kenta Stained Glasskenta ステンドグラス2006年作成メモ目次
1月完成の作品 以下の3作品は昨年末から相前後して作り始めましたが、並行して作業を進め、以下の記載順に今年2006年正月半ばまでに完成させました。これらはいずれも新しい作品ではなく、過去作成したものの2作目、あるいは3作目です。そのため作成要領が分かっていたので、短時間に仕上げることができました。反面、確かに作成の面白さに欠ける面がありました。以下それぞれについて、簡単なコメントと画像を掲げます。 No.0601 三灯ランプ「小さな月のワルツ#2」(2006.01.)
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No.0602 ランプシェード「満月(フルムーン)#3」(2006.01.)
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No.0603 ランプシェード「サハラ」(2006.01.)
最初裾のピースをランバーツのベージュのオパックにしていたのですが、電灯のスイッチを入れると、これでは上部メインのガラスとほとんど同じ色彩で区別がつかず、全体としてしまりがありませんでした。そこで、裾のそれらのピースの裏側に、同じ大きさのグリーンのピースを重ねました。メインのガラスから砂漠のイメージだったのですが、裾のグリーンがオアシスになりました。 画像 (注:各画像をクリックすれば大きな画像。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)
No.0604 背面光源ケース付パネル「ポパイのパパの父」(2006.03.)
背景以外の原画のラインなどの再現のために今回はいろいろな技法を用いました。例えば、ガラスをカットしてコパーテープをまく通常の処理、コパーシートの切り抜き(髷)もしくは切り取り(首、顔面、額)による線描、ガラス用絵の具の、筆による直接的描き込み(入れ墨、吹き飛ばされる紙切れの模様)やマキシングテープを用いた線描(着物の模様や折り目)、などなどです。 このパネル全体は、四辺をケイムの縁取りをした上でさらにアルミの額をつけ完成しました。しかし、この作品の特異性の表現のためには安定したバックライトが必要であり、背面に木製ケースを取り付けその中に光源を確保しました。 この原画は顎の突き出し具合や全体の雰囲気などから「ポパイ」といわれることがあるので、第一作は「ポパイのパパ」という題名にしましたが、しかし、この原画の作製年(1848-51年頃)とアメリカでのポパイの誕生年(1929年)から、この「人」はポパイ本人ではなく、その祖父と見なす方が妥当であり、今回は「ポパイのパパの父」というタイトルにしました。 データ 画像1(全体) パネルは背面電源ケースから簡単に取り外しできるように工夫しました。 (注:各画像をクリックすれば大きな画像。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)
画像2(部分) (注:各画像をクリックすれば大きな画像。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)
画像3(背面ケース) 背面ケースの上辺と下辺の面にそれぞれ4カ所、空気抜きのための丸い穴を開けています。 (注:各画像をクリックすれば大きな画像。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)
No.0605 オブジェライト「クリスタルミニタワー −ゆめホタル−」(2006.03.)
そこで触れていますように、この技法でこれまで作成した二つの作品、つまり、クリスタル(ミニ)タワーとナイトライトをそれぞれ単体としてではなく、「夢幻」の雰囲気を表現すべく、現在入手できるLED電球の5種類の色に合わせてガラスの積み重ねの高さの異なる5個のタワー(ただし、「ゆめホタル」の形式)を一つの作品として総合したものです。5個のタワーの高さ、色、配置のバランスや全体のデザインなどについての試行錯誤が面白く感じられました。 データ 画像 (注:各画像をクリックすれば大きな画像。各ブラウザの「戻る」ボタンでこのページへ。)
No.0606 エコロジカル・ナイトライト(常夜灯・エコライト)「ゆめホタル」(2006.03.)
具体的にはクリアガラスのピースを四角形に並べ、接着剤を塗って上に重ねてゆく、という作業になります。この技法でこれまで二種類のランプ(ライト)を作りました。ひとつは、66段重ねた「ミニタワー」型のランプ、もうひとつがこのナイトライト(常夜灯)「ゆめホタル」です。 詳細は次の「ゆめホタル」のウェブページをご覧ください。:「ゆめホタル」(ここをクリックしてください。) No.0607 ランプシェード「霧氷#1 −雲仙・妙見−」(2006.08.)
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No.0608 ランプシェード「霧氷#2 −雲仙・普賢−」(2006.08.)
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