山行記録

糸島半島

竹ノ越山

―2019年3月27日(水)―

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© 2019 Kengo Tachibana
Updated: March 27, 2019
Last modified: December 20, 2020


ball_magenta2.gif 山行概要
  • 山名(読み方、標高):竹ノ越山(たけのこしやま、162.9m)
  • 県名/山地・山群・地域など:福岡県/糸島市・糸島半島・志摩西貝塚
  • 山行期日:2019年3月27日(水)
  • 山行形態:単独、日帰り
  • 日程
    • 移動:車で糸島市西貝塚農道駐車地まで
    • 竹ノ越山登山:11時20分〜12時15分
    • 移動:駐車地から車で
  • 日誌
    • 2月26日(火) の仰烏帽子山・仏石のフクジュソウ観賞山行以来、1ヶ月間山に登っていない。ステンドグラスのパネル作成を依頼され、集中してその作成作業をしたためである。
    • 3月26日(火)、この作品が完成したので、翌日27日(水)山に登ることにした。1ヶ月のブランクがあるので、軽く歩くつもりで、糸島半島の山である。
    • 半島の可也山と立石山を結ぶ直線の中間、志摩西貝塚に163mほどのピークがある。国土地理院地図では無名だが、竹ノ越山と呼ばれ、あるサイトによれば、太平洋戦争中、この山頂に「聴音壕」なるものが築かれていたそうである。これは「いち早く敵軍機や潜水艦を肉眼、音響による監視で発見するための」施設で、「近くの住民が任務にあたった」ということである。
    • 昔は登山道が東・南からあったらしく、地理院地図にも徒歩道が記載されている。しかしこの古い道は今は廃道になり、孟宗竹の密生地帯で(この半島の山によくある)このルートを登ることは極めて困難だ。
    • さらにサイトを調べてみると、西の農道に登山口のあることが分かった。そこから東に向かって、ほぼ尾根筋にかなり明瞭な登山道が延びており、ピンクのリボンテープも設置していただいたということでなので、このルートを往復した。
    • 車で登山口のある農道まで上り、登山口のすぐ先の農道脇に駐車できた。全行程1時間足らずの軽登山だった。

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ball_magenta2.gif 竹ノ越山登山記録
  • 概要
    • 天候:晴
    • 行程:農道駐車地から往復、全行程55分、実歩行1.36km/40分、休憩15分

  • コース地図・時間
  •  農道駐車地11:20→[20分]→11:40竹ノ越山(雄岳)11:50→[鞍部分岐経由、10分]→12:00竹ノ越山(雌岳)12:05→[10分]→12:15農道駐車地
    【トラックデータ】カシミール3D GDBファイル:20190327_竹ノ越山.gdb
    【トラックグラフ】距離・標高


  • 登山状況
    • 駐車地から農道を少し戻るとピンクリボンが見え、登山口である。そこから尾根筋を登る。途中、道が二股に分かれているが、右は作業道のようで、登山道は左の尾根道の方である。
    • やがて植林を右に見るようになり、雌岳の右(北)側をトラバースし、鞍部分岐に到る。ここまで坂は緩やかである。
    • この分岐三叉路を左手前鋭角に曲がると雌岳へのコースだが、こちらは下りで寄ることにし、右直進気味に尾根を登る。傾斜がきつくなる。しかし10分もかからず、竹ノ越山(雄岳)山頂に到着。
    • 山頂からの展望は得られないが、広場があり、中心に大きな窪みがある。これは上で触れた「聴音壕」跡だろうと思われる。
    • 山頂で10分過ごし、下山開始。急傾斜なので、蹴躓かないよう注意して下った。鞍部分岐を直進して雌岳へ向かう。傾斜がきつく、岩が露出している。ザレ場や落ち葉が積もっている箇所もあって、下りは滑り転けないよう要注意。
    • 雌岳山頂も、樹間から先ほど登った雄岳の姿がかすかに見えるだけで眺望はない。
    • 用心しながら鞍部分岐まで戻り、後は上ってきた道を登山口まで下った。
    • この日、春の陽気で(気温は21℃くらい)、厚手長袖Tシャツ1枚でも、下山すると汗をかいていた。この陽気で、農道駐車地の先に見える桜が花を咲かせていたが、3〜5分咲きといったところ、これからが見頃だろう。
ball_magenta2.gif アルバム
    :画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)

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    南、県道506号から見る竹ノ越山
    左:雄岳、右雌岳
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    農道駐車地
    Uターンして駐めた
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    農道を少し引き返す
    登山口
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    尾根を真っ直ぐ上る
     
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    道が二股に分かれる
    左の尾根筋を上る
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    右(北)側植林帶
     
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    スミレ
     
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    雌岳の右をトラバース 
     
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    鞍部分岐到着
     
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    右、雄岳へ向かう
     
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    左は雌岳への登り
    こちらは下りに寄る
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    鞍部から南の山腹
    孟宗竹密生、上るのは難儀しそう
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    尾根筋を上る
     
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    最後の尾根の急登
    ひと登り
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    三角点
     
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    山頂標識
    設置、ありがとうございます
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    山頂にて
     
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    大きな窪みがある
    太平洋戦争中の「聴音壕」跡か?
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    下山、急坂
    転倒注意
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    鞍部分岐、ピンクリボン
    直進、左が下山道
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    雌岳に登る
    急登、しかし距離は短い
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    雌岳山頂
    標識なし
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    樹間に雄岳が見える
    しかし眺望なし
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    下り落ち葉に注意
    急坂なので滑りやすい
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    下りの尾根道
     
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    尾根の北側も孟宗竹が迫っている
     
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    登山口到着
     
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    農道脇の花
     
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    駐車地横
    野イチゴの花
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    農道の先
    桜、3分咲き

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