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IMG_0001.jpg 北谷登山口駐車場
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IMG_0002.jpg 北谷登山口
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IMG_0004.jpg 植林帶の中、道は平坦
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IMG_0005.jpg 一合目の標識 標識は九合目まで合目ごとに設置 |
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IMG_0006.jpg 二・五合目、水場
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IMG_0007.jpg 三合目の先を右急カーブ 尾根歩きとなる |
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IMG_0008.jpg スズタケの急坂 滑り跡は人間ではなく 獣が滑り降りた跡(?) |
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IMG_0009.jpg 四合目から坂が緩む
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IMG_0011.jpg 登山道分岐、直進 左は「筒が岳」へ |
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県道8号線の五ヶ所から右折してしばらく舗装された道を走る。途中から未舗装の道になるが、普通車でも走行可能。その行き止まりが北谷登山口である。駐車場は広く、10台くらい駐車できる。ここには立派なトイレ、水場、東屋がある。お世話になる登山者として、マナーを守って、これらの設備をきれいに使うようにしなければならない。
ここから千間平・風穴両コースへ向かうことになるが、今回は時計回り周回なので、千間平登山口から出発する。
北谷登山口から三合目の先まではほとんど植林帶の中、山腹をほぼ等高線に沿って緩やかに登っていく。二合目と三合目の中間(二.五合目、富士山登山道風にいえば、二合五勺)に水場がある。
三合目の先で右に急カーブ、尾根に出ると平坦な道は終わり、やや急な坂を登る。四合目からは再び道は平らになり、千間平に出る。その「千間平」標識の手前に分岐があるが、左の登山道は「筒が岳」への道で、ここは直進する。
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IMG_0012.jpg 千間平の広場 ここで休憩 |
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IMG_0013.jpg アサギマダラ 2匹のテンも出た |
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IMG_0014.jpg 千間平にて
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IMG_0015.jpg 静かな広々とした尾根道
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IMG_0016.jpg 少し坂を登る
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IMG_0017.jpg 登山道から 祖母山が見える |
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IMG_0018.jpg 障子岳は雲の中
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IMG_0019.jpg 三県境(宮崎・大分・熊本) 左の道は「越敷岳」へ |
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IMG_0020.jpg 平坦な尾根道が続く
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IMG_0021.jpg 国観峠に出る
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IMG_0022.jpg ここで神原からの登山道合流
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「千間平」標識のあるところは、開けた気持ちのいい場所で落ち着く。ここで長めの休憩をした。アサギマダラがゆったりと空間をただよっていた。座って静かにあめ玉を味わっていると、すぐそばを小さな茶色の動物が2匹駆け抜けていった。親子かカップルのテンではないかと思う。写真を撮る暇はなかった。
この地点が「千間平」の始点であるが、ここから三県境(宮崎県・大分県・熊本県)まで直線で700m、境から国観峠まで1000m、終点を峠とすれば、「千間平」はカーブの距離をプラスして1800mとなる。千間=1.8m×1000間=1800m、ぴったり!!
この間まさに「平ら」である。幅広い尾根を歩く。大変気分がいい。三県境には「越敷岳」からの登山道が合流している。三県境から緩やかな坂のスズタケの道を登ると「国観峠」に出る。この峠は広々とした平地で、神原からの登山道が合流する。ここで、神原から登ってきた男性と出会った。しばし会話。彼とは山頂で再会することになる。
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IMG_0023.jpg 真正面に祖母山 お地蔵さんの左が登山道 |
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IMG_0024.jpg 急坂を登り九合目到着 左の小屋への道へ |
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IMG_0025.jpg 平坦な小屋への道
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IMG_0026.jpg 九合目小屋 「あけぼの荘」 |
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IMG_0028.jpg 小屋脇から山頂へ
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IMG_0029.jpg 一輪のオオヤマレンゲ
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IMG_0030.jpg 登山道合流
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IMG_0031.jpg ガレ場を少し登る
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IMG_0032.jpg 祖母山山頂
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「国観峠」のお地蔵さんの左脇から山頂への登山道に入る。ここから九合目までやや急なスズタケの道。九合目標識で道が三つ叉に分かれているが、真ん中の道は廃道、右が祖母山山頂へ、左が九合目小屋への登山道。九合目小屋へ向かう。この道は山頂をトラバースする形でほぼ平坦。
九合目小屋は平日で閉鎖されていた。小屋から道標にしたがって山頂へ向かう。途中でオオヤマレンゲの花を見る。やがて、九合目から山頂への道と合流し、山頂へ。
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IMG_0033.jpg 山頂にて
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IMG_0034.jpg 山頂からの眺望
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IMG_0035.jpg 山頂からの眺望
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IMG_0036.jpg 山頂からの眺望
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IMG_0037.jpg ヒョウモンチョウ
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IMG_0038.jpg 縦走路下山口 先から急激な下り |
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IMG_0039.jpg 風穴コース入口
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IMG_0040.jpg ここにもアサギマダラ
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山頂で神原からの登山者と再会、写真を撮りあった。彼が去ると私独り。
まず、山頂からの下山道入口を入念に確認して、昼食。眺望を楽しんだり、蝶の写真を撮ったり、ぼーっと物思いにふけったり、山頂で45分過ごし、風穴コースの下山開始。
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IMG_0041.jpg 下山開始
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IMG_0042.jpg 途中の展望岩から
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IMG_0044.jpg ロープ場
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IMG_0045.jpg ハシゴ
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IMG_0046.jpg 急坂を下りきって 一休み |
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IMG_0047.jpg 休憩は巨石のそば
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祖母山頂から下山道入口は三つある。一つは登ってきた道、二つ目は傾山への縦走路で、天狗岩・障子岳へ下り、途中から黒金コースに降りることもできる。三つ目が風穴コース。
縦走路の下りは目もくらむような急坂であるが、風穴コースへの下りも相当急である。しかも岩場、ロープ場、ハシゴのかけられた岩場もある。この急坂が大岩(ここで休憩した)まで続く。
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IMG_0048.jpg またまたアサギマダラ
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IMG_0049.jpg スズタケの下り道
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IMG_0050.jpg 登山道脇にて
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IMG_0051.jpg 再び急坂を少し下りる
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IMG_0052.jpg 風穴入口上 下の入口には降りない |
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大岩から風穴までも坂は急。
ハシゴを下りて風穴入り口の上で休憩したが、あえて風穴の中へ入ることは避け、穴から吹き上げてくる冷気の心地よさを楽しんだだけ。
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IMG_0053.jpg ガレ場を下る
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IMG_0054.jpg 谷川にでる
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IMG_0055.jpg この谷川を下る テープと道標がある |
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IMG_0056.jpg 危険箇所 岩が滑る |
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IMG_0057.jpg 小滝の右を降りた
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IMG_0058.jpg ここを下る 道が不鮮明、要注意 |
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IMG_0059.jpg 道標を見て安心
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IMG_0060.jpg この岩も危険
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風穴から先、傾斜は緩むものの、登山道としてきびしかった。
ガレ場を過ぎると谷筋になり、谷川を下る。水量が増していて歩くのに苦労するし、道が不鮮明な箇所もある。ロープを使って降りる大きな岩は滑りやすく緊張した。
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IMG_0061.jpg 植林帶になる
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IMG_0062.jpg 渡渉
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IMG_0063.jpg 平坦な道
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IMG_0064.jpg 渡渉
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IMG_0065.jpg 最後の渡渉
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IMG_0066.jpg ここを渡る
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IMG_0067.jpg 林道に出る
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IMG_0068.jpg そこは風穴コース入口
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IMG_0069.jpg 林道を5分ほど歩く
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IMG_0070.jpg 北谷登山口に戻った
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IMG_0071.jpg 洗い場
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IMG_0072.jpg トイレ隣接の東屋
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谷川から離れ、山腹の植林帶の中になると道は平坦になり、やれやれこの先登山口までは楽に歩ける、と思いきや、さにあらず。道は平坦で歩きやすいのであるが、小さな谷の横断箇所で、谷川を渡渉しなければならない。
これらの谷川も水量があり、対岸の登山道の確認と渡渉方法の検討が必要であった。
最後の渡渉が一番緊張した。その先すぐ林道出合、林道を5分ほど下れば登山口に到着する。
風穴コースは秋、谷川の水量が少ない時期であれば、今回ほど難しいことはないであろうが、それでもやはり「難コース」であることには変わりない。グループでこのコースを下るのは、メンバー全員が登山訓練している場合でない限り、中止した方がいいのではないかと思った。特に、高齢者・女性の多いグループはこのコースは無理で、千間平コースを引き返した方が安全かつ楽しいはずです。
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