憩後、傾山へ
    katamuki_0011.jpg
    katamuki_0011.jpg
    標高1300m地点通過
    katamuki_0012.jpg
    katamuki_0012.jpg
    傾山が見える
    katamuki_0013.jpg
    katamuki_0013.jpg
    標高1400m地点通過
    katamuki_0014.jpg
    katamuki_0014.jpg
    傾山が近い
    katamuki_0015.jpg
    katamuki_0015.jpg
    登山道は傾斜がきつくなる
    katamuki_0016.jpg
    katamuki_0016.jpg
    標高1500m地点
    ここで一息
    katamuki_0017.jpg
    katamuki_0017.jpg
    急登
    katamuki_0018.jpg
    katamuki_0018.jpg
    登山道分岐
    katamuki_0019.jpg
    katamuki_0019.jpg
    きびしい登り
    katamuki_0020.jpg
    katamuki_0020.jpg
    登り切ると
    眼前に傾山
    katamuki_0021.jpg
    katamuki_0021.jpg
    後傾山頂
    katamuki_0022.jpg
    katamuki_0022.jpg
    登山道分岐
    katamuki_0023.jpg
    katamuki_0023.jpg
    登山道分岐
    katamuki_0024.jpg
    katamuki_0024.jpg
    傾山到着
    katamuki_0025.jpg
    katamuki_0025.jpg
    山頂にて
    katamuki_0026.jpg
    katamuki_0026.jpg
    鋭く落ちる谷の向こう
    後傾
    katamuki_0027.jpg
    katamuki_0027.jpg
    記念写真



    山行第3日目、最終日。

    「河鹿荘」の前で記念写真。ご主人はかなりの年配だが、まだまだ頑張って欲しいものです。

    この日の登山はおなじみ傾山。道はよく分かっているので気が楽。

    しかし、山登り3日目、さすがに体は疲れているのか、登り始めは何だか体が重く、いつもよりきつかった。

    それでも、九折越までくると、その雰囲気に気分がよくなる。

    いつもより遅めに歩く。

    標高1500m地点から先の急登・岩場も時間をかける。

    昼食は九折越まで戻って摂る予定であったが、山頂まで少々時間がかかったので、少し早めだがそこで摂ることにした。

    山頂での昼食となったので、ここで40分過ごすことになり、ゆっくりできた。

    ■ 傾山から黒仁田林道駐車地まで

    katamuki_0028.jpg
    katamuki_0028.jpg
    岩場の下り、慎重に
    katamuki_0029.jpg
    katamuki_0029.jpg
    標高1500m地点で休憩
    katamuki_0030.jpg
    katamuki_0030.jpg
    のんびりと下る
    katamuki_0031.jpg
    katamuki_0031.jpg
    登山道から、祖母山
    katamuki_0032.jpg
    katamuki_0032.jpg
    九折越に戻る
    katamuki_0033.jpg
    katamuki_0033.jpg
    ゆっくり休む
    何故か、皆さんばらばら
    katamuki_0034.jpg
    katamuki_0034.jpg
    記念写真
    katamuki_0035.jpg
    katamuki_0035.jpg
    記念写真
    katamuki_0036.jpg
    katamuki_0036.jpg
    今回山行、最後の下り
    katamuki_0037.jpg
    katamuki_0037.jpg
    駐車地に戻りました
    katamuki_0038.jpg
    katamuki_0038.jpg
    木浦鉱山、「木浦銘水館」
    ゆっくり浸かりました
    katamuki_0039.jpg
    katamuki_0039.jpg
    説明板
    katamuki_0040.jpg
    katamuki_0040.jpg
    説明板
    katamuki_0041.jpg
    katamuki_0041.jpg
    蓮光寺湧水
    やわらかく、おいしい
    katamuki_0042.jpg
    katamuki_0042.jpg
    「木浦銘水館」前にて



    下りは上りより実歩行時間は短い。いつものパターンである。

    九折越で長めの休憩を取った。何ともいい気持ちでした。

ao1.gifこのページのトップへ戻る

ao4.gifホームページへ戻る

ao4.gif「山行記録―宮崎県―」へ戻る


Copyright © 2013 Kengo Tachibana. All rights reserved.
Created: April 02, 2013
Updated: April 15, 2013