山行記録

油山

―2012年9月27日(木)―

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ball_magenta2.gif 山行概要
  • 山名(読み方、標高):油山(あぶらやま、597.0m)
  • 県名/山地・山群・地域など:福岡県/油山山地
  • 山行期日:2012年9月27日(木)
  • 備考
    • 今年9月の前半は天気がよくなかった。その後、やるべきことが色々あって山に登らなかった。やっと仕事が一段落、台風が去って天気も上々、ほぼ一月ぶりの登山はお馴染み油山にした。
    • 一般道を自宅から徳栄寺まで歩き、山腹を登って尾根縦走路の妙見鼻に出る。縦走路を南下して山頂まで、ゆっくり進んだ。
    • 9月下旬、低山とはいえさすがに秋の気配がはっきりと感じられる。山頂での昼食時は北西の風がやや強く、寒気を感じてアノラックを羽織った。
    • 下山は縦走路を北上、尾根の北端梅林緑道ピークまで気持ちよく歩いた。そこから自宅までの帰路途中にあるスポーツクラブ「ホリディ」の風呂に浸かってさっぱりして帰宅した。
ball_magenta2.gif 山行・登頂記録
  • 概要
    • 天候:晴
    • 行程:自宅から徳栄寺経由一部周回往復縦走、全行程 5時間30分、実歩行 4時間15分

  • コース地図・時間

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     自宅10:45→[40]→11:25徳栄寺11:35→[30]→12:05林道出合(2回目)12:10→[10]→12:20妙見鼻12:25→[30]→12:55休憩13:05→[35]→13:40油山(昼食)14:10→[50]→15:00妙見鼻15:10→[45]→15:55梅林緑道ピーク(登山道入口)16:00→[15]→16:15「ホリディ」
  • 画像・備考
    ■ 登り:自宅から油山山頂まで

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    徳栄寺
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    徳栄寺のフヨウ
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    登山道
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    妙見鼻
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    妙見鼻から、三郡山地
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    縦走路
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    三等三角点
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    トレイルランナー
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    国見岩
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    山頂到着
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    北の展望




    自宅から徳栄寺まで40分。藤棚下の立派な休憩所(御影石のテーブルとベンチ)で一休み。境内の庭に、フヨウとハギが満開で見応えがあった。

    林道を2回横切り、山腹を妙見鼻まで登る。休憩込みで40分、ややスローペースである。

    妙見鼻から下・上二つのマイクロ波反射板の先まで登り切れば、後は山頂まで軽いアップダウンはあるものの、快適な縦走である。

    何人もの登山者と出会った。走る人もいた。

    山頂では北西の風が吹き上げてきて気持ちがいい。しかし、時間が経つと涼しさを通り越して寒くなった。秋を感じた。


    ■ 下り:油山山頂から「ホリディ」まで

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    ヘビが出た
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    妙見岩
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    説明板
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    上の反射板
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    ヘビの赤ちゃん
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    登山道のハギ
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    展望岩から
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    登山道のハンミョウ
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    梅林緑道ピーク
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    緑道のハンミョウ
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    ハンミョウ
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    ハンミョウ


    下山は妙見鼻まで往路を引き返した。そこで登ってきた徳栄寺への分岐を左に見て直進、北上。

    途中2回、ヘビと出会った。一匹目は大人のヘビで、登山道脇にいたが、ゆっくりと逃げていった。ところが、林道終点辺りで見つけた二匹目は一尺(30cm)にも満たないような孵化したばかりと思われる赤ちゃんで、動作が鈍い、逃げようともしない、おまけに登山道に横たわっている。踏みつけてしまうところだった。ポールでそっと脇の草むらの中においてやった。大きく育てばいいが。

    このポールは昨年夏の扇山登山の時対峙した攻撃的マムシを仕方なく叩きのめした武器である。ヘビの一つの命を奪い、他の一つの命を救ったのだ、とすれば、これでこのポールの罪は赦されることになるのであろうか。

    2匹のハンミョウ(学名:Cicindela chinensis japonica)にも出会った。特に、梅林緑道の「道おしえ」はちょうど西日が当たって美しく輝いていた。

    林道終点から緑道ピーク間に標高200mあまりの小さな開けたピークがある。そこに一人の男性が座り、3台のカメラ(その内一つはビデオカメラ?)を三脚に設置し、北の空を見ていた。何気なく挨拶して通り過ぎようとしたが、ふと思い、振り返って「ハチクマですか?」と尋ねた。彼、「そうです。」 私、「まだ飛んできますかね?」 彼、「もうダメでしょう。」 私、「何時頃が一番いいのでしょうか?」 彼、「12時から14時までです。」 私、「このあとどのくらいの期間でしょうか?」 彼、「そうですね、一週間くらいかな。」 私、「ありがとうございました。」

    その時すでに午後3時半、では彼は何を期待して北の空をにらんでいたのだろう。あるいは、猛写のあとの余韻を味わっていたのだろうか。もしそうであれば、画像を見せてもらえばよかったのに、と「ホリディ」の風呂の中で考えた。

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Created: September 29, 2012
Updated: October 03, 2012