山行記録

背振山系縦走 @

二丈4座:十坊山・浮嶽・ 女岳・二丈岳

―2013年11月24日(日)―

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ball_magenta2.gif 山行概要
  • 山名(読み方、標高):十坊山(とんぼやま、535m)、浮嶽(うきだけ、805.2m)、女岳(めだけ、748m)、二丈岳(にじょうだけ、711.4m)
  • 県名/山地・山群・地域など:福岡県/糸島市・二丈
  • 山行期日:2013年11月24日(日)
  • 山行形態:油山会定例山行、日帰り、貸切マイクロバス
  • 参加者:15名
  • 日程
    • 移動:サニー北片江店から白木峠まで、40分
      サニー北片江店07:00⇒(堤ランプ)⇒[都市高速]⇒(拾六町IC)⇒[西九州自動車道]⇒(前原IC)⇒[二丈浜玉道路]⇒(吉井IC)⇒[県道143号]⇒07:40白木峠
    • 二丈四座(十坊山・浮嶽・ 女岳・二丈岳)登山:8時00分〜15時45分(途中バスでの移動10分含む)
    • 移動:真名子木の香ランド駐車場からサニー北片江店まで、2時間05分(途中、深江・二丈温泉「きららの湯」1時間)
      真名子木の香ランド駐車場15:45⇒[村道]⇒[国道202号]⇒16:10深江・二丈温泉「きららの湯」17:10⇒[往路と同じ]⇒17:50サニー北片江店
  • 備考
    • 福岡油山会の定例山行、糸島市二丈から登ることのできる「二丈四座」(私が勝手にそう呼んでいるだけです)を縦走した。今回の山行は、油山会で計画した「背振山系全山縦走」第1回目である。この後は今年度、第2回目(12月21日):荒川峠→羽金山→長野峠、第3回目(来年3月23日):長野峠→雷山→井原山→三瀬峠が予定されている。
    • 白木峠から浮嶽へ登り始めて間もなく、二人連れの男性若者と出会った。二人は我々とは逆コースでの縦走である。ただ、彼らは我々とは大違い、2泊野営で山系全山を一気に縦走中。我々も40歳ほど若ければ……、とは思えども、十坊山から三瀬峠まで3回に分けて歩くのである。背振山系の東端、九千部山もしくは基山までの全山縦走に何日かかることやら。
    • さて、今回は小春日和で大変天気がよく、快適な山行だった。しかし、4つの山の急坂の上り下りはしんどい。山系縦走としては「おまけ」のような二丈岳には希望者9名が登り、残りの6名は真名子木の香ランドで9名の下山を待ちながらのんびり大休憩した。
    • 特に私は2ヶ月ぶりの山行で、予想していたように歩行が不自由、途中から下肢の調子がおかしくなり、コムラガエリの前駆症状や膝の痛みまで現れ、スピードが落ちてしまい、チーフリーダーでありながら皆さんにご迷惑をかけることになった。もちろん二丈岳登山はパスさせてもらった。しかし、ほぼ山行計画通り登山を終えることができ、安堵した。
    • 帰路、深江の温泉に寄り、1時間ゆっくり疲れた体を癒やした。二丈温泉「きららの湯」
ball_magenta2.gif 二丈四座(十坊山・浮嶽・ 女岳・二丈岳)登山記録
  • 概要
    • 天候:晴
    • 行程:二丈四座(十坊山・浮嶽・ 女岳・二丈岳)縦走、全行程7時間45分、実歩行6時間20分

  • コース地図・時間

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    白木峠08:00→[40]→08:40十坊山08:55→[25]→09:20白木峠09:25→[1:50]→11:15浮嶽11:45→[1:00]→12:45荒谷峠12:50→[40]→13:30女岳13:40→[25]→14:05基幹林道出合→[バスで移動、10]→14:15真名子キャンプ場→[55]→15:10二丈岳15:20→[25]→15:45真名子木の香ランド駐車場


  • 備考
    • 朝8時、白木峠から十坊山へ向け出発、まずこの山の往復である。十坊山は背振山系西端に位置し、展望のよい山として知られている。天気は快晴、気温は低いのだが、ゆっくり歩いたものの、最初の急登で汗ばんできたので衣服調整の小休憩。平坦な道になり、快適に歩く。再度急登を過ぎれば山頂。15分の休憩を取って展望を楽しむ。中には山頂の大岩へ登る人もいた。下りは25分で白木峠着。
    • 峠から浮嶽へ向かう。山系縦走第2峰である。峠から尾根に出、ゴルフ場の北端に沿ってなだらかな道が続く。やがて、ゴルフ場を離れる辺りから急坂になり、登山道分岐までしんどい登りである。平坦な道を行くと植林帶に自然林が混じるようになり、山頂までの長い急登が始まる。いつの間にか自然林となり、空が明るくなった岩道を喘ぎ喘ぎ登り詰めると、昔の参道を物語る大杉並木の平坦な頂稜の道になりやれやれ。浮嶽神社上宮のある浮嶽山頂はすぐ先である。ここで昼食を摂ることにした。
    • 浮嶽から荒谷峠までの下りも、白龍稲荷経由コースは急坂である。これを降りきると林道のすぐ脇に出る。ここから先は荒谷峠まで、小さなアップダウンはあるが、快適な縦走路。しかし私は脚に違和感を覚えたので、用心して一人林道を下ることにした。峠には皆さんより15分ほど早めに着いた。
    • 荒谷峠から女岳までは急坂の直登。峠で休むことができたにもかかわらず、私の脚は悲鳴を上げ始めた。女岳までの40分はきつかった。コムラガエリの前駆症状さえ感じた。女岳山頂に到着し、登りはもうない、と思い少しほっとした。
    • しかし、山頂で10分休憩後、基幹林道出合までの急坂を下り始めると、今度は右膝に痛みが走った。かなり頑張って皆さんを先導したが、林道出合手前で一人休憩することにし、皆さんは先に下りてもらった。バスが待機している基幹林道出合まで脚をいたわりながらゆっくり下りた。これで、背振山系縦走最初の3峰をこなしたことになる。
    • 林道出合から全員バスで真名子キャンプ場下まで移動した。時間節約のためである。ここから二丈岳登山希望者9名が出発、残り6名(もちろん私もその中の一人)はバスに乗って真名子木の香ランドまで下りた。ここで二丈岳登山組を待つ。
    • 登山組は反時計回りで二丈岳を楽しまれたとのこと。特に頂上からの秋の夕の眺望が素晴らしかったらしい。なるほど、夕刻二丈岳山頂に立ったことはないが、唐津湾越の夕日の眺めはさぞかしと思われる。
    • 登山組が木の香ランド登山口に下りてきてすぐ、バスに乗り込み、深江の二丈温泉「きららの湯」に直行、1時間過ごした。サニー北片江店に帰り着いたのは午後6時少し前、辺りはすっかり暗くなっていた。
    • 何だか、今回の「備考」は私の脚の状況報告のようになってしまった。恥ずかしい限りである。これはある程度分かっていたことでもあり、反省しなければならないと深く感じております。
    • リーダー役であったこと、体の状態が悪かったことなどのため、写真を撮るゆとりがなかった。下の画像の少ないのはそのためです。


  • 画像

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    白木峠から十坊山へ
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    十坊山山頂
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    浮嶽への登山道
    ゴルフ場最接近地点
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    浮嶽へ、急登
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    浮嶽山頂到着
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    ここで昼食、大休憩
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    山頂で記念写真
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    浮嶽からの下山道、白龍稲荷
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    浮嶽からの下山道
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    林道最接近地点
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    荒谷峠
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    女岳山頂

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Created: November 25, 2013
Updated: November 26, 2013