kenta Stained Glasskenta ステンドグラス2004年作成メモ目次
No.0401 クリスマスツリー 「タンネンバウム」(2004.01.)
私も作ってみようと思いましたが、その時、2cm 幅の半分、1cm 幅、36段組みにしてはどうか、と考えたのが一種の「間違い」だったようです。ピース数が多くなるのは覚悟していましたが、当然のことながらすべての作業が複雑になりました。すべての角に取り付ける「ナインピン」、全体の組立の作業、ランプの選定、デザイン上必要と思われた「鉢」の追加および樅の木と鉢の結合要領の工夫、掃除のための分割方法、アンティークパティーナ作業のややこしさ、などなど。 これでは昨年のクリスマスに間に合うはずもなく、とうとう年を越し、1月末に完成しました。以下、少し詳しく画像を掲示いたします。 完成全体像 (注:各画像をクリックすれば大きな画像。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)
各部 以下の各部を画像左から順に、下から上へ積み上げていきます。 (注:各画像をクリックすれば大きな画像。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)
組み立て (注:各画像をクリックすれば大きな画像。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)
No.0402 & No.0403 木口(断面)重ね四面タワー「クリスタルタワー・ツイン」(2004.02.) (No.0402:ローズ & No.0403:ベージュ)
そもそもこのような技法による試作を思い立ったのは、テラリウム作成のために、透明平版ガラス(厚さ 3mm)の同じ大きさのピ−スを積み重ねていた時でした。積み重ねられたそれらのピースの木口(切断面)の面にある種の美しさを感じたのです。 今回初めてこのようなタワー形式の作品作成を試みたわけですが、その直接的きっかけは後の画像で示す既製品の透明ガラスベースを入手したことです。この正方形のベースの上に透明なガラスの木口(切断面)の積み重ね面(4面)のタワーのイメージができました。 クリスタルタワーの画像 (注:各画像をクリックすれば大きな画像。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)
部品(下の画像の簡単な説明) ■ 部品1:ベースとタワー本体
(注:各画像をクリックすれば大きな画像。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)
No.0404 ミニチュアハウス 「ローズアイ」(2004.02.)
「ローズアイ」というタイトルは東面玄関上部、バラ色の目の形をした窓(ガラスはランバーツオパック、ゴールドピンク)によります。 棟、南北の軒先を除いて(瓦の特徴を出すため)、煙突、出窓も含めすべての辺と角には真鍮3mm角棒を取り付け、直線を強調しました。 全体の図面を描くに当たって、1・2階の間取りをある程度考えました。また、縮尺はミニチュアハウスの10mmが実寸では750〜900mmになります。 地下室、車庫、エクステリアなども構想しましたが、今回製作するのは中止しました。広い空間を占領するということと、かなりの大仕事になりそうだったからです。これはまたの楽しみ、にしておきます。 フラッシュによる画像(上段一番左のベースと電球を除く。) (注:各画像をクリックすれば大きな画像。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)
夜、電灯の明かりの下 (注:各画像をクリックすれば大きな画像。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)
昼、自然光と部屋の電灯の明かりの下 (注:各画像をクリックすれば大きな画像。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)
No.0405 アンドン 「朝露 −とくさドクダミやまのいも−」(2004.07.)
特徴としては、すべての辺と角に 3x3mm の真鍮角棒を取り付けたこと、底辺はさらに 3x10mm の真鍮板で補強したこと、上面に空気抜きのスペースを空けた覆い(取り外し可能)をしたこと、ウッドベースを作成しその上にストッパーなどを施してアンドンを設置するという全体のデザイン上の工夫をしたこと、などです。 図面を仕上げるまでにはずいぶん時間がかかりました。また、ピース数が 700〜800 と多くなり(数がはっきりしないのは、作成の途中でいろいろの事情によってピースを増やしたり減らしたりしたからです)、しかもかなり小さなものも多かったので、なくならないように気をつけながらのそれらの整理整頓が大変でした。 用いたガラス素材は主としてココモです。ほんのりとした、かつ、さわやかな透過光が得られたと思います。例によって例のごとく、私のデジタルカメラ撮影による以下の画像ではその実際の味わいは表現不可能です。 4面それぞれ単独の図柄 (注:各画像をクリックすれば大きな画像。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)
2面接続の図柄 (注:各画像をクリックすれば大きな画像。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)
その他 (注:各画像をクリックすれば大きな画像。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)
各部分(フラッシュ撮影) (注:各画像をクリックすれば大きな画像。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)
No.0406 ランプシェード 「ポピーバッズ −ブルー−」(2004.08.)
画像 (注:各画像をクリックすれば大きな画像。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)
No.0407 & No.0408 ランプシェード 「満月(フルムーン)」#1 & #2(2004.10.)
今はこのようなベースを用いていますが、ランプのデザインにあわせて、もっとシンプルな、例えば陶製のボディーを持ったベースの上に乗せた方がいいのかもしれません。これは後日試してみたいと思っています。 「満月(フルムーン)#1」の画像 (注:各画像をクリックすれば大きな画像。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)
「満月(フルムーン)#2」の画像 (注:各画像をクリックすれば大きな画像。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)
Copyright (c) 2004 Kengo Tachibana Created: February 03, 2004 Updated: January 23, 2012 |