山行記録

霧立越三座山行

扇山

―2011年8月5日(金)―

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ball_magenta2.gif 山行概要
  • 山名(読み方、標高):扇山(おうぎやま、1661.3m)
  • 県名/山地・山群・地域など:宮崎県/九州山地
  • 期日:2011年8月5日(金)
  • 備考
    • 霧立越三座山行、三座目。
    • 車での移動:白岩山登山口から扇山登山口まで、約1時間。
    • 車での移動:扇山登山口から福岡の自宅まで、往路と同じコース、扇山登山口から福岡まで、3時間50分。

ball_magenta2.gif 「扇山」山行・登頂記録

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  • 記録

    • 天候:雨。
    • 概要:扇山内の八重登山口から扇山山頂往復、3時間30分。
    • 詳細

      扇山内の八重登山口13:25→(30)→13:55えぼし岩14:00→(30)→14:30休憩(水場の少し上)14:35→(20)→14:55イチイの古木→(20)→15:15扇山山頂15:25→(下山路を見失いロス、60)→16:25五ヶ瀬ハイランド「案内板」(登り、水場の上の休憩箇所のすぐ上)→(25)→16:45えぼし岩→(25)→17:10内の八重登山口

    • 備考
      • 午前中の白岩―向坂縦走と同じように、雨中山行。
      • 登り初めて10分、登山道にまむし、チビではあったが、少々緊張。落ちていた太めの木の枝を数本投げつけて追い払おうとしたが、こいつ一向にひるまない、それどころか攻撃してくる。おまけに、これは知らなかったが、ガラガラヘビのように尻尾をたてて小刻みに震わしている。困ってしまい、雨よけのために持っていた小さな折りたたみ傘を盾にし、登山用ステッキで打ちのめしてしまった。可哀想なことをした、逃げてくれればよかったのに。
      • そのあとしばらくは、道の上に落ちている枯れ木の枝がマムシに見えてしまい、注意しながらの登りとなり、少々時間がかかったが、あとのことを考えると、このゆっくりの登りはじめが幸いであった。
      • 水場の上まで急坂の連続といってよい。九州ハイランド「案内板」から先は、九州山地特有の巨木の森の中の平坦な広い尾根の道となる。
      • ところが、イチイの古木を過ぎ、登山道に岩が現れるようになる辺りから、山頂に出ると思いきやまだ先がある、という箇所が続く。
      • 下山、イチイの古木から下った辺りで、登山道からわずかに左へ逸れてしまった。何かの目印のためのピンクとブルーのテープがあちこちやたらと結んであって、これに惑わされた。そのため、九州ハイランド「案内板」から右折すべき所を通り越し直進した。あやしみつつもかなり降りて、巨大な岩の重なる地点に至り、間違いを確認して引き返した。再び、正規の登山道九州ハイランド「案内板」のところに戻ったのだが、この間の尾根筋の往復、ずいぶん時間を食った。
      • 今回道に迷った辺りは、荒れた自然のままの感じの広々した尾根であった。このような尾根は九州山地の山々にある、白鳥山、時雨岳、国見岳、烏帽子岳など。いずれも鹿たちの棲息地らしい。ここでも盛んに鹿の鳴く声を聞いたし、姿もちらりと見た。
      • 午前よりも、この午後の登山はいろいろあったし、きつかった。マムシと遭遇したし、ガマガエルもいた、道にも迷った。しかし何よりも坂のきつさ。しかし、だからこそよきトレーニングでもあった。
      • 雨霧中山行もまた楽し、ただし夏に限りますが。

  • 画像

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    内の八重林道
    この道標で安心
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    扇山内の八重登山口
    石碑が目印
    「登山口」の標識なし
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    まずは谷川に沿って
    かなりきつい
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    やがてジグザグの登山道
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    マムシとの遭遇
    中央にチビのマムシ
    探してください
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    えぼし岩
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    きつい登りが続く
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    植林の中は暗い
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    やがて自然林地帯
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    最後の水場
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    登山道に横たわる
    巨大な倒木
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    巨岩に根を張る
    すさまじい植物の根性
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    急坂が終わり
    尾根筋に出る
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    そこに設置された
    九州ハイランド「道標」
    下山時、これを見て一安心
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    穏やかな縦走路
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    しかし、荒れた感じ
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    イチイの古木
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    巨木群
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    ここも九州山地
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    ガマガエル出没
    約半世紀ぶりの出合い
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    山頂近しの感じ
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    シャクナゲが
    目立ち始める
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    岩の路
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    山頂かと思うが
    さにあらず
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    さらに登る
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    いよいよ山頂か
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    山頂でした
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    扇山山頂
    この枯木の姿
    枯淡の趣
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    扇山山頂にて
    汗と雨でグショグショ
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    下りの登山道
    怪しい影
    びっくりした
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    しかし、登山道に散る
    ヒメシャラの花びら
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    その花びらの一つ
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    登山道を見失い、うろついて
    たどり着いた登山道
    九州ハイランド「道標」
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    ここから右へ折れ
    登山口へ下る
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    登山口に到着
    しんどかった
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    [付]扇山内の八重登山口へ
    十根川のトンネル手前
    国道265号から右へ
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    この橋を渡る
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    川沿いに走る
    左、内の八重林道へ


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Created: August 06, 2011
Updated: March 06, 2012