山行記録

扇山、天主山、三方山

天主山のトリカブト

―2018年9月18日(火)〜20日(木)―

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© 2018 Kengo Tachibana
Updated: September 21, 2018
Last modified: November 25,2020


ball_magenta2.gif 山行概要
  • 山名(読み方、標高):扇山(おうぎやま、1661.3m、九州百名山)
    宮崎県・椎葉村/九州中央山地(九州脊梁)
    天主山(てんしゅざん、1494.1m、九州百名山)、三方山(さんぽうざん、1577.9m)
    熊本県・山都町/九州中央山地(九州脊梁)
  • 期日:2018年9月18日(火)〜20日(木)
  • 山行形態:福岡油山会グループ自主山行(参加者5名)、民宿2泊3日
  • 全日程
    • 第1日目 2018年9月18日(火)
      • 移動:福岡から、馬見原・上椎葉経由、扇山松木登山口まで
      • 扇山登山:松木登山口から往復
      • 移動:松木登山口から、尾前渓谷民宿「おまえ」まで
      • 宿泊:民宿「おまえ」(2連泊)
      •    宮崎県東臼杵郡椎葉村大字不土野360-23 TEL 0982-67-5959/FAX 0982-67-5959
    • 第2日目 9月19日(水)
      • 移動:民宿「おまえ」から椎矢峠まで
      • 天主山・三方山登山:椎矢峠から尾根西端石灰岩岩頭まで往復
      • 移動:椎矢峠から民宿「おまえ」まで
      • 宿泊:民宿「おまえ」
    • 第3日目 9月20日(木)
      • 移動:民宿「おまえ」から上椎葉まで
      • 椎葉観光:上椎葉、十根川地区
      • 移動:椎葉から馬見原経由、福岡まで
  • 山行全体について
    • 【山行全図】


    • 今年の春、天主山に登りヤマシャクヤクの大群落を見た際(2018/5/11〜12天主山)、辺り一面トリカブトも群生しているのが分かり、秋、また来てみたいと思った。
    • 福岡油山会の会員にこの山行を紹介し、参加者を募ったところ、4名(女性)の申込があった。春と同じく天主山は椎矢峠から往復するが、当地まで遠くて移動に時間がかかる。そのため、民宿2泊3日の予定にした。また、九州脊梁中央部の山行は一人を除き未経験ということで、扇山、烏帽子岳にも登ることにした。宿は尾前渓谷の民宿おまえ、2連泊である。ゆっくりできた。
    • ただ、第1・2日目は上天気であったが、残念ながら第3日目は雨のため、予定していた烏帽子岳登山は取り止め、椎葉観光に切り替えた。
    • 脊梁奥深い山の中、長い林道の車での移動、深い谷間、ブナの大木の連なり、どこまでも広がる脊梁の山々の重なりなど、皆さん初めての体験で、大変印象深かったようだ。扇山山頂近く、シャクナゲが多いが、これを見て、是非春また来てみたいということだった。

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ball_magenta2.gif 第1日目 2018年9月18日(火) 扇山登山
  • 概要
    • 移動:(集合)サニー北片江店06:00⇒[福岡都市高速、九州自動車道(途中基山PAにて朝食・買い物)]⇒松橋IC⇒[国道218号]⇒馬見原⇒[国道265号、途中道路工事のため通行時間規制で1時間あまり待機(時間的ロス)]⇒上椎葉⇒[県道142号、松木林道]⇒11:35山扇山松木登山口(昼食)
    • 扇山登山:12時10分〜15時55分
    • 移動:松木登山口16:10⇒[松木林道、県道142号、村道]⇒16:50尾前渓谷、民宿「おまえ」
    • 夕食:18時30分
    • 就寝:21時頃
    • 宿泊:民宿「おまえ」
  • 日誌
    • サニー北片江店に集合、6時にそこを発った。九州自動車道基山PAでいつものように朝食と買い物(昼食の弁当など)、松橋ICで自動車道を降り、国道218号を東へ走る。途中、休憩を兼ねて霊台橋で石組みが素晴らしい石橋見学とささやかな散策をして身体をほぐした。
    • 馬見原で右折、国道265号を南下、椎葉へ向かう。ところが、国見トンネルを抜けた先、仲塔渓谷で道路工事のため通行時間規制があり、1時間あまり待機することになった。この日は時間的に余裕があるので、これを機に美しい渓谷散策をした。
    • 10時30分、規制が解かれ、移動再開、上椎葉で右の県道142号に入り、上椎葉ダムと日向椎葉湖を望む女神像公園でトイレ休憩。その後、松木林道を上り、広々した扇山登山口に到着した。やはり福岡からは遠い。また、林道はかなり長く、ぐんぐん高度を上げていく。さらに、舗装されているとは言え、道は曲がりくねり、落石も多い。4人の女性陣にとってこのような林道走行は初めての体験で、大変驚いていたようだ。
    • 登山口には春見なかったバイオトイレが新しく建てられていた。登山道入口の水場とともに、登山者にとっては有り難い設備である。毎年5月、シャクナゲの咲く頃、扇山の山開きが催されるが、広々した駐車場・水場・トイレはその時のためということがあるのかも知れない。
    • 国道の通行時間規制で登山口到着が1時間あまり遅れたため、扇山山小屋で摂る予定だった昼食をこの駐車場で済ませた後、楽しく扇山まで往復した。
    • 下山後装備の整理などして、登山口から40分、午後5時前に尾前渓谷入口から1kmほどの民宿おまえに着いた。宿泊客は我々だけ。風呂で汗を流し、夕食。山里の恵みを素材とするご馳走を美味しくいただいた。
    • ところで、食事室には我々とは別に数人分の食事が準備されていた。これは椎葉林道の工事現場の作業員のためで、彼らは簡易宿泊所で寝泊まりするが、朝夕の食事をこの民宿で摂るとのことである。我々が食事を始めて30分後、この人たちが集まってきた。そこで、椎葉林道工事現場の通行について尋ねると、支障はないということで安心した。
    • また、この民宿は食料品や日用品の店も営んでおり、風呂から上がって女性陣の入浴の済むのを待つ間、外で一服しながら買い求めた缶ビールを飲んだ。そこには丸太輪切りの椅子など置かれ、土地の人などが談笑する場になっているようだ。この日も林業作業員がふたり缶ビールを飲みながら話しをしていたので、山の専門家のふたりから色々情報を得ていた。松木林道の扇山登山口の先の林道が開かれ尾前渓谷に通じていること(ただし一般車の通行は無理だろうとのこと)、彼らは門割林道で作業しているが、門割林道分岐地点まで椎葉林道の走行は問題ないこと、さらにその先椎矢峠までも道が整備され、安全に走行できること、などである。
    • 今回、メインの山行目的であるトリカブト大群落観賞のためには、天主山登山口の椎矢峠まで行かねばならないが、この山行実施直前まで、林道状況に不安があった(天主山登山中止の場合のプランさえ作成していた)。しかし、以上のような現地・現場の関係者から直接椎葉林道(正しくは村道椎葉矢部線)の状況を聞き、翌日林道を椎矢峠まで登り、天主山登山ができることを確認した。他の参加者も天主山登山OK!ということで、大喜びであった。
  • 扇山登山記録
    • 天候:晴
    • 行程:松木登山口から往復、全行程3時間45分、実歩行6.9km/3時間、休憩等45分
    • コース地図・時間
    • 松木登山口12:10→[1時間20分]→13:30扇山山小屋13:50→[30分]→14:20扇山14:40→[25分]→15:05扇山山小屋(水場)15:10→[45分]→15:55登山口
      【トラックデータ】カシミール3D GDBファイル:20180918_扇山.gdb
      【トラックグラフ】距離・標高

  • 登山状況
    • 松木登山口は支尾根の取付で、登山道はほぼ北へ尾根に沿いその西側を緩やかに上る。道両側のスズタケは切り払われて歩きやすい。約1kmで尾根は右に急カーブ、道も北東へ向きを変える。進行方向左側の大きく深い谷の斜面と登山道に巨大なブナの大木が次々と現れ、脊梁の森ということを感じる。
    • やがて道は左に大きくカーブし、水場と扇山山小屋に至る。ここまで道の傾斜は緩く、歩きやすいが、長い上りが続くのでややしんどい。春ならば、ミツバツツジが咲き、目を楽しませてくれるので気が紛れるのだが、今回は花はなく、秋の黄葉には早すぎるので、景色が単調、疲れを覚えるのだろう。山小屋の中に入って、20分の大休憩をした。
    • 山小屋からちょっと急登して主尾根に出、扇山山頂まで尾根歩きとなる。空が開けた明るい尾根歩きは楽しい。やがて石灰岩の巨石基部を上ると、尾根登山道にも石灰岩の岩が露出するようになる。しかし、歩きにくいというほどではなく、風が通り快適だ。
    • 山頂近くなると石灰岩の岩場の急登となる。それを登り切り、一旦少し下ると、山頂への最後の岩場である。ひと登りで明るい山頂に飛び出す。この間、道の両側にシャクナゲの大木が生い茂り、春のその時期は素晴らしい花園となる。
    • 山頂からは360度見渡せ、その豊かな山々の眺望を楽しんだりして、20分ゆっくり過ごした。空は晴れ、少し風も吹き、気分爽快であった。
    • 下山は、来た道を忠実に登山口まで。上りに比べ格段に楽で、気持ちよく下った。
    • 山行第1日目の扇山登山は実歩行6.9km/3時間、初日の足慣らしとして適当だったのではないだろうか。

  • アルバム
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    【移動の途中で】

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    緑川に架かる霊台橋
    休憩を兼ね、見学
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    実に立派な石橋である
     
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    国道265号、通行時間規制で待機
    国見トンレルの先、仲塔渓谷
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    10時30分まで待つ
    1時間あまり
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    美しい渓谷だ
    散策した
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    少し歩き、岸辺へ下りる入口発見
    釣り人の道のようだ
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    ロープを頼りに
    崖を下りる
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    岸辺からの風景
    間近で見る流れがきれいだ
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    対岸の岩から清水が流れ落ちる
    淵の水は清らか
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    駐車地脇
    ツユクサ
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    我々の車の後に車列
    10時30分、ここを通過
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    日向椎葉湖湖畔高台
    女神像公園で休憩

    【扇山登山】

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    扇山松木登山口
    広々した駐車場で昼食・休憩
    バイオトイレが新設されていた
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    扇山登山開始
     
     
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    シコクママコナ
     
     
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    なだらかだが長い上りの道
    脊梁の深い森の中を進む
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    水場到着、クロクモソウが咲いていた
    帰路写真を撮ることにする
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    水場のすぐ側
    扇山山小屋
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    小屋の中でしばし休憩
    その立派さに皆さんびっくり
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    扇山へ向かう
    最初、やや急坂の道
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    やがて傾斜が緩み
    快適な歩き、気持ちがいい
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    石灰岩大岩基部を登る
     
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    明るい支尾根に出る
    石灰岩の岩が多くなる
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    岩場の急登
     
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    頂上下の岩場
    ひと登り
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    扇山山頂到着
     
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    記念集合写真
    皆さん大満足の様子
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    木陰で休憩
    シャクナゲ群生を見て、春来たいとのこと
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    山頂岩陰にシコクママコナ
     
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    下山中、コケ玉
     
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    ツルリンドウ
     
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    再び山小屋
     
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    水場のクロクモソウ
     
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    道脇の美しいコケ
     
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    よく見かける
     
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    コケとかわいいキノコたち
     
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    登山道に沿って、パイプが延びる
    上の水場から登山口へ水を送る
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    登山口へ戻ってきました
     

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ball_magenta2.gif 第2日目 2018年9月19日(水) 天主山、三方山登山
  • 概要
    • 起床:5時
    • 朝食:6時
    • 移動:民宿「おまえ」06:50⇒[椎葉林道(村道椎葉矢部線)、1時間]⇒07:50椎矢峠
    • 天主山登山:8時20分〜15時55分
    • 移動:椎矢峠16:10⇒[椎葉林道、50分]⇒17:00民宿「おまえ」
    • 夕食:19時00分
    • 就寝:21時頃
    • 宿泊:民宿「おまえ」
  • 日誌
    • 前もって宿に早朝6時の朝食と昼食の弁当準備を頼んでいた。できるだけ早く椎矢峠から登山を開始するためである。この少々無理な願いを快く引き受けてもらい、大いに助かった。
    • 6時前外に出てみると、山に霧がたなびいてはいるが、天気は上々、安堵する。また、前日夕刻、椎葉林道を椎矢峠まで車で走行可ということが明らかになったので、これも安心。7時前に宿を発ち、椎矢峠まで約18kmを1時間で走り、8時前に峠に着いた。5月の時より10分早い。確かに門割林道分岐まで、落石が少なく左程気を使わないで済んだ。門割林道入口のゲートが開いていたが、これは林業作業が行われているためと思われる。一般車の進入が可能かどうか不明。
    • この分岐から椎矢峠まで、春の山行の際には走行に緊張した。落石が尋常ではなく、路肩決壊が数個所あったからである。ところが今回は、落石が道脇に寄せられ、決壊した路肩は整備されていた。そのため、5月に比べ遙かに楽に椎矢峠に着いた。しかし、他の4人は、尾前渓谷の素晴らしい景観に感嘆の声を上げながらも、その谷の深さに驚き、息を呑むというような様子であった。何しろ、彼女らにとってこれほど脊梁深く、曲がりくねった林道を18km走り、およそ900mも上るのは初めての体験だったから。
    • 登山は、@往路三方山に上ったこと、A度々長めの休憩を取ったこと、B二つの石灰岩ピーク南面トラバースの道確認(所々テープを設置した)、Cトリカブトその他の花観賞などのため時間がかかり、鞍部の先の天主山を目の前に見る尾根西端石灰岩岩頭までとした(ここで昼食・大休憩、40分)。
    • 岩頭から天主山までの往復は我々の足では約1時間半だろうが、そうすると下山を急がなくてはならず(それでも宿に着くのは、前夜宿に渡しておいた「天主山登山計画書」の予定の5時には間に合わず、恐らく6時を遙かに過ぎただろう)、気がせいて楽しくないからである。ゆっくり、じっくり脊梁山中の山道歩きをしたかった。もちろん、他の皆さんもこれに賛成だった。おかげで、予定通り午後5時ジャスト、民宿おまえに戻ることができた。
    • 前日と同じくまず私が最初に風呂を使わせてもらった(シャワーを浴びただけ)。4人の入浴が終わるまでビールを飲みながら部屋で過ごした。この日は外で缶ビールを飲む人はいなかった。
    • 夕食の献立は前日とは異なっており、宿の女将さんの配慮がうかがわれた。その上、椎葉名産の干し椎茸のお土産までいただいた。ありがとうございました。また、工事の人たちも来られたので、林道走行が楽だったことと事故なく登山を終えたことを伝え、前日の道路情報提供に対してあらためてお礼のことばを述べた。
    • ところで、前日は気づかなかったのだが、夕食時ふと見るとあのグレートトラバースの田中陽希さんの色紙があった。彼が今年2月真冬の積雪の中、国見岳を踏破するテレビ映像を見たが、恐らく下山後この宿で休んだのだろう(あるいは宿泊や食事をしたのかも知れないが、女将さんに聞きそびれた)。
    • 天主山には登らなかったが、トリカブトと脊梁の森はたっぷり観賞した。何より、きびしい脊梁の山道を歩き、事故なく下山できてよかった。
  • 天主山登山記録
    • 天候:晴
    • 行程:全行程7時間35分、実歩行11.2km/5時間35分、休憩等2時間
    • コース地図・時間


    • 【トラックデータ】カシミール3D GDBファイル:20180919_天主山.gdb
      【トラックグラフ】距離・標高


      椎矢峠08:20→[10分]→08:30三方山南登山口→[45分]→09:15三方山09:25→[15分]→09:40三方山北登山口→[15分]→09:55切剥分岐10:05→[25分]→10:30旧林道終点10:40→[50分]→11:30尾根出合(行動食)11:45→[35分]→12:20尾根西端石灰岩岩頭(昼食・大休憩)13:00→[50分]→13:50下り途中休憩14:00→[20分]→14:20旧林道終点14:35→[25分]→15:00切剥分岐15:10→[旧林道歩き、45分]→15:55椎矢峠


  • 登山状況
    • 椎矢峠から旧林道を北東へ10分歩くと、尾根筋を通る三方山登山道が右に分かれる分岐三叉路に着く。旧林道はさらに尾根の左(西側)山腹に延びているが、これは下りに歩くことにする。
    • 三方山登山道はなだらかに上る。右手(東側)の谷は尾前渓谷の最上流部であり、深く広い。尾根から谷の斜面一帯に大木が立つ。さらに進むと傾斜がやや増し、道は大きくジグザグを何度か繰り返し小さなピークで左右に分岐する。左は旧林道へ下り、天主山・遠見山方面への道。ここを右直進し、急坂を三方山まで往復する。
    • ここに「山頂まで5分 人吉・かめさん」の小さな標識がある。この標識は九州の、特に脊梁の山々の山頂近くでよく見かける。だが、毎度のことながら、我々にとって山頂まで「5分」は難しく、大抵10〜15分かかる。年寄りは要注意!なお、途中、脊梁の山々の眺望が得られるが、三方山山頂は狭く展望はない。
    • 小ピークの分岐まで戻り、右折、三方山北登山口三叉路へ快適に下る。ここから左右に谷間の広がる尾根の旧林道を北へ15分歩き、切剥分岐三叉路に着く。右は遠見山方面へ旧林道が延びている。この三叉路で休憩したが、草地の広場で居心地がよかった。また、ここにはアケボノソウが花を咲かせていた。
    • 分岐から左の西へ延びる旧林道を下っていく。この道は大小の倒木が多く、大変荒れていて石ころだらけの箇所もあり、歩きにくい。やがて広々した草地になると旧林道終点である。椎矢峠からここまで道は極めて明瞭で迷うことはない。問題はここからである。
    • 旧林道終点の先の尾根は急坂で二つのピークがあるが、登山道はそのピークの南面山腹斜面をトラバースする。旧林道終点からトラバースの道を通り再び尾根に出るまでの間、踏分が極めて不鮮明で、道を見失いそうな箇所がいくつもある。古いテープが所々あるものの古すぎて色が褪せ、よく見えない上、その区間が遠く、不安を覚える。
    • 今年の春天主山に登った時、下山中この間2回も道からはずれ、痛い思いをした。そこで今回赤の粘着ビニールテープと金銀両面のテープ(本来は農業用鳥除け用)を用意していた。これを下山中道間違いをしないように、必要な箇所に設置した。そのため、少し時間をくったかも知れない。
    • ピークの下、石灰岩の大岩基部辺りからトリカブトの群落が現れる。しかし、立ち枯れが目立ち、何だか胸騒ぎがする。
    • 尾根に出ると空が開け明るく、気も晴れる。ここからトリカブトの花園が展開するはずだ。だが、次々と現れる群落は立ち枯れ・全滅の無残なものもあり、驚いた。今年の夏は「これまで経験したことのないような」異常な気象現象が頻発したが、このトリカブトの立ち枯れはそのせいなのか、あるいは病虫害のためなのか。よく分からない。
    • おおむね尾根とその北側の緩やかな広い斜面を西に歩いたが、けなげに花を元気に咲かせている群落もあった。また、鬱蒼とした大木の森の景色は圧倒的である。
    • 尾根筋を西に進み、その西端石灰岩岩頭に12時20分到着。その先鞍部へ下り、石灰岩やせ尾根を急登すれば天主山山頂だが、下山の時間のことを考え、今回は無理をせず登山はこの岩頭までにした。
    • 見晴らしのよいこの岩頭で昼食・大休憩、木陰で40分過ごした。
    • 岩頭から引き返したので時間的に余裕が生じ、下山も花を見たり、森を観賞したりしながら尾根出合まで戻った。また、その先の下り石灰岩帯で、上りの道確認の緊張のあまり見過ごしていたピンクや純白のトリカブトを見つけ観賞することができた(これが目的でもあった)。
    • その後、旧林道終点、切剥分岐で休憩を取り、旧林道を歩いて椎矢峠に戻った。
    • 椎矢峠から熊本県側へ少し出ると、広大な東内谷の向こうに天主山とこの日歩いた岩頭までの尾根が見渡せた。

  • アルバム
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    【椎矢峠から尾根西端石灰岩岩頭まで】

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    民宿「おまえ」全景
    朝、6時前
     
     
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    いい天気になりそうだ
     
     
     
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    椎葉林道、門割林道分岐地点
    左折約8km、国見岳山池登山口
    その先約2km、長谷登山口
    この入口にゲート、通常進入禁止
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    林道分岐から椎矢峠へ
    整備され、春に比べ走りやすい
     
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    椎矢峠にて
    熊本県側内大臣林道も整備されていた
    ただし、一般車が通行できるか否か不明
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    ゆっくり登山準備
     
     
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    それを見守るアザミの花
     
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    登山スタート
    旧林道を歩く
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    10分で、三方山南登山口分岐
    右、三方山へ向かう
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    なだらかな登りの登山道
    尾根筋の道、快適に歩く
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    倒木に色鮮やかなキノコ
    秋の深まりを感じる
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    大小ジグザクの道を登る
     
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    コケ玉
    かわいい!、とのこと
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    登山道分岐右折の先
    「人吉・かめさん」、お久しぶりです
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    かなりの急登
    今回も「5分」では無理
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    分岐から10分
    三方山山頂到着
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    南西の眺望
    彼方中央、脊梁の盟主国見岳
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    下山、上ってきた道を下る
     
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    分岐を右折
    小さな尾根を快適に下る
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    三方山北登山口
    旧林道出合三叉路を右折
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    旧林道を北へ向かって進む
     
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    道の両側の深い谷
    木々が美しい
     
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    休憩を取った切剥分岐に咲く
    アケボノソウ
    バンザイする5人の宇宙人の子ども?
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    切剥分岐を左折、軽い下り
    旧林道は荒れている
     
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    赤い木の実が鮮烈
     
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    大きなドリーネ
     
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    ツルリンドウの実
    ルビーのように美しい
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    早くもトリカブト出現
     
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    旧林道終点の先、トラバースの道
    石灰岩の岩壁基部を上る
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    尾根に向かって斜めに急登
    辺りにトリカブト群生
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    尾根に出ると、前方に天主山を見る
    ここからトリカブト群落が続く
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    淡い紫のトリカブト
     
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    立ち枯れの目立つ群落
    恐らく何か病気が原因か?
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    尾根筋を西へ進む
     
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    群生地の痛ましい姿
    見るに忍びず
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    ツチアケビの実
     
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    これは元気に咲いている
     
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    尾根から南の眺望
    椎矢峠、高岳、国見岳
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    尾根西端、石灰岩岩頭へ
    ここで昼食、今回はここまで

    【尾根西端石灰岩岩頭から椎矢峠まで】

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    岩頭から引き返す
     
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    いくらか生気ある群落
     
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    脊梁の森
     
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    日を浴びて輝くトリカブト
     
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    トリカブトと森をゆっくり観賞
     
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    素晴らしい森だ
     
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    森の中をゆっくり尾根へ
     
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    もうすぐ尾根出合
     
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    尾根を越え見つけた
    淡いピンクのトリカブト
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    トラバースの道脇
    トリカブトの群落
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    純白のトリカブト
     
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    石灰岩帯を下る
    足もと注意
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    白のトリカブト
    残念ながら、ひどいピンぼけ
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    山腹斜面、トラバース
    登山道を確認しながら進む
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    この辺り、踏分明瞭
    旧林道終点が近い
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    終点到着
    一休みした
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    旧林道終点広場のトリカブト
     
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    樹間から見えた国見岳
    堂々たる山容
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    巨大な倒木の根元
     
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    樹間から天主山を見る(中央)
    その右手、トラバースしたピーク
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    切剥分岐
    休憩
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    旧林道を戻る
     
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    三方山北登山口三叉路
    直進し、旧林道を歩く
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    倒木とキノコ
     
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    崩壊箇所を通過
     
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    イノシシのヌタ場
     
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    天南星の実
    別名:マムシグサ
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    何個所か、道を塞ぐ倒木を越え
    椎矢峠へ向かう
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    三方山南登山口通過
     
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    上り始めの旧林道を戻る
     
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    椎矢峠到着
     
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    再度、熊本県側へ行ってみる
     
     
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    深い東内谷の向こう、左に天主山
    右手鞍部のすぐ右、尾根西端岩頭
    さらに右の二つのピークはトラバース
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    民宿「おまえ」の色紙
    田中陽希さんが寄ったらしい
    今年2月、彼はこの山域を歩いた

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ball_magenta2.gif 第3日目 2018年9月20日(木) 椎葉観光
  • 概要
    • 天候:雨
    • 起床:5時〜6時30分
    • 朝食:7時30分
    • 移動:民宿「おまえ」08:30⇒[村道、県道142号、50分]⇒09:20上椎葉
    • 椎葉観光:鶴富屋敷、椎葉民族博物館、昼食・買い物(「椎葉山の語り部」)、十根川地区(十根川神社・八村杉、大久保の桧)など、9時30分〜13時10分
    • 移動:椎葉(十根川地区)13:20頃⇒[往路を引き返す]⇒17:00サニー北片江店(解散)
  • 日誌
    • この日は朝から雨。前日、このことが分かったので、予定の烏帽子岳登山を取り止め、椎葉観光に変更していた。また、登山中止のため朝食を急ぐ必要はなく、7時半にした。
    • 8時半民宿おまえを発ち、9時20分上椎葉の鶴富屋敷に着き、屋敷と民族博物館の共通入場券を購入。まず博物館、次いで鶴富屋敷を見学した。
    • 「椎葉山の語り部」で盛りそばの昼食後、十根川地区へ移動、十根川神社境内に聳える八村杉と、さらに奥の大久保のヒノキを見学した。
    • 椎葉を訪れたことがあるのは私と他の1人だったので、この「椎葉観光」は意義なきにしもあらず、と思われる。
    • その後、走ってきた道を通って福岡へ戻ったが、途中、九州自動車道の熊本区間で猛烈な土砂降りの雨に見舞われた。私はこのような雨中走行は何度も経験したことがあるので平気だったが、他の4人は心穏やかではなかったかも知れない。
    • 午後5時サニー北片江店に帰着、今回の山行無事終了。
  • アルバム
  • :各画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)

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    この日は雨、烏帽子岳登山中止
    椎葉観光に変更
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    上椎葉、鶴富屋敷
    屋敷と民族博物館共通入場券購入
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    道端の曼珠沙華
     
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    まず、博物館へ
    山腹の4階建て、1階が入口
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    内部見学は省略
    4階、典型的椎葉家屋内部展示
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    4階から外へ出る
    厳島神社への石段を上る
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    説明板
     
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    社殿正面
    参拝
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    社殿全景
     
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    鶴富屋敷
    「ござ」の間
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    「でい」の間
     
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    「つぼね」の間
     
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    「うちね」の間、茶の間
    鶴富屋敷宿泊客は、ここで食事可能
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    「うちね」の間の梁
    囲炉裏の煤がこびりついている
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    南面、廊下を見通す
    右手に上記各間が連なる
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    茅葺き屋根裏
    シンプルな合掌造りのようだ
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    屋敷東端、「どじ」の間
    「カマ」が並ぶ
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    各間もそうだが
    ここの戸棚もシンプル、実に立派
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    「椎葉山の語り部」
    ここで昼食、買い物
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    昼食後、十根川地区へ入り
    十根川神社へ
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    神社境内へ
     
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    境内の八村杉、樹齢八百年
    樹高54m、根回り19m
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    直立、凛として、見上げるばかり
    大木全体の画像は撮影できない
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    大久保の大ヒノキ
     
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    ヒノキを巡る遊歩道を歩く
     
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    ヒノキ全景
    全体は一画像には収まらない
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    皆さん、遊歩道から巨木を見上げる
     
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    素晴らしいヒノキ
     
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    説明板
     
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    駐車場脇の彼岸花
     

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