山行記録

可也山

―2013年2月28日(木)―

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© 2013, Kengo Tachibana
Updated: February 28, 2013
Last modified: December 06, 2020


ball_magenta2.gif 山行概要
  • 山名(読み方、標高):可也山(かやさん、365.1mm)
  • 県名/山地・山群・地域など:福岡県/糸島市・糸島半島
  • 山行期日:2013年2月28日(木)
  • 山行形態:単独、日帰り
  • 日程
    • 移動:往路・復路とも30分
    • 往路:自宅10:35⇒野芥ランプ⇒[都市高速]⇒福重JCT⇒[西九州自動車道(福岡前原有料道路)]⇒前原IC⇒[一般道]⇒11:05小富士
      復路:往路の逆コース
    • 登山:小富士駐車地登山口から往復、11時20分〜14時40分
  • 日誌
    • 快晴の2月末日、梅の花観賞を兼ね、糸島の梅林で有名な小富士から可也山に登った。
    • 可也山は糸島半島の船越湾岸にある山で、秀麗な姿がどこからでも目立ち、糸島富士とも呼ばれている。頂稜が東西ほぼ水平に延びており、南側から見ると、なだらかな台形状であるが、東側からはそれこそ富士山そっくりの三角錐である。また、標高365m、この数字は1年の日数と同じで覚えやすいということも面白い。
    • 標高はそれほどないが、海岸の標高ゼロメートルから登り始めるので、登り甲斐がある。
    • 登山ルートは、今回登った南面山腹の急登ルートと、東の師吉から登る頂稜に続く尾根の道とがある。前者は急坂の下りで難儀するが、後者は特に危険な箇所のない穏やかな道である。
    • この日は絶好の行楽日和で、平日にもかかわらず、多くの梅の花を愛でる人たちが小富士の梅林を散策していた。
    • また、『新・分県登山ガイド39 福岡県の山』(山と渓谷社 2005年12月1日)掲載「ワンポイント・アドバイス」によると、可也山は「糸島富士と称されるほど姿のよい山だが、なぜか登山者が少ない。」ということであるが、何の何の、近頃は多くの人が登っているようです。この日、展望台に多くの人たちが眺望を楽しんでいたし、登山道でも何人か出会った。

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ball_magenta2.gif 可也山登山記録
  • 概要
    • 天候:快晴
    • 行程:小富士駐車地登山口から往復、全行程3時間20分、実歩行2時間20分

  • コース地図・時間
  • :画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)
    @ 小富士駐車地登山口11:20→[舗装車道歩き、15]→11:35登山道登山口→[20]→11:55支尾根12:05→[10]→12:15カーブ地点(大山桜)→[15]→12:30登山道出合→[可也神社・可也山山頂経由、15]→12:45展望台(広場)(昼食)13:35

    A 展望台(広場)13:35→[25]→14:00支尾根→[15]→14:15登山道登山口→[舗装車道歩き、05]→14:20十字路→[集落内散策、20]→14:40小富士駐車地登山口
    【トラックデータ】カシミール3D GDBファイル:20130228_可也山.gdb
    【トラックグラフ】距離・標高


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ball_magenta2.gif アルバム
  • 画像・備考@ ―小富士駐車地登山口から展望台(広場)まで―
    :画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)

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    小富士駐車地
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    駐車地登山口、左へ
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    道標にしたがい、左へ
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    梅林、彼方に糸島の山々
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    道脇にスイセン
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    十字路、右へ
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    梅の木の向こうに、可也山
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    右の谷、美しい
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    舗装車道終点
    登山道登山口
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    穏やかな道
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    孟宗竹林
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    自然林の中
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    支尾根に登る
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    傾斜が増す
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    落ち葉が積もる
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    ロープ場
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    カーブ地点、大きな山桜
    ここから急坂
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    山腹の狭い道
    危険箇所
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    この最後のロープ場を登る
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    師吉からの登山道と出合う
    左へ
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    平坦な頂稜の道
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    道が二股に分かれる
    上りは左、下りは右
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    可也神社
    社殿の脇を進む
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    登山道合流後もなだらか
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    可也山山頂、展望なし
    標高365m=1年の日数
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    展望台(広場)到着
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    北東、玄界灘
    左手の岬は芥屋大門
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    真北先、野北の彦山
    右手先、西浦岬
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    眼下に糸島平野
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    展望台にて



    小富士の駐車地。すぐそばに登山口がある。これは小富士梅林入口でもある。ここからは梅見客などの一般車は進入禁止

    この駐車地の先(車の向きとは反対方向)に、この時期だけ簡易トイレの設置された臨時駐車場が設けられている。多くの人たちが訪れるようになったからであろう。

    入口から歩き始め、集落内の舗装道を道標にしたがってなだらかに登って行く。

    十字路を北へ右折、左右の梅林を楽しみながら進むと舗装道の終点、登山道登山口である。ここから登山道となる。

    自然林、孟宗竹の竹林の中、傾斜の緩い道を気持ちよく登っていくと、支尾根に到る。あまりの陽気で汗が噴き出し、ここで10分も休憩した。春の山の大気を十分味わった。

    しかし、ここから次第に傾斜が増してくる。落ち葉が積もって滑りやすい。所々、長くロープが張られている。

    ひとしきり登ると道が右にカーブしている地点に出るが、左の支尾根と合わさっている。ここに立つ大きな山桜は満開の時期は見事であろうと思われる。

    登山道は急坂となり、山腹の滑りやすく、狭い道になる。全体ロープが張られてはいるものの、滑落しないように注意しなければならない危険箇所である。

    ここを登り切ると、師吉からの登山道とTの字に出合う。この地点は、なだらかな台形上辺の可也山頂稜ほぼ中央である。

    登山道出合から左、可也山・展望台への道は平坦、気持ちよく歩く。

    途中、可也神社がある。道は神社経由とその北トラバース(少々大げさか)に分かれる。上りは神社経由、下りはトラバースのコースを取ることにする。

    神社の社殿そばを抜けると電波塔があり、トラバースの道と合流し、すぐ可也山山頂に着く。山頂は木々が生い茂り展望は全くない。写真を撮っただけで展望台へ向かう。

    展望台は頂稜西端に位置し、素晴らしい展望が得られる。福岡市近郊の玄界灘三大展望の山は、東・立花山、西・十坊山、そして中央はこの可也山である(と、勝手に思っている)。

    この日快晴であったが、かすかな春霞で鮮烈な眺望ではなかったものの、玄界灘と糸島の眺望を心ゆくまで楽しめた。

    ここで昼食を摂り、50分過ごした。10名以上の人たちがこの低山山頂展望台からの眺望を楽しんでいた。
  • 画像・備考A ―展望台(広場)から小富士駐車地登山口まで―
    :画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)

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    登山道出合からの下り
    滑りやすい、危険、慎重に
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    落ち葉の積もった道
    要注意
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    支尾根まで下ると一安心
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    登山道登山口到着
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    後はのんびり
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    のどかである
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    道脇のラッパスイセン
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    見事な白梅
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    十字路から振り返る
    可也山頂稜
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    十字路を直進、梅林の中
    集落の方へ下る
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    民家の枝垂梅
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    社の裏道を行く
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    民家の枝垂梅
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    民家の枝垂梅
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    民家の梅
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    小富士の町並み
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    民家の枝垂梅
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    民家の梅
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    民家の枝垂梅
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    民家の枝垂梅
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    民家の枝垂梅
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    民家の枝垂梅
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    やぶ椿
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    民家の梅
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    駐車地に戻りました
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    駐車地そば
    民家の庭越に見る可也山
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    駐車地の南、船越湾
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    カモの群れ
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    のんびり泳いでいる
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    この辺りは
    渡り鳥たちの越冬地



    下山は往路と同じ、ただし小富士集落内「十字路」まで。

    登山道出合から支尾根までの区間、下りは登りよりも注意を要する。

    その先は集落内を散策し、それぞれの民家の庭に咲きほこる枝垂梅や梅を観賞した。

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