山行記録

やくし山

フクジュソウ

2018年3月4日(

ao4.gifホームページへ戻る

ao4.gif「山行記録―熊本県―」へ戻る


© 2018 Kengo Tachibana
Updated: March 05, 2018
Last modified: November 28, 2020


ball_magenta2.gif 山行概要
  • 山名(読み方、標高):やくし山(やくしざん、または、やくしやま、999m)
  • 県名/山地・山群・地域など:熊本県/山江村
  • 山行期日:2018年3月4日(日)
  • 山行形態:福岡油山会定例山行、日帰り
  • 参加者:9名(男性5名、女性4名)
  • 日程
    • 移動:(集合)サニー北片江店06:00⇒[福岡都市高速、九州自動車道、県道17号、村道]⇒09:00やくし山長藪谷登山口
    • やくし山登山:9時10分〜14時40分
    • 移動:長藪谷登山口14:50⇒[往路の逆コース(人吉「青井阿蘇神社」参拝)]⇒18:20サニー北片江店(解散)
  • 日誌
    • 移動にはマイクロバスを利用する予定であったが、参加者が9人だったのでジャンボタクシーに変更された。福岡から熊本・人吉までおよそ片道3時間車の運転をしないで済むのはありがたい。油山会は全体高齢化が進み、今後このような形式の山行を増やす必要があるのではないかと思った。
    • 天気には恵まれた。山行前日と翌日は前線が通過し、雨風共にはげしい大荒れの気象状況であったからである。正に幸運の1日だった。
    • 最近は2時間内外行程の山登りばかりだったので、今回は久方ぶりの「きびしい」山行ということになる。そのため、山行翌日、家の階段を下りる際など筋肉痛が激しい。これは数日続くことだろう。
    • しかし、これはまた本格的登山の証でもあり、晴天、適度な気温(日中最高24℃)の下で山歩きができたことには大満足である。

ao1.gifこのページのトップへ戻る

ball_magenta2.gif やくし山登山記録
  • 天候:晴
  • 行程:長藪谷登山口から、一部時計回り周回やくし山往復
  • データ:全行程5時間30分、実歩行約8km(山頂付近を歩き回った)/(小休憩含む)4時間40分、フクジュソウ観賞・昼食50分、歩行標高差586.4m
  • コース地図・時間


  • 【トラックデータ】カシミール3D GDBファイル:20180304_やくし山.gdb
    【トラックグラフ】距離・標高(山頂付近の歩き回りは省略)


    やくし山長藪谷登山口09:10→[1時間45分]→10:55林道出合(小休憩)→[55分]→11:50やくし山(フクジュソウ観賞、昼食)12:40→[1時間25分]→14:05長藪谷(小休憩)→[35分]→14:40長藪谷登山口

  • 登山状況
    • 長藪谷登山口から、その谷の両岸をしばらく歩く。やや危険な箇所やゴロタ石で歩きにくい所もあるが、傾斜は緩い。ある地点で右手の山腹、植林帯の登山道に入る。山腹は急傾斜のため道はジグザグだが、それでも登るのはきつい。やがて尾根に取り付き、今度は植林帯の尾根急坂直登。小さな鞍部から先は自然林で、幾分傾斜も緩む。喘ぎ喘ぎ登ると林道に飛び出した。
    • 林道出合一帯は木々が切り開かれ、空は広々と開き、気が晴れる。一休み後、この先山頂まで二手に分かれ登ることになった。6人は尾根の続きを登る(これが通常のようだ)、他の3人は傾斜の緩い林道を歩き、反対側の登山道から山頂に登る。kenta山人は後者。その内の一人は林道を歩き始めてすぐ、体調が思わしくなく、林道出合に引き返し、皆の下山を待つことになった。ということで、登りの林道歩きは二人だけである。
    • 林道歩きは坂が緩やかとはいえ、距離が長い。これは年寄りにはきつい。やはり、尾根の道を登ればよかったと思ったが、引き返すことは論外、そのまま林道を進み、「やくし山」の道標地点から右手の山腹に入り、尾根筋の登山道へ出て、山頂へ向かった。尾根はカヤトが茂り、少し道が分かりにくい。カヤトの先も登山道と踏分は不鮮明だが、目印のテープなどがあり、迷うことはない。
    • 山頂までのこの最後の登りがきつく、ゆっくり、かつ時々一息つきながら登りたいので、同行者に先に行ってもらった。
    • 尾根歩き組と同行者は山頂に到着、最後のひと登りに苦戦している私に、フクジュソウ群生地へ先に行くと合図し(山頂と私の距離はそれほど短かった)、私も「OK!」と応じた。ところが、やっとの思いで山頂まで登ったのだが、フクジュソウの咲く所へ下る道を間違えてしまった。「登り切った」という思いが強く、気が緩んでいたのだろう。
    • 山頂からフクジュソウを観るために下ったのは、登ってきた道の、鹿除けネットの反対側だった。かなり下ってこのことに気づき、ネットを乗り越え、再度登ってきた道を山頂へ向かった。これは精神的にこたえた。そのため、山頂からフクジュソウの園への正規の道へ下り始めてすぐ、戻ってくる皆さんを出迎え、山頂直下石灰岩の広場で、皆さんと一緒に昼食とした。これ以上の「下り・上り」の意欲は失せ、今回はフクジュソウ観賞を断念した。
    • 山頂からの下りは尾根登山道。遅れ気味ながら何とか登山口まで下り切ることができた。しかし、下肢の筋肉のダメージは大きい。数日「痛い目」に合いそうだ。
    • 嬉しかったこと。下山中、参加者の一人が長藪谷の対岸にフクジュソウが2輪咲いているのを発見した。おかげで、やくし山の、この黄金の花を見ることができた。

ao1.gifこのページのトップへ戻る

ball_magenta2.gif アルバム
:各画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)

    20180304_yakushiyama_001.jpg
    20180304_yakushiyama_001.jpg
    やくし山長藪谷登山口
    9時10分スタート
    20180304_yakushiyama_002.jpg
    20180304_yakushiyama_002.jpg
    長藪谷沿いに歩く
     
    20180304_yakushiyama_003.jpg
    20180304_yakushiyama_003.jpg
    徒渉数個所
    水量少なく、安心
    20180304_yakushiyama_004.jpg
    20180304_yakushiyama_004.jpg
    少々危なっかしいところもある
     
    20180304_yakushiyama_005.jpg
    20180304_yakushiyama_005.jpg
    右手の植林帯山腹へ
    急傾斜、ジグザクの登山道
    20180304_yakushiyama_006.jpg
    20180304_yakushiyama_006.jpg
    やがて尾根取り付き地点
    ここから急傾斜の尾根直登
    20180304_yakushiyama_007.jpg
    20180304_yakushiyama_007.jpg
    植林帯の尾根が終わる
     
    20180304_yakushiyama_008.jpg
    20180304_yakushiyama_008.jpg
    ちょっと下り、小さな鞍部
     
    20180304_yakushiyama_009.jpg
    20180304_yakushiyama_009.jpg
    彼方にやくし山を見上げる
     
    20180304_yakushiyama_010.jpg
    20180304_yakushiyama_010.jpg
    尾根道は自然林の中
    傾斜のきつい直登
    20180304_yakushiyama_011.jpg
    20180304_yakushiyama_011.jpg
    林道に飛び出す
    空が開け、明るい
    20180304_yakushiyama_012.jpg
    20180304_yakushiyama_012.jpg
    6人は尾根の道を登るが
    私と他の一人は林道歩き
    20180304_yakushiyama_013.jpg
    20180304_yakushiyama_013.jpg
    林道から尾根道へ少し登る
     
    20180304_yakushiyama_014.jpg
    20180304_yakushiyama_014.jpg
    カヤトの繁る尾根道
    鹿除けネットに沿って登る
    20180304_yakushiyama_015.jpg
    20180304_yakushiyama_015.jpg
    振り返る
    マロン岩峰、高岳などの眺め
    20180304_yakushiyama_016.jpg
    20180304_yakushiyama_016.jpg
    最後のひと登り
     
    20180304_yakushiyama_017.jpg
    20180304_yakushiyama_017.jpg
    やくし山山頂
    他の会員から一人遅れ到着
    20180304_yakushiyama_018.jpg
    20180304_yakushiyama_018.jpg
    福寿草を求めてこちらへ下る
    これは道間違いで、登り返した
    20180304_yakushiyama_019.jpg
    20180304_yakushiyama_019.jpg
    皆さんが福寿草観賞から戻ってきた
    山頂直下、この石灰岩広場で昼食
    20180304_yakushiyama_020.jpg
    20180304_yakushiyama_020.jpg
    上天気のもと昼食
    いい気分である
    20180304_yakushiyama_021.jpg
    20180304_yakushiyama_021.jpg
    この景色を見ながらの弁当
    一段と美味しく感じられた
    20180304_yakushiyama_022.jpg
    20180304_yakushiyama_022.jpg
    山頂にて
     
    20180304_yakushiyama_023.jpg
    20180304_yakushiyama_023.jpg
    自然林の尾根道を下る
     
    20180304_yakushiyama_024.jpg
    20180304_yakushiyama_024.jpg
    緩やかな尾根道
    快適だ
    20180304_yakushiyama_025.jpg
    20180304_yakushiyama_025.jpg
    右手に電波塔
    ここから傾斜がきつくなる
    20180304_yakushiyama_026.jpg
    20180304_yakushiyama_026.jpg
    林道出合で林道歩き組と合流
    尾根道を下り、山腹の植林帯へ
    20180304_yakushiyama_027.jpg
    20180304_yakushiyama_027.jpg
    長藪谷が見え、
    しんどい下りが終わる
    20180304_yakushiyama_028.jpg
    20180304_yakushiyama_028.jpg
    谷を登山口へ
     
    20180304_yakushiyama_029.jpg
    20180304_yakushiyama_029.jpg
    対岸の福寿草発見、嬉しかった
    ズームアップでカメラに収めた
    20180304_yakushiyama_030.jpg
    20180304_yakushiyama_030.jpg
    昔の炭焼き場
    懐かしい
    20180304_yakushiyama_031.jpg
    20180304_yakushiyama_031.jpg
    14時40分登山口ゴール
     
    20180304_yakushiyama_032.jpg
    20180304_yakushiyama_032.jpg
    やくし山の福寿草
    F.Dさん撮影画像
    20180304_yakushiyama_033.jpg
    20180304_yakushiyama_033.jpg
    同左
     

ao1.gifこのページのトップへ戻る

ao4.gifホームページへ戻る

ao4.gif「山行記録―熊本県―」へ戻る