山行記録

荒平山

脇山登山口から時計回り周回

―2021年2月7日()―

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© 2021 Kengo Tachibana
Updated: February 07, 2021
Last modified: February 08, 2021


ball_magenta2.gif 山行概要
  • 山名(読み方、標高):荒平山(あらひらやま、394.9m)
  • 県名/山地・山群・地域など:福岡県/福岡市・早良区、油山山地
  • 山行期日:2021年2月7日(
  • 山行形態:単独、日帰り
  • 日程
    • 移動:車で自宅から林道城の原線終点・脇山登山口駐車地まで
    • 荒平山登山:11時30分〜13時50分
    • 移動:車で脇山登山口駐車地から自宅まで
  • 日誌
    • 1月31日(日)、徳栄寺から荒平山に上った時、北から下の「登山記録」地図の「登山道十字路A」に出た。その時、そこから直進すれば南の林道城の原線終点・脇山登山口へ登山道が通じていることが分かった。その下り口の道標に「初心者不向き」という注意書きがある。どんな道なのか気になる。そこで、その1週間後、早良の脇山登山口から時計回りに荒平山を周回し、この気になる道を下ってみることにした。これまで何度も脇山登山口から荒平山に登ったことはあるが、今回のような周回は初めてで、楽しみだった。
    • 天気は「晴」といえるのだが、薄曇りのような状態で、日差しは弱い。それに黄砂、もしくはPM2.5(あるいはその両者)が押し寄せているのか、空がぼんやりと濁り、山頂からの眺望は極めて不鮮明で遠方はほとんど見渡せなかった。これからしばらく、このような天候状態が多くなることだろう。
    • そのような天候のためだと思われるが、山中で出会った人は少なかった。脇山登山口の駐車地で、下りてきた男性1人と、上り始めすれ違った、1人の女の子を伴った3人連れの女性たちだけである。
    • この春、次女の6歳の娘と小学3年生の男の子を連れて荒平山に上ってみたいと思っているが、この周回軽登山は、その下見でもある。子供たち(「初心者」である)には、上で触れた下の地図「十字路A」〜「分岐A」間を下るのは難儀であり、上るのも難しいかも知れない。ということで、その時は二の丸跡と本丸跡(+三の丸往復)の周回ということになるだろう。
    • なお、福岡市内から脇山登山口へ車で移動する場合、国道265号を南下し、「早良平尾」(信号機あり)分岐で左の「県道136号」へ進むのだが、初めての人にとっては脇山の信号機手前で左折する箇所が分かりにくと思われるので、以下にその道筋を掲げる。
    • 林道城の原線終点・脇山登山口までの、福岡市内からのアプローチ
    • (画像クリックで、別ウィンドウ拡大。)

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ball_magenta2.gif 荒平山登山記録
  • 概要
    • 天候:晴
    • 行程:脇山登山口から、時計回り周回、全行程2時間20分、実歩行2.8km/1時間40分、休憩等40分
  • ルート地図・時間
  •   林道城の原線終点・脇山登山口駐車地 11:30→[分岐@・分岐Aを経て、40分、小休憩込]→12:10登山道十字路@→[尾根出合経由、15分]→12:25二の丸跡(休憩5分)12:30→[尾根出合経由、5分]→12:35荒平山(安楽平城本丸)(昼食・休憩35分)13:10→[三の丸を経て、15分]→13:25登山道十字路A→[15分]→13:40分岐A→[分岐@を経て、10分]→13:50 林道城の原線終点・脇山登山口駐車地
    【トラックデータ】カシミール3D GDBファイル:20210207_荒平山.gdb
    【トラックグラフ】距離・標高

    :荒平山から下りのログの標高がかなり間違っている。しかし、修正はせず、そのまま記載する。)

  • 登山状況
    • 脇山登山口から北へ植林帯の中の登山道を上る。やがて右手に登山道が分岐する(分岐@)。この登山道は油山山頂の直ぐ東下に通じている。さらに少し登ると分岐Aである。ここが荒平山時計回り周回起点となる。まず北西に登り上がるが、周回最後に、北の登山道十字路Aからこの分岐に下りてくることになる。
    • 分岐から登山道は北西に向かう。植林帯の急登で、ジグザグに上る。登山道十字路までゆっくり歩いても息切れがして、数回歩みを止めて息を整えた。
    • 十字路を直進し、北西の二の丸跡に向かう。この十字路を右に曲がれば荒平山(安楽平城本丸跡)への急坂、直登である。左は送電線鉄塔へ。
    • この十字路から先、二の丸跡、本丸跡、三の丸跡を経て、登山道十字路まで辺りは自然林で、坂道ではあるが気持ちがいい。
    • 十字路からしばらく、道は平坦で快適に歩き、最後の急坂ひと登りで、本丸と二の丸を結ぶ尾根道に出る。尾根に出て左折、すぐ近くの二の丸跡まで往復した後、東の荒平山へ進み、本丸跡に到着した。
    • 山頂への最後の上りは山城の曲輪の直登で傾斜が非常にきつい。今はこの間に階段が設けられているので上り・下りが楽だが、以前は、特に下りで滑り転けそうで、注意を要した。
    • 山頂で昼食・休憩、35分過ごした。眺望ははかばかしくなかった。
    • 三の丸跡から真東に急坂の道を下る。その途中、東側に油山への登山道の走る三つの小ピークが見える箇所がある。
    • 登山道十字路Aを右折、南の分岐Aへ下る。その道入口の道標に、(この登山道は)「初心者不向き」という注意書きがあった。その通りで、山登りに慣れていない人がこの道を上る場合は何とかなるだろうが、十字路から谷間まで、しばらく続くザレ場の急坂の下りは、確かに「初心者」は大いに難儀するはずだ。
    • 谷間まで下りると、谷川の右岸を歩く。道の傾斜は緩くなる。やがて植林帯になるとさらに坂が穏やかになり、歩くのが楽だ、と思う間もなく分岐Aに出た。
    • 後は、上ってきた道を登山口まで戻った。

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ball_magenta2.gif アルバム
    :クリックすれば大きな画像、各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)

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    林道城の原線終点・脇山登山口
    駐車地は手前すぐ
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    分岐@
     
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    右手、谷を渡り油山へ
    一度、油山から下りてきたことがある
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    分岐Aから周回、左へカーブして登る
    右は登山道十字路Aから下りてくる
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    植林帯の急登
    ジグザグに登る、少々きつい
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    道標が丁寧に設置されている
     
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    登山道十字路、直進、二の丸へ向かう
    右は直接荒平山へ、左は鉄塔へ
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    ユニークな道標
    これは初めて見た
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    鉄塔への階段
    今回は寄らない
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    尾根筋南面の山腹を歩く
    トラバースのなだらかな道
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    自然林で快適
     
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    大岩の下を通過
    この先急坂の上り
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    目印は多いが、きつい
    しかし、急坂区間は短い
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    本丸と二の丸を繋ぐ道の石垣跡だろう
    崩れている
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    尾根道に出る
    左折、二の丸へ
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    尾根出合の道標
     
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    二の丸曲輪下の説明板
    桜植栽平成16(2004)年、17年前
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    二の丸跡、広場
    17(+α)歳のソメイヨシノ
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    本丸(荒平山)曲輪下の切通し跡
     
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    本丸への急登
    階段が整備され、歩きやすくなった
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    荒平山山頂、安楽平城本丸跡到着
     
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    ここで昼食・休憩
    35分過ごした
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    見晴らしはよくない
    黄砂だろうか
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    周回下山開始
    三の丸の曲輪跡、ここも崩れている
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    三の丸跡通過
     
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    三の丸先端
    左へ下る
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    急坂
    ロープ場
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    途中、東、樹間の眺望
    油山までの三つの小ピーク
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    大木が多い
     
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    傾斜が緩む
     
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    登山道十字路A、直進は油山へ
    1週間前、左側から登ってきた
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    右側の登山道入口の道標
    「初心者不向き」とはどんな道?
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    確かに急傾斜のザレ場は要注意
     
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    谷川の右岸を下る
    傾斜は弱まる
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    小さな涸れ谷を渡る
     
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    直ぐ植林帯になり
    道はほぼ平ら、歩きやすい
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    分岐に出た
    これで荒平山時計回り周回終了
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    登ってきた道を戻る
     
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    登山口から駐車地の眺め
    その距離50mもないだろう

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