- 徳栄寺正面参道手前、左手に3〜4台駐車できる駐車地に車を駐めさせてもらった。そこから舗装された参道を登る。いつもは正面の上の本堂へ延びる幅の広い石段を上るのだが、この日は階段を避け、左手の車道をゆっくり歩いた。道はやがて未舗装の山道となり、5分ほど上ると林道西油山線に飛び出す。
- 林道を横断して登山道を直進すれば、北の梅林緑道登山口から油山へ走る尾根登山道に出合う。今回は林道を右に曲がり、緩やかに上る。30分で油山と荒平山の「登山道入口」に至る。
- 道は初めは植林帯だが、直ぐ涸れた谷川に沿って上る自然林の道となる。小さな尾根を横切って下ると登山道交叉@である(下の画像No.015)。ここで休憩していると、重留か東入部から上ってきた男性登山者と出会った。彼は油山へ向かった。私はこの十字路を直進。
- 登山道交叉Aを過ぎ、登山道交叉Bの手前でコースを間違い左の尾根へ入ってしまった。赤テープが見えたからである。しばらくテープを辿って上ったのだが、途中でテープがなくなり、踏分も消えてしまった。このルートは今は使われていない古い登山道のようだ。引き返してもとの登山道に戻った。
- コース間違い地点から直ぐ登山道交叉Bである(下の画像No.021)。ここも十字路で、右へ下れば早良厚生園を経て東入部や重留に出る。私はここを起点に荒平山時計回り周回をすることにし、下の「画像No.022」の地図にある左の登山道へ進む。
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- なお、蛇足ながら、荒平山経由で油山まで足を伸ばす場合、ここから登山道交叉Cまで谷川(今回は涸れ谷状態)添いの岩の道急登区間があるから、また登山道交叉Cから荒平山まで往復することになるから、「画像No.023」の道標右下の矢印(消えかかっている)が示す右側の周回路を上った方がいいと思われる。荒平山だけの登山ならば今回の時計回り周回が面白い。
- 登山道交叉Cへ登り始めると直ぐ大岩の積み重なる谷底の急登がしばらく続く。谷を登り切り、傾斜の緩んだところで休憩を取った(登山道交叉Bからここまで10分)。休憩地点から登山道交叉Cまでは自然林の森の中、緩い傾斜の道で心地よい。
- この交叉Cも十字路で、東:油山、西:荒平山、南:脇山登山口への登山道である(北は上ってきた道)。ここから荒平山の三の丸跡までジグザグの急登、年寄りにとってはきびしい。喘ぎ喘ぎ上った。
- 三の丸跡からなだらかな道を少し歩いて荒平山山頂に着いた。ここは安楽平城本丸跡である。広々とした広場で、ベンチなども設けられている。それに、南方面の眺望も得られ(戦国時代の山城だったので当然か)、まことに気持ちがいい。昼食を摂り、40分過ごした。
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20210131_arahirayama_001.jpg 徳栄寺境内手前駐車地からスタート 参道を上る |
20210131_arahirayama_002.jpg 徳栄寺境内 |
20210131_arahirayama_003.jpg 左手の脇道を通る |
20210131_arahirayama_004.jpg やがて山道 谷川の右岸を少し上る |
20210131_arahirayama_005.jpg 林道西油山線に出て、右折 横断直進すれば尾根登山道へ |
20210131_arahirayama_006.jpg 林道歩き約30分 |
20210131_arahirayama_007.jpg 右手に登山道入口 |
20210131_arahirayama_008.jpg この大岩が目印 |
20210131_arahirayama_009.jpg 入口の道標 |
20210131_arahirayama_010.jpg 少し下り、谷川徒渉 |
20210131_arahirayama_011.jpg 対岸の道標「油山登山口」 もちろん、荒平山へのルートでもある |
20210131_arahirayama_012.jpg 赤テープ |
20210131_arahirayama_013.jpg 谷間を上る |
20210131_arahirayama_014.jpg この辺り自然林 |
20210131_arahirayama_015.jpg 登山道交叉@ 十字路である |
20210131_arahirayama_016.jpg そこの道標 直進、「荒平山」へ向かう |
20210131_arahirayama_017.jpg テープやリボンが多い |
20210131_arahirayama_018.jpg それほど危険ではないが ロープが張られている |
20210131_arahirayama_019.jpg ピンクリボンと道標 |
20210131_arahirayama_020.jpg ここにも道標 |
20210131_arahirayama_021.jpg 登山道交叉B この手前でコース間違いをした |
20210131_arahirayama_022.jpg 今回の荒平山周回の起点 時計回りに周回する |
20210131_arahirayama_023.jpg 道標 右へ進めば反時計回り周回 |
20210131_arahirayama_024.jpg しばらく涸れ谷の急登 大きな岩の上りが続く |
20210131_arahirayama_025.jpg やがて坂が緩み、森の道 テープがあって助かる |
20210131_arahirayama_026.jpg 登山道分岐C、十字路 直進は(多分)脇山登山口へ |
20210131_arahirayama_027.jpg 荒平山へ向かう |
20210131_arahirayama_028.jpg ジグザグの登山道を上る 急登、きつい |
20210131_arahirayama_029.jpg 安楽平城三の丸跡到着 |
20210131_arahirayama_030.jpg 少し進むと本丸跡、荒平山山頂 広々と空が開け、気持ちがいい |
20210131_arahirayama_031.jpg 「安楽平城跡」の石碑 |
20210131_arahirayama_032.jpg 説明板 |
20210131_arahirayama_033.jpg 南方面の眺望 早良の家並みの彼方、背振山地の稜線 |
20210131_arahirayama_034.jpg ベンチで昼食 カップ麺とサンドウィッチ |
20210131_arahirayama_035.jpg 山頂にて 40分過ごした |
20210131_arahirayama_036.jpg 国土地理院設置の三角点 |