山行記録

くじゅう

長者原・飯田高原キャンプ

―2016年9月27日(火)〜28日(水)―

ao4.gif「山行記録―大分県―」へ戻る

ao4.gifホームページへ戻る


Copyright © 2016 Kengo Tachibana. All rights reserved.
Created: September 28, 2016
Updated: September 29, 2016



ball_magenta2.gif 山行概要
  • 県名/山地・山群・地域など:大分県/くじゅう山群
  • 山行期日:2016年9月27日(火)〜28日(水)
  • 山行形態:福岡油山会定例山行、キャンプ場泊
  • 参加者:5名(男性4名、女性1名)
  • 地図:長者原・オートキャンプ場・温泉


  • 備考
    • このくじゅう山行は福岡油山会の定例山行である。当初の予定では吉部登山口から坊ガツルへ行き、そこで幕営2泊、大船山、平治岳、立中山などに登るはずであった。
    • しかし、坊ガツル辺りの天候があまりにも悪すぎるため、そこでの幕営も登山も中止することになった。
    • しかし、そのまま帰福するのはいかにも残念なので、飯田高原のキャンプ場で幕営を1泊楽しむことにした。
    • 夜中前線通過、稲光、雷鳴、雨など数時間。不安を覚えるほど
      激しかったが、それでも真夜中頃には静まった。
    • 2日目は甘木のキリンビール工場に寄り、ビール(一番搾り)の試飲を楽しんだ。その後は高速に乗らず一般道を通って(実に久し振りであったが)福岡に戻った。
    • 今回山中幕営と登山はできなかったが、くじゅう連山麓高原キャンプ場の一つで幕営を経験することができた。油山会でこのような気楽なキャンプとそこを基地として軽い山登りを計画してもいいのではないかと思われた。

ao1.gifこのページのトップへ戻る



ball_magenta2.gif 第1日目 2016年9月27日(火)
  • 天候:曇、一時小雨、のち雨、夜雷雨
  • 移動:福岡から長者原駐車場まで、6時〜7時45分、1時間45分
    野芥ランプ06:40⇒[福岡都市高速]⇒(太宰府IC)⇒[九州自動車道]⇒(鳥栖JC)⇒[大分自動車道]⇒(九重IC)⇒[四季彩ロード経由]⇒9時頃 長者原公営駐車場
  • 散策と休憩:タデ原湿原まで、11時頃まで
  • オートキャンプ場高原の里到着:12時
  • テント設営・昼食など:12時〜15時20分
  • 温泉入浴:飯田高原馬子草温泉「きずな」、15時30分〜167時30分
  • 夕食:18時00分
  • 宿泊:オートキャンプ場高原の里、キャビンおよびテント泊
  • 日誌
    • K氏の車で参加者を拾ってもらい、6時40分頃野芥ランプで都市高速に乗り、九州自動車道基山PAで朝食と買い物の後、いつものルートで長者原に到着。
    • 長者原辺りは空が晴れ、陽もさんさんと射していたが、南のくじゅう連山は暗雲が覆い、山登りの天候としてはよくないようだ。
    • 時間はたっぷりあるのでタデ原湿原散策をすることにした。一面ススキの広がる湿原の木道をゆっくり歩きながら秋の花たちを探し、楽しんだ。
    • 湿原を一巡りして長者原ヘルスセンターで休憩、ソフトクリームなど味わった。その間、今回山行CL(チーフリーダー)のK氏が、法華院温泉に電話をかけ坊ガツルやその周辺の山々の天候状況を確かめたところ、この日もその後数日間も天候は極めて悪く、登山は止めた方がよいとのことであった。坊ガツルの幕営もつらいことになりそうだ。結局、坊ガツルまで行くことを諦めた。
    • しかし、何もせずにそのまま福岡に帰るのは残念なので、この辺りの高原のキャンプ場で幕営することにした。にわかの計画変更で、キャンプ場情報が手元になく、いくつかの施設へ直接出かけたり、電話で問合せしたりした結果、飯田高原の「オートキャンプ場高原の里」で幕営することになった。
    • キャンプ場利用は我々だけ(帰福後ネットで調べてみると夏場は大賑わいの様子である)。到着後先ずは昼食。翌日夕食用のビーフンが調理(肉は鴨肉)された。非常に美味しかったが、基山PAで昼食用に買い求めていた鶏飯おにぎりが余ってしまった(これは夕食時腹に収めた)。
    • 昼食後、O氏と私は炊事棟近くにテントを設営した。雨が降ることは確実だったので、他の3名は大型テント設営をせず、キャビンに泊まることになった。
    • 宿泊準備と荷物整理が済んだところで、汗を流すことにした(もっとも、ほとんど汗はかいてはいなかったのだが)。キャンプ場から車で10分以内で着く飯田高原馬子草(まごそ)温泉「きづな」へ出かけた。ゆっくり温泉に浸かり、1時間ほど過ごした。
    • 温泉の後、飯田の町中でビールなどの買い物をしてキャンプ場に戻った。
    • 夕食は鴨鍋、豪華(すぎるくらい)。豊富な具材などすべて事前に準備されており(準備ご苦労様でした)、手際よく調理された。キャンプ場の鴨鍋、これは美味しかった。幸いなことに、未だ雨は降っていないので、炊事棟脇のテーブルとベンチで、ビールを飲みながら味わった。鍋の締めはチャンポン麺。かなりの量スープが残るが、これで翌朝おじやを作ることになる。
    • 7時頃だったろうか、それぞれテントとキャビンに戻った。温泉、美味しい鴨鍋とビールで、テントの中に入るとたちまち眠気に襲われ、シュラフにくるまって眠り込んでしまった。
    • 夜中8時半前、稲妻と雷鳴で目が覚めた。テントのフライシートを大粒の雨がたたく。どうも前線が通過中らしい。激しい雷雨は11時頃まで続き、この間寝入ることができなかった。嵐が去り、辺りが静かになってようやく安心して眠れた。
    • 午前1時半目覚め、トイレに行った。空を見上げると、意外にも天空の半分ほどが晴れ、星が輝いていた。しかしこれは一時的な天候回復であったらしく、明け方には小雨が降り出した。
  • 画像
  • :各画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)

    20160927_kuju_001.jpg
    20160927_kuju_001.jpg
    タデ原湿原案内板
     
    20160927_kuju_002.jpg
    20160927_kuju_002.jpg
    白水川にかかる橋を渡る
     
    20160927_kuju_003.jpg
    20160927_kuju_003.jpg
    湿原のススキ
     
    20160927_kuju_004.jpg
    20160927_kuju_004.jpg
    遅咲きのヒゴタイ
     
    20160927_kuju_005.jpg
    20160927_kuju_005.jpg
    木道を歩く
     
    20160927_kuju_007.jpg
    20160927_kuju_007.jpg
    アケボノソウ
     
    20160927_kuju_008.jpg
    20160927_kuju_008.jpg
    シラヒゲソウ
     
    20160927_kuju_009.jpg
    20160927_kuju_009.jpg
    ヤマラッキョウ
     
    20160927_kuju_011.jpg
    20160927_kuju_011.jpg
    サワヒヨドリ
     
    20160927_kuju_012.jpg
    20160927_kuju_012.jpg
    ヒヨドリバナ
     
    20160927_kuju_013.jpg
    20160927_kuju_013.jpg
    ヒゴシオンの群生
     
    20160927_kuju_014.jpg
    20160927_kuju_014.jpg
    湿原の花を探す
     
    20160927_kuju_015.jpg
    20160927_kuju_015.jpg
    のんびりと
     
    20160927_kuju_016.jpg
    20160927_kuju_016.jpg
    ハンカイソウの種
     
    20160927_kuju_017.jpg
    20160927_kuju_017.jpg
    ヒゴシオン
     
    20160927_kuju_018.jpg
    20160927_kuju_018.jpg
    アキノキリンソウ
     
    20160927_kuju_019.jpg
    20160927_kuju_019.jpg
    リンドウ
     
    20160927_kuju_020.jpg
    20160927_kuju_020.jpg
    ヘルスセンター前にて
    ゲンノショウコ
    20160927_kuju_021.jpg
    20160927_kuju_021.jpg
    オートキャンプ場「高原の里」
    我々だけ
    20160927_kuju_022.jpg
    20160927_kuju_022.jpg
    キャンプ場端を流れる小川
    夏は水遊びができそうだ
    20160927_kuju_023.jpg
    20160927_kuju_023.jpg
    炊事棟、左手奥はトイレ棟
     

ao1.gifこのページのトップへ戻る



ball_magenta2.gif 第2日目 2016年9月28日(水)
  • 天候:雨
  • 起床:5時
  • 朝食:7時頃
  • 日誌
    • 早朝5時前に目が覚め、テントの外に出てみると小雨が降っていた。この日は終日雨。
    • 朝食の準備はキャビン泊の3人にやってもらい、テント泊の2人はテント撤収。小雨が降っているので、少々やっかいだが、すぐ近くに炊事棟があり、何かと便利であった。
    • 朝食は前日の夕食・鴨鍋の残りで作ったおじやである。これはお腹にやさしく、美味しくいただいた。
    • 炊事棟の後片付け、余った食材の分配、パッキングをゆっくり行った。この日は福岡へ戻るだけだからである。この雨の中、気勢をそがれて、ちょっとした登山も何だか億劫で止め、帰福することにした。
    • 再度長者原に寄らず、キャンプ場の北すぐの旭交差点から左折、前日浸かった温泉「きづな」のそばを通過、飯田を過ぎて、四季彩ロードを下った。
    • 大分自動車道、甘木ICで高速道から降り、甘木のキリンビール
      福岡工場に寄った。期待していた広大なコスモス園は残念ながら花の時期には早すぎて、一面緑のままであった。しかし、工場見学とビール「一番搾り」の試飲は楽しかった。雨の中、かなりのお客さんだった。印象的だったのは、工場見学の途中で振る舞われた、発酵大麦麦芽の麦汁の「一番搾り」と「二番搾り」の比較試飲だ。圧倒的に前者の方が甘みが強く、格段に美味しい。二つを飲み比べると、どうしても「一番搾り」だけを素材とするビールの方を飲みたくなるようだ。それもあってか、見学最後、ビール試飲室で飲んだ出来たての「一番搾り」がことのほかうまいと感じられた。
    • 甘木からは高速に乗らず一般道を通って福岡へ戻った。この区間の一般道を走るのは実に久し振りのことであった。大分自動車道が通ってから、下の国道を走ったことはほとんどない。
    • 途中、「リンガーハット」でチャンポンの昼食。自宅近くまで送ってもらい、帰宅したのは午後3時過ぎであった。
  • 画像
  • :各画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)

    20160928_kuju_001.jpg
    20160928_kuju_001.jpg
    朝、小雨、炊事棟とテント
    左奥にキャビン
    20160928_kuju_002.jpg
    20160928_kuju_002.jpg
    キャンプ場全景
     
    20160928_kuju_003.jpg
    20160928_kuju_003.jpg
    管理棟と売店
    その左手が出入口
    20160928_kuju_004.jpg
    20160928_kuju_004.jpg
    キャンプ場から、涌蓋山
     
    20160928_kuju_005.jpg
    20160928_kuju_005.jpg
    左:平治岳。右:三俣山
     
    20160928_kuju_006.jpg
    20160928_kuju_006.jpg
    泉水山山塊
     
    20160928_kuju_008.jpg
    20160928_kuju_008.jpg
    以下、キリンビール福岡工場
    工場見学
    20160928_kuju_009.jpg
    20160928_kuju_009.jpg
     
     
    20160928_kuju_010.jpg
    20160928_kuju_010.jpg
     
     
    20160928_kuju_012.jpg
    20160928_kuju_012.jpg
    一番搾りの試飲
    美味しかった

ao1.gifこのページのトップへ戻る

ao4.gif「山行記録―大分県―」へ戻る

ao4.gifホームページへ戻る