山行記録

霧立越

白岩山

2022年5月18日(水)

ao4.gifホームページへ戻る

ao4.gif「山行記録―宮崎県―」へ戻る


© 2022 Kengo Tachibana
Updated: May 18, 2022
Last modified: May 23, 2022


ball_magenta2.gif 山行概要
  • 山名(読み方、標高):白岩山(しらいわやま、1620m、九州百名山)
  • 県名/山地・山群・地域など:宮崎県/五ヶ瀬町・九州中央山地(霧立越)
  • 期日:2022年5月18日(水)
  • 山行形態:単独、日帰り
  • 日程
    • 移動:福岡から、馬見原経由、白岩山(霧立越)ゴボウ畠登山口まで
    • 福岡05:10⇒[福岡都市高速、九州自動車道(途中北熊本PAにて朝食、30分)]⇒松橋IC⇒[国道218号]⇒馬見原⇒[国道265号]⇒本屋敷⇒[町道・林道、カシバル峠経由]⇒09:05白岩山ゴボウ畠登山口
    • 白岩山登山:9時15分〜12時55分
    • 移動:ゴボウ畠登山口から馬見原経由、福岡まで
    • ゴボウ畠登山口13:10⇒[林道・町道]⇒本屋敷⇒[国道265号]⇒馬見原⇒[国道218号]⇒山都町上寺⇒[国道445号]⇒山都中島西IC⇒[九州中央自動車道]⇒嘉島JCT⇒[九州自動車道、福岡都市高速]⇒16:10福岡
  • 移動について
  • [移動地図] ―九州自動車道⇔馬見原間―
    • これまで、宮崎県の椎葉、高千穂、日之影、鹿川方面に出かける場合、ほとんど九州自動車道を松橋ICで降り、ひたすら国道218号を走った。しかし、九州中央自動車道建設が始まり、嘉島JCTから小池高山ICが通じて、この短い区間を数回走ったことはある。その時は、距離的にも時間的にも全く有利だとは思えなかった。
    • 今回、往路は九州自動車道を松橋ICまで、そこから国道218号を走ったが、中央自動車道通行区間が延長されたということで、復路は九州中央自動車道にのって、嘉島JCTで九州自動車道に出てみた。
    • 往路、広川SAで燃料を満タンにした際、距離計の一つをゼロにしてゴボウ畠登山口まで走り、帰路再び広川SAに寄って、広川SA⇔ゴボウ畠登山口間の距離の往路復路比較をしてみた。
    • すると中央自動車道を利用した復路の方が約25km短いことが分かった。また、時間的には少なくとも30分は短縮できるようだ。
    • 帰路、「道の駅 清和文楽邑」で休憩後熊本方面へ走り、「山都上寺」交差点を右折、国道445号に入る。ここから九州中央自動車道に乗る山都中島西ICまで、信号機がほとんどなく、道も整備されて走りやすい(ただ、カーブは多い)。
    • 今後、この方面へ出かける時は、往復ともこのルートを走ることになるだろう。
  • 日誌
    • 今年二度目の山登りである。霧立越の白岩山に登ることにした。この登山は距離約4km、標高差約150mで、2度目として適当であると思ったからである。登山口までのアプローチに時間がかかるが、久し振りに脊梁、霧立越を歩いてみたかった。
    • 快晴、無風、適温(25℃前後だったろう)、平日で人出が少なく、まことに快適な山歩きができた。
    • ただ、体力の衰えは明白で、上りでは大変きつかった。これから夏まで季候がいいので、近場の軽い山歩きをしてみたいと思っている。
    • 今回、1日で自動車を往復約400km運転した。運転で特に支障はなかった。ただ、これからは、片道300kmを超えしんどい場合は、1泊するのが無難だと思われる。

ao1.gifこのページのトップへ戻る

ball_magenta2.gif 白岩山登山記録
  • 天候:晴、気温山行中全体約25℃
  • 行程:ゴボウ畠登山口から白岩山往復、全行程3時間40分、実歩行4.7km()/2時間30分、休憩等1時間10分
  • :今回の距離はGPSデータによるが、このデータは不正確である。過去のデータによると、同コースの距離は約4km足らずである。
  • コース地図・時間
  •   ゴボウ畠登山口 09:15→[実歩行35分、休憩10分]→10:00杉越(休憩10分)10:10→[40分]→10:50引き返し地点→[20分]→11:10白岩山(昼食・休憩50分)12:00→[30分]→12:30杉越→[25分]→12:55 ゴボウ畠登山口


    【トラックデータ】カシミール3D GDBファイル:20220518_白岩山.jpg
    【トラックグラフ】距離・標高


  • 登山状況
    • ゴボウ畠登山口から杉越まで距離約1km足らず、標高差約100mあまりだが、身体が重く、上りの連続で大変きつかった。途中2回、計10分の休憩を取った。また、度々足を止めて一息ついた。
    • この間、実歩行35分かかった。過去何度かこのルートを上ったが、それらと比較すると体力の衰えは明白である。2011年(70歳)の時は20分、2017年(76歳)では30分(しかも、約16kgあまりの重いリュックを担いで)など。それにきつさが異なる。これまではさほど苦にならなかったような気がする。1年ぶりの本格的山登りということもあるだろう。
    • やっとの思いで、杉越の峠に着いてやれやれである。後は道はなだらかな上り下りなので、ほっとした。10分休憩して白岩山へ向かった。
    • 昔人馬が通った駄賃付けの道は尾根筋をなだらかに延びている。ミツバツツジはすでに終わって、瑞々しい新緑が輝き、まぶしいほどだ。気持ちよく歩く。ただし、息を大きく吸い、ゆっくりと。
    • 白岩山岩峰登り口を一旦通り過ぎて、岩峰基部に群生するヤマシャクヤクを観に行った。予想していた通り、花たちはほとんど散って、小さな実を付けていた。だが、嬉しいことに、終わりがけの花をまだ付けている株も見られた。
    • 二つ目の鹿除けネット門扉の所から引き返し、白岩山に登った。登山口からここまで約2km足らずである(上の「トラックグラフ」は登山口から杉越までが間違っている、下りの方が正確)。これまで、いつもこの先「水呑の頭」まで足を延ばしたのだが、今回は予定通り、体調を考え、登山はここまでとした。
    • 山頂には数人の登山者グループがいた。皆さん山頂からの眺望を楽しんでいた。私もこの気持ちのいい山頂で、景色を楽しみ、昼食を摂り、50分過ごした。この間、グループの皆さんは水呑の頭(地理院地図ではここが「白岩山」と記されている)まで行くとのことで、岩峰を下りた。後は私一人。
    • 帰路は途中休憩を取らず(小休憩は取ったが)、ゆっくり登山口まで戻った。下りは快適で、楽しかった。

ao1.gifこのページのトップへ戻る

ball_magenta2.gif アルバム
:各画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)

    20220518_shiraiwayama_001.jpg
    20220518_shiraiwayama_001.jpg
    国道265号から町道に入って直ぐ、案内板
    以前は「五ヶ瀬ハイランドスキー場」
    だったと思う
    20220518_shiraiwayama_002.jpg
    20220518_shiraiwayama_002.jpg
    カシバル峠
    スキー場、リフト乗り場、広い駐車場
    中央山腹、リフト
    20220518_shiraiwayama_003.jpg
    20220518_shiraiwayama_003.jpg
    ゴボウ畠登山口
    すでに車が4台駐まっていた
     
    20220518_shiraiwayama_004.jpg
    20220518_shiraiwayama_004.jpg
    やや急な坂道を上る
    鹿除けネットが張り巡らされている
    20220518_shiraiwayama_005.jpg
    20220518_shiraiwayama_005.jpg
    坂が緩くなる
    峠が近い
    20220518_shiraiwayama_006.jpg
    20220518_shiraiwayama_006.jpg
    杉越(白岩峠)到着
    ここまでの上りはきつかった
    20220518_shiraiwayama_007.jpg
    20220518_shiraiwayama_007.jpg
    「関所?」
    実は登山届の箱
    20220518_shiraiwayama_008.jpg
    20220518_shiraiwayama_008.jpg
    ここからは昔の「駄賃付け」の道
    人馬が通ったなだらかな道
    20220518_shiraiwayama_009.jpg
    20220518_shiraiwayama_009.jpg
    道脇のコケが美しい
     
    20220518_shiraiwayama_010.jpg
    20220518_shiraiwayama_010.jpg
    わずかに残るミツバツツジ
    ほとんど散り、残りも萎んでいる
    20220518_shiraiwayama_011.jpg
    20220518_shiraiwayama_011.jpg
    尾根筋を気持ちよく歩く
    新緑がまぶしいほど
    20220518_shiraiwayama_012.jpg
    20220518_shiraiwayama_012.jpg
    鹿除けネットの門扉
    「開けたら閉める!」
    20220518_shiraiwayama_013.jpg
    20220518_shiraiwayama_013.jpg
    説明板
     
    20220518_shiraiwayama_014.jpg
    20220518_shiraiwayama_014.jpg
    直ぐ白岩山岩峰登り口道標
    後で登ることにして、先に進む
    20220518_shiraiwayama_015.jpg
    20220518_shiraiwayama_015.jpg
    まだちらほらヤマシャクヤクの花
    だが、ほとんど花は散りにけり
    20220518_shiraiwayama_016.jpg
    20220518_shiraiwayama_016.jpg
     
     
    20220518_shiraiwayama_017.jpg
    20220518_shiraiwayama_017.jpg
    バイケイソウは元気だ
    これは鹿が食べないから
    20220518_shiraiwayama_018.jpg
    20220518_shiraiwayama_018.jpg
    もう一つの門扉
    ここから引き返す
    20220518_shiraiwayama_019.jpg
    20220518_shiraiwayama_019.jpg
    ネット外側のヤマシャクヤク
     
    20220518_shiraiwayama_020.jpg
    20220518_shiraiwayama_020.jpg
    白岩山石灰岩の岩峰を登る
    ただ、ひと登りで山頂
    20220518_shiraiwayama_021.jpg
    20220518_shiraiwayama_021.jpg
    山頂にて
    いい天気で、気分最高
    20220518_shiraiwayama_022.jpg
    20220518_shiraiwayama_022.jpg
    西側の眺望、向霧立の山並
    個々の山は特定できない
    20220518_shiraiwayama_024.jpg
    20220518_shiraiwayama_024.jpg
    北東の眺め
     
    20220518_shiraiwayama_025.jpg
    20220518_shiraiwayama_025.jpg
    南東の眺望
     
    20220518_shiraiwayama_026.jpg
    20220518_shiraiwayama_026.jpg
    以下3点、山頂の花
    ヤマツツジの蕾
    20220518_shiraiwayama_027.jpg
    20220518_shiraiwayama_027.jpg
    チゴユリの小さな花
    縦横1cmほど
    20220518_shiraiwayama_028.jpg
    20220518_shiraiwayama_028.jpg
    美しい
    イブキシモツケ
    20220518_shiraiwayama_029.jpg
    20220518_shiraiwayama_029.jpg
    登山口へ戻る
    快適な歩きだ
    20220518_shiraiwayama_030.jpg
    20220518_shiraiwayama_030.jpg
    ミツバツツジの残りの花たち
     
    20220518_shiraiwayama_031.jpg
    20220518_shiraiwayama_031.jpg
    杉越を通過
    そこからの下りは楽しかった
    20220518_shiraiwayama_032.jpg
    20220518_shiraiwayama_032.jpg
    登山口到着
     
     
    20220518_shiraiwayama_033.jpg
    20220518_shiraiwayama_033.jpg
    国道218号、山都町(もと清和村)
    「道の駅 清和文楽邑」
    往路、復路ともここで休憩した

ao1.gifこのページのトップへ戻る

ao4.gifホームページへ戻る

ao4.gif「山行記録―宮崎県―」へ戻る