山行記録

女岳

二丈岳林道・登山道

―2019年11月30日(土)―

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© 2019 Kengo Tachibana
Updated: November 30, 2019
Last modified: December 05, 2019


ball_magenta2.gif 山行概要
  • 山名(読み方、標高):女岳(めだけ、720.3m)
  • 県名/山地・山群・地域など:福岡県/糸島市、背振山地、二丈四座
  • 山行期日:2019年11月30日(土)
  • 山行形態:単独、日帰り
  • 日程
    • 移動:車で真名子木の香ランド駐車場まで
    • 登山:10時30分〜15時
    • 移動:真名子木の香ランド駐車場から車で
  • 日誌
    • 前線が東へ去り、天気が回復、上天気なので二丈四座の一つ、背振山地の女岳に登ることにした。予定通り真名子木の香ランドから反時計回り周回である。
    • 女岳周回を終え、木の香ランドキャンプ場近くの女岳北登山口まで下りた。しかし、そのままスタート地点の木の香ランド駐車場への村道を下るのはもったいないので、できたら二丈岳にも登ってみたいと思った。
    • 村道をキャンプ場まで歩き、そこから左折、二丈岳へのルートである林道を登る。しかし、林道終点広場までの長い上りでかなり疲れてしまい、そこから二丈岳往復は止めて、登山道を下り、駐車場へ戻った。そこに着いたのは午後3時で、もしも二丈岳まで登っていたら4時近くになっていただろう。
    • この日土曜日、天気も上々ということで、山中数人の登山者と出会った。女岳山頂で休憩していると、ひとりの若者が登ってきた。彼は吉井の中村登山口から十坊山へ登り、浮嶽、女岳と縦走しててきたが、女岳まで歩いてきたルートを引き返すか、二丈岳まで足を伸ばして、JR筑肥線の大入駅辺りへ下りて、車を駐めている吉井の「まむしの湯」に戻るか迷っているとのことだった。
    • それでは時間がかかり過ぎる。それに、今は日暮れが早く、「まむしの湯」に着く前に暗くなると思われる。そこで、彼が二丈岳に登り、木の香ランド駐車場まで下りてくれば、そこから「まむしの湯」まで私の車で送る(約30分)ということを提案した。彼はこの提案を大いに喜んだ。
    • 木の香ランド駐車場で合流するすることにして、私が彼より早く女岳を発ち、林道終点広場に着いた時、ちょうど彼が広場に二丈岳から下りてきた(若者の足は速い)。彼は「二丈岳北登山口」(つばき橋)から左折して木の香ランド駐車場へ下り、そのすぐ先の登山口から林道終点広場まで登山道を登って二丈岳を往復したとのこと。道理で、林道歩きの間に彼が私を追い越すと思っていたのに、それがなかったわけである。確かに、林道歩きは距離が長く単調で、山歩きとしては彼のように木の香ランドから登山道を往復する方が面白く、楽しい。
    • 私は広場で一休み、彼は一足先に登山道を下り、駐車場で少し待ってもらった(10分以内と思う)。二丈岳に登らなかったのはこのような事情もあったためである。

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ball_magenta2.gif 女岳、二丈岳林道・登山道登山記録
  • 概要
    • 天候:晴
    • 行程:真名子木の香ランド駐車場から反時計回り周回、全行程4時間30分、実歩行8.8km/3時間20分、休憩等1時間10分

  • コース地図・時間


  • 真名子木の香ランド駐車場10:30→[10分、村道歩き]→10:40旧林道登山口→[40分、林道歩き]→11:20荒谷峠・女岳登山口(休憩)11:30→[25分]→11:55休憩12:05→[15分]→12:20女岳(昼食)13:00→[40分、最後一部林道歩き]→13:40つばき橋→[10分、村道歩き]→13:50木の香ランドキャンプ場林道分岐13:55→[35分、林道歩き]→14:30林道終点広場14:35→[25分]→15:00木の香ランド駐車地

  • 登山状況
    • 木の香ランド駐車場から、車で登ってきた村道を引き返す形で10分ほど歩くと、左手の林道入口に「女岳」「浮嶽」への道標があり、この林道女岳線へ入る(画像No.004, 005)。
    • 6年前の浮嶽・女岳登山の時、この林道を登ったが、その時に比べ林道全体が荒れている。特に、登り始めてしばらくの間、道は細い流れになっていて少々驚いた。今は車が通らないのだろう。
    • 小川状態の先の林道も荒れていて、大きな抉れなども走り、到底車は通れない。しかし、かなり上方のコンクリート舗装道路は健在である。
    • 上の地図「変則十字路」に出る(画像No.010)。広域基幹林道浮嶽雷山線と十字交差して林道が佐賀県側へ延びているが、この林道は福岡県側の基幹林道と佐賀県側の基幹林道浮嶽羽金山線とを結び、道幅は基幹林道と同じくらい広く、立派である。この林道を登ると福岡佐賀両県境の荒谷峠に到る。ここから右折すれば佐賀県側の「(民有)林道上浮嶽線」でその終点は浮嶽登山口である。
    • 峠の先約20m左手に「(民有)林道女岳東部線」起点があり、その手前が女岳登山口である(画像No.014)。ここから登山道を登る(背振山地縦走路)。山腹のほぼ直登、急坂と言えるだろう。植林帯の中を急登すると、自然林が混じる尾根筋の道となり、やがて傾斜が緩み平らな広場に出る(画像No.018)。ここは格好の休憩場所で、一休み。
    • この先はまた尾根の急登。丸太階段設置箇所があり、大きな岩が点在する。休憩地点から自然林の尾根道を15分登って女岳到着。山頂からの眺望は北側のみ、糸島半島の北西部一帯が見渡せる。山頂で昼食・休憩、40分。
    • 女岳山頂から東へ延びる尾根の縦走路を下る。傾斜がきつい。傾斜が緩む地点で左に真名子への登山道分岐(画像No.030)、左折して山腹を下る。
    • 植林帯の急傾斜・ジグザグの道を下り、基幹林道浮嶽雷山線に出て、それを左斜めに横切り、再び登山道に入るが、傾斜は緩む。植林帯を下ると左直角カーブ地点に道標があり、その先は林道である。この林道も車の通った形跡なし。荒れ気味だが、登山の道としては明確で、極めて上等。
    • 林道は加茂川の左岸手前で右直角にカーブし、すぐ「つばき橋」を渡る。橋の先は村道とT字に交差する(女岳北登山口)。そこを右折、木の香ランドキャンプ場の下まで村道を登って一休み(このわずか10分の舗装道路の上りが年寄りにはきつい)。
    • そこから林道終点広場まで、道は舗装・未舗装区間が交互だが、上りの傾斜が林道にしてはかなりきつく、しんどい。広場に着いた時、上で述べた若者が二丈岳から下りてきたこともあって、二丈岳には登らず下山することにした。下りは楽だ。木の香ランド駐車場まで快適に歩いた。
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    :画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)

    【真名子木の香ランドから女岳まで】

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    真名子木の香ランド駐車場
    スタート・ゴール
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    車で上ってきた村道を戻る
     
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    ダム湖畔の紅・黄葉
     
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    左手(南)に林道女岳線入口
    この林道が女岳・浮嶽への登り口
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    林道入口の道標
     
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    林道登り始め
    道を水が流れる
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    やがて林道らしくなる
    しかし、かなり荒れている
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    コンクリート舗装
    もう少しでこの林道終点
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    林道脇にフユイチゴがいっぱい
    ちょっと摘んで味わった
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    横に走る基幹林道の変則十字路
    基幹林道を横切り直進する
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    福岡・佐賀両県側基幹林道を結ぶ林道
    両県境の荒谷峠へ向かう
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    マムシ草の実
    この山域でよく見かける
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    荒谷峠
    右へ曲がれば林道上浮嶽線へ
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    峠の20mほど先左手に女岳登山口
    ここで10分休憩
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    女岳登山口から見る浮嶽
     
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    植林帶の急な登山道が続く
    喘ぎ喘ぎ、ゆっくり登る
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    やがて坂が緩む
    自然林も混じる
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    平らな広場
    ここでも10分休憩
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    広場の道標
     
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    広場の先、岩のころがる急坂
     
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    丸木階段設置の箇所が多い
    急登
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    大きな岩が多くなる
    自然林
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    樹間から浮嶽が見える
    木の葉が散っているため
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    女岳到着
    昼食・休憩、40分過ごした
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    女岳山頂にて
     
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    北側の眺望
    奥中央:彦山、その右:火山
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    糸島半島北西部海岸
    彼方に玄界灘が広がる



    【女岳から真名子木の香ランドまで】

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    下山開始
    山頂すぐ下の大岩の左を巻く
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    尾根縦走路をどんどん下る
     
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    縦走路から左(北)へ登山道分岐
    左折して山腹を下る
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    所々急坂あり
    滑らないよう要注意
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    基幹林道出合、横切る
    向かい、左手に登山道が続く
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    植林帶の下り
    傾斜は緩い
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    道標設置地点
    左折、先は林道
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    林道を下る
     
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    ここで右へカーブ
     
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    すぐ「つばき橋」、女岳北登山口
     
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    橋を渡り右折
    村道を上る
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    ヨメナの花も終わりに近い
     
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    左へ林道分岐
    ここで小休憩
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    分岐のすぐ上にキャンプ場
    その入口を左に見て
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    コンクリート舗装林道を上る
     
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    この林道にもフユイチゴが多い
     
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    これはサルトリイバラの実
     
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    晩秋の林道歩き
     
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    この林道は舗装、未舗装がある
    かなりの傾斜区間が続く
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    すすきの穂
     
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    林道終点広場到着
    小休憩
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    二丈岳への登山口
    今回は二丈岳へ登らず、下山
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    植林帶の下り
     
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    なだらかな道
    快適に下る
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    平らな尾根道
    自然林で気持ちがいい
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    ここで左折
     
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    山腹の急坂を下る
     
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    右折してトラバース
     
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    二丈岳登山口に出る
    登山口左折、村道を駐車場へ
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    ダム湖畔の黄葉
     

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