山行記録

三方岳

―2012年5月3日(木)―

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© 2012, Kengo Tachibana
Updated: May 04, 2012
Last modified: December 27, 2020


ball_magenta2.gif 山行概要
  • 山名(読み方、標高):三方岳(さんぽうだけ、1479m)
  • 県名/山地・山群・地域など:宮崎県/椎葉・九州山地
  • 期日:2012年5月3日(木)
  • 日程
    • 移動(車)
    • 自宅(福岡市)4:15→野芥ランプ→[福岡都市高速]→太宰府IC→[九州自動車道、北熊本SAで朝食25分]→松橋IC→[国道218号]→馬見原→[国道265号]→7:45椎葉・桑の木原→[村道]→8:15「ヒラ谷(?)」→[国道388号]→8:30大河内越「三方岳」登山口
    • 登山:三方岳、8時50分〜15時45分
    • 移動(車)
    • 大河内越「三方岳」登山口16:00→[往路の逆コース、途中夕食20分]→20:15自宅(福岡市城南区)
  • 日誌
    • ほぼ2ヶ月ぶりの本格的登山であった。九州百名山90番目の登頂をこの三方岳に決めていたが、2011年9月9日(金)対馬「洲藻白岳」登山以後、登る機会がなかった。8ヶ月ぶりの百名山登山である。2ヶ月のブランクがあるし、風邪をこじらせて熱発し、治ったばかりの状態で不安もあったが、試しの登山ということで時間的余裕を考え、早めに福岡を発った。
    • しかし宮崎は遠い、福岡から登山口まで、途中朝食の時間も含め4時間余りかかった。
    • アプローチは、椎葉・桑の木原までは国道で全く問題ない。桑の木原から国道388号までの村道(かつての「桑の木原林道」)も全面舗装でたまに出会う対向車に注意しさえすればよい。国道388号に出て左(東)に走るのだが、国道とはいえ急カーブの連続、おまけに狭いところもあって慎重な運転が必要である。なお、大河内越登山口まで普通車で大丈夫。
    • 8時50分登山開始、時間的余裕は十分、ゆっくり登った。
    • この一帯は「九州大学宮崎演習林」である。登山口には「演習林」立ち入り禁止の説明板がある。
    • 登山ガイドには「アケボノツツジ」が見事、と書いてあったが、全く見当たらなかった。ミツバツツジがちらほら見えるのみ。「九州大学宮崎演習林」ウェブサイトによると、4月下旬アケボノツツジが満開、この日は花が散ってしまっていたものと思われる。
    • 花は乏しかったが、登りの登山道右手に広がる「演習林」の樹林は見応えがある。しばしば立ち止まって新緑を楽しんだ。
    • ここは九州山地で、いかにも鹿の出そうな広々とした尾根もあるのだが、彼らの姿はおろか鳴き声さえも聞こえなかった。少々不思議な感じがした。
    • 山頂付近にはブヨがいっぱい。閉口した。鼻の中に吸い込むのではないか、昼食のおにぎりと一緒に呑み込むのではないか、といささか不安なくらい。これから先の夏の間、ブヨ除けの対策が必要、むしろこの山の登山は止めた方がいいかもしれない。
    • この日この山に登ったのは私の他3組、内2組がカップル、ということは合計6人ということになる。静かな山行であった。

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ball_magenta2.gif 「三方岳」山行・登頂記録

  • 概要
    • 天候:晴
    • 行程:大河内越登山口から三方岳山頂往復、全行程6時間55分、実歩行5時間00分
  • コース地図・時間


  • 【トラックデータ】カシミール3D GDBファイル:20120503_三方岳.gdb
    【トラックグラフ】距離・標高

    :下りのログがないので、データファイル・トラックグラフとも上りのみ。)

    大河内越「三方岳」登山口8:50→[30]→9:20尾根筋9:30→[30]→10:00ピーク「三等三角点」→[40]→10:40ピーク「登り2/3地点」(大休憩)11:00→[1:15]→12:15三方岳山頂(昼食)13:15→[45]→14:00ピーク「登り2/3地点」14:10→[40]→14:50ピーク「三等三角点」15:00→[20]→15:20尾根筋15:25→[20]→15:45登山口

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ball_magenta2.gif 登山状況と画像
  • 登山口から「尾根筋」に出るまでかなりの急坂で参った。30分かけ、ごくゆっくりと登った。
  • ここから尾根を歩く。途中5つの大小のピークがある。この尾根の登山道は右手に広がる「九大演習林」の縁に沿っているので、常に演習林の見事な樹林を楽しみながら歩くことになる。しかし、ピークの上り下りはかなりしんどい。
  • 小休憩をしながら登ったが、「三等三角点」のあるピークと、「登り2/3地点」のピークで長い休憩を取った。新緑の中、展望もよく、気分爽快。
  • 「登り2/3地点」から山頂まで、最初は緩い登りだが途中から急登が続き、息切れしてしばしば小休憩、「道標」によると山頂まで60分とのことだったが75分かかった。
  • 下りは登りに比べて楽なのだが、大小ピークの登り返しがあり、これはしんどかった。
  • 今回の登山実歩行5時間、ブランクと病み上がりということを考えれば、これで満足。天気もよく、初夏の山を堪能しました。


  • 【画像】

    :各画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)
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    ヤマフジ
    椎葉の村道にて
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    銘水「よこ井水」
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    村道
    「よこ井水」から椎葉方面
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    村道から国道388号へ
    出合手前50m
    大河内越は出合を左へ
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    大河内越
    「三方岳」登山口
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    「九州大学宮崎演習林」の
    「立ち入り禁止」説明板
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    登りはじめ
    やがて急坂
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    30分で「尾根筋」へ
    かなりきつかった
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    先のピークが見える
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    平らな広々した登山道
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    「コバノミツバツツジ」
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    坂を登る
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    西の彼方遙かに
    九州脊梁の山並み
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    演習林の向こうに
    市房山
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    ピーク「三角点」、休憩
    登り1/3くらい
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    「三等三角点」
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    尾根の道が続く
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    広い尾根
    いかにも鹿が出そう
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    巨大な倒木
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    ここにも
    コバノミツバツツジ
    ほっとする
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    ピーク「登り2/3地点」
    ここで大休憩
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    この先の坂道が
    大いにきつかった
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    登山道に
    巨木がそびえる
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    急登が続く
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    山頂から延びる尾根に出る
    ここを左へ
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    登山道の花
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    登山道の花
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    登山道の花
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    登山道の花
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    やっと山頂へ
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    三方岳山頂にて
    昼食、1時間山頂で休憩
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    山頂から南西
    市房山(左)、二ツ岩(右)
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    山頂から南
    石堂山(多分!)
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    左のピーク:石堂山
    右のピ−ク:市房山
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    山頂から下る
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    下りの登山道
    急坂、慎重に
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    シマヘビ出没!
    お久しぶりです
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    登山道
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    登山道
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    ここを登り切れば
    「登り2/3地点」
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    登山道
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    かなり下りてきた
    すぐ先が「尾根筋」
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    「尾根筋」から右へ
    最後の下り坂
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    杭が打ってある
    小さくジグザグ
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    やせた尾根状の登山道
    両側は深い谷
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    植林帯になると
    登山口は近い
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    やがて、登山口駐車場
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    登山口の「登山名簿箱」
    入山の記帳をしていた
    下山の時間を追加記入

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