- 3月25日(月)、裏面の兎の絵付け(ラインを引くだけなのだが)を行った。雌雄ともヴィトレイルで描いた。
- しかし、雄兎のライン描写には難儀した。このピース内のラインを引くのは、表のようにコパーテープでの処理の方が遙かに楽である、ということが分かった。
- このような場合、何らかの方法があるのかも知れないが、それを調べたり「研究」したりする暇がなかった。今後の課題である。
- 苦労してラインを引き終わり、雌兎の右側に影を付け、作品は一応完成。その後、最終作業として、付着している細かなゴミを取り、コパーテープからわずかにはみ出しているテープの「のり」(テープ裏面のガラスとの接着剤)もカッターナイフで切り取った。
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- 最後に、エチルアルコールを染みこませた綿棒で汚れを拭き取り(この段階で洗剤と温水を用いて汚れを取るのはヴィトレイルで描いたラインが傷つく恐れがある)、再度ポリワックスを塗ってハンダ部とガラスを磨いた。これで作品は完成。
- しかし、細かく点検すると、特に裏面、ヴィトレイルで描いた木賊と雄兎のラインの細部を修正したくなり、かなりの時間をかけてこの作業を行った。そのため、最終的処理を行って作品が本当にできあがったのは26日(火)である。
- 完成はしたが、「これでよし」というわけではなく、まだまだ技術的面から見て「完成」ということにはならない。しかし、その技術(特にガラスの絵付けと線描)を磨くには多くの時間を要する。今のところは、これが限界だ。
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