山行記録

鹿川から大崩山地三座山行

鉾岳

鹿川キャンプ場

―2011年5月3日(火)―

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ball_magenta2.gif 山行概要
  • 山名(読み方、標高):鉾岳(ほこだけ、1277.0m)
  • 県名/山地・山群・地域など:宮崎県/大崩山地
  • 期日:2011年5月3日(火)。
  • 備考
    • 鹿川(ししかわ)から大崩山地三座(鉾岳・大崩山・鹿納山)山行(2011年5月3日〜5日)、第1日目。
    • 車での移動:朝食30分込みで、4時間40分。
      自宅(福岡市城南区)5:05→(福岡都市高速→九州自動車道→[北熊本SAで朝食]→御船IC→国道455号線→国道218号線→県道214号線→9:45「鹿川キャンプ場」
    • 「鹿川キャンプ場」車中泊。
ball_magenta2.gif 「鉾岳」山行・登頂記録

  • 記録

    • 天候:曇り、のち雨。
    • 概要:「鹿川キャンプ場」登山口から鉾岳(雄岳)往復、4時間20分。
    • 詳細

      「鹿川キャンプ場」登山口10:10→(50)→11:00スラブ取りつき(岩場入口)11:10→(50)→12:00展望所分岐12:10→(05)→12:15林道出合い(下)→(20)→12:35鉾岳(雄岳)山頂(昼食)13:00→(雌岳へ行きかけ中止、25)→13:25林道出合い(上)→(05)→13:30展望所分岐→(15)→13:45展望所13:50→(下山道間違い20分ロス、1:30)→15:20登山口

    • 備考
      • 鉾岳は雄岳と雌岳から成り、「雄鉾(おんぼこ)」、「雌鉾(めんぼこ)」と言う。
      • 雨のせいか他に登山者はなく、一人っきりの登山。
      • 登山道は思っていたよりきびしい。岩の斜面、滑りやすい岩だらけの登山道、急傾斜、などなど。
      • 上り初めてすぐから雨が降り出したので、「滑り」に注意した。
      • しかし、点々と谷間ににじむアケボノツツジ。
      • 雌鉾に行くには谷川を進まねばならず、少し行ってみたが、雨中の谷川歩きはあまりにも危険なため中止、引き返した。
      • 雌鉾頂上に立てなかったので、下山途中、展望所に登り、その息を呑む雄大なスラブを見た。
      • 下山中、少し道に迷った。雨のせいで気が焦っていたのかも知れない。困難な状況の中でこそ、ゆとりを持って、冷静・沈着な判断をすべきである、とあらためて思った。ことは生死にかかわるのであるから。
      • キャンプ場に戻った時、ほっとした。この山は厳しさという点で、印象的な山となった。しかし、その厳しさの中、アケボノツツジの淡い桃色の点在もまた印象的。

  • 画像

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    鹿川キャンプ場の
    鉾岳登山口入口
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    入口から進みふり返る
    左手にフリーキャンプサイト
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    伐採された植林の中を行く
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    登山道から見た鉾岳
    左が雄鉾、右が雌鉾
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    林道から右の植林の中へ
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    植林と自然林の境を行く
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    いよいよ本格的登山道
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    ケルンが道標
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    登山道
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    ロープもある
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    ロッククライミングは左へ
    私は真っ直ぐ
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    歩きにくい登山道
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    ミツバツツジ
    ほっとする一時
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    この谷間を登る
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    徒渉地点
    危険
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    徒渉の谷
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    登山道の対面の岸壁
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    「滝見新道」案内
    私は避ける
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    白い岸壁が
    谷間を圧倒する
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    斜面をよじ登る
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    白い花に
    気も和む
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    アケボノツツジ
    岸壁との対比の妙
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    アケボノツツジ
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    彼方の岩峰は雌鉾
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    登山道はきびしい
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    はしごも何だか
    頼りない
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    しかし、ピンク鮮やかな
    アケボノツツジ
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    道はますます
    きびしくなる
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    しかし、谷の向こうには
    岸壁のアケボノツツジ群
    実にドラマチック
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    谷を登り切ると
    穏やかな谷川
    そこは展望所分岐
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    展望所は後にして
    少し上の鉾岳登山道へ
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    それにしても、ここは
    夢のような雰囲気
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    アケボノツツジを
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    愛でながら
    先へ進むと
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    林道に出る
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    標識の指示に従い
    林道を左へ
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    鉾岳は林道から左へ
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    再び谷川を渡り
    真っ直ぐ進む
    谷川を左は雌鉾へ
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    スズタケを
    かき分けてゆく
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    ここにも花たちが
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    鉾岳(雄岳)山頂の
    アケボノツツジ
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    小雨の中
    ごく近くで撮影
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    鉾岳山頂にて
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    雌岳への谷川の道
    危険、雌岳登頂中止
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    展望所分岐で
    展望所へ
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    展望所
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    雌岳のスラブ全体を見る
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    その規模の大きさ
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    岸壁の白い流れは
    大雨の時は滝か?
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    展望所から下を見る
    画面中ほど
    キャンプ場のはず


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ball_magenta2.gif 鹿川キャンプ場

  • 紹介
    • 「鹿川キャンプ場」は宮崎県北方町、国道218号線から県道214号線に入り、鹿川渓谷の最奥、鉾岳の麓にある。
    • このキャンプ場は非常に立派。何不自由なく過ごせるキャビンがたくさんあり、キャンプサイトは広々していて、車を駐めて自由にテントを張ることができる。
    • 炊事場には電灯、トイレは水洗。ただし、キャンパーが利用できるシャワー施設はない。その代わり風呂場がある。「五右衛門風呂」である。
    • このキャンプ場で特徴的なのは、長期滞在者・リピーターが多い、ということ。例えば、4月29日から連休中ずっとここにテントを張り、ヤマメ釣りを楽しむ一家、ご主人は20年間、毎年ここに来ているとのこと。あるいは、熊本から来たという米国人二人連れは、春の黄金週間、毎年ここで過ごすとのこと。彼らから大崩山地の貴重な情報を得ることができた。
    • 今回、私は車中泊であった。しかし、ここに大型テントとタープを張り、ゆったりと登山と渓流釣りを楽しむのもいいのではないかと思う。


  • 画像

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    「鹿川釣り場案内」
    ヤマメが釣れる
    釣りもしたい!と思う
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    県道214号と比叡山林道の分岐
    立派な駐車広場とトイレ
    分岐を右へ走る
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    鉾岳が見えてくる
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    キャンプ場
    私の車と炊事場
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    トイレ、水洗
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    テントサイトと炊事場
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    キャンプ場から
    鉾岳を見る
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    テントサイト
    大型テントが多い
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    上のテントサイト
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    キャンプ場
    キャビン
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    また、キャンプ場から
    鉾岳を見る
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    「五右衛門風呂」へ
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    入口
    内側から鍵
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    沸くまで時間がかかる
    椅子とビール2缶用意
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    薪を焚くのは得意
    40分ほどで
    いい湯加減
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    五右衛門風呂のあと
    炊事場にて


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Created: May 09, 2011
Updated: May 09, 2011