諸塚山、二上山女岳

アケボノツツジ、ミツバツツジ、六峰街道

―2023年4月17日(月)〜18日(火)―

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目次


• 山行概要
• 第1日目 2023年4月17日（月）
• 第2日目 2023年4月18日（火）

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• 天候：晴
• 移動：自宅から諸塚山西登山口まで、10時〜13時、3時間（途中、休憩・買い物）
  自宅10:00⇒（野芥ランプ）⇒［福岡都市高速］⇒（太宰府IC）⇒［九州道］⇒（嘉島JCT.）⇒［九州中央道］⇒（山都中島西IC）⇒［国道445号］⇒（山都町上寺）⇒［国道218号、途中道の駅「清和文楽邑」手前の「ＪＡかみましき ふれあいショップせいわ」で食品の買い物10分］⇒（埋立交差点）⇒［国道503号］⇒飯干峠（少し先の六峰街道入口）⇒［林道・六峰街道経由］⇒13:00諸塚山西登山口
• 登山：諸塚山、13時15分〜16時20分
• 移動：諸塚山西登山口から五ヶ瀬温泉杜の宿「木地屋」まで、50分
• 宿泊：五ヶ瀬温泉「木地屋」
• 日誌

朝9時頃、今回のアケボノツツジ観賞山行を思い立ち、五ヶ瀬温泉杜の宿「木地屋」に今晩の宿泊を予約（素泊まり）、10時自宅を発ち、諸塚山西登山口まで走る。 途中、道の駅「清和文楽邑」手前の「ＪＡかみましき ふれあいショップせいわ」でこの日の昼食、今晩の夕食、翌日の朝食のおかずを買い求めた。車に積んだクーラーボックスに食料品を入れ、目的地に向かった。 2月用いたルートを通って飯干峠まで走り、峠のすぐ先を左へ曲がり、舗装林道を上って六峰街道に出合、右折して13時、目的地の登山口駐車場に着いた（途中で昼食）。 この駐車場は広い。数台登山者の車が駐まっていた。山中で10人ほどのアケボノ観賞目的の登山者たちと出会った。今度の土・日は大賑わいだろう。

諸塚山までの往復は休憩を含め3時間少々かかった。極めてゆっくりとした登山であった。花たちをたっぷり観賞したということもあるが、上の「山行全体」でも触れたように、体力の衰えがその原因である。 来た道を戻って、午後5時過ぎ五ヶ瀬の「木地屋」に到着した。部屋で荷を解き、まずは温泉にゆっくり浸かった。山登りの後の温泉は誠に心地よい。湯上がり後、レストランで生ビールを中ジョッキ1杯飲んだ。得も言われぬおいしさだった。 部屋に戻って一服した後、買い求めていた幕の内弁当を廊下に置かれた電子レンジで温め、夕食。 食事後、テレビでニュースなどしばらく見ていたら眠気が襲い、寝床に入って眠り込んだ。

• 諸塚山登山記録
• 行程：諸塚山西登山口から山頂まで往復、全行程3時間5分、実歩行4.6km/2時間25分、休憩40分
• コース地図・時間


諸塚山西登山口 13:15→［20分］→13:35二合目（休憩10分）13:45→［25分］→14:10五合目（休憩5分）14:15→［15分］→14:30登山道分岐→［25分］→14:55諸塚山（休憩20分）15:15→［25分］→15:40五合目（休憩5分）15:45→［35分］→16:20 諸塚山西登山口

【トラックデータ】カシミール3D GDBファイル：20230417_morotsukayama.gdb
【トラックグラフ】距離・標高

（注：トラックデータ、トラックグラフともに登山口から山頂までの上りのみ。下りは同ルートを忠実に歩いた。）


• 登山状況

登山口から擬木階段を緩やかに上り、少し下った辺りから、早くもアケボノツツジが花を咲かせている。ツツジは登山道上りの左手（北側）に多い。 擬木階段となだらかな尾根筋の道を東に進むと二合目。登りはじめなので息を整えるため、ここで長めの10分休憩。 五合目まで、所々アケボノを観る。道は傾斜がなく、年寄りにやさしい。気持ちよく歩く。 やがて、ブナなどの大木が登山道の左右に現れ、その根元にはスズタケが茂っている。九州山地の尾根道では、近頃スズタケはほとんど見られなくなったが、この山域では元気に育っている。おそらく、ここでは鹿たちがいないのだろう。

登山道分岐を左山頂へ進む。右は反時計回りにトラバースして山頂に通じている。道標によると、この道は「森林浴の森」と名付けられ、「森林帯（諸塚郷土の森）を抜け本宮に至る」。12年前の春、初めてこの山に登った時、下りはこちらのコースを歩いた。その山行記録によると、この道は「･･･トラバースする登山道。距離は長くなるが、アップダウンがなく歩行が楽である。また、自然林がすばらしい。」 八合目を過ぎ、最後の擬木階段を上ると山頂である。山頂広場は私一人だけ、20分過ごした。 下りも上りと同じ道、途中、時々アケボノを眺めながら登山口に戻った。

• アルバム
（注：各画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。）

20230417_morotsukayama_001.jpg 諸塚山西登山口 木の鳥居をくぐって上り始める	20230417_morotsukayama_002.jpg 登山口前、道を挟んで駐車場 かなり広い	20230417_morotsukayama_003.jpg 説明板
20230417_morotsukayama_004.jpg 登りはじめ 丸太階段	20230417_morotsukayama_005.jpg アケボノツツジ群生地 以下、No.008までアケボノツツジ	20230417_morotsukayama_006.jpg
20230417_morotsukayama_007.jpg	20230417_morotsukayama_008.jpg	20230417_morotsukayama_009.jpg 自然林の尾根の道 なだらか、気持ちよく歩く
20230417_morotsukayama_010.jpg 傾斜は緩いが、長い丸太階段 ゆっくり登る	20230417_morotsukayama_011.jpg 二合目 10分休憩	20230417_morotsukayama_012.jpg 尾根歩きを楽しむ
20230417_morotsukayama_013.jpg アケボノツツジ	20230417_morotsukayama_014.jpg やさしい道だ 年寄り向きの登山道？	20230417_morotsukayama_015.jpg 五合目、一休み 同じ道標が二つあるが･･･？
20230417_morotsukayama_016.jpg また丸太階段 道の整備は極めて良好	20230417_morotsukayama_017.jpg ブナの木が多くなる	20230417_morotsukayama_018.jpg 案内板
20230417_morotsukayama_019.jpg 登山道分岐 左、山頂へ	20230417_morotsukayama_020.jpg 嬉しいことに、スズタケは健在だ 幸い、鹿たちがいないのだろう	20230417_morotsukayama_021.jpg 八合目 休まず通過
20230417_morotsukayama_022.jpg 最後の丸太階段を登る	20230417_morotsukayama_023.jpg 諸塚山山頂到着	20230417_morotsukayama_024.jpg 山頂の三角点
20230417_morotsukayama_025.jpg 西方面の眺望 中央奥：祇園山(1307m)(?)	20230417_morotsukayama_026.jpg 諸塚山山頂にて	20230417_morotsukayama_027.jpg 下山中観たアケボノツツジ

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• 天候：晴
• 移動：「木地屋」から二上山女岳登山口まで、10分
「木地屋」08:00⇒［国道503号、ほんの少し］⇒六峰街道入口⇒［六峰街道（正式名称：森林基幹道諸塚山線）］⇒08:10二上山女岳登山口
• 登山：二上山女岳、8時20分〜10時5分
• 六峰街道調査：二上山女岳登山口から男岳登山口（「杉が越」）を過ぎ、諸塚山西登山口へ向かって、「笹の越」の先まで往復、約30分
• 移動：五ヶ瀬から福岡城南区まで、往路と同じルート、3時間30分
五ヶ瀬10:40⇒［途中3箇所で休憩・昼食など、合計約1時間］⇒14:10 福岡市城南区の自宅
• 日誌

朝6時半頃目覚めた。7時過ぎに昨夕予約していた朝食用おにぎりをレストランへ取りに行った。ただ、朝食は宿ではなく、山に入ってから摂ることにした。できるだけ早く二上山女岳登山口に行きたいからである。この登山口には駐車できるスペースが乏しく、せいぜい3台までだからだ。 「木地屋」からこの登山口までは近い。10分で着いた。すでに車が1台駐まっていた。あいている道脇に車を寄せ、8時20分女岳目指して上り始めた。 擬木階段を上り始めてすぐ、下りてくる男女3人連れの登山者とすれ違った（登山口に駐まっていたのはこの3人の車に違いない）。挨拶を交わし、花の様子を尋ねると、「昨年の春とは大違いで、花が少ない、それにもう散り始めている木もある。」とのことであった。 登山道は最初の長い擬木階段を上り詰めれば、後は緩やかである。それに、アケボノツツジ、ミツバツツジの花たちが現れるので楽しい。また、山頂までおよそ500mあまりの短い歩きなので、花を探し、観賞しながらごくゆっくりと登る。 途中休憩を取ることなく、尾根道歩き35分で山頂到着。まず、朝食。

その後、展望台に上がり、360度の大展望を楽しんだ。時間はたっぷりある。この山頂で1時間近く過ごした。その間登ってくる人はいなかった。 下りでも、一人の男性登山者と出会っただけ。今度の土・日ここを訪れる人たちが多いかも知れない。しかし、女岳の標高は989.2m、その頃、花たちはすでに咲き終え、散っているのではないだろうか。 下りは15分しかかからなかった。上り返しがほとんどなく、楽に歩くことができたからだ。 登山を終えた後、六峰街道を諸塚山西登山口に向かって南下し、途中で引き返した。街道調査のためだった。その詳細は上の「山行全体」の［六峰街道］。 五ヶ瀬から福岡へ戻る。往路と同じルートである。登山後の運転なので、途中3回休憩し、食事も摂った（その合計1時間ほど）。 午後2時過ぎ、自宅へ戻った。疲れを感じた。今回のような車移動の山行の場合、もう日帰りはできないと思った。

• 二上山女岳登山記録
• 行程：二上山女岳登山口から山頂まで往復、全行程1時間45分、実歩行1.3km/50分、朝食・休憩55分
• コース地図・時間

二上山女岳登山口 08:20→［35分］→08:55二上山女岳（朝食・休憩55分）09:50→［15分］→10:05 二上山女岳登山口

【トラックデータ】カシミール3D GDBファイル：20230418_futagami_medake.gdb
【トラックグラフ】距離・標高

（注：上りと下りでは距離・標高とも少し異なる。ただ、上りでは花たちを眺めたり、写真を撮るために少々うろついたので、下りに比べ距離が長くなったようだ。）


• 登山状況

登りはじめは傾斜のある擬木階段である。少々距離が長く、しんどい。しかし、それを過ぎると後はなだらかな道となる。 ミツバツツジが咲いていた。その横にアケボノツツジも。前日の諸塚山よりもアケボノが多く見られるように感じた。ただ、標高が諸塚山よりも低いためか、すでに花が散り、葉の新芽の出ている木もある。

手すり設置のやせ尾根を過ぎると、すぐ山頂である。そこには鉄製の展望台がある。登ると360度の大展望だ。 宿では朝食を摂らず、この山頂でおにぎり弁当をいただいた。ここで1時間近く、ゆっくり過ごした。 下山は楽だ。アケボノ、ミツバたちを眺めながらのんびり登山口まで下った。

• アルバム
（注：各画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。）



20230418_futagami_medake_001.jpg 二上山女岳登山口 道脇に駐車	20230418_futagami_medake_002.jpg 登りはじめ、擬木階段 傾斜が急で、かなり長く、しんどい	20230418_futagami_medake_003.jpg 苦あれば楽あり その先はなだらかな尾根道
20230418_futagami_medake_004.jpg ミツバツツジがほぼ満開 今年初めての出会い	20230418_futagami_medake_005.jpg その脇に、アケボノツツジ 以下、No.008までアケボノツツジ	20230418_futagami_medake_006.jpg
20230418_futagami_medake_007.jpg	20230418_futagami_medake_008.jpg	20230418_futagami_medake_009.jpg やせ尾根に設置された手すり 助かります
20230418_futagami_medake_010.jpg 二上山女岳山頂 展望台が設けられている	20230418_futagami_medake_011.jpg 山頂の三角点	20230418_futagami_medake_012.jpg 展望台に上る 南西すぐ近く、二上山男岳
20230418_futagami_medake_013.jpg 北東の谷筋？ 二上神社方面？	20230418_futagami_medake_014.jpg 北西、阿蘇山 ズームアップ	20230418_futagami_medake_015.jpg 二上山女岳山頂にて

medake 024.576p.mpeg4.ac3.avi 28.2MB 二上山女岳山頂展望台から 360度の展望

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