kenta Stained Glass
kenta ステンドグラス
朝露#2
−トクサ・ドクダミ・ヤマノイモ−
資料 & 作成記録
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「2009年作成メモ」
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「2009年作品」
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「作品」
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ホームページ
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目次
はじめにひとこと
資料
デザイン
ガラス・材料・部品など
ベース
作成
全ピース
各面(パネル) −ピース微調整、コパーテープ巻き、透過光確認、ハンダ付け−
アンドン本体組み立て
アンドン上面カバー
ベース
完成
その他
はじめにひとこと
この作品は2004年に作成しました。福岡県展に出品し、ある賞をいただきました。その詳細は
「作成メモ」
、
「第60回(平成16年度) 福岡県美術展覧会」
をご覧下さい。
作品はその後ある方にところへ、もらわれて行きましたが、それが手元から去ると、力を入れて作成した思いがあり、一抹の寂しさを覚えておりました。そこで今回、その第2作を思い立ちました。そして、今年の1月18日に作成開始。
2月5日(木曜日)、全ピースが整い一段落しました。そこで、ふとこの作品の資料と作成記録をウェブサイトにアップしてみようと思いました。その後、完成まで様々な画像を撮りました。それらを編集し、資料および記録として公表させていただきます。デジタル写真の画像の質が悪いのですが、ご覧いただければ幸いです。
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資料
デザイン
サイズ
アンドン本体:190×190×380mm
ベース:300×300×24mm
第1作 原図(カラー) −2004.06.07−
前々から構想していた作品全体の姿は、アンドン形式4面体、ベースは木製平版、トップ覆い(取り外し可能)、デザインのモチーフは自宅庭の植物たち、4面のデザインは連続することなどでした。
この原図(カラー)を作る前に、自宅庭の植物たち、トクサ、ドクダミ、ヤマノイモの写生、それらのデザイン化で苦労しました。それらの3種の植物だけではどうしてもステンドグラスの作品として、パネルを構成するデザインは無理でした。そこで色々考え、実際にはなかった竹垣のイメージを利用するアイディァが浮かびました。結果的には、この大きな格子状の竹垣が作品全体の統一感を醸し出しているようです。
実際の作成ではこの原図(カラーではない)のガラスピースをもとにしましたが、「トクサ」の大部分は1本トクサを1本のピースとしてガラスをカットし、節目をコパーテープを巻くだけで処理しました。
(
注
:各画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)
DSCF0003.JPG
4面全体
DSCF0012.JPG
A面
DSCF0013.JPG
B面
DSCF0014.JPG
C面
DSCF0015.JPG
D面
第2作 −2009.01.18−
第2作は、全体の構成、デザイン、材料・素材、作成方法など、第1作とほとんど同じです。しかし、デザイン(ヤマノイモのツル、小さな葉など)を少し変えたところがありますし、材料のガラスに色々違いがあります。
(
注
:各画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)
DSCF0006.JPG
4面全体
DSCF0008.JPG
A面
DSCF0009.JPG
B面
DSCF0010.JPG
C面
DSCF0011.JPG
D面
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ガラス・材料・部品など
使用ガラス
(
注
:各画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)
DSCF0030.JPG
空
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竹格子
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葉(1)
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トクサ(1)
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葉(2)
トクサ(2)
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葉(3)
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葉(4)
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その他
ドクダミ花、つぼみ
トクサ先端
ベース
ベース本体:300×300×24mm
12mm合板2枚重ね、ウレタン塗装(ブラック)
アンドン受け保護用1mm厚ゴム板
底面保護布
電気器具・部品など
モーガルソケット(ガイシ製、E26用、白色)
ソケット取り付け用部品:ニップル、ロックナット、ワッシャー、プラブッシング
ガイシカバー
プラグ付コード(2m)およびボタン式中間スイッチ
電球:ナショナルパルックボール、スパイラル三波長形昼白色(ナチュラル系)22W(100形)
その他
真ちゅう棒:3×3mmおよび3×10mm
ベースおよびアンドン上面カバー用ストッパー:3mm厚ゴム板
ベース底面保護用:ビロード布(ブラック)およびその裏打ち和紙風厚紙
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作成
全ピース
(
注
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DSCF0016.JPG
4面
DSCF0017.JPG
A/B面
DSCF0018.JPG
C/D面
DSCF0020.JPG
A面部分
DSCF0021.JPG
B面部分(1)
DSCF0024.JPG
B面部分(2)
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C面部分
DSCF0023.JPG
D面部分
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各面(パネル) −ピース微調整、コパーテープ巻き、透過光確認、ハンダ付け−
全ピースを一応作成して一段落ということですが、その後、コパーテープを巻く作業にはいる前に詳細に見てみると、ピースの間が窮屈だったり、やや間が空きすぎていたり、ピースの大きさや形を少し変更したくなったり、色々と手直ししたくなります。かなりの数、そのような加工や、新たにピースを作り直したりしました。
さらに、各面毎に透過光の確認をしました。その後、コパーテープを巻き、各面を完全に表裏ともハンダ作業を済ませました。
以上の製作過程の画像を以下に示しますが、各面の画像の数と種類がまちまちです。ご了承下さい。
(
注
:各画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)
DSCF0054.JPG
A面
コパーテープ巻き済み
DSCF0061.JPG
A面
ハンダ付け済み
DSCF0063.JPG
A面
透過光確認
DSCF0067.JPG
A面
透過光確認
(部屋の明かりをつけて)
DSCF0073.JPG
A面
裏面
DSCF0081.JPG
B面
コパーテープ巻き済み
DSCF0083.JPG
B面
コパーテープ巻き済み
(部分)
DSCF0084.JPG
B面
コパーテープ巻き済み
(部分)
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C面
ハンダ付け済み
DSCF0094.JPG
C面
透過光確認
DSCF0097.JPG
C面
透過光確認
(部屋の明かりをつけて)
DSCF0088.JPG
D面
コパーテープ巻き済み
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アンドン本体組み立て
このアンドン本体の組み立ての工夫、というか特徴は、上部の4辺と側面の4角の辺に 3×3mm の真ちゅう角棒を、下部の4辺に 3×10mm の真ちゅう材を取り付けていることです。これらの真ちゅう材は前もってハンダを表面に施しています。組み立てるとこれら真ちゅう材の部分のハンダにどうしても不揃いな凹凸ができてしまいます。それをヤスリとサンドペーパーで平らにして、すべての辺の線がすっきりなるように加工します。
なお、下部の4隅は 3×3mm の真ちゅう角棒で補強しています。下の「
その他
」の画像をご覧下さい。
(
注
:各画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)
DSCF0103.JPG
A/B面
DSCF0105.JPG
B/C面
DSCF0104.JPG
C/D面
DSCF0102.JPG
D/A面
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アンドン上面カバー
この上面のカバーの外側と内側も 3×3mm の真ちゅう角棒を取り付けています。ストッパーは 3mm 厚ゴム板を 6mm幅に切り、両面テープで接着しました。
(
注
:各画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)
DSCF0107.JPG
ブラックパティーナ処理
DSCF0130.JPG
アンドン本体への取り付け
DSCF0138.JPG
裏面
DSCF0139.JPG
裏面(部分拡大)
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ベース
木製ウレタン塗装のベース上面にはアンドン本体の底面と同じ広さの保護用1mm厚ゴム板、およびストッパー(アンドン上面カバーと同じ)を、底面全体には保護用布を付けました。
底面の保護用布は、水で薄めた木工用ボンドを用いて和紙風厚紙(引きの強い、黒色)の裏打ちをした薄手ビロード風布(黒)です。布のベースへの接着には幅の広い両面テープを利用しました。
(
注
:各画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)
DSCF0142.JPG
ベース全体
DSCF0145.JPG
部分拡大
DSCF0147.JPG
裏面
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完成
(
注
:各画像をクリックすれば大きな画像になります。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)
DSCF0109.JPG
A面
DSCF0111.JPG
A面フラッシュ
DSCF0115.JPG
B面
DSCF0116.JPG
B面フラッシュ
DSCF0119.JPG
C面
DSCF0120.JPG
C面フラッシュ
DSCF0122.JPG
D面
DSCF0123.JPG
D面フラッシュ
DSCF0126.JPG
A/B面
DSCF0127.JPG
B/C面
DSCF0128.JPG
C/D面
DSCF0129.JPG
D/A面
DSCF0131.JPG
A面部分
DSCF0132.JPG
B面部分
DSCF0134.JPG
C面部分
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その他
「各部」の画像で、左のベースのストッパーが4隅だけに付いてますが、これは上の「ベース」の画像にあるようにゴム板に直しております。
(
注
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DSCF0136.JPG
各部
左:ベース
右上:アンドン本体
右下:カバー
DSCF0148.JPG
本体内部全体(上から)
DSCF0149.JPG
本体内部(部分拡大)
DSCF0150.JPG
本体内部(部分拡大)
底部隅に補強の真ちゅう棒
DSCF0151.JPG
本体底面隅拡大
補強の真ちゅう棒
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Created: February 05, 2009
Updated: January 23, 2012