山行記録

十坊山、浮嶽

2019年11月23日（土）

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山行概要
十坊山登山記録
浮嶽登山記録

　山行概要

山名(読み方、標高)：十坊山（とんぼやま、535.5m）、浮嶽（うきだけ、805m）
山行期日：2019年11月23日（土）
山行形態：単独、日帰り
日程

移動：車で佐賀県側十坊山南登山口まで
十坊山登山：9時55分～11時20分
移動：車で十坊山南登山口から佐賀県側林道上浮嶽線終点登山口まで
浮嶽登山：11時55分～13時15分
移動：林道上浮嶽線終点登山口から車で

日誌

「二丈四座（二丈岳・女岳・浮嶽・十坊山）」の地図（2013年3月15日現在）

個人的に「二丈四座」と呼んでいる背振山地西端の（西から）十坊山、浮嶽、女岳、二丈岳（この山だけは背振山地稜線から北にはずれているが）の内、十坊山と浮嶽に登った。
若い人たちや健脚ならば、白木峠に車を駐め、この二つの山の往復縦走をしたり、十坊山→浮嶽→女岳→二丈岳の縦走もできるが、この歳ではそれはきつすぎるので、今回は短い距離の登山道で二つの山に登ることにした。それぞれの登山口は佐賀県側にあり、各登山口間は車で移動する。
まず、十坊山は佐賀県側の南登山口から大白木越経由で時計回り周回、浮嶽は同じく佐賀県側林道上浮嶽線終点の登山口から往復した。いずれも実歩行1時間足らずの極めて軽い山登りである。

この日は天気もよく、祝日ということもあって、両山とも登山者は多かったが、いずれも佐賀県側登山口から登ったのは私一人だけだった。福岡の人たちにはこれら佐賀県側の登山口はあまり知られていないようだ。また、そこまでの車でのアプローチが分かりにくいためと思われる（特に十坊山南登山口）。
荒谷峠登山口から往復すれば1時間あまりで往復可能な女岳にも登りたかったが、昼食弁当を準備していなかったので断念した。近々、天気のいい日に、真名子木の香ランドからゆっくり反時計回り周回をしてみたいと思っている。

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　十坊山登山記録

天候：晴
行程：南登山口から大白木越（峠）経由、時計回り周回、全行程1時間15分、実歩行2.1km/55分、休憩等20分
コース地図（記号は上の「山行全図」と同じ）・時間

南登山口09:55→［10分、林道歩き］→10:05大白木越登山口→［15分、大白木越経由］→10:20休憩地点10:25→［20分］→10:45十坊山11:00→［20分］→11:20南登山口

20191123_十坊山.gdb

登山状況

南登山口から走ってきた林道をさらに先へ歩く。途中、十坊山山頂直下まで延びている林道支線（急カーブ、急坂、荒れている箇所あり、車を乗り入れるべきではない）を右に見て左へカーブし林道をなお進む。この林道は車が通った形跡がなく、雑草が伸び放題で使われていないようだ。
南登山口から約10分で林道終点、ここに登山口（大白木越登山口と呼ぶ）道標があり、先は登山道となる。このルートで十坊山に登る人は少ないようで、踏分はかなり不鮮明である。
道は平坦、十坊山山腹をトラバースする。やがて枝打ちがなされて明るい植林帯になり、大白木越（峠）に着く。ここで尾根を通る道とT字に出合う。左へ進むと410mピークを越え、佐賀県側の十坊山南西登山口へ下るルートと、福岡県側の七曲峠を経て鹿家に到るルートがあるらしいが、これらのルートは未確認。十坊山へは右の尾根筋を登る。

急坂直登で、踏分も鮮明ではないが、所々古い赤テープなど目印がある。途中、汗が噴き出したので、衣服調整を兼ね、コートを脱いで小休憩・一服した。上の方は岩が多くなり、やがて傾斜が緩むと頂上台地は近い。道が平坦になり山頂台地へ飛び出す。一帯は木々が広く伐採され、草原状で気持ちが明るくなる。台地をひと登りで山頂到着。
晴天のもと、山頂で360度の展望を楽しみながら15分ほど過ごした。その間次々と登山者が山頂到着、皆さん福岡・佐賀県境の白木峠、もしくは福岡県側の中村（近くの県道143合沿いに有名な「まむし湯」がある）の登山口からの登りである。
下山は、まず白木峠へ向かう急勾配の縦走路を下り、傾斜の緩む所に設置された道標地点で右折、植林帯の中、傾斜の緩い道を下って南登山口に戻った。山頂から20分だった。

アルバム

注

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佐賀県側十坊山南登山口
林道を赤矢印の方へ歩く

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林道分岐、赤矢印の方へ
直進緑の矢印は十坊山直下へ

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分岐の先の林道
草などが生い茂り、車の跡はなし

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道脇のフユイチゴ
　

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林道終点、登山口の道標がある
ここから登山道

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はじめて登った時、間違って直進した
ここは左の踏分を進む

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植林帯の中をトラバース
道は平ら

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林道終点登山口から約10分
大白木越（峠）、右の尾根道を登る

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かなりの急坂・直登
岩の箇所で休憩

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道標
岩が多くなる

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坂が緩む
頂上台地が近い

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頂上台地に飛び出す
空が開け、まぶしいほど明るい

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山頂到着
左の大岩「坊主岩」

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山頂にて
　

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南方面の眺望
七山の山々

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南西の眺め
中央左：鏡山、右：虹ノ松原

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西、唐津湾
　

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北東眼下：福吉漁港、右端：大入
彼方は糸島半島北西部

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東方面に見える三つの山
この十坊山を含め二丈四座

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山頂に置かれたストラップの箱
記念に一ついただいた

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この日雲一つない快晴
祝日で、登山者が多い

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白木峠への尾根縦走路を下る
急坂、要注意

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縦走路から右へ登山道分岐
南登山口へ登山道を下る

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植林帯の穏やかな下り
　

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途中、ここで林道と出合う
登山道を下り続ける

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明るい植林帯の道
　

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南登山口到着、山頂から20分
これで時計回り周回終了

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　浮嶽登山記録

天候：晴
行程：林道上浮嶽線終点登山口から往復、全行程1時間20分、実歩行1.7km/50分、休憩等30分
コース地図（記号は上の十坊山「コース地図」と同じ）・時間

林道上浮嶽線終点登山口11:55→［25分、分岐①から白龍稲荷経由］→12:20浮嶽12:50→［25分、分岐②から東側の登山道経由］→13:15登山口

20191123_浮嶽.gdb

登山状況

十坊山登山口から車で来た道を戻り、県道143号のゴルフ場（福岡セブンヒルズG.C.）手前で右折、広域基幹林道浮嶽羽金山線を東に向かう。途中浮嶽南登山口を通過してしばらくの地点で、道路両側が崩壊していた。両側に置かれたコーンに注意しながら何とか通過できた。基幹林道の先から左折、林道上浮嶽線を上り、その終点の浮嶽登山口に着く。終点広場で車をUターンさせ、すぐ下の登山口側に車を駐めた。林道走行中、紅・黄葉の色づきが今一つだが、晩秋の気配濃厚である。
登山口から浮嶽山腹を軽く上りながらトラバースし、縦走路にT字出合で左直角に曲がり、大岩の点在する急傾斜の登山道を登る。すぐ「分岐①」に着く。道が二股に分かれており、上りは右（西）の白龍稲荷・大岩展望台経由の険しい尾根直登ルートを登った。
道は「分岐②」で東の「登山道」と合流し、その先の尾根道は傾斜が緩い。やがて道は杉木立の下、平坦になる。「分岐③」でまた道が二股に分かれるが二つの道はすぐ山頂で合流する。上りは左（北）側を通った。

山頂では6～7人の人たちが昼食を摂りながら休憩中であった。私も持参したフルーツ・ナッツバーを食べた。浮嶽山頂からの展望は狭い。かろうじて北側の樹間に唐津湾が見えるだけである。山頂までTシャツと長袖シャツだけだったが、杉の大木が林立し日の射さない山頂で休憩していると寒気を感じたので（標高800mあまり、気温15℃ほど）、コートを羽織った。
山頂で30分ゆっくり休憩後、下山開始。山頂から「登山道」を下った。途中ベンチの置かれた休憩所があり、そこからは南佐賀県側の景色が見られる。ここで休憩は取らず、先へ進む。
「分岐②」から東の「登山道」は途中1回急カーブをして、トラバース気味に「分岐①」まで下りる。傾斜は弱くて歩きやすく、自然林の中で気持ちがいい。そこから縦走路出合までは急坂の下りで気を使うが、その先、登山口までは気持ちよく下りて行く。ひんやりとした山中の大気、木々の葉の色やススキの穂など、秋の深まりを感じた。

アルバム

注

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基幹林道浮嶽羽金山線
紅葉

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銀杏
まだ黄色に染まりきっていない

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基幹林道の崩壊箇所
ギリギリ通り抜けた

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林道上浮嶽線終点登山口側に駐車
少し先の終点広場でUターンした

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この登山口からスタート
　

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山腹をトラバース
なだらかに登る

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尾根縦走路とT字に出合う
左折

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尾根急登
この大岩は左を巻く

20191123_tonbo_ukidake_036.jpg
すぐ、上の地図「分岐①」
上りは右の道、下りは左の登山道

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大岩展望台、岩の下に白龍稲荷
どちらにも寄らなかった

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尾根直登、急坂
　

20191123_tonbo_ukidake_039.jpg
「分岐②」で登山道と合流
　

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自然林の明るい尾根道
次第に傾斜が緩む

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杉の木立が現れる
道は平坦になる

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「分岐③」、どちらも山頂で合流
上り右（北）、下り左（南）

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すぐ山頂到着
石の鳥居に出る

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鳥居の南正面、浮嶽神社上宮
参拝

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山頂から北、樹間からの景色
唐津湾

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山頂にて
　

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下山、南の登山道を下る
　

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休憩所、ベンチがある
南、佐賀・七山方面の眺め

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「分岐②」、右にカーブし登山道へ
　

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道は一度左へ急カーブ、緩い坂道
上りの急坂尾根道に比べ歩きやすい

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「分岐①」で道が合流
　

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ここから「縦走路出合」まで岩の急坂
距離は短いが、下りは要注意

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トラバースの道
秋の深まりを感じる

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登山口到着
　

20191123_tonbo_ukidake_055.jpg
林道上浮嶽線から東の眺め
女岳の手前麓まで林道を下る
　

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「変則十字路」で基幹林道に出る
左から下りて来た
基幹林道起点からここまで通行禁止

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道路標識
　
　

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