山行記録

糸島半島の山

大葉山、火山

―2019年1月25日(金)―

ao4.gifホームページへ戻る

ao4.gif「山行記録―福岡県―」へ戻る


© 2019 Kengo Tachibana
Updated: January 26, 2019
Last modified: December 17, 2020


ball_magenta2.gif 山行概要
  • 山名(読み方、標高):大葉山(おおばやま、157m)、火山(ひやま、244m)
  • 県名/山地・山群・地域など:福岡県/糸島市・糸島半島・志摩野北
  • 山行期日:2019年1月25日(金)
  • 山行形態:単独、日帰り
  • 日程
    • 移動:自宅から間小路農道終点登山口まで
    • 大葉山登山:11時40分〜12時45分
    • 移動:農道終点大葉山登山口から志摩稲留火山瑠璃光寺駐車場まで
    • 火山登山:13時30分〜14時30分
    • 移動:瑠璃光寺駐車場から自宅まで
  • 山行全図
  • :通常の地図とは異なり、反時計回り90度回転、左が北。)


  • 日誌
    • 糸島半島野北の大葉山と火山に登った。大葉山は1月21日(月)調べた間小路の農道終点広場登山口から往復。登山ルートは下調べの後予想した通りであった。
    • 下山して車内で昼の軽食後、県道85号を南下、志摩初で右折し県道506号を西へ800mほど走る。志摩稲留の「火山」の標識で右折し、所々設置された「火山」の標識で道を確認しながら上り、火山瑠璃光寺に到着した。この道は舗装されているが、急カーブが多く、上の方では道幅が狭くなるので、対向車などに注意しながらゆっくり走るよう注意しなければならない。
    • 瑠璃光寺は古い歴史ある寺院で、駐車場広場から東方面の眺めがよく、初日の出の名所とのことである。境内とその周辺一帯は公園として整備されており、遊歩道も設けられている。境内には沢山スイセンが咲き楽しめるが、この日東の山腹に早くも紅白の梅が花を咲かせており、春の気配が漂っていた。
    • 瑠璃光寺は志摩稲留地区だが、火山山頂は志摩野北地区である。火山山頂付近に3つの無線中継所があり、この山がそれらの設置場所として絶好の地点であることが分かる。
    • 山頂からさらに車道を先へ下ると、パラグライダー発進基地があり、北から西方面の眺望が抜群で、特に夏期芥屋大門の背後に沈む夕日の景色が素晴らしく、今やここは観光名所として多くの見学者が訪れるらしい。この日も駐車場でカップルさんと出会ったし、パラグライダー基地では久米地区から車で上ってきた年配の男性写真愛好家と、景色を眺めながらしばし話しをした。
    • これで、糸島市志摩野北の3つの山すべて登ったことになる。彦山と大葉山は登山口・登山道がはっきりせず、下調べなどして苦労したが、火山は道が極めて明瞭で楽しい山歩きができた。

ao1.gifこのページのトップへ戻る

ball_magenta2.gif 大葉山登山記録
  • 概要
    • 天候:晴
    • 行程:間小路農道終点登山口から往復、全行程1時間5分、実歩行1.3km/55分、休憩等10分
  • コース地図・時間
  • 登山口11:40→[10分]→11:50尾根出合→[15分]→12:05大葉山12:15→[テープ設置、30分]→12:45登山口
    【トラックデータ】カシミール3D GDBファイル:20190125_大葉山.gdb
    【トラックグラフ】距離・標高

    :GPSのトラックログが錯綜しているので、編集し直した。登山口から尾根出合まで、上の地図と違い、上りと下りではルートが異なっている。)

  • 登山状況
    • 上の地図で青の細い実線はGPSトラックだが、錯綜しており分かりにくい(特に登山口から尾根出合まで)。そこで、今回、写真や歩いた記憶をもとに、登山ルートを書き加えた。
    • 登山口から東の尾根出合までは道が大変荒れているが、昔の林道跡のようで道そのものはある程度明確である。ただ、植林帯に孟宗竹が侵入し先へ進めないほどである。左へ緩くカーブする地点から右手の尾根に向かう(前回の調査時、ここから左の谷筋へ向かって下りた)。尾根筋に登山道があるということをあるサイトで知ったからである。
    • 尾根へ向かって進むとトラバース気味に踏分らしき痕跡があり、それを辿って尾根に出た。そこには黄色のテープが見えたので、トラバースの道は先へ延びているようだが、ここを「尾根出合」と考え、左折して尾根を登った。
    • 30mほど登ると、今度は赤・緑・黄テープがある。ここは右手から道が上ってきている。これは別の登山道で、尾根筋を降り続ければ恐らく桜野小学校へ通じていると思われる(ただ、これは未確認)。
    • この地点から山頂まで道は明確である。竹の生い茂る区間は切り払われて道が確保されている。しばらく急坂の直登。しかし、上の方では直登ながら傾斜が緩み、邪魔になる木々が伐採され道幅が広くなり、明るい。距離は短いが気持ちのいい尾根道だ。
    • 最後、左へ軽くカーブしてひと登りすると山頂到着。三角点のある山頂にはブランコの残骸などが残っており、昔子どもたちがここまで登ってきていたことを物語っている。当時は登山道が整備されていたのであろう。昔はどうだったのか分からないが、今は山頂からの眺望はない。
    • 山頂で10分休み、上ってきた道を下る。赤・緑・黄テープ地点で別の木に赤・黄テープを巻き、その先登山口まで適当な箇所にテープの標を設置しながら下った。記念というわけではないが、登山口の杉の木の緑のテープの下にも赤・黄テープを加えておいた。
  • アルバム
  • :画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)

    20190125_obayama_001.jpg
    20190125_obayama_001.jpg
    農道終点から南西の眺望
    いい天気である
    20190125_obayama_002.jpg
    20190125_obayama_002.jpg
    広場入口近くに駐車
    車の手前右手が登山口
    20190125_obayama_003.jpg
    20190125_obayama_003.jpg
    登山口
    荒れた道に入る
    20190125_obayama_004.jpg
    20190125_obayama_004.jpg
    前回調査で登った道
    少し進む
    20190125_obayama_005.jpg
    20190125_obayama_005.jpg
    ここから右手の尾根に向かう
    前回調査では左へ下りた
    20190125_obayama_006.jpg
    20190125_obayama_006.jpg
    踏分のような形跡
    なお登る
    20190125_obayama_007.jpg
    20190125_obayama_007.jpg
    古いテープ発見、尾根出合地点
    左折、尾根を登る
    20190125_obayama_008.jpg
    20190125_obayama_008.jpg
    赤・緑・黄テープ地点
    ここから尾根道は明瞭
    20190125_obayama_009.jpg
    20190125_obayama_009.jpg
    右手から道がある
    別の登山口からの登山道だろう
    20190125_obayama_010.jpg
    20190125_obayama_010.jpg
    少し登って下を見る、テープの先道が分岐
    右が登ってきた道、左は別の登山道
    20190125_obayama_011.jpg
    20190125_obayama_011.jpg
    尾根直登、急坂
    竹が切り払われている
    20190125_obayama_012.jpg
    20190125_obayama_012.jpg
    少し傾斜が緩む
    道の雰囲気がよくなる
    20190125_obayama_013.jpg
    20190125_obayama_013.jpg
    左植林、右自然林
    木々が伐採され明るく、気持ちがいい
    20190125_obayama_014.jpg
    20190125_obayama_014.jpg
    左に軽くカーブし
    大葉山山頂到着
    20190125_obayama_015.jpg
    20190125_obayama_015.jpg
    大葉山山頂標識
     
    20190125_obayama_016.jpg
    20190125_obayama_016.jpg
    三角点はない
    これは地区境界の標だろう
    20190125_obayama_017.jpg
    20190125_obayama_017.jpg
    眺望はなし
    樹間に北の景色がかすかに覗かれるだけ
    20190125_obayama_018.jpg
    20190125_obayama_018.jpg
    山頂にて
     
    20190125_obayama_019.jpg
    20190125_obayama_019.jpg
    下山
    登ってきた道を下る
    20190125_obayama_020.jpg
    20190125_obayama_020.jpg
    自然林
    尾根の道
    20190125_obayama_021.jpg
    20190125_obayama_021.jpg
    距離は短いが気分がいい
    この道は地理院地図には記載なし
    20190125_obayama_022.jpg
    20190125_obayama_022.jpg
    重要な分岐のテープ地点を右へ
    テープを設置しながら登山口まで下る
    20190125_obayama_023.jpg
    20190125_obayama_023.jpg
    農道終点広場登山口
    ここにも赤・黄のテープを設置した
    20190125_obayama_024.jpg
    20190125_obayama_024.jpg
    農道を下り
    これから向かう火山を見る

ao1.gifこのページのトップへ戻る

ball_magenta2.gif 火山登山記録
  • 概要
    • 天候:晴
    • 行程:火山瑠璃光寺駐車場から往復、全行程1時間、実歩行2.1km/40分、休憩等20分
  • コース地図・時間


  • 瑠璃光寺駐車場13:30→[登山道・車道歩き、15分]→13:45火山→[5分]→13:50パラグライダー発進基地(絶景ポイント)14:10→[途中脇道散策など、20分]→14:30瑠璃光寺駐車場

    :トラックデータ、およびトラックグラフは省略。)

  • 登山状況
    • 広々した瑠璃光寺駐車場横の道を奥へ進み石段を上ると、正面に薬師如来堂が建っており、右手にはお地蔵さんたちが立っていらっしゃる。左手にもう一つ薬師如来堂があり、その右の道に入る。
    • 道を抜け、右に山王社を見て遊歩道を直進する。車道に出合い右折、緩い傾斜の車道を西へ向かって歩く。途中建設省(現在の国土交通省)の無線中継所を左に見てすぐ、車道から北の彦山が見える。なお進むと車道終点、ちょっとした広場があり、車が数台駐められる。この右手にも防災無線中継所が建っている。
    • ここから狭いコンクリート階段の急登、登り詰めたところに三角点があり、そこが火山山頂である。山頂一帯は四方をフェンスに囲まれたNTTドコモの無線中継所で、山頂脇の「波切不動・弘法大師」をまつる祠の横を通り、フェンス沿いに反対側の広場へ出る。
    • 広場からまた野北の久米地区へ下る車道が延びている。5分ほど下ると、特に夕日の絶景ポイントとして有名になったパラグライダー発進基地である。近年多くの観光客がここを訪れるようになったとのことである。
    • 20分ほど、北から西方面の景色を眺めたり、年配の男性写真愛好家と話しをしたりして過ごした。彼から、久米からの道は非常に道幅の狭い箇所があるので、そのような道の運転に馴れていない人は通らない方がいいだろう、という情報を得た。
    • パラグライダー基地は角材を並べたスロープで、何だか危なっかしい。事故も起こっているとのことである。スロープの先へ行けばいい写真が撮れそうだが、普通の人の進入は禁止されており、何より危険だから、そこへ入ってはいけない。入らなくても景色は十分楽しめる。
    • 下り、山王社横に道があるので、もしや眺望の得られる所があるかも知れないと思い入ってみたが、それは空しかった。その後、遊歩道を通って駐車場へ戻った。
  • アルバム
  • :画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)

    20190125_hiyama_001.jpg
    20190125_hiyama_001.jpg
    火山瑠璃光寺駐車場
    遊歩道
    20190125_hiyama_002.jpg
    20190125_hiyama_002.jpg
    紅白の梅
     
    20190125_hiyama_003.jpg
    20190125_hiyama_003.jpg
    東の眺め
     
    20190125_hiyama_004.jpg
    20190125_hiyama_004.jpg
    スイセン
     
    20190125_hiyama_005.jpg
    20190125_hiyama_005.jpg
    案内板
     
    20190125_hiyama_006.jpg
    20190125_hiyama_006.jpg
    瑠璃光寺説明板
     
    20190125_hiyama_007.jpg
    20190125_hiyama_007.jpg
    石段を上る
     
    20190125_hiyama_008.jpg
    20190125_hiyama_008.jpg
    本堂、薬師如来
     
    20190125_hiyama_009.jpg
    20190125_hiyama_009.jpg
    右手にお地蔵さんたち
     
    20190125_hiyama_010.jpg
    20190125_hiyama_010.jpg
    左手にも薬師如来堂
    その右を進む
    20190125_hiyama_011.jpg
    20190125_hiyama_011.jpg
    遊歩道に出る
     
    20190125_hiyama_012.jpg
    20190125_hiyama_012.jpg
    右手に山王社、その右に道がある
    帰路入ってみることにする
    20190125_hiyama_013.jpg
    20190125_hiyama_013.jpg
    遊歩道を上る
     
    20190125_hiyama_014.jpg
    20190125_hiyama_014.jpg
    車道出合
    右へ進む
    20190125_hiyama_015.jpg
    20190125_hiyama_015.jpg
    緩い傾斜の車道
     
    20190125_hiyama_016.jpg
    20190125_hiyama_016.jpg
    建設省(現国土交通省)
    無線中継所
    20190125_hiyama_017.jpg
    20190125_hiyama_017.jpg
    北に彦山が見える
     
    20190125_hiyama_018.jpg
    20190125_hiyama_018.jpg
    防災無線中継所
     
    20190125_hiyama_019.jpg
    20190125_hiyama_019.jpg
    ここは車道終点広場
    数台駐車できる
    20190125_hiyama_020.jpg
    20190125_hiyama_020.jpg
    この先コンクリート階段が続く
    ゆっくり登る
    20190125_hiyama_021.jpg
    20190125_hiyama_021.jpg
    また何かの施設が見えてきた
     
    20190125_hiyama_022.jpg
    20190125_hiyama_022.jpg
    階段を登り切る
    火山山頂を示す三角点
    20190125_hiyama_023.jpg
    20190125_hiyama_023.jpg
    右手に祠
    これを通り抜ける
    20190125_hiyama_024.jpg
    20190125_hiyama_024.jpg
    施設フェンス脇を進む
    施設はNTTドコモ無線中継所
    20190125_hiyama_025.jpg
    20190125_hiyama_025.jpg
    施設から車道を下る
     
    20190125_hiyama_026.jpg
    20190125_hiyama_026.jpg
    5分ほどで絶景ポイント到着
    パラグライダー離陸(発進)基地
    20190125_hiyama_027.jpg
    20190125_hiyama_027.jpg
    私見:これは危険すぎる
     
    20190125_hiyama_028.jpg
    20190125_hiyama_028.jpg
    西の眺め、幣の松原
    彼方右から、芥屋大門、立石山
    20190125_hiyama_029.jpg
    20190125_hiyama_029.jpg
    北、彦山
     
    20190125_hiyama_030.jpg
    20190125_hiyama_030.jpg
    北西眼下、コブ島
     
    20190125_hiyama_031.jpg
    20190125_hiyama_031.jpg
    山王社まで戻り、脇道へ
    展望を求めて
    20190125_hiyama_032.jpg
    20190125_hiyama_032.jpg
    歩いてみたが見晴らしはなかった
     
    20190125_hiyama_033.jpg
    20190125_hiyama_033.jpg
    遊歩道を下り
    駐車場へ戻る

ao1.gifこのページのトップへ戻る

ao4.gifホームページへ戻る

ao4.gif「山行記録―福岡県―」へ戻る