山行記録

荒平山

徳栄寺から一部時計回り周回往復

―2021年1月31日()―

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© 2021 Kengo Tachibana
Updated: February 01, 2021
Last modified: February 03, 2021


ball_magenta2.gif 山行概要
  • 山名(読み方、標高):荒平山(あらひらやま、394.9m)
  • 県名/山地・山群・地域など:福岡県/福岡市城南区・早良区、油山山地
  • 山行期日:2021年1月31日(
  • 山行形態:単独、日帰り
  • 日程
    • 移動:車で自宅から徳栄寺境内手前駐車地まで
    • 荒平山登山:9時50分〜15時20分
    • 移動:車で徳栄寺境内手前駐車地から自宅まで
  • 日誌
    • 天気がいいので、久し振りに徳栄寺から荒平山・油山反時計回り周回をする予定だった。しかし、下の地図登山道交叉Bに着いた時、油山まで足を伸ばすゆとりはないと判断し、そこから荒平山時計回り周回をして、来た道を戻ることにした。
    • ずいぶん前、一度今回のコースで荒平山へ登ったことがあり、今でもコースの様子はおぼろげながら覚えている。その時は道を探り探り上った。特に登山道交叉Bから交叉Cまでの間、道と目印はなく、踏分も見当たらず、地形図だけが頼りだった。ところが今は登山道に赤・黄色のテープ、ピンクリボン、道標、案内図などなどがやたら多くなっている。大いに助かるが、うっかりするとコース間違いをしがちで、注意を要する。
    • 下り、登山道交叉Dから交叉Bまでは初めて歩いた。傾斜のやや強い坂道だが、道の周辺は自然林で大木なども見える。新鮮だった。初めての登山道歩きはやはり面白い。
    • 今回はGPSを利用したが、特に、コース間違いをした時(上り1回、下り2回!)、大いに助かった。(年寄りの)単独山行において、GPSは必携ではないかと思う(スマホでも地図上で現在地確認ができるようだが)。
    • 朝方は気温が低く、手がかじかむほどであったが、昼頃になると急速に暖かくなった。恐らく13〜15℃くらいだったのではないだろうか。
    • 天気のいい日曜日だったためであろうが、この山域に入る人も思っていたより多かった。8名の登山者と出会った。ただ、登山道交叉Cまで、今回のコースを歩く人は少ない。そのため、目印はあるものの、登山道の踏分は不鮮明である。この間出会ったのは上り、登山道交叉@で、重留から油山へ上る男性一人だけだった。他は、荒平山山頂と、荒平山と油山を繋ぐ登山道で出会った。恐らく、油山は大賑わいだったのではないかと思う。
    • 荒平山で昼食を摂り、40分ゆっくり休んだ。下りで寄った二の丸跡広場のソメイヨシノがかなり大きくなっていた。花盛りの頃孫たちと訪れてみたい。その時は早良の「城ノ原林道」終点・脇山登山口から往復することになるだろう。
    • [2021.02.03]今回の登山は全行程6時間30分、実歩行11.1km/4時間40分。昨年秋以来の山行に比べて歩いた距離・時間がかなり長い。そのため、下りの林道歩きの途中から左右の膝辺りと太もも外側に痛みを感じたのだが、家に戻ってすぐ風呂にゆっくり浸かり、湿布薬を貼ったせいか、翌日痛みはすっかり取れていた。

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ball_magenta2.gif 荒平山登山記録
  • 概要
    • 天候:晴
    • 行程:徳栄寺から、一部時計回り周回往復、全行程6時間30分、実歩行11.1km/4時間40分(内コース間違いロス3回合計:1.3km/38分)、休憩等1時間50分
  • ルート地図・時間


  • 徳栄寺境内手前駐車地 09:50→[10分]→10:00林道西油山線出合→[林道歩き、30分]→10:30登山道入口(休憩10分)10:40→[15分]→10:55登山道交叉@→[15分]→11:10登山道交叉A(休憩10分)11:20→[40分、内コース間違い@ロス:0.6km/20分]→12:00登山道交叉B→[10分]→12:10休憩地点(休憩10分)12:20→[10分]→12:30登山道交叉C→[三の丸を経て、25分]→12:55荒平山(安楽平城本丸)(昼食・休憩40分)13:35→[二の丸、登山道交叉Dを経て、35分]→14:10登山道交叉B(休憩10分)14:20→[25分、内コース間違いロスA:0.5km/10分]→14:45登山道交叉A(休憩10分)14:55→[登山道交叉@を経て、25分、内コース間違いBロス:0.2km/8分]→15:20登山道入口(休憩10分)15:30→[林道歩き、30分]→16:00林道西油山線出合→[実歩行10分、出会った知人と立ち話10分]→16:20 徳栄寺境内手前駐車地

    【トラックデータ】カシミール3D GDBファイル:20210131_荒平山.gdb
    【トラックグラフ】距離・標高

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ball_magenta2.gif 登山状況・アルバム
    【徳栄寺境内手前駐車地から荒平山まで】
    • 徳栄寺正面参道手前、左手に3〜4台駐車できる駐車地に車を駐めさせてもらった。そこから舗装された参道を登る。いつもは正面の上の本堂へ延びる幅の広い石段を上るのだが、この日は階段を避け、左手の車道をゆっくり歩いた。道はやがて未舗装の山道となり、5分ほど上ると林道西油山線に飛び出す。
    • 林道を横断して登山道を直進すれば、北の梅林緑道登山口から油山へ走る尾根登山道に出合う。今回は林道を右に曲がり、緩やかに上る。30分で油山と荒平山の「登山道入口」に至る。
    • 道は初めは植林帯だが、直ぐ涸れた谷川に沿って上る自然林の道となる。小さな尾根を横切って下ると登山道交叉@である(下の画像No.015)。ここで休憩していると、重留か東入部から上ってきた男性登山者と出会った。彼は油山へ向かった。私はこの十字路を直進。
    • 登山道交叉Aを過ぎ、登山道交叉Bの手前でコースを間違い左の尾根へ入ってしまった。赤テープが見えたからである。しばらくテープを辿って上ったのだが、途中でテープがなくなり、踏分も消えてしまった。このルートは今は使われていない古い登山道のようだ。引き返してもとの登山道に戻った。
    • コース間違い地点から直ぐ登山道交叉Bである(下の画像No.021)。ここも十字路で、右へ下れば早良厚生園を経て東入部や重留に出る。私はここを起点に荒平山時計回り周回をすることにし、下の「画像No.022」の地図にある左の登山道へ進む。
    • なお、蛇足ながら、荒平山経由で油山まで足を伸ばす場合、ここから登山道交叉Cまで谷川(今回は涸れ谷状態)添いの岩の道急登区間があるから、また登山道交叉Cから荒平山まで往復することになるから、「画像No.023」の道標右下の矢印(消えかかっている)が示す右側の周回路を上った方がいいと思われる。荒平山だけの登山ならば今回の時計回り周回が面白い。
    • 登山道交叉Cへ登り始めると直ぐ大岩の積み重なる谷底の急登がしばらく続く。谷を登り切り、傾斜の緩んだところで休憩を取った(登山道交叉Bからここまで10分)。休憩地点から登山道交叉Cまでは自然林の森の中、緩い傾斜の道で心地よい。
    • この交叉Cも十字路で、東:油山、西:荒平山、南:脇山登山口への登山道である(北は上ってきた道)。ここから荒平山の三の丸跡までジグザグの急登、年寄りにとってはきびしい。喘ぎ喘ぎ上った。
    • 三の丸跡からなだらかな道を少し歩いて荒平山山頂に着いた。ここは安楽平城本丸跡である。広々とした広場で、ベンチなども設けられている。それに、南方面の眺望も得られ(戦国時代の山城だったので当然か)、まことに気持ちがいい。昼食を摂り、40分過ごした。

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    徳栄寺境内手前駐車地からスタート
    参道を上る
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    徳栄寺境内
     
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    左手の脇道を通る
     
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    やがて山道
    谷川の右岸を少し上る
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    林道西油山線に出て、右折
    横断直進すれば尾根登山道へ
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    林道歩き約30分
     
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    右手に登山道入口
     
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    この大岩が目印
     
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    入口の道標
     
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    少し下り、谷川徒渉
     
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    対岸の道標「油山登山口」
    もちろん、荒平山へのルートでもある
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    赤テープ
     
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    谷間を上る
     
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    この辺り自然林
     
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    登山道交叉@
    十字路である
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    そこの道標
    直進、「荒平山」へ向かう
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    テープやリボンが多い
     
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    それほど危険ではないが
    ロープが張られている
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    ピンクリボンと道標
     
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    ここにも道標
     
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    登山道交叉B
    この手前でコース間違いをした
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    今回の荒平山周回の起点
    時計回りに周回する
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    道標
    右へ進めば反時計回り周回
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    しばらく涸れ谷の急登
    大きな岩の上りが続く
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    やがて坂が緩み、森の道
    テープがあって助かる
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    登山道分岐C、十字路
    直進は(多分)脇山登山口へ
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    荒平山へ向かう
     
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    ジグザグの登山道を上る
    急登、きつい
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    安楽平城三の丸跡到着
     
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    少し進むと本丸跡、荒平山山頂
    広々と空が開け、気持ちがいい
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    「安楽平城跡」の石碑
     
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    説明板
     
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    南方面の眺望
    早良の家並みの彼方、背振山地の稜線
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    ベンチで昼食
    カップ麺とサンドウィッチ
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    山頂にて
    40分過ごした
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    国土地理院設置の三角点
     

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    【荒平山から徳栄寺境内手前駐車地まで】
    • 荒平山山頂・本丸跡から二の丸跡に向かう。下り初めは急坂、滑り転けないようにゆっくり下りる。二の丸跡広場にはソメイヨシノが植栽されている。数年前より大きく育っている。開花の時期が楽しみだ。
    • 二の丸跡の奥へ進み、登山道に出る。「重留中央公園・早良厚生園方面」の道標を過ぎ、どんどん下る。登山道分岐Dの三差路を右折、尾根筋の道、谷への道(いずれもかなりの急坂)を下る。
    • 登山道交叉Bの周回起点に戻って10分休憩。ここで気が緩んだのだろう、この先コース間違えをしてしまった。上ってきた道を戻るべきなのに、早良厚生園への登山道を下ってしまった。
    • 間違いに気付いた地点は、GPSを見ると早良厚生園・東入部・重留からの登山道のすぐ近くで、そこへ出て右折して上れば登山道交叉Aである。しかし、ここは敢えて交叉Bに引き返し、上ってきた道を戻った。
    • 下りでは登山道交叉@の先でもコース間違いをした。これは赤テープがあったためである。このコースに進んで直ぐ間違いに気付き引き返したが、その先がどこに通じているのか、何となく気になる。
    • 林道の登山道入口まで戻り、ここで休憩10分。その後、上りと同じく林道を下り、駐車地に戻った。

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    下山開始
     
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    まず、二の丸へ向かう
     
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    急坂の下り
     
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    三差路の道標
     
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    二の丸跡
    桜が育っている
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    広場を先へ進む
     
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    道標
     
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    かなり傾斜がきつい
     
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    道標に「徳栄寺」が見える
    安心して下る
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    登山道分岐D、三字路を右折
     
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    急坂の下り
    ロープ場
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    尾根から右急カーブ
    谷へ下りる
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    再びロープ場
     
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    アオキの実
     
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    丸太橋を渡る
     
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    登山道交叉@
    十字路、直進
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    登山道入口に出た
     
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    緩く林道を下る
     
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    途中の樹間から北西の眺望
    中央右:玄界島、左奥の島影は小呂島
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    林道出合から徳栄寺へ
     
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    駐車地へ戻ってきた
     

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