山行記録

五島・福江島山行

鬼岳五山(鬼岳・火ノ岳・箕岳)
七ツ岳・ 父ヶ岳・大瀬崎灯台・大瀬山・御嶽

―2012年11月15日(木)〜17日(土)―

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© 2012, Kengo Tachibana, All rights reserved.
Updated: November 18, 2012
Last modified: December 25, 2020


ball_magenta2.gif 山行概要
  • 山名(読み方、標高)
  • 鬼岳五山:鬼岳(おにたけ、315m)・火ノ岳(ひのたけ、314.6m)・箕岳(みたけ、144m)(城岳251m・臼岳125mは見るだけ)
    七ツ岳(ななつだけ、または、ななんだけ、431.5m)・ 父ヶ岳(ててがたけ、461m)・大瀬山(おおせやま、250m)・御嶽(おんたけ、178m)
  • 観光・見学:鐙瀬(アブンゼ)溶岩海岸、大瀬崎灯台、井持浦教会(ルルド)、福江市街(福江港大波止、城など)
  • 県名/山地・山群・地域など:長崎県/五島・福江島
  • 山行期日:2012年11月15日(木)〜17日(土)
  • 山行形態:福岡油山会定例山行、民宿2泊3日
  • 参加者:6名(男3名、女3名)
  • 全日程
    • 第1日目:2012年11月15日(木)
      • 移動:[集合 08:00]福岡空港発08:55→[ANA4915]→09:35五島福江空港着
      • ※ 空港到着後レンタカーの手続き、その後、各登山口間などの移動(「⇒」印)はすべてレンタカー)。
      • 登山・見学:鬼岳五山(鬼岳・火ノ岳・箕岳)・鐙瀬溶岩海岸
      • 10:30[鬼岳登山、1:05]11:35⇒11:55[火ノ岳登山(昼食)、1:15]13:10⇒13:35[箕岳登山、30]14:05⇒14:20[鐙瀬溶岩海岸、25]14:45
      • 移動:鐙瀬溶岩海岸から荒川・民宿「みやこ」まで、14時45分〜15時30分、45分
      • 宿泊:荒川、民宿「みやこ」
      • 温泉:民宿「みやこ」、および「荒川温泉」
      • 夕食:18時30分
    • 2012年11月16日(金)
      • 朝食:6時30分
      • 移動:民宿「みやこ」07:20⇒[10]⇒07:30七ツ岳登山口
      • 登山:七ツ岳−父ヶ岳縦走、7時40分〜14時20分、6時間40分
      • 移動:父ヶ岳登山口14:30⇒[05]⇒14:35七嶽神社14:45⇒[10]⇒14:55民宿「みやこ」
      • 宿泊:荒川、民宿「みやこ」
      • 温泉:民宿「みやこ」、および「荒川温泉」
      • 夕食:18時40分
    • 2012年11月17日(土)
      • 朝食:8時30分
      • 移動:「みやこ」10:05⇒10:30井持浦教会、25分
      • 見学:井持浦教会(ルルド)、10:30〜10:45、15分
      • 移動:井持浦教会10:45⇒10:55大瀬崎灯台駐車場、10分
      • 登山・観光:大瀬崎灯台・大瀬山、11時〜12時25分、全行程1時間25分
      • 移動と昼食:大瀬崎灯台駐車場12:25⇒[15]⇒12:40レストラン「Newパンドラ」(昼食)13:30⇒[05]⇒13:35御嶽登山口駐車場
      • 登山:御嶽、13時35分〜14時30分、全行程55分
      • 移動
      • 御嶽登山口駐車場14:35⇒[45]⇒15:20富江温泉センター「たっしゃかランド」16:20⇒[25]⇒16:45福江市街地(レンタカー返却)17:20⇒[10]⇒17:30福江空港
      • 帰福:福江空港発19:00→[ANA4920]→19:40福岡空港着(解散)
    • 五島・福江島山行全図
      :画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)
      福江島山行全体の位置関係が分かるように山行全図を掲げます。
  • 山行全体
    • 今回の五島・福江島山行はかなり盛りだくさんの計画を立てたが、ほぼ予定通り行動することができた。ただ、最終第3日目、天候不順のために行動開始が2時間遅れたため、最後に予定していた福江市街見学の時間が十分取れず、残念だった。
    • その第3日目を除いて、天気に恵まれたのは幸いであった。また、一番心配していた航空機運航も順調だったので内心ほっとした。
    • 島内の移動にはレンタカーを利用した。トヨタのVOXY(7/8人乗り)である。参加者が6人だったので、ちょうどよかった。やはり車があると何かと便利である。ただし島ではガソリン代が高い。返車する時ガソリン満タンにしたが、1g172円もした。島内を長距離走るときは要注意。
    • 第1日目の鬼岳五山についてふれておきたい。
    •  福江市街地近くの南に広がる半島は火山の玄武岩質溶岩噴出によって形成されたものだそうだ。その半島、福江空港のすぐ東にあって、どこからでもそれと分かる姿の鬼岳は福江島のシンボルであり、これを第一として厚い溶岩台地に5つのスコリア丘からなる鬼岳火山群がある。鬼岳、その側の城岳、火ノ岳、半島南東端の可愛い双子のような2つの小スコリア丘の箕岳、臼岳である。これらを鬼岳五山というのだが、今回その内の3つに登った。
       最初に登った鬼岳は山全体が草原状で野焼きが行われるらしく、スコリアの縁稜線の周回登山道は極めて開放的、実にのんびりと山歩きができた。次の火ノ岳は、山の姿は鬼岳に似ているが、これとは対照的に樹木に覆われ遠くから見ると黒々としている。自然林の中の林道と登山道を歩く。しかし、山頂付近は樹木が広く切り開かれており、その上、空が晴れたので気持ちがよかった。この日最後に登った箕岳は、もと火山であるとはいえまことに愛らしい山で、そのスコリア縁を一周するのに30分もかからなかった。
    • 第2日目、七ツ岳登山口から父ヶ岳登山口まで縦走する。そのため、「みやこ」に頼んで、我々の車を七ツ岳登山口から父ヶ岳登山口まで回しておいてもらうことにした。要領は以下の通り。
       @ 我々の車と「みやこ」ご夫妻の車が七ツ岳登山口へ行く。
       A 我々は登山、ご夫妻は、大将が我々の車を、女将さん「みやこ」の車を運転して父ヶ岳登山口まで行く。
       B 我々の車のキーをどこかに隠して(これは秘密)、登山口に車を置いたまま、ご夫婦は「みやこ」の車で戻る。
       C 我々は父ヶ岳登山口に置かれた車のキーを発見し、その車で宿に戻る。
      この要領が可能だったのは、民宿「みやこ」・七ツ岳登山口・父ヶ岳登山口、それぞれの区間距離が短く、いずれも10分以内で移動できたからである。「みやこ」に感謝。
    • ところで、今回の山行では鬼岳五山の鬼岳、火ノ岳、箕岳、および、七ツ岳、父ヶ岳、大瀬山、御嶽の7座に登った。しかし、参加者の一人が、「七ツ岳」は7つのピークを踏んだのであるから、これは7座と計算すべきである、と主張する。この場合、我々の今回の踏破は13座ということになる。果たして、このような計算が妥当であるか否か?
    • それにしても、こぢんまりした可愛い山もあったが、今回色々趣の異なる山に登ったという実感がある。個人的に、一度登った七ツ岳は別として、それらの中で印象的だったのは予想外にきびしかった父ヶ岳と、最後に楽に登った御嶽である。
    • 民宿に2連泊したのがよかった。荷物の整理や運搬に時間とエネルギーを費やすことがなかったからである。その上、「みやこ」には荒川温泉と同じ泉源から引いた温泉があり、24時間利用できるということも便利である。
    • 温泉といえば、3日間毎日温泉に浸かることができたが、登山後の温泉は何物にも代えがたい楽しみである。山行全体の気分がほんとうにくつろぐ。
    • 今回もお世話になった民宿「みやこ」さん、色々サービスしてもらい、ありがとうございました。「みやこ」のおかげで快適な山行になりました。
    • また、このように多様な山々に登ることができたのはグループ登山のおかげです。単独山行ではこれほど息が続かないでしょう。
    • 面白く、楽しい山登りができました。この山行に参加された福岡油山会の皆さん、どうもありがとうございました。

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ball_magenta2.gif 第1日目登山記録:2012年11月15日(木) 鬼岳・火ノ岳・箕岳・鐙瀬溶岩海岸

    鬼岳・火ノ岳
  • 概要
    • 天候:曇、のち晴
    • 行程
    • 鬼岳:鬼岳駐車場から時計回り周回、全行程1時間05分、実歩行1時間00分
      火ノ岳:林道駐車地から往復、全行程1時間15分、実歩行40分
  • コース地図・時間
  • :画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)
    (1) 鬼岳
    鬼岳駐車場10:30→[30]→11:00鬼岳11:05→[30]→11:35鬼岳駐車場

    (2) 火ノ岳
    林道駐車地11:55→[20]→12:15火ノ岳(昼食)12:50→[20]→13:10林道駐車地
    ―鬼岳―
    【トラックデータ】カシミール3D GDBファイル:20121115_鬼岳.gdb
    【トラックグラフ】距離・標高


  • 画像・登山状況(1)―鬼岳―
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    鬼岳駐車場
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    草原状の山
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    景色を楽しみながら歩く
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    鬼岳山頂からの展望
    このあと登る山々を眺める
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    山頂にて
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    山頂にて
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    時計回りに周回
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    もう一つのピークへ
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    旧火口底へ下る
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    旧火口底を歩く
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    ショートカット、やぶこぎ
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    きれいな秋リンドウ発見
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    しんどいやぶこぎ
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    稜線の登山道に出る
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    来た道を戻る
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    途中、ショートカット
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    戻りました

     


    福江市街から鬼岳駐車場までは10分ほど、着いてみると駐車場には車が1台だけ、こんなに空いていると何だか寂しい。

    駐車したすぐ前が登山口、そこの案内板を見て周回路を確認後スタート。福江島の登山第1座である。



    鬼岳は旧火山で火口壁の稜線を時計回りに一周する。山全体が草原で、視線を遮るような樹木がない。それだけに、見晴らしがよく、道に迷うことはない。

    広々した道を緩やかに30分ほど登るともう山頂である。この山頂から鬼岳五山が見渡せる。このあと登る火ノ岳と箕岳の姿も確認できた。





    山頂からほぼ半円を描いて、もう一つの小さなピークまでのんびり歩く。ここから旧火口底に降り、ススキの茂る平らな道を行く。ここまではまったく問題なし、というより、福江島山行のウォーミングアップという感じであった。






    ところが、その火口底の先へ延びている確かな道に進まず、途中で右手に見える稜線に出ることにした。これまでに比べると急坂であり、登山道も明確な踏み跡もないので、ちょとした「やぶこぎ」である。

    生い茂ったススキをかき分けながら、先ほど登った稜線の登山道に飛び出した。軽く汗をかいた。

    そこから駐車場までは足取り軽く下る。

    1時間あまりの山歩きでした。  
  • 画像・登山状況(2)―火ノ岳―
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    駐車地から林道歩き
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    ショートカットの急登
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    登り切る
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    広々した登山道、快適
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    火ノ岳山頂
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    山頂にて
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    ツリガネニンジンの花畑
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    よい天気、昼食
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    気持ちよく下山開始

     

    鬼岳駐車場から火ノ岳登山開始地点までは近い。ほんの5〜6分。しかし、「火ノ岳登山口」はない。この山の山頂まで車で上ることができるのではないかと思う。

    鬼岳駐車場からいったん福江市街方面へ少し戻り、「火ノ岳」の道標にしたがって右折、五島カンツリークラブゴルフ場入口を過ぎ、ゴルフ場の端から左折、火ノ岳に到る林道に入る。林道はゴルフ場の境界脇に沿って走っている。

    どこから登山開始したらいいのか、はっきりしない。林道をしばらく車で走って、右急カーブ地点に駐車した。ここから登山開始。

    とはいえ、そこから登山道ではなく、林道の続きである。しかし、この立派な林道は未舗装で、辺りは自然林、気持ちよく歩くことができる。

    かなり歩くと、林道ショートカットの登山道が示される。これを登ったが、ショートカットだけに急登である。しかし、距離は短く、単調な歩きの薬味と言ったところ。

    ショートカットの道から、広く切り開かれた開放的な登山道に出る。午前中の曇り空も晴れ、気分が高揚する。

    なだらかに開けた道を山頂まで、ツリガネニンジン、ツワブキの花、実に気持ちがいい。

    山頂側、晴天のもと、楽しく昼食。下りはショートカットの道ではなく、林道を戻った。

    火ノ岳山頂の気持ちの良さは想定外のことでした。  
    箕岳・鐙瀬溶岩海岸
  • 概要
    • 天候:晴
    • 行程
      箕岳:箕岳園地駐車場から時計回り周回、全行程30分、実歩行25分
      鐙瀬溶岩海岸:散策・ビジターセンター見学 25分
  • コース地図・時間
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    (1) 箕岳
    箕岳園地駐車場13:35→[15]→13:50箕岳(展望所)13:55→[10]→14:05箕岳園地駐車場

    (2) 鐙瀬溶岩海岸
    鐙瀬溶岩海岸散策、ビジターセンター見学など、14:20〜14:45

  • 画像・登山状況(1)―箕岳―
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    駐車場からスタート
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    箕岳園地入口
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    ここは旧火口底
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    火口底端の登り口
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    遊歩道を時計回り周回
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    箕岳山頂、展望台
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    山頂にて、海をバックに
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    午前中登った二つの山
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    ススキの登山道
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    山頂を振り返る
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    ツワブキの花が鮮烈

     


    火ノ岳登山の林道駐車地から南東へ20分あまり車で走り、箕岳園地駐車場に着いた。

    ここからこの日最後、第3座目の登山スタート。箕岳園地入口が登山口である。旧火口底は一面芝生で真っ平ら、周囲を桜並木に取り囲まれている。春の桜の季節はさぞや、と思われる。




    その端から火口壁稜線の舗装遊歩道を山頂まで緩やかに登る。半周してすぐ山頂に到着、展望台がある。

    南は東シナ海が広がり、北に目を転じると昼前に登った鬼岳、火ノ岳の対照的な二つの山の姿が見える。




    下りは未舗装登山道、やや背の高いススキの中、登りと同じく穏やかに降りて行く。何とものどかな、いい気分である。

    登山道の終わり、ツワブキの黄色のお花畑が今日の登山の締めくくりであった。  
  • 画像・備考(2)―鐙瀬溶岩海岸―
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    鐙瀬溶岩海岸展望台にて
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    展望台にて
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    展望台にて
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    溶岩海岸と二つの旧火山
    この日左の箕岳に登った
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    鐙瀬ビジターセンター
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    甲虫標本

     


    鐙瀬溶岩海岸見学は今日の山行の「おまけ」である。

    展望台から溶岩海岸を眺めたり、その先に見える箕岳と臼岳の可愛い双子のような旧火山の姿を愛でたり、遊歩道を散策したり、ビジターセンターで勉強したり、この「おまけ」も楽しめた。

    このセンターから荒川まで車で45分、予定より1時間早く15時30分に着いた。

    まず民宿「みやこ」に行き、部屋割りなどをして後、温泉である。男性組は「荒川温泉」、女性陣は宿の温泉、それぞれ汗を流した。  

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ball_magenta2.gif 第2日目登山記録:2012年11月16日(金) 七ツ岳−父ヶ岳縦走
  • 概要
    • 天候:晴、のち曇
    • 行程:七ツ岳登山口から父ヶ岳登山口まで縦走、全行程6時間40分、実歩行5時間35分
  • コース地図・時間
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    (民宿「みやこ」7:20⇒7:30七ツ岳登山口)

    (1) 七ツ岳登山口から寺脇分岐(十字路)まで
    七ツ岳登山口7:40→[60]→8:40七ツ岳山頂8:50→[20]→9:10第4峰9:15→[20]→9:35第2峰9:45→[30]→10:15寺脇分岐(十字路)

    (2) 寺脇分岐(十字路)から、父ヶ岳往復、父ヶ岳登山口まで
    寺脇分岐(十字路)10:30→[20]→10:50小ピーク(登り詰め地点)→[第1・第2ピーク経由、1:25]→12:15父ヶ岳(昼食)12:35→[1:20]→13:55寺脇分岐14:00→[「巨木コース」・七嶽神社奥殿経由、20]→14:20父ヶ岳登山口

    (父ヶ岳登山口14:30⇒14:35七嶽神社14:45⇒14:55民宿「みやこ」)
    【トラックデータ】カシミール3D GDBファイル:20121116_七ツ岳・父ヶ岳.gdb
    【トラックグラフ】距離・標高


  • 画像・登山状況(1) ―七ツ岳登山口から、七ツ岳縦走、寺脇分岐まで―
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    早朝の港
    海面からもやが立つ
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    ズームアップ
    七ツ岳がくっきり
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    七ツ岳登山口駐車場
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    草づみ地蔵堂からスタート
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    かなりの急坂
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    汗ばんできます
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    展望所から
    ここに前回マムシがいた
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    岩場、最後の登り
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    七ツ岳山頂
    すばらしい青空
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    この第4峰へ向かう
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    第4峰にて、気持ちがいい
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    崖っぷちの道
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    狭い岩場の道
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    遙か左手に、父ヶ岳
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    寺脇分岐到着、休憩

     


    早朝、散歩がてら港に行ってみた。海面からもやが立っている。海面温度より気温が低いためである。そのもやの遙か向こうに、この日登る七ツ岳のシルエットがくっきり浮かんでいた。

    七ツ岳登山口で入念な準備。何しろ、今日は今回山行のメイン登山である。




    登山口、草づみ地蔵堂の門からスタート。

    いきなり急登、ジグザグの登山道、登り始めなのでごくゆっくりと進む。

    それでも、気温が低いにもかかわらず、汗ばんできて衣服調整しなければならない。

    途中1回、岩場の連続する急坂の手前で小休憩を取る。

    その後、岩場を乗り越え一気に山頂到着。登山口から1時間であった。

    山頂に着くと、抜けるような青空、気分爽快、これからの縦走の楽しさを保証してくれた。天に感謝。








    九州百名山の七ツ岳山頂は7つの峰の第7峰で、ここからホルンフェルス(角の岩)の6つの岩峰を越えて行く。それほどきついアップダウンではないものの、適度のスリルのある面白い歩きである。私個人としては2度目であるが、今回もやはり面白かった。

    寺脇分岐まで歩き、一段落。ここで、七ツ岳縦走という一つの達成感を感じる。


    ところが、ここまでは未だこの日の登山前半でしかなかった。

    後半、この寺脇分岐から父ヶ岳往復はきびしかったのである。  
  • 画像・登山状況(2) ―寺脇分岐から、父ヶ岳往復縦走、巨木コース経由、父ヶ岳登山口まで―
    :各画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)

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    気を引き締め、父ヶ岳へ
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    いきなり急登
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    きびしい登り
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    やっと登り切り
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    ほっと、一休み
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    平坦な道
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    坂の道
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    父ヶ岳山頂に出る
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    この狭い山頂で昼食
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    展望は乏しい
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    下りも登り返しが多い
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    しかし、濃厚な自然林
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    坂の途中で休憩
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    寺脇分岐、皆さん笑顔
    達成感と安心感
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    巨木コースを下る

     


    寺脇分岐から登山後半開始、直後いきなり急坂の直登20分。樹木を切り開いた登山道が、文字通り一直線に上に延びている。

    急登の上、上の方では大きな岩が重なっていて登山道も明確ではない。進路を確認しながらあえぎあえぎ登った。



    このきつい登りを終えて小休憩。そこから先は父ヶ岳の手前まで楽しい尾根歩きと思っていたのだが、これが大間違い。そんな手軽な歩きは許されなかった。

    登山道ははっきりしており、迷うことはないのだが、大きなピークを3つほど越えて行かねばならなかった。これは地図を読んで予想していた道の状況とはまったく異なっていた。

    小さなピークも含め、この登山道はトラバースすることなく、忠実に尾根を走っている。これらのアップダウンは七ツ岳のピーク群よりもよほど大きく、きつく感じられた。しかも、往復するのである。

    この父ヶ岳は福江島最高峰であるにもかかわらず、登山道に人があまり入っていないようであったが、なるほどそうであろうと納得できた。

    山頂への最後の急登後、やっと父ヶ岳に着いた。しかし、山頂からの展望はあまりよくないし、狭い。



    この山頂で昼食を摂ったのだが、空模様が怪しくなったので、長居はせず、下山開始。

    寺脇分岐まで、1〜2回の小休憩を取ったのみ、ほぼ一気に降りてきた。登りよりも20分あまり早かった。




    寺脇分岐に戻ると一安心、あとは登山口まで20分下るだけ。

    その安堵感と達成感のためであろう、そこで撮った記念写真の皆さんは実にニコヤカであります。

    寺脇分岐からの下山は巨木コース。  

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    七嶽神社奥殿
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    石段を下る
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    慎重に下る
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    父ヶ岳登山口到着
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    登山口にて
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    七嶽神社
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    車道の脇広場にて
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    広場から七ツ岳を見る
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    荒川温泉
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    「みやこ」の夕食
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    民宿の女将さんと
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    全員で乾杯!

     


    巨木コースを楽しく下り、七嶽神社奥殿を過ぎ、石段と石畳を慎重に降りる。







    この日の登山のゴール、父ヶ岳登山口に到着すると「みやこ」のご夫婦が運んでくれた我々の車がちゃんと待っていた。

    車に乗り込む頃、小雨が降り始めた。早めに降りてきてよかった。予定では15時に下山終了だったが、スタートが20分早かったのと、父ヶ岳往復の時間が短縮されたおかげで、予定より40分早くゴールできたのである。

    七嶽神社に寄り参拝、山登りのお礼をして、車道をちょっと走った道脇の広場に車を駐め、七ツ岳を背景に記念写真を撮った。バンザイである。
    :画像No.0022、手前女性が左手に持つのはでっかいヤマノイモである。この広場すぐそばの畑で芋掘りをしていた方からいただいた。これは摺りおろしてこの日の夕食に添えられ、酢醤油を垂らして味わった。新鮮で大変うまかった。)

    「みやこ」に戻って一息入れ、この日も「荒川温泉」と宿の温泉の楽しみ。少々ハードな歩きの後だったので、温泉の心地よさは格別だった。



    今回の山行メイン登山を無事終え、夕食はちょっとした宴会気分、女将さん共々全員で写真に納まった。

    天気もよかった、充実感に満ちた大満足の一日でした。  

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ball_magenta2.gif 第3日目登山記録:2012年11月17日(土) 大瀬崎灯台・大瀬山・御嶽
  • 概要
    • 天候:曇、北西風強し
    • 行程
      大瀬崎灯台・大瀬山:大瀬崎灯台駐車場から灯台往復、大瀬山反時計回り周回、全行程1時間25分、実歩行1時間10分
      御嶽:御嶽登山口駐車場から往復、全行程55分、実歩行45分
  • コース地図・時間
    :画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)
    (1) 大瀬崎灯台・大瀬山
    大瀬崎灯台駐車場11:00→[25]→11:25大瀬崎灯台11:35→[40]→12:15大瀬山(祈りの女神像)12:20→[05]→12:25大瀬崎灯台駐車場

    (2) 御嶽
    御嶽登山口駐車場13:35→[25]→14:00御嶽14:10→[20]→14:30御嶽登山口駐車場
    ―大瀬崎燈台・大瀬山―
    【トラックデータ】カシミール3D GDBファイル:20121117_大瀬崎燈台・大瀬山.gdb
    【トラックグラフ】距離・標高


  • 画像・登山状況(1) ―大瀬崎灯台・大瀬山―
    :各画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)

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    「みやこ」の朝食
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    荒川温泉「足湯」
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    「足湯」のトイレ、立派!
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    「みやこ」玄関、女将さん
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    「みやこ」駐車場にて
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    井持浦教会入口
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    井持浦教会
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    ルルドの前にて
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    ソテツの彼方に御嶽
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    井持浦教会説明板

     

    第3日目、山行最終日。前夜、前線が通過したらしくはげしい雨風だった。朝になっても、風はいくぶん弱まったものの、雨が依然として降り続いた。しかし大した雨ではない。

    8時過ぎに宿を出る予定であったが、これでは大瀬崎観光は楽しくない。ということで、しばらく宿で時間を過ごし、様子を見ることにした。朝食時間も遅らせてもらった。

    時間があったので、私は一人港を散策した。




    やがて雨が上がったので、計画通り行動することにし、10時過ぎに宿をあとにした。



    まず、井持浦教会に寄って、教会の建物や内部、ルルドなどを見た。教会の庭のソテツの彼方にあとで登る御嶽が眺められた。  

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    大瀬崎灯台駐車場から
    灯台への遊歩道へ
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    林を抜ける、空が開ける
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    灯台が見える
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    大瀬崎の断崖
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    灯台が近づく
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    遊歩道にて
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    真下に灯台
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    下って
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    登る
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    灯台到着
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    堂々たる灯台の姿
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    灯台までの道を見る
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    灯台にて
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    灯台にて

     


    教会の次は大瀬崎灯台と大瀬山である。灯台を見て帰路大瀬山に登ることにする。

    大瀬崎駐車場奥から灯台への遊歩道に入る。遊歩道はコンクリート舗装で、緩やかに灯台へ下る。約1.2km。







    北西の風が強いが、樹林が風を遮ってくれるので歩きやすい。しかし、舗装遊歩道は雨に濡れて滑りやすいので用心しながら下る。







    やがて樹林帯を抜け、灯台の建つ岬が眼前に広がる。左右は断崖絶壁の景観。遊歩道と階段をジグザグに下り、鞍部から灯台へ登る。

    観光客は我々だけである。もっとも、この灯台まで往復するだけでも1時間以上かかること、帰路の登りがきついこと、などを考えると、普通の靴を履いた観光客が気安くここまで来るとは思えない。





    灯台から曇天のもと、荒波の立つ東シナ海を眺めた。また、大瀬崎のすさまじい断崖も見渡せた。

    今や無人の大瀬崎灯台は岬の先に堂々と、孤立して立っていた。  

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    記念碑「無電之址」
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    海上保安庁電波塔
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    大瀬山、「祈りの女神」像
    前の二人は
    女神ではありません
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    鐘を撞く
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    遙か下に燈台
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    眼下、東シナ海
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    女神像の横で
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    鐘を撞く
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    駐車場に戻る

     


    帰路、遊歩道が駐車場に近づく辺り、右へ分岐する遊歩道へ入り、大瀬山へ向かう。

    「無電之址」、海上保安庁電波塔の緩やかなピークを通り大瀬山に到る。







    大瀬山山頂には「祈りの女神」像と鐘がある。展望もすばらしいが、なにしろ曇り空で景色が映えない。残念。

    山頂から近道を通って駐車場に降り、奥の駐車地に戻った。  
  • 画像・登山状況(2) ―御嶽―
    :各画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)

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    レストラン「NEWパンドラ」
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    名物「ウツボ定食」
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    昼食風景
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    御嶽駐車場
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    登山口、スタート
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    登山道分岐、右へ
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    左へ左へぐるぐる
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    御嶽山頂到着
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    頂上の石積みもぐるぐる
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    山頂にて
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    山頂にて
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    山頂にて

     


    大瀬崎から御嶽への途中、井持浦教会近くのレストラン「NEWパンドラ」で昼食。レストランと言うより、ドライブインの感じである。

    ここでは、一人を除いてこの店名物のウツボ料理(ウツボ唐揚げ定食)なるものを注文した。その食味は?うーん、何とも微妙、と言っておくことにする。



    昼食を終え、御嶽へ向かう。新しい「玉之浦トンネル」手前を左折、このバスの走る道路(県道50号)が右へ大きくカーブする所(「戸竹口」バス停)左手が御嶽登山口駐車場である。

    ここから今回の山行最後の登山開始。





    御嶽は標高180m足らずの小さな円錐形の山である。登り口から25分、反時計回りにぐるぐるとらせん状に登山道を登ると山頂、ウォーキング程度の山登りだが、大変面白かった。

    巻いて登るだけに、登山道の傾斜は緩く、よく整備されていて気持ちよく歩くことができる。

    まともな理由があるのか、しゃれかどうか分からないが、頂上の石積み(昔の「狼煙台」)までぐるぐる巻いていたのには思わず笑ってしまった。  

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    山頂から大瀬崎
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    島山島
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    玉之浦湾
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    下りは登りと反対
    右へ右へぐるぐる
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    登山口到着
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    登山口にて
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    登山口にて
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    県道50号駐車場入口
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    富江、「たっしゃかランド」

     


    頂上には御嶽魚見所(おんたけうおみしょ)があり、昔ここから玉之浦湾に入り込んだブリの群れを発見すると、狼煙(のろし)をあげて、下の漁師に知らせたということである。それだけに、見晴らしは抜群、玉之浦湾の様子が隅々まで見渡せる。






    下りは時計回りにぐるぐる巻き戻す形でのウォーキングとなる。

    この御嶽往復は1時間もかからない今回山行最後のやさしい軽登山であったが、まったくストレスを感じさせない、山行全体のほどよいクールダウンになった。





    ここから福江島南岸の国道を通って福江市街へ戻る途中、富江の温泉センター「たっしゃかランド」にゆっくり浸かって疲れを癒やすことができた。この温泉入浴料、65歳以上は300円、この安さも我々の気分をほぐしてくれたようである。  

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