山行記録

五家荘2座山行

岩宇土山・保口岳

久連子岳(岩峰)・普賢峰(保口岳南峰)・オコバ谷白崩平のフクジュソウ

―2013年3月9日(土)〜10日(日)―

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© 2013, Kengo Tachibana
Updated: March 11, 2013
Last modified: December 14, 2020


ball_magenta2.gif 山行概要
  • 山名(読み方、標高):岩宇土山(いわうどやま、1347m)、久連子岳(くれこだけ、1240m)、保口岳(ほくちだけ、1281.1m)、普賢峰(ふげんほう、1280m)
  • 県名/山地・山群・地域など:熊本県/九州山地・五家荘
  • 山行期日:2013年3月9日(土)〜10日(日)
  • 山行形態:福岡油山会定例山行、旅館1泊2日
  • 参加者:10名
  • 全日程
    • 第1日目:2013年3月9日(土)
      • 移動:サニー北片江店から久連子・オコバ谷入口まで、3時間30分
        (集合)サニー北片江店5:50⇒堤ランプ⇒[都市高速]⇒太宰府IC⇒[九州自動車道、基山PAで休憩・朝食]⇒松橋IC⇒[国道3号]⇒宮原⇒[県道25号]⇒五木⇒[国道445号]⇒[県道247号]⇒9:50久連子・オコバ谷入口駐車地
      • 登山:久連子・オコバ谷入口駐車地から岩宇土山登山口、岩宇土山、オコバ谷白崩平(フクジュソウ鑑賞)周回、全行程6時間20分
      • 移動:久連子オコバ谷入口から旅館「五家荘」まで、約20分
      • 宿泊:五家荘、椎原、旅館「五家荘」
    • 第2日目:2013年3月10日(日)
      • 移動:旅館「五家荘」から保口岳登山口まで、約20分
      • 登山:保口岳登山口から保口岳周回、全行程4時間15分
      • 移動:保口岳登山口からサニー北片江店近くのガソリンスタンドまで、4時間
        保口岳登山口12:50⇒[林道、村道、県道247号、国道445号、二本杉峠休憩]⇒三和⇒[国道218号、「佐俣の湯」(1時間10分)]⇒松橋IC⇒[九州自動車道]⇒太宰府IC⇒[都市高速]⇒堤ランプ⇒18:30サニー北片江店近くのガソリンスタンド(解散)
  • 備考
    • 福岡油山会定例山行、参加者10名ということで、移動にはレンタカーを利用した。トヨタハイエース10人乗り、大変快適であった。座席はゆったりしているし、荷物置きスペースも十分である。
    • 第1日目、福岡から久連子まで、松橋、宮原、五木、久連子というルートにしたが、これは失敗であった。五木から久連子までの国道445号は工事中箇所が多く、時間がかかる。やはり、往路の通い慣れた二本杉峠越のルートにしておくべきだった。
    • そのため、第1日目の登山開始が20分ほど遅れた。上福根山まで登るには時間的にどうかな、と思っていたが、無用の心配、全行程6時間半!皆さんの健脚ぶりに、またもや感服しました。
    • 上福根山登山もさることながら、オコバ谷のフクジュソウには皆さん大感激。天気もよかったし、あのような満開の大群落は滅多に出会えるものではないと思われる。これまで見た中で最高の、輝くフクジュソウ大群落の花園でした。
    • そのためか、この日、宿での夕食時は気分が高揚し大いに盛り上がり、山菜料理のおいしさもあって、まるで大宴会のようでした。
    • 第2日目、天気がよくない。登山を止めて観光との考えもあったようだが、とにかく保口岳登山口まで行ってみようということになった。柿迫の先からの村道を走ると、ぐんぐん高度が増し、谷は深くなる。時折、歓声(悲鳴)が女性陣からあがる。保口岳登山口は標高800mくらいだろう。わざわざここまで来たら、もう登るしかない、登らないと山に失礼であろう、ということになって登山開始。
    • ここから尾根筋に登り、尾根を縦走し、尾根下の林道を戻る、という周回登山であった。小雨もぱらつくあいにくの天気であったが、百名山地図帳追加の山に登り、満足。
    • 帰路はまず国道445号を二本杉峠へ、ここで休憩、さらに国道を走り、三和の交差点で左折、国道218号を松橋まで、九州自動車道に乗って福岡へ。
    • 途中、美里の温泉「佐俣の湯」で1時間10分ゆっくり過ごすことができた。
    • 私個人としては、第1日目お腹の調子が悪くて、上福根山には登れなかったが、あのフクジュソウを見ただけで大満足。第2日目、保口岳登山の実現は、天候に関わりなく、うれしいことでした。
    • グループ登山では、皆さんのペースについていくのがしんどい時もありますが、やはり楽しいものです。油山会の皆さん、ありがとうございました。

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ball_magenta2.gif 第1日目登山記録:岩宇土山・オコバ谷(白崩平のフクジュソウ)
  • 概要
    • 天候:晴
    • 行程:オコバ谷入口から反時計回り周回、全行程6時間20分、実歩行4時間05分
  • コース地図・時間
    :画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)
    オコバ谷入口駐車地10:15→[35]→10:50大休憩(胃腸不調のため)12:00→[休み休み、55]→12:55鍾乳洞→[05]→13:00久連子岳(岩峰)(昼食)13:25→[30]→13:55岩宇土山14:00→[10]→14:10分岐(オコバ谷下山口)→[35]→14:45白崩平(フクジュソウ)15:10→[20]→15:30渡渉地点→[左岸ルート確認、往復、15]→15:45渡渉地点→[右岸ルート、20]→16:05登山口16:15→[林道歩き、20]→16:35オコバ谷入口駐車地
  • 画像・登山状況
    :画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)
    ■ オコバ谷入口駐車地から岩宇土山まで

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    オコバ谷入口駐車地
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    入口へ少し歩く
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    作業道入口
    広場で準備体操
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    岩宇土山登山口
    登山開始
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    いきなり急坂
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    急登が続く
    kenta山人ダウン、大休憩
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    山の神
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    トラバース
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    坂はきびしい
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    ここにフクジュソウ
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    日を浴びて鮮烈
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    ザレ場、落石注意!
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    鍾乳洞
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    尾根に出る
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    左の岩峰、久連子岳へ
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    久連子岳
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    久連子岳にて
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    岩峰から岩宇土山
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    尾根の道
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    石灰岩が多くなる
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    ヤマシャクヤクの芽
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    石灰岩のガレ場
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    鹿ネットに沿って登る
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    岩宇土山頂まであと5分
    おなじみ「人吉かめさん」
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    植林・自然林境を行く
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    やせ尾根になる
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    樹間遠くに上福根山
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    やっと岩宇土山
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    山頂にて
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    山頂から下る



    岩宇土山登山口辺りに、予定より20分ほど遅れて到着。この日は土曜日、登山口近くの駐車場は満杯、県道脇も駐車の車で埋まっていた。

    このことを予想できたので、2週間前、前もって確認していたオコバ谷入口近くの道路脇の空き地に車を駐めた。

    駐車地からすぐ近くのオコバ谷入口、作業道ゲート前の広場でストレッチ。

    その後、県道247号を少し歩いて岩宇土山登山口へ、そこから登山開始。

    いきなり尾根の急登、それが長く続く。

    その途中で私はお腹の調子が悪くなり、ダウン、歩けなくなった。そこで、休憩して体調回復を待つことにした。

    皆さんは岩宇土山から上福根を目指す。私は単独行動を取らせてもらい、岩宇土山の先、オコバ谷分岐から左折して、谷を下り、白崩平へ向かうことする。

    胃腸の薬をのみ、体を温めながら1時間あまり静かに休んだ。

    お腹の具合がよくなったので登山再開。しかし、やはり本調子ではないので、休み休みゆっくりと足を進めた。

    急登が続き、「山の神」を過ぎ、岩峰(久連子岳)の右(南面)山腹をトラバースする。登山道脇にフクジュソウ、元気づけてくれる。左に急カーブ、石灰岩のザレ場を喘ぎ喘ぎ登ると鍾乳洞。

    鍾乳洞からひと登り、尾根に出る。左の岩峰・久連子岳へ往復、この分岐で昼食。とはいってもおにぎり1個だけ。

    久連子岳から尾根の道、石灰岩のガレ場の急登はきつい。しかし、ヤマシャクヤクの芽発見、心が和む。鹿除けネットに沿ってスズタケをかき分け登り、平坦な尾根の道を進むと岩宇土山に到着。


    ■ 岩宇土山からオコバ谷入口駐車地まで

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    登山道分岐
    左、オコバ谷へ
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    植林帶の中を下る
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    崩壊の谷に出る
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    ここにもフクジュソウ
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    さらに下る
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    谷の崩壊ははげしい
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    道が穏やかになる
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    フクジュソウの群生
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    大群落
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    白崩平
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    たくさんの登山者
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    平から仰ぐ
    岩峰と岩宇土山
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    左彼方に上福根山
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    フクジュソウ
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    フクジュソウ
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    平から下る
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    またフクジュソウ
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    沢出合
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    石灰岩ゴロタ石の道
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    オコバ谷に出る
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    左岸ルートへ
    途中で引き返す
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    ここを渡渉
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    谷、工事現場
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    ガレ場を下る
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    最後のザレ場
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    登山口到着
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    作業道から、積岩山



    体が回復したので岩宇土山では写真を撮っただけで下山開始。後は下るばかりなので気が楽である。

    まず、上福根山への登山道急坂を登山道分岐まで10分ばかり下る。ここで先へ進まず、左折してオコバ谷への道をとる。

    植林帶の中の急坂をジグザグに下りて行くのだが、土が湿り気を帯びていて滑りやすく、暗くて展望全くなし、慎重に道を睨みながら、ひたすら下る。

    やがて、いささか陰鬱な植林帶を降りきると、目の前が急に明るくなり、広い崩壊地帯に出る。2年前、この谷は平らに広がっていたように記憶しているが、今は崩壊がはげしく谷が形成されていた。

    道が穏やかになり、再度植林帶を抜けるとフクジュソウの大群落が開けていた。数日の陽気で花たちは満開、日を浴びて見事に輝いていた。驚くばかりの美しさであった。

    2週間ぶりの白崩平には大勢の人たちで賑わっていた。

    南の方を見上げると、苦労して登った岩峰(久連子岳)と岩宇土山の姿があった。

    北の方遠くには上福根山らしき山も見える。

    白崩平では長めの休憩、他の登山者の皆さんと色々話をしたり、フクジュソウを眺めたりして楽しんだ。











    白崩平からは2週間前往復した道、様子は分かっている。

    渡渉地点で、新しい左岸ルートを試してみようと思い、その方へ進んだ。

    テープが所々あって、それにしたがって行ったが、工事現場の所で、進路が不明になった。

    新左岸ルートの載った地図によると、ここから谷へ降りるようなのだが、工事が進んでいるためか、その道はない。

    後から来た10数名のグループもここで戸惑っていた。しかし、彼らはさらに上の方へ登り、谷左岸の巨大な工事済み岸壁の上を越えていった。オコバ谷入口に着いてみると、彼らは私より先に到着しており、聞いてみると、ルートがあったとのこと。

    私は単独行ということで、危険を避け、渡渉地点に戻った。15分ほどのルート調査であった。

    左岸ルートが確認できたので、次回は利用してみたいと思う。



    オコバ谷入口駐車地で、上福根山登山組の皆さんを待ち、そろったところで、この日の宿、旅館「五家荘」へ。旅館は久連子集落から近い椎原にあり、20分ほどで着いた。

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ball_magenta2.gif 第2日目登山記録::保口岳
  • 概要
    • 天候:曇、時々小雨
    • 行程:保口岳登山口から周回往復、全行4時間15分、実歩行3時間40分
  • コース地図・時間
    :画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)
    保口岳登山口8:35→[10]→8:45集落最奥の民家→[林道出合@経由、60]→9:45尾根取付→[35]→10:20普賢峰(南峰)→[30]→10:50保口岳(本峰)11:05→[10]→11:15林道出合A→[林道歩き、40]→11:55林道出合@(昼食)12:15→[35]→12:50保口岳登山口
    【トラックデータ】カシミール3D GDBファイル:20130310_保口岳.gdb
    【トラックグラフ】距離・標高


  • 画像・登山状況
    :画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)

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    旅館「五家荘」
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    「緒方家」門
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    説明板
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    緒方家屋敷全景
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    保口岳登山口
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    ここは、標高約800mほど
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    孟宗竹林
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    最奥の民家
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    急登
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    作業道に飛び出し
    ジグザグに登る
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    林道出合@を経て
    尾根取付から尾根の道
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    スズタケがうるさい
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    なだらかな尾根の道
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    尾根の道
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    普賢峰への岩場
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    しんどい
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    普賢峰到着
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    スズタケをかき分けて
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    鞍部を経て
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    保口岳到着
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    記念写真
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    植林帶を下る
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    道が不鮮明な箇所がある
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    林道出合A、左へ
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    林道分岐
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    左上方、保口岳
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    右、普賢峰
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    おしゃべりしながら林道歩き
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    しかし、危険!
    大岩が落ちるかも
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    林道出合@
    ここで昼食
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    下山
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    下山、急傾斜、要注意
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    道がなだらかになる
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    最奥民家のそば通過
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    登山口到着、ストレッチ
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    「鬼山御前」の説明板



    旅館の近くに「緒方家」屋敷があったので、出発前に見学した。

    旅館から国道445号を人吉・五木方面へ10分ほど戻り、右折して県道247号を、久連子と反対方向へ進む。柿迫集落の先で右折、舗装された村道を保口集落まで走る。村道は曲がりくねった山道で、高度をぐんぐん上げて行く。村道の終点が保口岳登山口である。

    孟宗竹林の中を登り、集落最奥の民家脇を通る。この先にも家屋の残骸があった。

    なおしばらく竹林が続くが、自然林になる辺りから生活の気配がなくなり、登山道らしくなる。

    植林帶の急登後、作業道に飛び出す。これから尾根取付まで作業道を歩いたり、ショートカットしたり、道順が少々分かりにくい。

    最奥の民家から1時間で尾根取付、ここから尾根筋の歩きとなる。

    スズタケの生い茂った箇所もある尾根を歩く。天気がよくない、どんより曇っている、ガスもかかる、というわけで展望は望めなかった。

    保口岳南峰でもある普賢峰山頂への最後の登りは岩場である。このルート唯一の危険箇所。一人一人、間をおいて慎重によじ登った。

    鬼山御前の石像が置かれた山頂では休むことなく、保口岳へ向かう。短い縦走である。

    一度鞍部へ降り、保口岳へ登り返す。

    保口岳山頂から植林帶の中、広い尾根を緩やかに下る。途中、道が不明瞭な箇所があった。

    10分で林道に出る。後は縦走路尾根西の山腹を走る林道歩き、尾根取付近くの作業道まで。

    この作業道と出合う地点(林道出合@)で昼食、これからの急坂の下りに備えた。

    ここからは登山口まで、上った道を戻ることになる。

    登りはよかったが、この急坂下りでは、滑り転ばないように注意が必要。

    ストレッチで体をほぐし、福岡へ向かった。途中、村道脇の鬼山御前の墓には、雨が降り出したので希望者だけが参った。ここには銘水鬼山御前の乳水もある。

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