- K氏の車で参加者を拾ってもらい、6時40分頃野芥ランプで都市高速に乗り、九州自動車道基山PAで朝食と買い物の後、いつものルートで長者原に到着。
- 長者原辺りは空が晴れ、陽もさんさんと射していたが、南のくじゅう連山は暗雲が覆い、山登りの天候としてはよくないようだ。
- 時間はたっぷりあるのでタデ原湿原散策をすることにした。一面ススキの広がる湿原の木道をゆっくり歩きながら秋の花たちを探し、楽しんだ。
- 湿原を一巡りして長者原ヘルスセンターで休憩、ソフトクリームなど味わった。その間、今回山行CL(チーフリーダー)のK氏が、法華院温泉に電話をかけ坊ガツルやその周辺の山々の天候状況を確かめたところ、この日もその後数日間も天候は極めて悪く、登山は止めた方がよいとのことであった。坊ガツルの幕営もつらいことになりそうだ。結局、坊ガツルまで行くことを諦めた。
- しかし、何もせずにそのまま福岡に帰るのは残念なので、この辺りの高原のキャンプ場で幕営することにした。にわかの計画変更で、キャンプ場情報が手元になく、いくつかの施設へ直接出かけたり、電話で問合せしたりした結果、飯田高原の「オートキャンプ場高原の里」で幕営することになった。
- キャンプ場利用は我々だけ(帰福後ネットで調べてみると夏場は大賑わいの様子である)。到着後先ずは昼食。翌日夕食用のビーフンが調理(肉は鴨肉)された。非常に美味しかったが、基山PAで昼食用に買い求めていた鶏飯おにぎりが余ってしまった(これは夕食時腹に収めた)。
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- 昼食後、O氏と私は炊事棟近くにテントを設営した。雨が降ることは確実だったので、他の3名は大型テント設営をせず、キャビンに泊まることになった。
- 宿泊準備と荷物整理が済んだところで、汗を流すことにした(もっとも、ほとんど汗はかいてはいなかったのだが)。キャンプ場から車で10分以内で着く飯田高原馬子草(まごそ)温泉「きづな」へ出かけた。ゆっくり温泉に浸かり、1時間ほど過ごした。
- 温泉の後、飯田の町中でビールなどの買い物をしてキャンプ場に戻った。
- 夕食は鴨鍋、豪華(すぎるくらい)。豊富な具材などすべて事前に準備されており(準備ご苦労様でした)、手際よく調理された。キャンプ場の鴨鍋、これは美味しかった。幸いなことに、未だ雨は降っていないので、炊事棟脇のテーブルとベンチで、ビールを飲みながら味わった。鍋の締めはチャンポン麺。かなりの量スープが残るが、これで翌朝おじやを作ることになる。
- 7時頃だったろうか、それぞれテントとキャビンに戻った。温泉、美味しい鴨鍋とビールで、テントの中に入るとたちまち眠気に襲われ、シュラフにくるまって眠り込んでしまった。
- 夜中8時半前、稲妻と雷鳴で目が覚めた。テントのフライシートを大粒の雨がたたく。どうも前線が通過中らしい。激しい雷雨は11時頃まで続き、この間寝入ることができなかった。嵐が去り、辺りが静かになってようやく安心して眠れた。
- 午前1時半目覚め、トイレに行った。空を見上げると、意外にも天空の半分ほどが晴れ、星が輝いていた。しかしこれは一時的な天候回復であったらしく、明け方には小雨が降り出した。
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20160927_kuju_001.jpg タデ原湿原案内板 |
20160927_kuju_002.jpg 白水川にかかる橋を渡る |
20160927_kuju_003.jpg 湿原のススキ |
20160927_kuju_004.jpg 遅咲きのヒゴタイ |
20160927_kuju_005.jpg 木道を歩く |
20160927_kuju_007.jpg アケボノソウ |
20160927_kuju_008.jpg シラヒゲソウ |
20160927_kuju_009.jpg ヤマラッキョウ |
20160927_kuju_011.jpg サワヒヨドリ |
20160927_kuju_012.jpg ヒヨドリバナ |
20160927_kuju_013.jpg ヒゴシオンの群生 |
20160927_kuju_014.jpg 湿原の花を探す |
20160927_kuju_015.jpg のんびりと |
20160927_kuju_016.jpg ハンカイソウの種 |
20160927_kuju_017.jpg ヒゴシオン |
20160927_kuju_018.jpg アキノキリンソウ |
20160927_kuju_019.jpg リンドウ |
20160927_kuju_020.jpg ヘルスセンター前にて ゲンノショウコ |
20160927_kuju_021.jpg オートキャンプ場「高原の里」 我々だけ |
20160927_kuju_022.jpg キャンプ場端を流れる小川 夏は水遊びができそうだ |
20160927_kuju_023.jpg 炊事棟、左手奥はトイレ棟 |